異世界イチャラブ冒険譚

りっち

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「気持ち良かったよシーズ。俺の子供はちゃんと身篭ってくれたかな?」


 精根尽き果てて俺の上で倒れこむチャールとシーズの大切な部分を指で優しく刺激しながら、快楽の余韻に震える2人が復活するのを静かに待つ。


 俺の問いかけに答える余裕も無さそうなシーズは、潤んだ瞳を向けて微笑んでくれている。

 身篭ったに決まってるだろってか? 全くシーズは愛情表現が真っ直ぐで参っちゃうね。


「お疲れの2人には悪いけど、役割を交代してもう1度相手してもらうよ? チャールのこともちゃんと孕ませてあげなきゃいけないからね」

「あっ……はぁ、んっ……。な、ならぁ……。お股弄るの、やめ……んぁっ……!」

「ダメだよチャール。ここが渇いちゃったらお前の負担が増しちゃうからね。ゆっくりでいいから息を整えて」


 リーチェの時と同じように、最後の一線を越えていないのにチャールも好色家を得ることが出来たようなので、ここは一旦仕切り直しても良い場面ではある。


 けれどシーズだけを抱いてチャールはまた今度となると、後々禍根を残しかねない。

 ここは多少負担をかけてでも、チャールのこともしっかりと孕ませてやらなきゃいけないのだ。


「みんな、待たせちゃってごめん。だけどこのままチャールと最後までせずに帰る訳にはいかないから、もうちょっとだけ付き合って」

「あはーっ。2人のペースに合わせて構わないわよぉ。こっちはこっちで適当に過ごしてるからねー」


 ティムルの言葉にみんなの様子を確認すると、ティムル、リーチェ、キュールの3人は虚無空間に現れた荒涼とした大地を早速調査しているようだ。


 フラッタとヴァルゴ、それにラトリアとエマの4人はそれぞれ武器を振っている。

 手合わせをせずに静かに武器を振っているのは、俺達に気を使って音を立てないようにしているのかな?


 ターニアはニーナを膝枕してニコニコしているし、膝枕されているニーナはアウラを抱きしめて2人仲良くお昼寝中だ。


 ……シャロとムーリは、こっちの様子を見て楽しそうにソロプレイに勤しんでおられるなぁ。

 かつてはソロプレイでからかえていたムーリが、家族の前で堂々と、しかも野外でソロプレイに勤しむようになるとは成長したものだ。主にエロ方面で?


 俺の視線に気付いてニッコリと微笑んでくれるシャロと、恥ずかしげに赤面しながら視線を逸らすムーリ。

 いやムーリ、その反応は流石に今更過ぎると思うんだよ?


「な、なぁダン……。俺とチャール、全く同じことをしなくてもいい、かなぁ……?」

「ん? どういうことシーズ?」


 俺にお股をクチュクチュ弄られて太股をモジモジと擦り合わせているシーズが、甘い吐息を漏らしながら俺に声をかけてくる。

 シーズの零す吐息の甘さに興奮と充実感を覚えながら、彼女の言葉に耳を傾ける。


「俺さ……折角注いでもらったお前の子種を掻き出されたくねぇよ……。ダンだって、思いっきり注ぎ込んだ俺に舌を挿れるなんて抵抗あるだろ……?」

「ん~……。可愛いシーズの中に舌を挿れるのに抵抗感なんて無いよ? それに好色家を得る為に、シーズとチャールは一緒に愛してあげなきゃいけないんだけどなぁ」

「さっきのシャロみてぇに、キスじゃダメかな……? そうすりゃチャールもダンに倒れ込めて負担も減るし、みんなも待たせずに済むと思うし……。何より俺、ダンに孕まされた今、ダンとキスしたくて仕方無くってさぁ……」

