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8章 新たな王と新たな時代2 亡霊と王
590 無自覚 (改)
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「…………済まん。今日のところはこれで解散させてもらえるか……」
俺の説明に完全に納得したわけじゃないだろうけれど、今日のところはこれで解散だとゴブトゴさんに解放してもらえた。
王女であるシャロがその実兄である馬鹿殿下に弄ばれていたと知って、ゴブトゴさんの思考がパンクしてしまったようだ。
まぁいいでしょーっ。用事が済んだら夫婦の時間だぁいっ。
ニーナからも許可を貰っている事だし、この2人をひたすら愛して愛して愛し抜きたい。
さぁーってさてーっ! お姫様2人を同時に可愛がるのはどこが最適だろーっ?
「ご主人様ぁ……。シャロは体が火照って切ないですぅ……」
「ニーナも許してくれたしぃ……、早くぼくたちを好きなだけ堪能してよぉ……」
くっ……! この2人はガチの王族の癖にえっちに積極的過ぎるだろ……!
左右から抱き付いておっぱいを押し付けながら上目遣いでおねだりしてきやがってぇ……!
こんなにエロくて可愛い2人のお姫様にお仕置きする場所は、いったい何処がいいかなぁっ!?
「ねぇご主人様ぁ……。良かったらまた私の部屋で可愛がっていただけませんかぁ……?」
「ん? 確かにシャロの部屋ならお誂え向きだけど……」
「今は誰も残っていませんからぁ、私とリーチェさんの痴態を誰にも知られる心配はありません。それにですね……」
ここで一旦言葉を切ったシャロは俺の頭を抱き寄せて、俺の耳をはむはむ甘噛みしながら甘くて危険な誘いの言葉を口にする。
「エルフの王女と人間族の王女……。私たち2人を城内で抱いてみることに興味はありませんかぁ……? きっとここでしか味わえない興奮があると思いますよぉ……?」
「エルフの王女であるリーチェと、人間族の王女であるシャロを、城の中で同時に……だとぉ……!?」
シャロから齎された言葉は福音のように俺の脳内に響き渡り、俺の興奮を一気に最高潮まで高めていく。
なんだよその素敵過ぎる提案は! 即採用せざるを得ないじゃないかぁっ!
昨晩からの続きに新たなエッセンスを盛り込んだめくるめくイメージに妄想を爆発させていると、シャロがはむはむしているのとは逆側の耳に、ふぅ~……っと甘いと息が吹きかけられる。
「ぼくね……。今までの455年間、数え切れないくらいスペルディア家の男性たちに求められてきて、そのうちの誰1人とも触れ合った事が無いんだよぉ……?」
「そ、そんなこと誰よりも俺が1番知ってますけどぉ……? な、なんで今更そんなことをぉ……」
「建国の英雄リーチェ・トル・エルフェリアを勝ち取ったダン……。君にお城で抱いてもらってぇ、過去に体験した煩わしい記憶を上書きして欲しいなぁ……?」
「リ、リーチェを勝ち取ったと、う、上書き……!」
「おねがぁいダン~……。ぼくをこのお城の中で沢山愛してくれないかなぁ……?」
くぅ~~~っ! このエロ王女どもがーっ!
代わる代わるそんなこと言われたら、部屋に着く前に暴発してしまいそうなくらい興奮しちゃうでしょうがーっ!
