458 / 878
7章 家族みんなで冒険譚1 いつもと違うメンバーで
458 別メンバー (改)
しおりを挟む
「抗い、戦い、祓い、貫け。力の片鱗。想いの結晶。顕現。重銀のロングソード」
早速ティムルにお願いして、エマ用に重銀のロングソードを製作する。
そしてその武器とラトリアの双剣に、魔法も切れる烈波斬と、溜め斬り攻撃の破軍を付与してあげる。
「ウェポンスキルはいくらでも生み出せるから付与してあげるけど、残りのスキルは自分たちでスキルジュエルを集めて用意してみてね。魔法妨害と魔力吸収あたりがお勧めかな」
「さ、サラッととんでもない武器を用意してしまいましたねぇ……。まさか私の双剣にそれぞれウェポンスキルを付与することが出来るなんて……」
ラトリアが自身の双剣を手にして身を震わせている。
脳筋貴族ラトリアのことだ。恐らくウェポンスキルを試したくてウズウズしちゃってるんだろうな。
「それじゃこれがアウラの分ね。インベントリが使えるようになったら自分で管理すること」
アウラには俺が作成した最低水準の装備品を渡していく。
アウラには戦闘経験が皆無らしいので、ナイフ、剣、メイス、槍、そして弓まで用意してあげた。
「身体能力で補っちゃいそうだけど、色々試してみような。それとアウラには、出発前に1度魔力枯渇を起こしてもらうよ」
「う、うん……! 了解だよっ」
暴王のゆりかごで混合ブレスまで放ったというのに、アウラは未だ魔法使いの職業を得ることが出来ていなかった。
恐らくアウター内の魔力が常に流れ込んでいる状況では魔力枯渇が起きなかったのだろう。
「はっ……ぁん……!」
「さぁアウラ。パパと一緒だから心配ないよ。始めてくれる?」
不測の事態が起きないようにアウラと根元までしっかりと繋がってから、アウラに各種族特性を同時に発動してもらう。
アウラの瞳が青くなり、肩口から獣と竜の首が生え、その身が緑色の魔力に包まれた瞬間、アウラの締め付けが凄まじく強くなった。
「うっ、うおおおおお……!?」
なんだこれ!? なんだこれえええ!?
ぬるぬるに、ぬるぬるに押し潰されちゃうううう!?
直ぐにでもアウラの中を満たしたい衝動に駆られるけれど、魔力枯渇のためにこんなことをしてもらってるのに魔力を補給したら本末転倒だ。
そんなことをしてしまったらいつまで経っても終わらない。
……え!? それってつまり、いつまでもこの感触を味わい続けられるってこと……!?
い、いや駄目だよ! アウラが苦しんでるのに馬鹿なこと考えるんじゃないやいっ!
異次元の快感とそれに伴う衝動に必死になって抗っていると、1分もしないうちにアウラの意識は無くなってしまった。
青い顔で小さく微かな呼吸を繰り返しているアウラを素早く鑑定すると、間違いなく魔法使いの職を得ているようだ。
これでなんの遠慮も要らないな! アウラ、今すぐ助けてやるからなぁぁぁぁ!
数十秒間耐え続けて力を溜めた俺は、意識の無いアウラのおっぱいを夢中でしゃぶりながら魔力の補給作業に没頭したのだった。
「パパぁ……。昨日よりずっと気持ちよかったよぉ……?」
吸収が追いつかないほどに注ぎ込まれてぽっこりと膨らんだお腹を擦りながら、アウラがスリスリとその身を寄せてくる。
1度受け入れてしまった以上、お腹が膨れた娘にパパと呼ばれても興奮しか覚えないなっ。
「職業浸透を進めれば進めるほど、もっともっと気持ちよくなれるからね。俺もアウラの事を毎日いっぱい気持ちよくしてあげたいから、魔物狩り頑張ろうね?」
「うんっ! 私頑張るよっ! だから疲れたらまたいっぱい注ぎ込んでねパパっ!」
はっはっは、まっかせなさーい!
疲れていようが元気だろうが、毎日限界を超えるくらい注ぎ込んであげるからねーっ!
