異世界イチャラブ冒険譚

りっち

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728 不穏

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「あはーっ。珍しくダンも寝てたのねー?」

「ん……。ティムルかぁ。おかえり~……」


 ご機嫌なティムルの声に目を覚ますと、その瞬間にちゅっと唇を重ねられた。

 そのまま侵入してくるティムルの舌と舌同士で軽く抱き会った後、ティムルの後ろにお出かけ組が全員戻ってきているのに気付いた。


「みんなもおかえり。俺の代わりに用事を済ませてくれてありがとね」

「大した用事じゃないからいいのよぉ。だけどお出かけしたみんなに、ちょっとだけご褒美が欲しいわねぇ?」

「ん、ニーナに起こられちゃうから軽くしか出来ないけど……。それで良ければ順番においで」


 ティムルから順番に、戻ってきたメンバーと1人ずつ軽く唇を合わせる。

 ニーナにエロいことが禁止されているから、お礼と労いの意味を込めた軽めのキスで我慢しよう。


 なんて思っていたけど、お出かけしてたのって我が家でのエロを担当するメンバーが多かったせいで結局濃厚に唾液を交換してしまい、最後のチャールと口付けを済ませるまでに30分近くかかってしまったぜっ!

 さてはみんな、えっち禁止を面白がってるなぁ~?


「えっち禁止中なんだからあんまり煽らないで欲しいなぁ? ニーナとの約束を破りたくはないんだからさー」

「へ~? ここまでたっぷりキスしたのに、ニーナもフラッタも起きないね? ダンが抱きしめてるアウラとシーズも眠ったままなんてちょっと意外かなー?」

「どうやらユニが何かしてるみたいだよチャール。流石に精霊魔法じゃないみたいだけど、ユニがこの周辺の魔力を操作してるように感じるよ」


 意外そうに首を傾げるチャ-ルと、なんだか聞き捨てならないことを口にするリーチェ。

 ユニが周辺の魔力を操作してるって……。それ世界樹じゃなくて世界呪に近い能力じゃないのぉ……?


 いや、この世界の魔力バランスを調整するっていう役割を考えれば、ユニが、魔力操作出来ても不思議じゃないのかなぁ?


「さて、どうします旦那様? このままニーナたちを寝かせておいても構いませんが、出来れば情報共有は家族全員としておくべきですよね」

「ん、予定通り起きてもらおっか。みんなからの報告は家族全員で共有して、今用事を済ませてくれたメンバーも1度お昼寝しよう。俺は何もしてなくて申し訳無いけど」

「ダンさんには何もせずにずっと寝室に篭っていて欲しいくらいですから、今更つまらないことを気にしないでくださいよーっ」


 大きなおっぱいを自身で持ち上げ、俺に見せつけるように上下左右に揺らすムーリ。

 このエロシスター、完璧に男をダメにする魔性の女なんだけど? いや、俺をダメにするメスブタムーリちゃんだったわ。


「寝室に篭りたいならニーナにお許しを得ないとね。ということで一旦みんなを起こすよー」


 これ以上煽られ続けると全てを無視してみんなを押し倒してしまいかねないので、半ば強引に会話を打ち切りみんなを1人1人起こして回る。

 しかし思いのほか深く眠ってしまっていたのか、お昼寝メンバーも目を覚ますたびに甘えながらキスをせがんでくるので、俺の理性さんのライフは間もなくゼロになりそうだっ。


 お出かけメンバーも俺が困っている姿を見てくすくすと笑ってるし、えっち禁止なのにどんどんエロい空気が形成されている気がするんだよ?


「ん~……ぷはぁっ! ほ、ほらニーナ起きてっ! 今えっち禁止中でしょっ!?」

「え~……? えっち禁止ぃ……? そんなのダンに守れるわけないの~……」

「目を覚ましてニーナっ! えっち禁止令を出したのはニーナだからねっ!?」

「んふ~……なに言ってるのぉ……? 大好きなダンとのえっちを禁止する訳ないの~……」


 寝惚けながらもくすくす笑いながら甘えてくるニーナ。

 今のセリフをえっち解禁の証拠として今すぐニーナを押し倒してやりたいくらいなんだけど、流石にそれをするわけにはいかないんだよっ……!


 だけど大好きなニーナに甘ったるく甘えられると抗えないんだよーっ!? 早く目を覚ましてぇぇぇ!?

 
「ん~……? もう朝なのじゃ~? ならダン~、おはようのちゅ~なのじゃぁ……」

「フラッタも目を覚ましてってばっ!? ニーナとフラッタに迫られて、我慢なんて出来るはず……むぐ~っ!?」


 ニーナに続いて、寝惚けたフラッタが自ら唇を重ねて、舌を差し込んでくる。

 好色家姉妹よっ! お前ら普段はそこまで積極的じゃないくせに、甘えモードになるとアクセル全開になるのやめてくれないかなぁっ!?


 ちなみに積極的じゃないという話は、我が家のメンバー内では、という枕言葉が付随します?