俺の両耳をはむはむふぅふぅしている2人を抱き上げて、気配遮断して一気にシャロの私室まで走る。
私室に入る前にシャロが人払いを指示し、リーチェが精霊魔法で防音を施したら準備完了だ。
今までシャロが活用していた天蓋付きの巨大ベッドに、服を脱がせる時間さえ惜しんで2人を押し倒す。
「2人して散々煽ってくれちゃってぇ……! 責任を持って全力で俺の相手をしてもらうからね? リーチェ。シャロ。2人とも覚悟してよぉ?」
「うん……。壊れちゃうくらいに滅茶苦茶にしてくれる……? 建国の英雄なんてまやかしでしかなくて、ぼくはただの1人の女でしかないんだって、思い知らせて欲しいなぁ……」
「ふふ。このベッドの上でご主人様と愛し合えるなんて夢のようです。スランたちも誰も見ていない、夫婦だけの時間をめいっぱい楽しみましょうっ」
並べて押し倒した2人の服をキスをしながらゆっくり1枚ずつ脱がせていき、一糸まとわぬ姿となった2人の王女のあらゆる場所に口付けをしていく。
乳首で少し寄り道して、これでもかと舐めてしゃぶって吸って噛んだ後に2人の体を少しずつ下っていき、すっかり濡れそぼった2人の秘所をゆっくりと舌でかき回す。
これから1日中お邪魔させていただくからねー。
無理させないようにしっかり準備しておかないとねー。じゅるじゅる。
「ダ~ン~……。気持ちいいけどもどかしいよぉ……。滅茶苦茶にしてってお願いしたじゃないかぁ……」
「心配しなくても1日中可愛がってあげるってば。相変わらすリーチェのここが美味しすぎてね。ついつい長居しちゃったんだ。じゅるじゅる」
「興奮していないわけじゃなさそうですけど、びっくりするくらい優しく愛してくださるんですね?」
どこまでも甘ったるい雰囲気に包まれたリーチェと比べて、やはりこの私室は1番落ち着くのか、どこか冷静で余裕があるように見えるシャロ。
そんなシャロは少し驚いたように首を傾げながら、自分の股の間に突っ込まれている俺の頭を優しく撫でてくれる。
「私はてっきり気絶するまで中に出し続けた後、気絶した私たちに更に注ぎ込み続けると思っていましたよ? 私のここはリーチェさんのように甘いわけでもないでしょうに」
「ひくつきながら俺を誘うシャロが可愛くってさ。ついつい可愛がり過ぎちゃったよ。それじゃ2人とも限界みたいだし、始めさせて貰うよ、俺のお姫様」
1度体を起こして2人にキスをして、ゆっくりとリーチェの中に押し入りながらシャロの口の中を舐め回し、リーチェの舌を吸いながらシャロの奥をよしよしなでなでする。
2人のお尻を撫で回しながら2人を何度も往復し、自身と2人を少しずつ昂らせていく。
「ご主人様ぁ……。もっとぉ、もっと激しく突いてください……。シャロの中を容赦なく殴りつけてくださいませぇ……」
「俺の可愛い可愛いシャロを乱暴になんて扱えないよ。王女様をお城で抱き締めるんだから、ちゃんとお姫様として扱いたいんだ」
「あ、あ~……。もしかしてダン、興奮しすぎてえっちな気分を通り越しちゃってるのかも……?」
先ほどと違い余裕を無くしたシャロと、ゆっくり時間をかけて往復している為かいつもより余裕がありそうなリーチェ。
どこまでも正反対の反応で俺を楽しませてくれるね、2人ともっ。
「たまにあるんだよシャロ。ダンって誰よりもえっちなくせに、えっちな気持ちよりも愛情の方が大きくなっちゃう時があるんだ」
「ん~リーチェもシャロも可愛すぎる~。大好き、もう2人とも大好きすぎる~。ちゅっちゅっ」
えっちだし一途だし可愛いし気持ちいいし、2人とも非の打ち所か見つからないよ~。
あー可愛い。この世の可愛いが目の前の2人に集約してる気にさえなってくるよ。
「ねぇねぇ2人とも。なんだか普通に喋る余裕もあるみたいだから2人の話を聞かせてくれないかな? 大好きなリーチェとシャロと根元まで繋がりながら、大好きな2人の話が聞きたいんだ」
「え~? ぼくの話なんて、もう話していない事を見つけるほうが難しいよぅ。455年も旅してきたのに、ぼくのことなんかぜーんぶダンに見せちゃったよ……?」