小悪魔アウラを沢山よしよしなでなでしてあげてから、アウラとティムルのドワーフコンビと手を繋いで、終焉の箱庭の攻略の為にエルドパスタムに転移した。
「私も初めて見たけど……。聞いていた以上の光景なの……!」
転移した先に拓けた終焉の箱庭の絶景に、ターニアが感動でその身を震わせている。
ちなみにラトリアは竜騎士を得る時に1度エルドパスタムを訪れていたそうだけれど、最高機密の種族限定職への転職だった為にその時はエマを連れて居なかったらしく、エマも初見の景色に大いに感動しているようだ。
「感動してるみんなを邪魔しちゃ悪いからぁ……。ダンはお姉さんたちと一緒に少し楽しみましょうねー?」
初めてエルドパスタムを訪れたムーリ達がその雄大な景色に目を奪われている間、土の運搬作業に従事する仕合わせの暴君メンバーと気配遮断を使用してたっぷりとキスを交わす。
気配遮断は本当に神スキルすぎて困るよ。
これのおかげで人目を気にせずありとあらゆる場所でいちゃつけるようになったからなっ。
更にリーチェの精霊魔法まで組み合わせてしまうと人ごみの中で愛し合うことすらできそうだ。
「1番戦闘経験が少ないムーリもスポットの最深部で戦えているわけだから、最深部への到達は3日くらい見ればいけるんじゃないかな。その間離れ離れになって申し訳無いけど、その分夜はいっぱいイチャイチャしようね」
「ダンー? ムーリたちは私達よりも浸透が進んでいないんだから、ムラムラしたってその場で押し倒しちゃ駄目なんだからねっ? 我慢した分夜にいっぱい気持ちよくしてあげるから、アウター内でみんなにえっちなことしちゃ駄目なのっ!」
みんなにちゅっちゅっとキスをしながら今日の予定を確認すると、ジトーッとした目をしたニーナに釘を刺されてしまった。
う~ん、ニーナの警告に反論の余地は全く無いなっ。
いつもと違うメンバーにムラムラして押し倒したくなる自分の姿が目に見えるようだ。
でも釘を刺された以上は自重して、その分夜にいっぱい可愛がってもらっちゃおうっ!
「ティムルとリーチェは引率をお願いね。何かあったら2人で相談して決めて欲しい。2人の判断を信じるよ」
「ありがと、任されたわ。ま、土の運搬作業で不測の事態が起こるとは思えないけどねー?」
「恐らくぼくらの作業には3日間も必要無いと思うから、時間が余ったらみんなと相談して行動するね」
どうやら仕合わせの暴君メンバーは、時間が余ったら魔人族の集落で話を聞いたり、クラメトーラの様子を窺ったりと、俺が居なくても問題の無い作業も進めてくれるそうだ。
そっちは任せた。頼りにしてるよ2人とも。
「ダンのほうこそアウラの事を頼んだよ? ぼくにとっては娘でもあり妹でもある、大切な女の子なんだからねっ」
「俺にとっても娘でありお嫁さんでもあるんだから任せてよ。フラッタとヴァルゴはティムルとリーチェの言うことを良く聞いて頑張ってね。もし何かあった場合は2人がみんなを守ってくれよな」
「ふははっ! まっかせるが良いのじゃーっ! ダンの大事なお嫁さんの柔肌に傷などつけぬと約束するのじゃっ!」
「別行動すると心配なのは旦那様の方なんですけどねぇ……」
からかうような流し目を送ってくるヴァルゴ。
流石にムーリ達5人と一緒に行動するんだから、お嫁さんが増えたりするはずないでしょっ。心配要らないってばっ。
「ふふ、了解しました旦那様。仕合わせの暴君の安全は私とフラッタが護りましょう」
ま、フラッタとヴァルゴを抜ける相手なんて表れるとは思わないけどね。
マグナトネリコクラスの魔物ですら、この2人を無視して他のメンバーを害するのは不可能だろう。
挨拶とキスを交わして仕合わせの暴君メンバーを送り出した後は、今回一緒に行動する5人にも声をかける。
「さぁみんな、そろそろ出発しよう? 夕日も見せてあげたいから、探索に使える時間は多くないからねー?」
時間が無いとか言いながら、雄大な景色をバックに5人とたっぷり唾液を交換する。
うん。最高のシチュエーションだな。夕日を見に来た時も絶対やろう。
「素敵な光景ですよね……。こんな景色をダンさんと見られるのが幸せで仕方ありませんよっ」
「さっきニーナも言ってたけど、アウター内では自重してよー? 帰ったあとなら何をしてもいいからさっ」
ウキウキした様子のムーリと、ニーナに続いて苦言を呈してくるターニア。
了解だよターニア。アウター内で我慢できるように、ここで2人の口をいっぱい吸わせてもらうねっ。
「終焉の……この世界の果ての景色も、愛する皆さんと一緒だとただただ美しく感じられますね……。ふふ、ディアに良い土産話が出来ましたっ」
「新しく用意していただいたこの剣に誓って無様な姿は晒せませんっ。どうか見ていてくださいね、ダンさんっ!」
感慨深げに終焉の景色を眺めるラトリアと、やる気に満ちた様子のエマ。
その2人を一緒に抱きしめて、2人の口を何度も何度も往復した。
「凄いねパパ! 世界ってこんなに広いんだ!?」
「これから色んなところに行ってみような。家族みんなで一緒にさ」
はしゃぐアウラをぎゅーっと抱きしめて、ちゅっちゅっと何度も軽いキスを繰り返す。
アウラもこれからみんなと一緒に最高に幸せになろうね。
急かした割りにキスをし続けた俺のせいで、結局出発が遅れてしまったのはご愛嬌?