 寝惚けたままで俺に抱き付き、交互にキスを繰り返すニーナとフラッタ。

 そんな2人を振り解きたいのに、素早く状況を把握したティムルとリーチェに両手を拘束されてしまってなすすべがない。


 ……なす術がないから仕方ないよなっ!? ニーナ、フラッタ、2人とも大好きぃ。ちゅ~~っ。





「ふふっ。こんなに硬くしてるのに我慢できてダンは偉いのーっ。でもまだえっち禁止だから、もうちょっとだけ我慢してねっ」

「割と早い段階で目は覚めておったのじゃがのー。ニーナがしてるからおっけーだと思ったのじゃっ!」


 やはり確信犯だったかっ! 名実共に好色家姉妹になりやがってーっ!

 と口答えすることも出来ないのは、両手を2人に拘束されたまま、家族のみんなに代わる代わるキスされてしまっているからだったりする。


 ここまでしておきながらえっち禁止ってなに? 禅問答か何かです?


「ダンの口は順番に塞いでおくから、ティムルから順番に報告して欲しいの。報告が終わったら数日間引き篭もる準備をしてくるからねー」

「あはーっ。じっくりダンを興奮させてちょうだいねー? それじゃまずはお姉さんから報告させてもらうわよぉ」


 俺の股間を両手で擦りながら、中継都市とシュパイン商会の状況を確認しに行ったティムルが報告してくれる。

 報告者はキスに参加出来ないのでこの形に落ち着いたらしいけど、報告を受ける俺が全く落ち着かないのはどうにかしてもらえないかなぁ!?


 キスとさすさすなでなでのせいで報告に集中出来ないけれど、どうやらティムルの用事では特に報告すべきことは無かったらしい。

 キャリアさんたちが張り切って中継都市の開発を進めているおかげで、むしろ我が家が介入する余地こそ無さそうだ。


「強いて問題を挙げるとすれば、ちょっと順調すぎることかしらねぇ」


 衣服の上から巧みに俺を刺激しながら、少し困惑した様子で語り始めるティムル。


 以前人口的な問題で開発計画が頓挫していた、グルトヴェーダとの第2中継都市。どうやらその開発の目処が立ちそうな流れらしいのだ。

 クラメトーラの住人たちの意識が少しずつ変化してきたようで、カラソルさんに雇用されたいと願い出るドワーフが増えているらしい。


「クラマイルの人たちに私たちが依頼したブルーメタルの加工、生産量を制限しちゃったでしょ? それで喉の渇きと空腹が解消されたあそこの人たちが、元気なのに仕事が無いって暇を持て余しちゃってね~……」


 クラマイルの住人たちは自由にクラクラット入りすることが出来ないので、暴王のゆりかごに潜ることも出来ない。未だ周囲は荒涼とした大地で農業は出来ず、狩猟に勤しむことも出来ない。

 クラマイルの人たちにとって、俺とカラソルさんから受ける依頼こそが生活の全てだったのだ。


 生活環境、労働環境が改善されて元気を取り戻しつつあるのに、その体力の消化先に迷っていたドワーフたち。

 そんなドワーフたちの不満をいち早く察したカラソルさんは、中継都市開発に従事してみないかと提案したそうだ。


 カラソルさんはクラクラットでの知名度こそ低いが、クラマイルでは絶大な人気と知名度を誇っている。

 その上中継都市開発はグルトヴェーダ山岳地帯での仕事で、広義の意味ではドワーフの里を出るわけではないとこじつけのような理由で、多くのドワーフたちが開発に参加し始めたようだ。


「やっぱりカラソルさんはやり手でね? 中継都市で働く条件として、5日に1回どこかのアウターに潜って、旅人から職業浸透を進めることを義務付けたの。行商人を浸透させないと建設の戦力にならないからってねー」


 クラマイルの人々は、元を正せばクラクラットを追われた人々だ。

 スペルド王国ともほぼ交流の無いクラメトーラの地には、中央都市であるクラクラット以外には転職魔法陣が存在していない。

 なので王国法による、転職料金初回無料サービスをフルに生かして、クラマイルの人々を片っ端から旅人に転職させてしまったようだ。


「ドワーフって馬鹿だから、商人を毛嫌いしてるでしょ? でも商人の先に職人に転職出来ると知ったら目の色を変えちゃったらしくってね。中継都市開発と職業浸透に意欲を燃やしちゃってるのよぉ」


 現在建設中の中継都市は、実際のところグルトヴェーダ山岳地帯の手前、スペルド王国内に建設しているわけだけど、第2中継都市を建設する場合はグルトヴェーダのど真ん中、スペルド王国とクラメトーラの中間地点付近を予定してる。

 どこからかその話を聞きつけたドワーフたちは、王国よりもクラメトーラに近い場所で仕事が出来る事を夢見てカラソルさんに直談判しているらしい。


 第2中継都市には大規模な農場の建設を予定しているので、今まで困窮していたドワーフたちを農業に重視させるのも面白そうだと、キャリアさんとカラソルさんも結構乗り気のようだ。


「流石に今日、明日で第2中継都市の建設に取り掛かるわけにはいかないけどねぇ。ドワーフたちの職業浸透速度次第では年内に話が来るかもー? って感じじゃないかしらぁ」

「流石に第2中継都市を建設する前に、そろそろアルフェッカと第1中継都市の領主を決めなければダメですよご主人様? 第1中継都市に至っては名前すら決まっていないと、ゴブトゴが愚痴を零していましたからね」