「となると私がお話すべきなのでしょうけど……。ご主人様の聞き方が漠然としていて、何を話せばいいのか分かりませんね? もう少し具体的に聞いていただけますか?」
んー。確かに2人のことを教えてと言われても、抽象的過ぎて答え難かったかな。
2人の発声を邪魔しないようにおっぱいに移動し、王女2人が自ら寄せあげて差し出してくる4つの桃色乳首を舐め回しながら、俺が2人に聞きたいこと、2人が答えやすい話題を考える。
「……2人ってさ。小さい頃は何になりたかったとか、将来の夢みたいなものはあった?」
「「夢?」」
「リーチェは独りで旅立つ前、シャロは男に弄ばれる前に、なんとなく思い描いていた自分の将来とか、いずれはこうなりたかった理想の自分とか、そう言う事を考えたことは無かったかな?」
「……それってつまり、ぼくたちが誰かの悪意に飲まれる前の……」
「……まっさらだった時の、純粋な願い……?」
2人は差し出したおっぱいを俺にしゃぶられ、交互に奥まで突かれながらも考え込む。
そんな2人の中は彼女達自身も気付かないうちにいつも以上に熱くきつく狭くなり始めており、気持ちよすぎて往復するのが少し大変だ。
でも昨日は回数重視で出しまくっちゃったからね。
今日は1回1回の質を重視して、お互い最高に気持ちよくなれるように出してあげちゃうよーっ。
「どうかなリーチェ。家族みんなで暮らしていた時、お前は将来どうなりたいとかって考えたことは無かった?」
「えっと……。もう良く憶えてないんだけど、確か姉さんを守れるくらい強くなりたいって、その姉さんに稽古をせがんだりしてた気がするなぁ」
あっ……。なんか突然滅茶苦茶絡みついてきて死ぬほど気持ちいい……。
ここは出し入れは一旦中断して、リーチェの中を堪能するところだなっ。
「お姉さんは蒼穹の盟約に選出されるほどの人だったんでしょ? なのに守りたいなんて思うなんて、どこか頼りない雰囲気がある人だったのかな?」
「……ううん。むしろ姉さんは頼り甲斐があって、当時のぼくはいつも姉さんについて回ってたよ。姉さんは真面目で優しくて、それにすっごい美人で、みんなの憧れの的だったんだ」
「つまりリーチェもお姉さんを目標にして、頼り甲斐のあるお姉さんを超えるくらいに強くなりたいって意味で、守れるくらいって思ったのかな?」
「え、と……ちょっと待ってね……。それはなんだか違う気がする……」
体内をゆっくり執拗に撫で回されているというのに、それに気付かない様子で考え込むリーチェ。
これって職業補正を無意識にコントロールして、考え込むのに邪魔な快感を脳に入る前に遮断してるんだろうか?
けれどえっちなリーチェのドスケベボディは俺の事を強く求めてくれるから、リーチェの思考を邪魔しないよう快楽だけを遮断しながらどんどん敏感になってくれているとか?
まぁ最高に気持ちいいので、理屈なんてどうでも良いんだけどっ。
「ぼくが姉さんを守りたいと思ったのは……。アルフェッカの至宝とまで称えられた姉さんの美貌と比べられるのが怖くて、男勝りな振る舞いを好んでいたような気がするよ……」
「ははっ。世界一美人なリーチェがなに言ってるんだか。でも、それでぼくなんて言うようになったのかな?」
「あーっ! 確かにそうなのかもぉ……」
「う、お……ぉ……! し、まるぅ……!」
リーチェは平然と会話に応じてくれるけど、顔は紅潮して汗だくになっていて、少しずつ甘い吐息を漏らし始めている。
そんなリーチェを少し意外そうに眺めているシャロは、お尻を撫で回していた俺の手に股座を弄られ、小さく体を震わせ出した。
次はシャロの番だからねー。もうちょっと待っててねー。
「姉さんにはよく咎められたっけ……。貴女はお姫様なんだから、もっと女の子らしくなりなさいって……」
「ふふ。おっぱいだけでも最高に女の子してるけどね? こんなおっぱいをぶら下げておいて男勝りは無理だよリーチェ」
「う~っ……! おっぱいのことは姉さんにも散々からかわれたんだってばぁ~……。姉さんだって小さくはなかったのにさーっ!」
「はぅっ……! きゅ、急に吸い付いて……!」
リーチェからの締め付けと吸い付きに抗うように2人の乳首を強く吸い上げ耐えるけど、流石にそろそろ限界だ……!