キスを終えた俺はムーリとアウラの2人と手を繋いで、いつもと違うメンバーで終焉の箱庭に突入したのだった。
「入り口付近で戦っても仕方ないから移動優先で。ムーリとアウラの職業浸透が進んでいないことを忘れないでね」
アウター内では基本的に戦闘よりも移動を優先し、最も職業浸透の進んでいないムーリとアウラのペースに合わせて進軍する。
アウラなんて村人すら浸透していないけれど、身体能力の高さと好色家のハイパー持久力補正のおかげでかなりの高速移動を可能にしてくれた。
ドロップアイテムの回収は基本的に俺が担当し、皆には魔物を蹴散らしながらどんどん先に進んでもらう。
その際にアウラに色々な武器を試させて、自分に合った武器は何かを模索してもらう。
「んー……。刃物や槍はいまいち使い方が良く分からないかなぁ? 私にはこれが1番合ってる気がするよ」
そう言ってアウラが選んだのはメイス、打撃武器だった。
獣化なのか魔獣化なのか、魔力による爪の斬撃も飛ばせたし、ブレスという遠距離攻撃もあるアウラが打撃武器をチョイスするのは悪くない選択かもしれない。
タイニームーンのドロップがちょっとだけご都合主義に感じてしまうけれど、インベントリで寝かせておくよりはアウラが使ってくれたほうがありがたいよな。
「うん。村人の浸透が終わったね。それじゃまずは旅人になってもらうよー」
「わぁ……。ほ、本当に職業が変わってるよぉ……」
驚愕の表情で自分のステータスプレートを見詰めるアウラをよしよしなでなで。
1時間もしないうちにアウラの村人が浸透を終えたので、次の職業には旅人を選択する。
移動重視の今の探索では、持久力補正を累積させた方が役に立つだろうからね。
しかしラトリアとエマ、そしてターニアが戦えるのは分かりきっていたけれど、今年まで槍を握ったこともなかったはずのムーリも随分と堂々とした戦いっぷりだ。
まぁ槍よりも盛大に揺れるおっぱいが気になって仕方ないんだけど。
ターニアとヴァルゴという先生がいいのか、槍の技術も既に一定の水準に達しているように思える。
既にその辺の街の警備隊員より強いんじゃないかな、ムーリって?
