異世界イチャラブ冒険譚

りっち

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726 叱責

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「や……やぁ……。も、おっぱい吸っちゃイヤぁ……」

「ちゅううちゅうううちゅうううう……っぽん! これで1周したかな? それじゃ続きは寝室だね。はむはむ」

「ひゃぁっ……! 乳首だめぇ……!」


 ぐったりして無抵抗のラトリアのおっぱいを執拗に責めながら、入浴タイムの終了を宣言する。

 お風呂に入りながら家族みんなと今後の方針を話し合った俺は、全員と1度ずつ愛し合った後、裸のみんなを1人1人お姫様抱っこで寝室までご案内させていただいた。


 これ、これからえっちするから覚悟しておいてねって意味合いでは興奮するんだけど、動物が巣穴に餌を運んでいるようにも思えて、最近はちょっとだけ調子に乗り切れなくなりつつあるのは内緒だ。


「んふふー。妾、ダンに抱っこされるの大好きなのじゃ~」

「直ぐにみんなもつれてくるから少しだけ待っててねフラッタ。今日もみんなと一緒にひと晩中楽しもう」


 微妙な気分になりかけた瞬間に、ニコニコしながらぎゅーっと抱き付いてくれるフラッタ。

 相変わらずフラッタは、俺の気持ちを直ぐにプラスに振り切ってくれるよねー。ありがとう。


 フラッタのおかげで完全にご機嫌になった俺は、ベッドの上という俺の巣穴に家族のみんなを連れ込んで、朝までみんなとわちゃわちゃイチャイチャ楽しんだのだった。





「だ、めぇ……。もう掻き回さないでぇ……」

「こんなに気持ちいいシーズの中を掻き回しちゃダメなんて、そんなの我慢できるはずないでしょ? 限界まで注いだ俺の子種、シーズの内側に満遍なく擦り付けてあげるからね」


 お腹が膨らんだみんなが寝息を立てている中、唯一意識を保ったシーズの意識を飛ばさないよう気をつけながら、彼女の中をゆっくり大きく掻き回していく。

 普段は男勝りの言動が目立つシーズが快楽に身を捩る姿は、なかなか下半身にクるものがあるなっ。


「今まで我慢させちゃった分、シーズの事は優先的に可愛がってあげるからね。好色家を浸透させて準備も万端だし、何にも心配要らないよー」

「はぁっ……! はぁっ……! 気持ちよすぎて死んじゃう……! これ以上されたら死んじゃうよぉ……! ひゃぁ……また出てるぅ……!」

「ん、くぅ~……! シ、シーズが可愛い反応ばっかりしてくるから、いくら出しても興奮が治まらないってばぁ……。今日はこれで最後にしたいから、ちょっと落ち着いてくれる?」


 中に出しながらぐちゅぐちゅとシーズの中を往復し、シーズの中に新鮮な子種を満遍なく塗りつけながら彼女を抱き締めよしよしなでなで。

 男勝りのシーズとのえっちは、普段の態度とのギャップが凄まじいスパイスとなって興奮が高まっていくよぅ。


 よしよしなでなでしながら最後の1滴まで注ぎ込み、シーズが意識を失うまで優しくキスをして最後まで相手をしてくれた事を労った。

 ぐちゃぐちゃに汚してしまったシーズの体をタオルで軽く拭き取って、みんなを起こさないように静かに寝室を後にした。


 炊事場で朝食を作りながら、今日の予定を組み立てる。

 まずユニのところに顔を出すのは確定として、そのあとは1度カレン陛下のところに顔を出そうかな? 流石にまだ海岸の片付けは終わっていないとは思うけど、1度お互いの予定を共有しておきたいね。