この最高に気持ちいいリーチェの中に、最高のタイミングで思いっきりぶちまけたい……!
リーチェのおっぱいをしゃぶりながら顔を上げ、はぁはぁと淫らに息を乱しながらもそれに本人だけが気づいていない、最高の状態になったエルフ族の王女様の潤んだ翠の瞳と目を合わせる。
「このおっぱいは最高の生意気おっぱいだけど、仮にこのおっぱいが無くてもリーチェは最高に可愛い女の子だと思うけどね? なんたって俺だけのお姫様だしさ」
「う~っ! なんでダンっていっつも姉さんとおんなじことが言えちゃうの~っ!?」
「あ、そうなの? お姉さんはなんて言ってた?」
「姉さんはいっつもぼくを可愛い可愛いって褒めてくれてさぁ……! 姉さんのほうがずっとずっと美人だったのにぃ~っ! 誰よりも綺麗な姉さんに可愛いって言われるぼくの身にもなってよぉ~っ!」
ぐぉぉ……! も、持っていかれそうだ……!
だが最高のタイミングは今じゃない。今はその時に備えて堪える時間だ。頑張れ俺っ!
「俺とお姉さんの言っている事が同じ理由は説明できるよ。要は俺もお姉さんも同じくらい、お前のことが大好きだったって話だろ?」
「え、え~……? 確かに姉妹仲は良かったと思うし、姉さんはすっごく可愛がってくれたけど、ダンと同じくらいの気持ちでいる人間なんているのかなぁ……?」
「ははっ。俺と同じ気持ちの人間なんて、今俺の目の前に2人も居るっての」
「い、いやぁ……? 流石にぼくはダンと同じ強さの気持ちを持ってる自信は無いよぅ……」
バツが悪そうに目を逸らそうとするリーチェの唇を奪い、驚きに見開かれた翠の双眸と見詰め合う。
潤んだ瞳は日の光を浴びてキラキラと輝いており、その瞳の奥からは強い愛情が感じられる。
「俺こそ自信無いよ。リーチェが俺を好きでいてくれるのと同じくらいの気持ちを、ちゃんとお前に返せているだろうかってさぁ」
「そこは自信を持っていいんじゃないの……? いっつも受け取りきれなくて溢しちゃうくらいに愛情を注いでもらってるよ?」
「それじゃあ今日も溢れるまで注ぎ込んでやるよ。今日は溢さず全部受け取ってくれるかな?」
「へ……? あっ、あっ……!? な、なんでぼく、いつの間にこんなに気持ちよくされ……!?」
「行くよリーチェ! お前を孕ませるつもりで中に出すからねっ! 1滴残らず受け取ってくれぇっ!」
「あっあっあっあっあぁぁぁんっ……!」
高められた自分の体に気付いた瞬間、戸惑いながらも最高に締め付けてくるリーチェ。
その最高の感触を楽しみながら思い切り腰を打ちつけ、子種をねだるリーチェの奥に思い切りぶちまけた。
「大好きだっ! 大好きだよ、俺の可愛いリーチェぇ……! こんなにも、こんなにもリーチェの事が大好きなんだぁぁぁっ!」
「あ、熱いぃ……! ぼくの中にダンの赤ちゃんの素がたっぷり注ぎ込まれてるよぉ……!」
「そうだよぉ……! 種族が違っても諦めきれないくらい、可愛いリーチェに俺の子供を産んで欲しいんだよぉ……! 孕めぇ……! 孕めリーチェぇ……!」
「出してぇっ! 1滴残らず注ぎ込んでぇっ! ぼくに君の赤ちゃんを産ませてぇっ! 愛するダンの子種でエルフの王女を孕ませてぇ……!」
根元までぴったり挿し込んで、リーチェの奥にくっつくように押し付けながら、エルフの王女の中に好き勝手に出しまくる。
絶対に孕まないはずのリーチェを本気で孕ませるつもりで、たっぷり我慢して溜めに溜めた俺の中身を全てリーチェの体内に注ぎ込んだ。
「はぁっ……! はぁっ……! 愛してるよリーチェ……大好きだぁっ……!」
無事に臨月のような腹になったリーチェとキスをしながら、俺の子種の詰まったリーチェの中をかき回し、姫エルフとの最高の性体験の余韻に浸り続けたのだった。
俺の説明に完全に納得したわけじゃないだろうけれど、今日のところはこれで解散だとゴブトゴさんに解放してもらえた。
王女であるシャロがその実兄である馬鹿殿下に弄ばれていたと知って、ゴブトゴさんの思考がパンクしてしまったようだ。
まぁいいでしょーっ。用事が済んだら夫婦の時間だぁいっ。
ニーナからも許可を貰っている事だし、この2人をひたすら愛して愛して愛し抜きたい。
さぁーってさてーっ! お姫様2人を同時に可愛がるのはどこが最適だろーっ?