「流石にヴァルゴさんくらいの腕になるのは難しいと思いますけど、せめてダンさんと一緒に戦っても足手纏いにならない程度にはなりたいんですよね。そうじゃないと家で待ってなきゃいけませんから」
「ムーリに迎えられるのも悪くないけど、やっぱり少しでも長く一緒にいたいよね。俺といる為に強くなろうとしてくれてありがとう」
笑顔のムーリをぎゅーっと抱きしめて、俺の為に強くなりたいと言ってくれたムーリに感謝を告げる。
……ハグからキスに繋げたいところだけど、ニーナとターニアに釘を刺された手前自重する。
この悶々とした想いは、帰宅後にベッドの上で存分に発散するとしましょうねー。
どんどん奥に進んでいる為か、アウラの職業浸透は順調に進んでいる。
ムーリたち4人は先日奈落で浸透を終えたばかりなので、当分転職の必要性は無さそうだな。
……だけどやっぱり、仕合わせの暴君に比べると職業浸透速度が緩やかな印象を受けてしまうな。俺の気のせいと言われればそれまでの話だけどさ。
「せいっ……やぁーっ!」
最深部を目指して魔物を虐殺し続ける5人。
可愛いみんなの戦う姿を見るのは飽きない。飽きないんだけど、流石に退屈になってきたな。俺自身は既に攻略済みだし。
ドロップアイテムの回収に努めながら、持ち込んだホットサンドメーカーの中にドロップした蜂蜜を入れて、弱火フレイムランスで加熱してみる。
確か水と砂糖を混ぜて水分を飛ばすと飴が出来たと記憶している。その材料でいけるなら、蜂蜜でも代用できるんじゃないだろうか?
「……げっ。やっぱ思い付きじゃダメかぁ……」
甘い匂いが漂ってきたので、これはいけるか? と思ったけれど、煮詰めた蜂蜜はホットサンドメーカーの中で瞬く間に焦げ付いてしまった。
しかもしっかりとこびり付いてしまって、もしかしたらホットサンドメーカーを駄目にしてしまったかもしれない。失敗したーっ!
失敗の原因はなんだろう? 火加減が強すぎたのかなぁ? 結構気を使って弱火にしたつもりだったんだけど……。
「パパー。さっきからなにやってるのー? この甘い匂いはなぁに?」
「アウラ。ダンさんが変な事をするのはいつものことですよ。でもあの反応を見るに失敗しちゃったみたいですねー」
興味津々な様子で焦げ付いたホットサンドメーカーを覗きに来たアウラと、残念だねーとため息をつくムーリ。
俺の反応で料理の結果を見て取るとか、ムーリも大分我が家に馴染んでくれたようだな、くっそー!
「ちょっと記憶を頼りにお菓子作りに挑戦してみたんだけど、上手くいかなかったんだよ。これは失敗作だから、ムーリの言う通り食べられないね」
「ん~、残念ですっ。ダンさんの作ってくださる料理は食べたことがないようなものばかりで楽しいんですけど」
「りょ、料理は失敗したみたいですけど、走りながらドロップアイテムを1人で全部回収して、フレイムランスを腕に維持したまま調理されたんですか……? どんな魔力制御技術なんですかぁ……」
べっこう飴の失敗に肩を落とすラトリアと、俺の魔力制御に慄いているエマ。
我が家では日常生活の中で職業補正や魔力制御を訓練する機会が多いからね。このくらいは他の皆も多分出来るよ?
俺の料理失敗で集まってしまったみんなを鑑定すると、アウラの旅人が間もなく浸透しそうなことが分かった。
時間的にももうすぐ日が沈みそうだから、アウラの旅人を浸透させたら今日はお終いかな?
「間もなく帰還するんですねっ!? それじゃ最後に思いっきり暴れるわよ、エマッ!」
「ああ、ペース配分が分からなかったから今までウェポンスキルの使用を自重されてたんですね」
もうすぐ帰ると告げた途端に、双剣に付与された破軍を放ちまくって大量の魔物を虐殺していくラトリア。
ラトリアが振るう剣に合わせて、その剣閃が拡大して扇状の範囲の魔物が全て切り捨てられていく。
絶空と違って固定チャージしか出来ないみたいだけれど、ラトリアクラスの剣士が発動すると凄まじく凶悪なスキルだ。
既に攻撃魔法士を浸透済みのラトリアならヘイルストームを放ったほうが早い気がするんだけど、剣士のラトリア的には剣を振るうのが楽しくて仕方ないみたいだ。
ラトリアが思う存分暴れてくれたおかげでアウラの浸透も進み、旅人の浸透を終えたアウラを戦士に転職させて終焉の箱庭を脱出する。
さぁみんな。今度は夕日をバックに朝と同じ事をしようねー?