 それと1度ゴブトゴさんに会って、種族代表会議の日程を確認して……。

 それらの予定次第では、スペルディアのトライラム教会に行って、回収した資料の確認をしてきてもいいかもしれないな。


 相変わらず料理が出来たタイミングで下りてきたみんなにも、今日の予定を相談してみる。

 しかし今日の予定よりも先に、ニーナに思いきり叱られてしまったのだった。


「ダンーっ! シーズに無理させすぎだからねーっ!? いくら好色家を浸透させてあるからって、初日からどれだけ注ぎ込んでるのーっ!」

「ご、ごめんニーナ……! シーズの反応が可愛すぎて、ついつい止められなかったんだ……!」

「それ、なんの言い訳にもなってないのーっ! ダンの方が大人なんだから、貴方の方がしっかり気をつけてあげなきゃダメでしょっ! まったくもーっ!」


 思った以上に強く叱られているという事は、想像以上にシーズの消耗が激しかったのかもしれない。

 好色家先生に頼りすぎて、ちょっと無理をさせすぎてしまったかぁ……。


「ダン~……。俺なら大丈夫だからぁ……。もっと、もっとしようよぉ……」


 ニーナの後ろからフラフラと俺に抱きついてきたシーズは、胡乱な目をして俺に体をこすり付けてくる。

 どうやら体以上にシーズの心に負担をかけすぎて、ちょっとしたえっち依存状態に陥ってしまったようだ。


 ほら見なさいと俺を咎めるニーナの視線が痛い……。

 状態異常の表示は無いので一時的なものだとは思うけど、今回は本気で反省しないとなぁ……。


「シーズ。貴女は今日1日、ずーっとダンに抱っこしてもらってていいからねー? 今は一瞬だってダンと離れたくないでしょー?」

「……いいのかニーナ? やった、ダン。ニーナが今日1日ずっと一緒に居ていいってさっ……!」

「ダンはシーズが落ち着くまで、責任を持って一緒にいてあげなきゃダメだからねっ! その間他の全員が貴方とのえっちを我慢しなきゃいけなくなるんだから、ダンは深く反省しなきゃ駄目なのっ! 分かったっ!?」

「は、はいぃっ! すす、済みませんでしたぁーーっ!!」


 シーズをお姫様抱っこしつつ、他のみんなに全力で謝罪する。


 調子に乗ってシーズに負担をかけてしまったことも悪かったけど、そのせいで他のみんなにも我慢を強いる結果になってしまったなんて最悪だ……。

 そりゃあニーナだって怒るに決まってるよ……。


「いーいダン? 私たちみんな貴女の事が大好きで大好きで仕方ないんだよっ! そんな貴方に求められたら、私たちは無理にでも応えたくなっちゃうのっ!」

「は、はいぃ……」

「んもーっ! 怒ってるんだからニヤニヤしないのーっ!」


 そそ、そんなこと言われたってー!

 俺の事が大好き過ぎて、限界を超えても無理しちゃうなんて言われて頬が緩まない男なんか居る訳ないじゃん!?


「貴方のことが好きで好きで仕方ないみんなと魂まで繋がっておきながら、その直後にえっちを我慢させる意味をもっと深く考えなさいっ! シャロとムーリが独りでしてたのだって、ダンとえっちしたくて堪らなかったからなんだからねーっ!?」

「だから叱られてるのか告白されてるのか分からないってばーっ!? 怒りながら大好きって伝えて来るのやめてー!?」

「叱ってるに決まってるでしょっ! 私たちみんなダンの事が大好きなんだから、えっち出来ないのがどれだけ辛いと思ってるのーっ!」


 ニーナが本気で怒ってるのは分かるんだけど、叱ってる内容が告白過ぎてむしろ興奮しちゃうんだけど!?


 周りのみんなはニーナに同意するようにうんうんと頷いたり、俺の反応にやれやれって苦笑いを浮かべたり、リーチェとシャロとムーリとラトリアが見せ付けるようにおっぱいをポロリさせたりと、人それぞれ様々な反応を見せている。

 って、後半4人ーーっ! 今ニーナに怒られてるんだから煽るんじゃないよーっ!


「っていうか、なんでみんなとえっちしちゃダメなのよっ!? 今までだってシーズと一緒にエロいこといっぱいしてたじゃんっ!? なんで今回に限って……」

「今シーズがえっちしちゃったら、確実にダンとのえっちに溺れちゃうのっ! ダンのことじゃなくって、ダンとのえっちのことしか考えられなくなっちゃうのーっ!」


 俺じゃなくて、俺とのえっちに溺れてしまう?

 なんか爛れた雰囲気が漂う言い回しで、これまた俺の興奮を煽る表現だけど、確かになんとなく良くないニュアンスを含んでいる気がするな。


「でもシーズを落ち着かせるためには、ダンと一緒に過ごさせるしかないのっ! だからシーズに隠れてえっちは出来ないし、ダンのことしか見えなくなってるシーズの前でえっちしておきながら彼女にえっちを我慢させるのも無理なのーっ」

「えっと……。ってことはシーズが落ち着くまで、全員とえっち出来ないってこと……?」

「当たり前でしょっ! だから怒ってるんじゃないっ! シーズの事をえっちだけにしか興味のない、ダンの玩具にしても構わないって言うならえっちすればいのっ! でもそれをしちゃうと、きっとダンが1番傷ついちゃうの……」

「あ……と……」


 ニーナの小さく震える声に、興奮していた俺の感情が急速に凪いでいく。


 シーズを俺専用のえっちな玩具に仕上げる。

 正直思い切り興奮を覚えるフレーズだけど、ソレをしたらもう俺はみんなのことを対等な人間とは思えなくなってしまうだろう。


 シーズにしてしまったこと、ニーナが言っている事の重要さに血の気が引いて、気付くと俺はみんなに向かって頭を下げていた。


「ニーナ、それにみんなも……。ご、ごめんなさい……。みんなのことが好き過ぎて、いつの間にか自分本位にみんなの体を玩具にしちゃってたかも……」

「ダンに玩具にされて嫌がる女なんて、ここには1人だって居ないんだからねっ? みんなのことを玩具にしたくないなら、貴方自身が気をつけなきゃダメなんだよっ?」


 俺が望むなら、全員今すぐ俺に玩具にされても構わない。

 けれど俺自身こそがそれを望まないからと、みんなは待ったをかけてくれたのか……。


「戦闘職の浸透を進めているメンバーや、キュールやシャロみたいに男に抱かれ慣れてる女とは違うんだよ? チャールとシーズは好色家を浸透させたばかりで、限界を超えるダンとのえっちに溺れやすいんだから充分気をつけなきゃダメなのっ。分かったっ?」