「ご主人様ぁ……。シャロは体が火照って切ないですぅ……」
「ニーナも許してくれたしぃ……、早くぼくたちを好きなだけ堪能してよぉ……」
くっ……! この2人はガチの王族の癖にえっちに積極的過ぎるだろ……!
左右から抱き付いておっぱいを押し付けながら上目遣いでおねだりしてきやがってぇ……!
こんなにエロくて可愛い2人のお姫様にお仕置きする場所は、いったい何処がいいかなぁっ!?
「ねぇご主人様ぁ……。良かったらまた私の部屋で可愛がっていただけませんかぁ……?」
「ん? 確かにシャロの部屋ならお誂え向きだけど……」
「今は誰も残っていませんからぁ、私とリーチェさんの痴態を誰にも知られる心配はありません。それにですね……」
ここで一旦言葉を切ったシャロは俺の頭を抱き寄せて、俺の耳をはむはむ甘噛みしながら甘くて危険な誘いの言葉を口にする。
「エルフの王女と人間族の王女……。私たち2人を城内で抱いてみることに興味はありませんかぁ……? きっとここでしか味わえない興奮があると思いますよぉ……?」
「エルフの王女であるリーチェと、人間族の王女であるシャロを、城の中で同時に……だとぉ……!?」
シャロから齎された言葉は福音のように俺の脳内に響き渡り、俺の興奮を一気に最高潮まで高めていく。
なんだよその素敵過ぎる提案は! 即採用せざるを得ないじゃないかぁっ!
昨晩からの続きに新たなエッセンスを盛り込んだめくるめくイメージに妄想を爆発させていると、シャロがはむはむしているのとは逆側の耳に、ふぅ~……っと甘いと息が吹きかけられる。
「ぼくね……。今までの455年間、数え切れないくらいスペルディア家の男性たちに求められてきて、そのうちの誰1人とも触れ合った事が無いんだよぉ……?」
「そ、そんなこと誰よりも俺が1番知ってますけどぉ……? な、なんで今更そんなことをぉ……」
「建国の英雄リーチェ・トル・エルフェリアを勝ち取ったダン……。君にお城で抱いてもらってぇ、過去に体験した煩わしい記憶を上書きして欲しいなぁ……?」
「リ、リーチェを勝ち取ったと、う、上書き……!」
「おねがぁいダン~……。ぼくをこのお城の中で沢山愛してくれないかなぁ……?」
くぅ~~~っ! このエロ王女どもがーっ!
代わる代わるそんなこと言われたら、部屋に着く前に暴発してしまいそうなくらい興奮しちゃうでしょうがーっ!