早速ティムルにお願いして、エマ用に重銀のロングソードを製作する。
そしてその武器とラトリアの双剣に、魔法も切れる烈波斬と、溜め斬り攻撃の破軍を付与してあげる。
「ウェポンスキルはいくらでも生み出せるから付与してあげるけど、残りのスキルは自分たちでスキルジュエルを集めて用意してみてね。魔法妨害と魔力吸収あたりがお勧めかな」
「さ、サラッととんでもない武器を用意してしまいましたねぇ……。まさか私の双剣にそれぞれウェポンスキルを付与することが出来るなんて……」
ラトリアが自身の双剣を手にして身を震わせている。
脳筋貴族ラトリアのことだ。恐らくウェポンスキルを試したくてウズウズしちゃってるんだろうな。
「それじゃこれがアウラの分ね。インベントリが使えるようになったら自分で管理すること」
アウラには俺が作成した最低水準の装備品を渡していく。
アウラには戦闘経験が皆無らしいので、ナイフ、剣、メイス、槍、そして弓まで用意してあげた。
「身体能力で補っちゃいそうだけど、色々試してみような。それとアウラには、出発前に1度魔力枯渇を起こしてもらうよ」
「う、うん……! 了解だよっ」
暴王のゆりかごで混合ブレスまで放ったというのに、アウラは未だ魔法使いの職業を得ることが出来ていなかった。
恐らくアウター内の魔力が常に流れ込んでいる状況では魔力枯渇が起きなかったのだろう。
「はっ……ぁん……!」
「さぁアウラ。パパと一緒だから心配ないよ。始めてくれる?」
不測の事態が起きないようにアウラと根元までしっかりと繋がってから、アウラに各種族特性を同時に発動してもらう。
アウラの瞳が青くなり、肩口から獣と竜の首が生え、その身が緑色の魔力に包まれた瞬間、アウラの締め付けが凄まじく強くなった。
「うっ、うおおおおお……!?」
なんだこれ!? なんだこれえええ!?
ぬるぬるに、ぬるぬるに押し潰されちゃうううう!?
直ぐにでもアウラの中を満たしたい衝動に駆られるけれど、魔力枯渇のためにこんなことをしてもらってるのに魔力を補給したら本末転倒だ。
そんなことをしてしまったらいつまで経っても終わらない。
……え!? それってつまり、いつまでもこの感触を味わい続けられるってこと……!?
い、いや駄目だよ! アウラが苦しんでるのに馬鹿なこと考えるんじゃないやいっ!
異次元の快感とそれに伴う衝動に必死になって抗っていると、1分もしないうちにアウラの意識は無くなってしまった。
青い顔で小さく微かな呼吸を繰り返しているアウラを素早く鑑定すると、間違いなく魔法使いの職を得ているようだ。
これでなんの遠慮も要らないな! アウラ、今すぐ助けてやるからなぁぁぁぁ!
数十秒間耐え続けて力を溜めた俺は、意識の無いアウラのおっぱいを夢中でしゃぶりながら魔力の補給作業に没頭したのだった。
「パパぁ……。昨日よりずっと気持ちよかったよぉ……?」
吸収が追いつかないほどに注ぎ込まれてぽっこりと膨らんだお腹を擦りながら、アウラがスリスリとその身を寄せてくる。
1度受け入れてしまった以上、お腹が膨れた娘にパパと呼ばれても興奮しか覚えないなっ。
「職業浸透を進めれば進めるほど、もっともっと気持ちよくなれるからね。俺もアウラの事を毎日いっぱい気持ちよくしてあげたいから、魔物狩り頑張ろうね?」
「うんっ! 私頑張るよっ! だから疲れたらまたいっぱい注ぎ込んでねパパっ!」
はっはっは、まっかせなさーい!
疲れていようが元気だろうが、毎日限界を超えるくらい注ぎ込んであげるからねーっ!
