異世界イチャラブ冒険譚

りっち

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8章 新たな王と新たな時代2 亡霊と王

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「ん……パ、パぁ……んん……」


 奈落の底で、まだ家族じゃないチャールとシーズに見守られながら娘のアウラとキスをして、お腹が膨らむまで注ぎ込む。

 もうシチュエーションを並べただけでも興奮するのに、アウラが積極的に吸いついてきてくれるから最高に幸せだよぉ。


 感覚でアウラのお腹がいっぱいになったことを察した俺は、いっぱいになったアウラのお腹を暫く描き回して楽しんだ後、まずはキスを止めてアウラの口を解放した。


「最高に気持ちよかったよアウラ。最初の悪戯っぽいアウラも最高だった」

「もう終わりなのぉ……? パパ、まだこんなに硬いのにぃ……」


 不満げに頬を膨らませながら、未だ繋がったままの俺自身をキツく締め上げてくるアウラ。

 まったく、実に俺の娘らしいえっちな子に育っちゃったもんだ。


「これからパパはみんなと手合わせしなきゃいけないんだ。俺とみんなの本気の手合わせ、よく見ててねアウラ」

「パパとママたちの、本気ぃ……?」

「うん。パパたちのかっこいいところ、アウラに見ていて欲しいんだ。だから続きは終わってから、ね?」


 もう1度キスしてよしよしなでなでして、繋がったままのアウラの奥も改めてよしよしなでなでしてから体を離し、最後に口を離してアウラから離れた。


「待たせてごめんねみんな。それじゃみんな揃ったことだし、早速手合わせを始めよっか」


 俺とアウラを急かすこともなく待っていてくれたみんなに、感謝を込めて軽く謝罪する。


 アウラのおかげで気合が漲ってる。

 これなら新技だろうがなんだろうが確実に成功してくれるだろ。


 だけど笑顔で俺と相対している仕合わせの暴君メンバーの姿を見ると、気合よりも愛情ばかりが漲ってしまう。


「……まったく、我が家の奥さんはみんな魅力的過ぎて参っちゃうよ。ぐずぐずしてるとまたみんなを押し倒したくなっちゃいそうだ」

「ダンがそうしたいなら歓迎なのっ。でもダンは私たちを押し倒すより、シャロやアウラにかっこいいところを見せたいんだもんねー? その為にみんな、もうちょっとだけ下がって欲しいのーっ」