俺の両耳をはむはむふぅふぅしている2人を抱き上げて、気配遮断して一気にシャロの私室まで走る。
私室に入る前にシャロが人払いを指示し、リーチェが精霊魔法で防音を施したら準備完了だ。
今までシャロが活用していた天蓋付きの巨大ベッドに、服を脱がせる時間さえ惜しんで2人を押し倒す。
「2人して散々煽ってくれちゃってぇ……! 責任を持って全力で俺の相手をしてもらうからね? リーチェ。シャロ。2人とも覚悟してよぉ?」
「うん……。壊れちゃうくらいに滅茶苦茶にしてくれる……? 建国の英雄なんてまやかしでしかなくて、ぼくはただの1人の女でしかないんだって、思い知らせて欲しいなぁ……」
「ふふ。このベッドの上でご主人様と愛し合えるなんて夢のようです。スランたちも誰も見ていない、夫婦だけの時間をめいっぱい楽しみましょうっ」
並べて押し倒した2人の服をキスをしながらゆっくり1枚ずつ脱がせていき、一糸まとわぬ姿となった2人の王女のあらゆる場所に口付けをしていく。
乳首で少し寄り道して、これでもかと舐めてしゃぶって吸って噛んだ後に2人の体を少しずつ下っていき、すっかり濡れそぼった2人の秘所をゆっくりと舌でかき回す。
これから1日中お邪魔させていただくからねー。
無理させないようにしっかり準備しておかないとねー。じゅるじゅる。
「ダ~ン~……。気持ちいいけどもどかしいよぉ……。滅茶苦茶にしてってお願いしたじゃないかぁ……」
「心配しなくても1日中可愛がってあげるってば。相変わらすリーチェのここが美味しすぎてね。ついつい長居しちゃったんだ。じゅるじゅる」
「興奮していないわけじゃなさそうですけど、びっくりするくらい優しく愛してくださるんですね?」
どこまでも甘ったるい雰囲気に包まれたリーチェと比べて、やはりこの私室は1番落ち着くのか、どこか冷静で余裕があるように見えるシャロ。
そんなシャロは少し驚いたように首を傾げながら、自分の股の間に突っ込まれている俺の頭を優しく撫でてくれる。
「私はてっきり気絶するまで中に出し続けた後、気絶した私たちに更に注ぎ込み続けると思っていましたよ? 私のここはリーチェさんのように甘いわけでもないでしょうに」
「ひくつきながら俺を誘うシャロが可愛くってさ。ついつい可愛がり過ぎちゃったよ。それじゃ2人とも限界みたいだし、始めさせて貰うよ、俺のお姫様」
1度体を起こして2人にキスをして、ゆっくりとリーチェの中に押し入りながらシャロの口の中を舐め回し、リーチェの舌を吸いながらシャロの奥をよしよしなでなでする。
2人のお尻を撫で回しながら2人を何度も往復し、自身と2人を少しずつ昂らせていく。
「ご主人様ぁ……。もっとぉ、もっと激しく突いてください……。シャロの中を容赦なく殴りつけてくださいませぇ……」
「俺の可愛い可愛いシャロを乱暴になんて扱えないよ。王女様をお城で抱き締めるんだから、ちゃんとお姫様として扱いたいんだ」
「あ、あ~……。もしかしてダン、興奮しすぎてえっちな気分を通り越しちゃってるのかも……?」
先ほどと違い余裕を無くしたシャロと、ゆっくり時間をかけて往復している為かいつもより余裕がありそうなリーチェ。
どこまでも正反対の反応で俺を楽しませてくれるね、2人ともっ。
「たまにあるんだよシャロ。ダンって誰よりもえっちなくせに、えっちな気持ちよりも愛情の方が大きくなっちゃう時があるんだ」
「ん~リーチェもシャロも可愛すぎる~。大好き、もう2人とも大好きすぎる~。ちゅっちゅっ」
えっちだし一途だし可愛いし気持ちいいし、2人とも非の打ち所か見つからないよ~。
あー可愛い。この世の可愛いが目の前の2人に集約してる気にさえなってくるよ。
「ねぇねぇ2人とも。なんだか普通に喋る余裕もあるみたいだから2人の話を聞かせてくれないかな? 大好きなリーチェとシャロと根元まで繋がりながら、大好きな2人の話が聞きたいんだ」
「え~? ぼくの話なんて、もう話していない事を見つけるほうが難しいよぅ。455年も旅してきたのに、ぼくのことなんかぜーんぶダンに見せちゃったよ……?」