「……はぁ~。相変わらず直球で可愛い事を言うねシーズは」


 シーズから指を引き抜いて、顎を掴んでキスをする。

 よしよしなでなでしたかったけど、両手ともグチャグチャに濡れてるから髪に触れるのは止めておく。


「チャールはそれでいい? 俺のペースで愛しちゃうことになるけど」

「わ、私もそっちの方がいいよぉ……。こ、この状態で自分で動けって言われても、むりぃ……」

「了解。それなら早速始めさせてもらうよ。チャールの準備も万端みたいだしね」


 チャールの中からも指を引き抜き、すっかり解れたチャールの秘所に指の代わりに別の物をあてがう。

 そのまま先端で彼女の割れ目をなぞるように動かして、チャールと俺の性的興奮を高めていく。


「こっちはすっかり出来上がってるけど、心の準備もいいかいチャール? 挿れちゃったら、孕ませるまで絶対に抜いてあげないけど」

「な、なぞらないでぇ……! せ、切なくなっちゃうから早くっ、早く挿れてぇ……」

「了解。そんなに可愛くおねだりされたらこっちも我慢出来ないよ。チャールの初めて、貰っちゃうね?」


 仰向けのチャールにあてがった俺自身を、彼女の負担にならないようにゆっくりと前に突き出していく。

 すっかり解して十全に仕込んであげた筈だけど、それでも初めてには変わりないのでゆっくり慎重に身を沈めていく。


 そのままゆっくりとチャールの最奥にキスをすると、俺と繋がっている部分から初めての証のひと筋の鮮血が垂れてくる。


「はぅぅっ……! はっ、初めては痛いだけって聞いたけど……むしろ気持ちよさしか感じないよぉ……?」

「時間をかけて準備したからね。きっとチャールの体がなんの抵抗も無く俺を受け入れてくれたんだと思う。ありがとう」


 存在を主張するように、密着したままの先端でチャールの最奥の壁を少し押し、強まる締め付けを楽しみながらチャールに優しく口付けをする。

 恐らくチャールが破瓜の痛みを感じずに済んだのはこっそり設定した好色家先生の精力増進スキルのおかげだとは思うけど、ここはムードを優先し黙っておく事にしよう。


 チャールの息が整うまでストロークは自重して、密着している部分に体重をかけて感触を楽しむに留めておく。

 シーズの中の方が狭いけど、チャールの中の方が若干浅いかもしれないなぁ?