 ニコニコとアウラとラトリアを回収したニーナは、仕合わせの暴君以外のみんなを壁際に誘導する。


 対魔物戦じゃないから魔法やウェポンスキルは役に立たないけど、今回は種族特性込みでの手合わせだからな。

 万が一の可能性まで配慮するなら、ある程度距離は取っておかないと危険だ。


「ラトリア。エマ。そしてアウラ。大丈夫だとは思うけど、もしも戦闘の余波が来そうだったら、3人で何とか対処してくれる?」

「お任せくださいっ……って言いたいところなんですけどぉ……。いったいどんな手合わせを想定してるんですか、皆さんって……」


 戦々恐々としながらも、ニーナのお願いに頷いて武器を構えるエマ。

 アウラとラトリアはまだ俺との情事の余韻に浸っている為、少しボーっとしてしまっている。可愛い。


 そんな2人に見蕩れている間にニーナが戻ってきて、俺の前に最愛の家族5人が武器を構えて並んだ。


「確認するよダン。私たちは種族特性も魔法も駆使して、本気の全開でかかっていいんだよね? そしてダンは新技を試すの」

「うんうん。それでお願い。俺の新技の為に極限まで集中力を高めたいからさ。俺の事はイントルーダーか何かだと思って全力で来て欲しいんだ」


 問いかけてくるニーナに改めて全力をお願いする。

 みんなのおかげでなんとなく成功するイメージは固まってるけど、ベッドの上での死闘くらい集中しておきたいんだよ。


「ダンー。お姉さん手加減しないからねー? だから私たちに貴方を傷つけさせちゃイヤだからねー?」


 巨大なグランドドラゴンアクスとオリハルコンダガーを携えたティムルが、その瞳を青く染めて俺に懇願する。

 本気で行くけど絶対に怪我しないでね? なんて矛盾に満ちたおねだりがなんとも我が家らしくて、自然と笑みが零れてしまう。


「いつも妾のおっぱいを明け渡しておるのじゃ。代わりに今回はダンの胸を借りさせてもらうのじゃーっ」


 ドラゴンイーターとフレイムドラゴンブレードの双剣を構えたフラッタが、青い魔力に包まれて真紅の瞳を紫へと変えていく。

 でもフラッタだって俺のおっぱい吸ってくるんだから、この手合わせがフラッタのおっぱいの対価と言われると微妙じゃない?


「弓と剣のどっちで戦うか迷うところだけど……。ぼくは弓と精霊魔法で君をかく乱させて貰うよ。覚悟してねっ」


 翠の双眸で俺を見詰めるリーチェが、その瞳と同じ色をした魔力を纏っていきながら世界樹の星弓を引き絞る。

 本気と言われて弓か剣か迷うリーチェの戦闘経験の豊富さが頼もしい。


「最強を目指しながら1対5で挑むのは少々情けないですが、フラッタ同様胸を借りますよ旦那様っ! そう簡単に負けてあげる気はありませんからねっ!」


 手に構えた災厄のデーモンスピアの切っ先のように鋭い視線を送りながら、漆黒の魔力に覆われていくヴァルゴ。

 先ほどニーナとフラッタの好色家姉妹に劣勢を強いられてしまった直後だからか、気合とやる気に溢れているなぁ。


「私も最初っから全力で行くのっ! だからダンっ! 私たちの魔力が枯渇する前に決着をつけてねーっ」


 茶色の瞳を金色に変えながら、可愛い狐耳と2本のフサフサしっぽを生やすコンコンニーナも、両手に呪物の短剣とアサシンダガーを握り締めている。

 ここで更に時間制限までつけてくるとか、我が家の司令官殿は容赦が無いねっ。


 対峙する5人から、肌がビリビリと震えるくらいの凄まじいプレッシャーが伝わってくる。

 俺を好きな気持ちをそのまま殺意に変えて、本気で俺を殺しに来てくれるようだな。


 なら俺も、ちゃんと本気で迎え撃たないとね。


「おいでみんな。1人も魔力枯渇を起こさないうちに、ちゃあんと傷1つ付けずに蹴散らしてあげるから」


 俺の宣戦布告の言葉を合図に、目の前の5人の姿がブレる。

 どうやら5人同時にバラバラの方向に移動したようだ。


「いっくのじゃーっ! 妾の剣、見事受け止めて見せるのじゃーーーっ!」


 状況把握に費やした一瞬で既に眼前まで迫ってきているフラッタが、両手でドラゴンイーターを大上段に構えていた。


 こんな攻撃を正面から受け止めるなんて自殺行為以外の何物でも無いけど、今回の手合わせの目的は正にこれだからな。

 腹を括れっ! 持ってくれよ俺の体っ!! 