「となると私がお話すべきなのでしょうけど……。ご主人様の聞き方が漠然としていて、何を話せばいいのか分かりませんね? もう少し具体的に聞いていただけますか?」
んー。確かに2人のことを教えてと言われても、抽象的過ぎて答え難かったかな。
2人の発声を邪魔しないようにおっぱいに移動し、王女2人が自ら寄せあげて差し出してくる4つの桃色乳首を舐め回しながら、俺が2人に聞きたいこと、2人が答えやすい話題を考える。
「……2人ってさ。小さい頃は何になりたかったとか、将来の夢みたいなものはあった?」
「「夢?」」
「リーチェは独りで旅立つ前、シャロは男に弄ばれる前に、なんとなく思い描いていた自分の将来とか、いずれはこうなりたかった理想の自分とか、そう言う事を考えたことは無かったかな?」
「……それってつまり、ぼくたちが誰かの悪意に飲まれる前の……」
「……まっさらだった時の、純粋な願い……?」
2人は差し出したおっぱいを俺にしゃぶられ、交互に奥まで突かれながらも考え込む。
そんな2人の中は彼女達自身も気付かないうちにいつも以上に熱くきつく狭くなり始めており、気持ちよすぎて往復するのが少し大変だ。
でも昨日は回数重視で出しまくっちゃったからね。
今日は1回1回の質を重視して、お互い最高に気持ちよくなれるように出してあげちゃうよーっ。
「どうかなリーチェ。家族みんなで暮らしていた時、お前は将来どうなりたいとかって考えたことは無かった?」
「えっと……。もう良く憶えてないんだけど、確か姉さんを守れるくらい強くなりたいって、その姉さんに稽古をせがんだりしてた気がするなぁ」
あっ……。なんか突然滅茶苦茶絡みついてきて死ぬほど気持ちいい……。
ここは出し入れは一旦中断して、リーチェの中を堪能するところだなっ。
「お姉さんは蒼穹の盟約に選出されるほどの人だったんでしょ? なのに守りたいなんて思うなんて、どこか頼りない雰囲気がある人だったのかな?」
「……ううん。むしろ姉さんは頼り甲斐があって、当時のぼくはいつも姉さんについて回ってたよ。姉さんは真面目で優しくて、それにすっごい美人で、みんなの憧れの的だったんだ」
「つまりリーチェもお姉さんを目標にして、頼り甲斐のあるお姉さんを超えるくらいに強くなりたいって意味で、守れるくらいって思ったのかな?」
「え、と……ちょっと待ってね……。それはなんだか違う気がする……」
体内をゆっくり執拗に撫で回されているというのに、それに気付かない様子で考え込むリーチェ。
これって職業補正を無意識にコントロールして、考え込むのに邪魔な快感を脳に入る前に遮断してるんだろうか?
けれどえっちなリーチェのドスケベボディは俺の事を強く求めてくれるから、リーチェの思考を邪魔しないよう快楽だけを遮断しながらどんどん敏感になってくれているとか?
まぁ最高に気持ちいいので、理屈なんてどうでも良いんだけどっ。
「ぼくが姉さんを守りたいと思ったのは……。アルフェッカの至宝とまで称えられた姉さんの美貌と比べられるのが怖くて、男勝りな振る舞いを好んでいたような気がするよ……」
「ははっ。世界一美人なリーチェがなに言ってるんだか。でも、それでぼくなんて言うようになったのかな?」
「あーっ! 確かにそうなのかもぉ……」
「う、お……ぉ……! し、まるぅ……!」
リーチェは平然と会話に応じてくれるけど、顔は紅潮して汗だくになっていて、少しずつ甘い吐息を漏らし始めている。
そんなリーチェを少し意外そうに眺めているシャロは、お尻を撫で回していた俺の手に股座を弄られ、小さく体を震わせ出した。
次はシャロの番だからねー。もうちょっと待っててねー。
「姉さんにはよく咎められたっけ……。貴女はお姫様なんだから、もっと女の子らしくなりなさいって……」
「ふふ。おっぱいだけでも最高に女の子してるけどね? こんなおっぱいをぶら下げておいて男勝りは無理だよリーチェ」
「う~っ……! おっぱいのことは姉さんにも散々からかわれたんだってばぁ~……。姉さんだって小さくはなかったのにさーっ!」
「はぅっ……! きゅ、急に吸い付いて……!」
リーチェからの締め付けと吸い付きに抗うように2人の乳首を強く吸い上げ耐えるけど、流石にそろそろ限界だ……!