 奥を優しくグリグリし続け、チャールに俺のキスに応じる余裕が生まれた頃合いを見計らって、チャールを抱きしめて互いの体を上下反転させる。

 その結果俺が仰向けの状態になって下からチャールと繋がり、チャールは俺に覆い被さるように上に乗る形になった。


「そろそろキスのほうはシーズに譲ってあげてね? その代わりチャールの負担にならないように優しく愛してあげるから」

「う、うぅ~……。や、優しくされすぎてダメにされちゃう~……。こんなに優しく気持ちよくされちゃったら、もうダンのことしか考えられなくなっちゃうよぉ……!」

「はは。そんなことを言われちゃったらこのままひたすら続けるしかなくなっちゃうよ? チャールはおねだり上手だねー」

「ちがっ……違うけどぉ……! 違うけど、続けて欲しい、かな……。あっ、あっ、やぁ……んっ」


 喘ぐチャールの頭を胸に抱き、まだまだ小さいお尻を鷲掴みにして、上に覆い被さったチャールの体を揺らす気持ちで優しく彼女の中を往復する。

 初めての痛みも無く、ひたすらに快楽だけを受け取り続け、まるで怯えるように俺に両手でしがみついて来るチャールがいじらしい。


「待たせたねシーズ。ご覧の通り俺の両手は塞がってるから、俺の口はシーズが好き勝手にしていいよ」

「ん……。俺の中に注ぎこまれたダンの熱から、ダンを好きな気持ちがどんどん溢れてくるみたいで、もう我慢出来ないよ……。大好き……大好きだぜダン……」


 震える両手で恐る恐る俺の頭を抱き締めたシーズは、チャールの邪魔にならないように横から俺に唇を重ねてくる。

 意外なほどに初心な動きで俺の口内を舐め回すシーズが愛おしくて、俺も優しい動きを心がけてシーズの舌の動きに応えてあげる。


 たった今限界まで注ぎ込んでほぼ間違いなく孕ませたシーズとキスをしながら、これからチャールに限界まで注ぎ込んで俺の子を孕ませるというシチュエーション。

 この状況で興奮するなと言うのは到底無理な話で、優しくゆっくり動きながらも早々にチャールの中に思い切り注ぎこんでしまった。


「す、すごぉ……。ダンの熱いの、私の中でまだ出てるぅ……」

「ん……ふぅ……はむ、ちゅううう。れろれろ、ふぁ……むぅ……」


 注げば注ぐだけゴクゴクと飲み込んでくれるチャールと、一心不乱にひたすら俺に舌を絡めてくるシーズ。

 この2人は本当に良いコンビだなぁ。まさかエロ方面でもこんなに素敵な連携を繰り出してくれるとは思わなかった。


 限界まで注ぎ込んだ後も優しくチャールの中を掻き回しながら、俺の口内をかき回してくれるシーズの舌の感触を暫く楽しみ続けたのだった。




「ダンー。シーズー。そろそろ帰るの~っ」


 ひたすら2人の体を楽しんでいると、お昼寝から目覚めたらしいニーナが帰宅を促してきた。

 それじゃ最後にたっぷりとチャールの中に注ぎこんでーっと。


「も……もう入ら……ないからぁ……。もう出しちゃダメ……う、あぁ……!」

「ほらほらシーズ。チャールももう入らないって言ってるでしょ。シーズがキスを止めないとダンも止めないんだから諦めるの。このままじゃチャールが死んじゃうよー?」

「ん……。分かったよ……。ごめんなチャール」


 チャールに謝りながら素直にキスを中断するシーズ。

 相変わらず我が家の家族は、ニーナの言う事は素直に聞くんだよなぁ。


 シーズが離れてくれたので、チャールを抱き締めたままクルッと体を反転させ、仰向けにしたチャールからゆっくりと自身を引き抜いた。


「ありがとうチャール。初めてだったのにひたすら掻き回しちゃってごめんね?」

「は、初めてだったのにぃ……ひたすら気持ち良かったぁ……。体ふわふわして、力が入んないよぅ……」

「このまま少し休んでていいよ。シーズ、チャールの事を見ててくれる?」

「うん、見とくよ。2人で休んどくからチャールのことは任せてくれ」


 お願いね、っとシーズにキスをして、まずはこの場を調査していたティムルお姉さん組に話を聞くとしよう。

 でもそのまま話を聞くのもなんなので、一緒に居たリーチェのおっぱいに顔からダイブしてから問いかける。


「それで? 熱視や精霊魔法、触心まで使ってたみたいだけど、何か分かったかな?」

「ダンが果てしなくおっぱい好きってことなら分かったかしらぁ? って、リーチェもわざわざシャツを捲らないのっ」

「えぇ~? ダンにおっぱい吸わせてもいいでしょ~っ。お願いだよティムルーっ」

「なんでリーチェの方がおねだりしてくるのよ、まったくもうっ」


 ぼろんと零れたリーチェの生乳にしゃぶりつく俺を、呆れた様子で撫でてくれるティムル。

 呆れはしても止める気はないお姉さんも、リーチェの甘~いプリンセスおっぱいも大好きーっ。


「調査結果はキュールから報告してもらえるかしらぁ? 触心の情報は貴女が伝えた方が分かりやすいでしょ」

「了解だよティムルさん。と言っても分かったのは、この大地が現実に存在しているって事だけだけどねぇ」


 リーチェの乳首を舌で転がしながら、この場所の調査結果を報告してもらう。

 ティムルの熱視、リーチェの精霊魔法、そしてキュールの触心で虚無空間に生成された荒地の調査を行なってみたところ、魔力が少ないだけの普通の大地ということしか分からなかったようだ。


 これだけならみんなを可愛がる前にも既に聞いていたけど、俺がみんなとにゃんにゃんしている間に、少しずつではあるが魔力が満ち始めているようだ。

 時間は掛かるだろうけれど、この場所は自然にこの世界に馴染んでくれる見込みらしい。


「要するに、終焉の箱庭を抜けてきた人が引っかかるであろうデストラップの解除には成功したってことだねっ。世界の終わりは取り除かれ、新たな世界が広がったのさっ!」

「お姉さんの我が侭を聞いてくれてありがとねダン。流石にこの先まで確認してなんて言わないから安心してねー」

「1つ懸念があるとすれば、視界に収まらないほどの広大な空間が新たに生まれたことで、世界中に漂う魔力が薄まってしまったかもしれないってことかな。長期的に見ればぼく達のしたことは正しかったと思うけど、短期的には魔力バランスが狂ってしまうかもしれないねー」

「はむはむ。長期的に見て正しかったのなら良しとしようよ。チャールとシーズの好色家も浸透させてあげなきゃいけないし、ムーリとシャロもそろそろ可愛がってあげないと限界っぽいし、今日のところは引き上げよう。ちゅぱちゅぱ」


 硬くなったリーチェのおっぱいもひたすらしゃぶってあげたいし、ダラダラと涎を垂れ流しているシャロとムーリの下のお口にも早いところお望みのモノを咥えさせてあげたいからな。

 チャールとシーズが自分の足で立てるようになったのを確認して、みんなで奈落の底に転移した。


 チャールとシーズは回復したのに、シャロとムーリが腰砕けになっているのはもう知らん。


「守人たちならそろそろ奈落の底に来ててもおかしくない気がするけど……。まだ誰も居ないっぽいね?」

「ん~……。守人の皆は最近ヴァルハールやエルフェリアで他種族との交流に忙しそうですからねぇ。師匠に至っては屋内型のアウターは好みじゃないとか言ってましたし、ここに来るまでにはまだ時間が掛かるかもしれませんよ?」


 ヴァルゴによると、アウターエフェクトモドキとの戦闘は槍の技術を磨くのに向いておらず、終焉の箱庭の最深部辺りも守人たちには人気が無いらしい。

 悠久の時を生きて腕を磨いたエルフたちと手合わせしたり、強さに真っ直ぐな竜人族と共に腕を磨いたりするのが今のトレンドらしい。


「守人のみんなもまだまだ高みを目指しているのか。俺も負けてられないね」

「旦那様? それはどういう……」

「今回の魔物狩りは俺に任せてもらえるかな? みんなのおかげで魔力もバッチリ全快したし、頑張ってくれたみんなにかっこいいところを見せておきたいんだ」


 インベントリから双剣を取り出して、ここは任せて欲しいとみんなには休んでもらう事にする。


 チャールとシーズのセカンドジョブが好色家になっている事を確認して……。ラトリアとエマの司祭がLV40だから、ここまで浸透するのを目標にするか。

 いや、いっそのことみんなの浸透を終わらせてしまうかな。


 さぁて、帰る前にみんなにかっこいいところを見せて、このあとに控えているベッドの上での大運動会を最高に盛り上げなくっちゃねーっ。
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