「せりゃーーーっ!!」

「ぐっ、ぅぅ……!」


 眼前に振り下ろされるフラッタの全力の1撃。

 俺は職業補正を全開にして、殺意が篭ったその1撃を左手に握ったショートソードで正面から受け止める。


「なっ……!?」


 自身の渾身の1撃を左手1本で受け止められたフラッタが、驚愕して一瞬硬直する。

 凄まじい金属音と共に、体が砕けそうなほどの衝撃がショートソードを伝って全身を駆け巡る。


 けれど俺の左腕とショートソードは、全身にその衝撃の余波を伝えながらも、間違いなくフラッタの渾身の1撃を正面から受け止めてみせた。


「はぁぁぁっ!!」


 フラッタの1撃を受け止めて完全に動きを止めてしまった俺に、容赦無くヴァルゴの突きが繰り出されてくる。

 無詠唱でキュアライトを唱えながら、右手のロングソードの腹でヴァルゴの槍を受け止める。


「くっ……おぉ……!」

「フラッタだけじゃなく、私の1撃まで……!?」


 爆発するようなフラッタの1撃と比べて、貫くような一点集中型のヴァルゴの1撃から伝わる衝撃に、吹き飛ばされそうになるのを必死に堪える。


 踏み止まる足には激痛が走り、槍を受け止めた上半身の筋繊維がブチブチと千切れ、一瞬で全身の骨に亀裂が入ったような感覚がする。

 ただでさえ膂力で圧倒的に負けているのに、そこにオーラとダークブリンガーを上乗せさせたのは無謀すぎたか……!?


 ――――けれど! それでも受け止められた……!

 脆弱な人間族の俺でも、職業補正の助けがあれば種族性能差を覆せる可能性が、今間違いなく示唆されたのだっ!


「たーっ!!」

「ニー……えっ!?」


 強烈な攻撃を何とか凌いだタイミングで、アナザーポータルで俺の後方に転移して来たニーナ。

 可愛い掛け声と共に繰り出されるダガーを受け止めようと、振り返りながら構えようとした剣が何かにぶつかり、動きを邪魔される。


 慌てて防御から回避に切り替えてニーナの振り下ろした刃を躱しながら周囲の状況を確認すると、グランドドラゴンアクスを構えたティムルが不敵に笑っているのが見えた。


 これ、竜鱗甲光の魔法障壁かっ……!?

 防御スキルを支援スキルに応用するなんて、お姉さん凄すぎる……!


「俺も負けていられな……って、な、なんだコレ……?」


 フラッタとヴァルゴの動作音が、動作からワンテンポ遅れて耳に届いている……!?


 みんなの奮闘振りにどんどん深まっていく俺の集中力と五感が、視覚情報と聴覚情報の微妙なズレを感じ取った。

 五感のズレが俺の認識の違和感を強め、車に酔ったような不快感が襲い掛かってくる。


「これは、リーチェの精霊魔法かぁ……!」


 器用な真似を……!

 ここで弓では無くて不可視の精霊魔法を使ってくる辺り、戦略的なチョイスも見事だ。


 ティムルとリーチェのお姉さん組は、後方支援技術を極めてきた感があるなぁ!


「どうしたダンよっ! 防戦一方とは口ほどにも無いのうっ!?」

「魔力吸収無しのダークブリンガーは魔力消費が激しいですよっ! 魔力枯渇を起こす前に私たちを蹴散らしてくださるんじゃなかったですかっ!?」


 フラッタとヴァルゴが俺を100%信頼して、全力の攻撃を放ってきてくれる。

 その2人の全身全霊を回避せずに受け止めながら、自分の中の職業補正をより深く意識する。


「そう簡単に集中なんて、さっせないんだからーっ!」


 しかしパーティ内最速のニーナが無詠唱のアナザーポータルまで駆使して、予測不可能な動きで俺に襲い掛かってくる為、なかなか集中することが出来ない。

 派手なアクションを起こさずに要所要所で厭らしく俺の行動を阻害してくるリーチェとティムルにも注意を払わなきゃいけないし、俺の家族ってこんなに強くなってたんだなぁ……!


「ははっ。みんな凄すぎだよ……!」


 手も足も出ない状況なのに、皆の強さに焦りよりも頼もしさばかりを覚えてしまう。

 我ながら、俺ってどれだけ皆のことが好きなんだよって思っちゃうねっ。


 うん、そうだな。

 自分自身に集中する時間が取れないなら、目の前のみんなに集中しよう。


 俺を信頼して全力で俺と手合わせしてくれるみんなに応える為に……。

 俺の中の魔力よ、力を貸してくれーっ!!