 ティムルの報告を上手く引き継いで、シャロがゴブトゴさんとの話を報告してくれる。


 種族代表会議の具体的な日取りはまだ決まっていないようだが、ゴブトゴさんは1ヶ月以内には開催したいと思っているようだ。

 しかしどっかの馬鹿殿下が仕事をしなくなったり、シャロが嫁いだせいで人手が足りず、寝る間も惜しんで調整に明け暮れているらしいね。


「帝国側との日程のすり合わせはご主人様のおかげでスムーズに進んでいるようなので、ゴブトゴから感謝を預かってきましたよ。ご主人様はあまり喜ばないとは思いますけどねーっ」


 ティムルと一緒に俺の股間を擦りながら、楽しそうに報告してくれるシャロ。


 そりゃあねぇ……。俺のおかげで帝国側との交渉がスムーズって、俺とカレン陛下がどんどん親密になってるってことなんだもん。

 カレン陛下のことは友人としては受け入れているけど、適切妥当な距離感を保って交流していきたいんだよなぁ。


「それと少し不穏な報告が1つ。どっかの馬鹿が仕事もせずにコソコソと動き回っているようです」


 決して両手の動きは止めずに、表情と口調だけで真剣みを演出するシャロ。

 どっかの馬鹿ってロイ殿下のことだよな? マジで俺達と本格的に敵対する気なのかねぇ?


「婚姻を結んだ女性達が先日の始まりの黒の探索中に逃げ出すほど、最近は酷い荒れようだったそうですからね。少し警戒したほうがいいかもしれません」


 ロイ殿下と婚姻を結んだ女性が逃げ出した? 好色家を得られている程度には通じ合っていたはずなのに?


 シャロによると、俺がシャロを娶ってロイ殿下の心を折ってやったあの日から、ロイ殿下は女性に対しても酷い対応を繰り返すようになったらしい。

 関係の薄い相手には無理矢理関係を迫ったり暴力に走ったりする上に、妻となった相手のことも一切思いやれなくなってしまったそうだ。


 道具のように扱われたロイ殿下の妻たちは身の危険を感じ、毎日始まりの黒の外に出ていたゴブトゴさんに協力してもらって、ロイ殿下の手が届かない場所に匿われていたようだ。


「婚姻契約を一方的に破棄出来るほど、あの馬鹿と妻たちの関係は冷え切っていたようですからね。ゴブトゴも女性達の危機感は大袈裟ではないと判断して匿っていたようです」

「そして妻の1人がレガリアの構成員でしたので、そのツテを頼りに私とシャロ様でロストスペクターの居る彼の地に送って参りました。戦える者も居たので恐らくは合流できるでしょう」


 ゴブトゴさんに匿われていたロイ殿下の元妻たちだったが、いつロイ殿下に見つかるか、見つかったらどんな目に遭わされるかと気の休まらない日々を送っていたそうだ。

 そこで良い隠れ場所はないかと相談されたシャロとラトリアが、絶対にロイ殿下の手が届かない場所として聖域の樹海の先の平原を紹介し、ロストスペクターたちと合流する事を提案したらしい。


「ご主人様に黙って勝手なことをしてしまって申し訳ありません。ですが王国内にあの馬鹿の目の届かないところはあまり無いでしょう。帝国のカルナス将軍と一緒に居たことからも、帝国にも彼女たちの居場所は無いと思いまして……」

「バルバロイ殿下の奥様たちは勿論、その家族の皆様も可能な限り逃がしました。奥様方の怯えようは少し異常に感じましたね。全身に生傷も絶えないようでしたし、私もシャロ様の提案以外には妙案が思い浮かびませんでした……」


 済みませんと頭を下げる2人に気にしないでと意思表示をしたいのに、首も両手もがっちり固定されている為微動だに出来ない。

 口もターニアに塞がれているし、ラトリアもさすさすなでなでに参加してくるし、なんだか頭がボーっとして来たんだよ?


「あの馬鹿、どうやらマギーに隠れてガルシア陛下とも接触しているようですしね。本気でご主人様に何かを仕掛けてくる気になったようです。それでも自分は後ろに隠れているあたりが最高にあの馬鹿らしいです」


 やれやれと溜め息を吐きながら、それでも俺に忠告してくるシャロ。

 誰よりもあの男に弄ばれてきたシャロだからこそ、あの男の本性みたいなものに警戒心を抱いているのかもしれない。


 しっかしあの馬鹿殿下、帝国最強の剣士と王国の国王陛下を唆していったいなにをしようとしてるんだ?

 始まりの黒でその全員にイントルーダーの脅威と、それを撃破する戦力を有している事は見せつけてやったはずなんだけどなぁ。


 組織レガリアも完全に消滅した今、俺の把握していない巨大な組織がまだ存在しているとも思えないんだけど……。

 イントルーダーを撃破する仕合わせの暴君相手に、どんな奇策を繰り出してくるのかねぇ……?
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