「良く分かりましたぁ……。ニーナもシーズも、みんなにも本当にごめんなさい。お詫びに今度数日間、ひたすら俺を玩具にしちゃっていいからね」

「ふーんだっ。お詫びって言うなら、逆に数日間ひたすら私たちを玩具にしてもらうのっ。私たちみんな、大好きな貴方にひたすら愛されたいんだからねーっ」

「りょ、了解ですぅ……。シーズが落ち着いたら数日間、ひたすらみんなのことを玩具にすると約束します……」


 なんでシーズを玩具にしたお詫びに、今度全員を玩具にしてあげなきゃいけないんだよぉ。

 でもステータスプレートにニーナとの契約が結ばれてしまったようだし、ここは心を鬼にして、数日間みんなをひたすら玩具にしてあげないとなぁ……!


 だけど契約(性交)は直球過ぎるんだよ……?


「それじゃみんな、朝ごはんを食べるのーっ。シーズが落ち着いたらそのままダンに玩具にしてもらうから、今のうちに覚悟と準備を済ませるよーっ」

「「「おーっ!!」」」


 おーっ、じゃないからっ! いったい何の宣言だよっ!?

 生乳を晒してる4人は思い切り飛び上がるんじゃありませんっ! 今えっちな事が禁止されてるのに生乳がぶるんって! 吸っちゃいけないお乳がぶるんってええええ!


「なぁダン~……。メシなんか後にして、俺の事を可愛がってくれよぉ。俺の体、ダンに孕ませてほしくって切ねぇんだよぉ……」

「ダメだよシーズ。シーズの体は思いきり消耗しちゃってるから、しっかりご飯を食べようね。俺が食べさせてあげるからさ」


 朝食そっちのけで俺の股間に自分の股間を押し付けてくるシーズだけど、流石に俺とニーナの意志を無視して勝手にえっちを始める気は無いらしい。

 服を着たままの互いの股間を、もどかしそうに何度も密着させては息を乱している。


「お姫様抱っこより、シーズはこのまま正面からぎゅーってしてあげてた方がいいのかな? どっちがいいシーズ?」

「ん~……。正面からの方がいい……。この方がダンといっぱいくっついていられるからぁ……」

「りょ-かい。それじゃこのままぎゅーっと抱きしめてあげるね。だけどこのままじゃユニのところにしか行けないなぁ」

「ならユニのところで待ってればいいんじゃなぁい? ダンがさっき言ってた用事はお姉さんたちでもこなせるし、ダンは今日1日、ユニのところでシーズとくっついていなさいねー?」


 ユニのところに全員で顔を出したら、キュールやシャロ、ティムルにリーチェ、ムーリやチャールが各地を飛び回り、他のみんなで数日間家に篭れる準備を進める事になったようだ。


 シーズを玩具にしたお詫びに全員をひたすら玩具にするって、またシーズやチャールがこの状態になるんじゃないのかって思うけど、ニーナが言うには大丈夫らしい。

 全く意味が分からないけど、ニーナが大丈夫と言うなら大丈夫なんだろうな。


「せっかくだから、今日は1日ユニのところで過ごそうよ。シーズがどのくらいで落ち着くかは読めないけど、3食分の食事は用意していくねーっ?」


 リーチェの提案により、今日はユニも含めた家族全員でまったり過ごす日となったようだ。

 どっちにしても俺自身は何処にもいけないので、みんなが居てくれるなら寂しくなくてちょうどいい。


 ユニとは昨日のエーテルジェネレイターを共有していないからな。今日は気持ち長めに魔力で繋がっておこうかな?


「みんな準備は出来たー? ならユニに会いに行くのーっ」

「お使い組も1度ユニのところに顔を出してから行くんだね? 2度手間で面倒じゃない?」

「あはーっ。惜しむほどの手間じゃないわよぉ。それに遅れて顔を出すよりは、1度みんなと一緒に会いにいった方がユニも喜ぶんじゃないかしらぁ?」

「ふむふむ? お姉さんたちが問題ないなら良いんだよー。それじゃ行こうか。シーズはしっかり捕まっててねー」

「うんっ。言われなくても絶対放さないからなっ……!」


 うんっ、じゃないよ。可愛い反応ばっかりしてくれちゃってさぁ。

 正面からしがみ付いているシーズをしっかり支えながら、ポータルを発動してエルフェリアに転移する。


 さぁユニ。今日は1日中家族一緒に過ごそうねー?
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