「いっくぜぇフラッタ! ヴァルゴ! ここからが本番だぁぁぁっ!!」

「「はぁぁぁぁっ!!」」


 全身に巡る魔力を信じて、ただ全力で2人と打ち合う。

 補正を個別に意識し神経や筋肉に流すなんて真似はやめて、俺の中に宿る魔力を信じて、魔力操作に割いていた意識も全て愛するみんなに向けていく。


 職業の加護は神の祝福だ。

 俺の想いに応えてくれる、トライラム様の恩寵の力なんだ。


 だからその加護の力を細かく分析して制御しようとしないで、全ての補正を常に全開で全身に駆け巡らせるんだ!

 ちょうど目の前で俺に応えてくれている、2人の纏う魔力のようにっ!


「オ、オーラを発動しているフラッタの1撃を、片手で打ち返している……!?」

「今までのように技術で身体能力差を覆しているのではなく、真っ向からフラッタ様とヴァルゴさんの1撃を跳ね除けていますね……。人間族の、ダンさんが……!」

「うあ~……。パパとママたちの本気を見なくて済むカイメンが羨ましいよぉ~……。私はこんなのを見せられた上で人類最強を名乗らなきゃいけないの~……?」


 研ぎ澄まされた五感が魔力の流れまで感じ取れる気がして、ニーナが転移してくる場所やティムルが障壁を設置している場所、リーチェの精霊魔法が影響を及ぼしている範囲が手に取るように把握できる。

 今までバラバラに制御していた補正全てが噛み合って、五感と身体操作性と敏捷性補正が互いの補正を更に底上げしているような感覚だ。


 次第にフラッタとヴァルゴと正面から打ち合っても肉体が悲鳴を上げることが無くなって、ドラゴンイーターとデーモンスピアにこちらから斬撃を叩き込む余裕すら出てくる。


「ぐぉぉ……! 片手での斬撃の癖に……重すぎるのじゃ……!?」

「明らかに私たちより身体能力が増してますよっ……! これが職業補正の先って奴なんですかねっ……!?」


 口調は苦しそうなのに、どこか楽しそうに振るわれるフラッタの剣と、新しい領域に触れた喜びが伝わってくるヴァルゴの槍。

 2人の全力を正面から受け止められる事が誇らしくて仕方ない。


「くっ……! 私の魔法障壁の設置も察知されちゃってるわ……! それどころか、ニーナちゃんの転移場所の先読み、フェイントまで完璧に読みきられてるんだけどぉ……!?」

「風を操作する前に精霊魔法に気付くなんて、五感補正じゃ説明がつかないよっ……!? まるで魔力その物を感知してるような……!」


 ティムルとリーチェを驚かせることが出来て、なんだか嬉しさが込み上げてくる。


 結局始めから、答えは愛しい家族の中にあったんだ。


 職業補正に頼らない、祝福の力とは別の要素であるみんなの種族特性。

 けれどその種族特性だって、結局は魔力を用いた能力に変わりはなかった。


 つまり職業補正が無くても、魔力操作は行えるってことなのだ。


 職業システムは脆弱な人間達が魔物の脅威に対抗する為に、神様が祝福してくれた恩寵の力。

 つまりそれはこの世界の神様が魔力で作った、万人に扱える魔力制御システムに他ならない。


 神様が態々用意してくれた自動性を切ってマニュアルで操作すれば、個別の補正を特化して適用することは出来ただろう。

 今まで俺がやっていたことは正にそれだったはずだ。


 けれど今の俺に累積した補正は膨大すぎて、個別で扱うのは最早不可能な状況だったんだ。

 職業浸透を極めた今だからこそ補正を個別に操作するのは止めて、恩寵の魔力をそのままそっくり身に纏うのが正解だったんだよぉっ!!