この最高に気持ちいいリーチェの中に、最高のタイミングで思いっきりぶちまけたい……!
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「このおっぱいは最高の生意気おっぱいだけど、仮にこのおっぱいが無くてもリーチェは最高に可愛い女の子だと思うけどね? なんたって俺だけのお姫様だしさ」
「う~っ! なんでダンっていっつも姉さんとおんなじことが言えちゃうの~っ!?」
「あ、そうなの? お姉さんはなんて言ってた?」
「姉さんはいっつもぼくを可愛い可愛いって褒めてくれてさぁ……! 姉さんのほうがずっとずっと美人だったのにぃ~っ! 誰よりも綺麗な姉さんに可愛いって言われるぼくの身にもなってよぉ~っ!」
ぐぉぉ……! も、持っていかれそうだ……!
だが最高のタイミングは今じゃない。今はその時に備えて堪える時間だ。頑張れ俺っ!
「俺とお姉さんの言っている事が同じ理由は説明できるよ。要は俺もお姉さんも同じくらい、お前のことが大好きだったって話だろ?」
「え、え~……? 確かに姉妹仲は良かったと思うし、姉さんはすっごく可愛がってくれたけど、ダンと同じくらいの気持ちでいる人間なんているのかなぁ……?」
「ははっ。俺と同じ気持ちの人間なんて、今俺の目の前に2人も居るっての」
「い、いやぁ……? 流石にぼくはダンと同じ強さの気持ちを持ってる自信は無いよぅ……」
バツが悪そうに目を逸らそうとするリーチェの唇を奪い、驚きに見開かれた翠の双眸と見詰め合う。
潤んだ瞳は日の光を浴びてキラキラと輝いており、その瞳の奥からは強い愛情が感じられる。
「俺こそ自信無いよ。リーチェが俺を好きでいてくれるのと同じくらいの気持ちを、ちゃんとお前に返せているだろうかってさぁ」
「そこは自信を持っていいんじゃないの……? いっつも受け取りきれなくて溢しちゃうくらいに愛情を注いでもらってるよ?」
「それじゃあ今日も溢れるまで注ぎ込んでやるよ。今日は溢さず全部受け取ってくれるかな?」
「へ……? あっ、あっ……!? な、なんでぼく、いつの間にこんなに気持ちよくされ……!?」
「行くよリーチェ! お前を孕ませるつもりで中に出すからねっ! 1滴残らず受け取ってくれぇっ!」
「あっあっあっあっあぁぁぁんっ……!」
高められた自分の体に気付いた瞬間、戸惑いながらも最高に締め付けてくるリーチェ。
その最高の感触を楽しみながら思い切り腰を打ちつけ、子種をねだるリーチェの奥に思い切りぶちまけた。
「大好きだっ! 大好きだよ、俺の可愛いリーチェぇ……! こんなにも、こんなにもリーチェの事が大好きなんだぁぁぁっ!」
「あ、熱いぃ……! ぼくの中にダンの赤ちゃんの素がたっぷり注ぎ込まれてるよぉ……!」
「そうだよぉ……! 種族が違っても諦めきれないくらい、可愛いリーチェに俺の子供を産んで欲しいんだよぉ……! 孕めぇ……! 孕めリーチェぇ……!」
「出してぇっ! 1滴残らず注ぎ込んでぇっ! ぼくに君の赤ちゃんを産ませてぇっ! 愛するダンの子種でエルフの王女を孕ませてぇ……!」
根元までぴったり挿し込んで、リーチェの奥にくっつくように押し付けながら、エルフの王女の中に好き勝手に出しまくる。
絶対に孕まないはずのリーチェを本気で孕ませるつもりで、たっぷり我慢して溜めに溜めた俺の中身を全てリーチェの体内に注ぎ込んだ。
「はぁっ……! はぁっ……! 愛してるよリーチェ……大好きだぁっ……!」
無事に臨月のような腹になったリーチェとキスをしながら、俺の子種の詰まったリーチェの中をかき回し、姫エルフとの最高の性体験の余韻に浸り続けたのだった。
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