「んもーっ! 動きもどんどん早くなってるのーっ! 深獣化した私より早く動くのやめなさーい!」


 ほっぺを膨らませているニーナと同じ速度域で動けるのが楽しすぎる。

 ニーナもニコニコしてくれるから、まるで追いかけっこして遊んでいるような気持ちになっちゃうよ。


「いやぁ、遠目で見てても私にはもう追えませんよぉ……。こんなのワンダ達には見せられませんね。心折れちゃいそうですからぁ……」

「意外とニーナが1番余裕あるねー? ニーナも本気で戦ってるんだろうけど、あの娘がダンさんに本気で敵対するのって無理だもんなぁ……」


 目の前の5人に全部の意識を集中しているはずなのに、不思議と手合わせを見守る他のみんなの声も聞こえてくる。

 俺にはもう、大好きな家族のみんなを個別に意識するのは難しいのかもしれないなぁっ。


「私にはもう全く見えませんねぇ……。なるほど、スレッドドレッドなんて本気のご主人様なら一瞬で殺しきってしまえたんですね……。なのに私の為に最後まで我慢してくださったなんて、ご主人様ぁ……」

「嘘だろ……!? 周囲の魔力を感知してるって、それってもう触心の域じゃないか……!! 魔人族の種族特性である魔技を、自身の魔力制御能力だけで再現したって言うのかい……!?」


 魂に累積した職業補正が全身を駆け巡るような感覚。

 全ての補正が共鳴しあうような心地良い感覚とは裏腹に、俺の中の魔力が凄まじい勢いで消費されていくのが分かる。


 みんなの魔力枯渇を阻止するまでも無く、急いで決着をつけないと俺の魔力が1番先に枯渇しそうな勢いだな。

 じゃあボチボチ決着と行きましょうかねーっ!


「せやぁっ!!」

「ぐぅっ……!」

「つぁっ……!」


 フラッタのドラゴンイーターとヴァルゴのデーモンスピアを同時に跳ね上げ、万歳の状態で動きを止めた2人のおっぱいを鷲掴みにして地面に押し倒す。

 そのまま高速で指先を動かし、魔迅バイブの要領で2人の乳首を高速で刺激する。


「「やっ……はぁんっ!?」」


 突然の刺激に体を跳ねさせた2人の手から武器を抜き去りインベントリに収納。

 そのタイミングで転移して来たニーナの両手首を掴んで、空中で大の字拘束する。


「んんーーっ!?」


 そのまま口づけをしてニーナを無力化し、力の抜けた彼女の両手からもダガーを抜き去りインベントリに回収。

 これでニーナも脱落だ。


 深獣化したニーナにキスをしたまま無詠唱でアナザーポータルを発動し、ニーナとキスをしたまま転移する。


「出口は私達の間よっ!」

「了解! 迎え撃つよっ!」


 っと、見せかけてアナザーポータルには飛び込まず、魔力視が出来るせいで転移出口の方に注視してしまったティムルとリーチェに徒歩で近付く。


「「えっ……!?」」


 予想を外して正面から近付いた俺に反応が遅れた2人を容赦なく押し倒し、2人が倒れこむ場所に今度こそアナザーポータルを設置。

 まだ立ち上がれていないヴァルゴとフラッタが居る付近にみんなで転移した。


「これで俺の勝ち……でいいかな?」


 無事に深獣化が解けたニーナから口を離し、呆然とするみんなに勝利を宣言する。


 俺の右手はティムルの下着の中に潜り込み、左手は同じようにリーチェの下着の中を弄っている。

 同時にフラッタとヴァルゴの股座に膝を当てて、補正を駆使して細かく激しい振動を伝えていく。


「「「ああああああっ……!! や、やめっ……!! はぁぁぁんっ!!」」」


 俺の勝ちでいいかなーって聞いてるのに、みんななかなか答えてくれないなー?

 答えてくれないって事はまだ勝負が続いてるってことだよね? なら手を抜かずに無力化しなきゃーっ!


「「「負けでっ、負けでいいからぁっ……!! ブルブル、もうブルブルやめてぇ……!!」」」


 あー可愛い。みんな可愛すぎるぅ。

 もう止めてーって言いながらも1人も逃げ出そうとしない辺りが、もう最高に可愛いよぉ。


 中央で失神したニーナの穏やかな寝息を聞きながら、4人のお股にマニュアルでバイブレーションを伝え続けて、愛する家族の艶かしい嬌声を暫く堪能したのだった。
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