小悪魔アウラを沢山よしよしなでなでしてあげてから、アウラとティムルのドワーフコンビと手を繋いで、終焉の箱庭の攻略の為にエルドパスタムに転移した。
「私も初めて見たけど……。聞いていた以上の光景なの……!」
転移した先に拓けた終焉の箱庭の絶景に、ターニアが感動でその身を震わせている。
ちなみにラトリアは竜騎士を得る時に1度エルドパスタムを訪れていたそうだけれど、最高機密の種族限定職への転職だった為にその時はエマを連れて居なかったらしく、エマも初見の景色に大いに感動しているようだ。
「感動してるみんなを邪魔しちゃ悪いからぁ……。ダンはお姉さんたちと一緒に少し楽しみましょうねー?」
初めてエルドパスタムを訪れたムーリ達がその雄大な景色に目を奪われている間、土の運搬作業に従事する仕合わせの暴君メンバーと気配遮断を使用してたっぷりとキスを交わす。
気配遮断は本当に神スキルすぎて困るよ。
これのおかげで人目を気にせずありとあらゆる場所でいちゃつけるようになったからなっ。
更にリーチェの精霊魔法まで組み合わせてしまうと人ごみの中で愛し合うことすらできそうだ。
「1番戦闘経験が少ないムーリもスポットの最深部で戦えているわけだから、最深部への到達は3日くらい見ればいけるんじゃないかな。その間離れ離れになって申し訳無いけど、その分夜はいっぱいイチャイチャしようね」
「ダンー? ムーリたちは私達よりも浸透が進んでいないんだから、ムラムラしたってその場で押し倒しちゃ駄目なんだからねっ? 我慢した分夜にいっぱい気持ちよくしてあげるから、アウター内でみんなにえっちなことしちゃ駄目なのっ!」
みんなにちゅっちゅっとキスをしながら今日の予定を確認すると、ジトーッとした目をしたニーナに釘を刺されてしまった。
う~ん、ニーナの警告に反論の余地は全く無いなっ。
いつもと違うメンバーにムラムラして押し倒したくなる自分の姿が目に見えるようだ。
でも釘を刺された以上は自重して、その分夜にいっぱい可愛がってもらっちゃおうっ!
「ティムルとリーチェは引率をお願いね。何かあったら2人で相談して決めて欲しい。2人の判断を信じるよ」
「ありがと、任されたわ。ま、土の運搬作業で不測の事態が起こるとは思えないけどねー?」
「恐らくぼくらの作業には3日間も必要無いと思うから、時間が余ったらみんなと相談して行動するね」
どうやら仕合わせの暴君メンバーは、時間が余ったら魔人族の集落で話を聞いたり、クラメトーラの様子を窺ったりと、俺が居なくても問題の無い作業も進めてくれるそうだ。
そっちは任せた。頼りにしてるよ2人とも。
「ダンのほうこそアウラの事を頼んだよ? ぼくにとっては娘でもあり妹でもある、大切な女の子なんだからねっ」
「俺にとっても娘でありお嫁さんでもあるんだから任せてよ。フラッタとヴァルゴはティムルとリーチェの言うことを良く聞いて頑張ってね。もし何かあった場合は2人がみんなを守ってくれよな」
「ふははっ! まっかせるが良いのじゃーっ! ダンの大事なお嫁さんの柔肌に傷などつけぬと約束するのじゃっ!」
「別行動すると心配なのは旦那様の方なんですけどねぇ……」
からかうような流し目を送ってくるヴァルゴ。
流石にムーリ達5人と一緒に行動するんだから、お嫁さんが増えたりするはずないでしょっ。心配要らないってばっ。
「ふふ、了解しました旦那様。仕合わせの暴君の安全は私とフラッタが護りましょう」
ま、フラッタとヴァルゴを抜ける相手なんて表れるとは思わないけどね。
マグナトネリコクラスの魔物ですら、この2人を無視して他のメンバーを害するのは不可能だろう。
挨拶とキスを交わして仕合わせの暴君メンバーを送り出した後は、今回一緒に行動する5人にも声をかける。
「さぁみんな、そろそろ出発しよう? 夕日も見せてあげたいから、探索に使える時間は多くないからねー?」
時間が無いとか言いながら、雄大な景色をバックに5人とたっぷり唾液を交換する。
うん。最高のシチュエーションだな。夕日を見に来た時も絶対やろう。
「素敵な光景ですよね……。こんな景色をダンさんと見られるのが幸せで仕方ありませんよっ」
「さっきニーナも言ってたけど、アウター内では自重してよー? 帰ったあとなら何をしてもいいからさっ」
ウキウキした様子のムーリと、ニーナに続いて苦言を呈してくるターニア。
了解だよターニア。アウター内で我慢できるように、ここで2人の口をいっぱい吸わせてもらうねっ。
「終焉の……この世界の果ての景色も、愛する皆さんと一緒だとただただ美しく感じられますね……。ふふ、ディアに良い土産話が出来ましたっ」
「新しく用意していただいたこの剣に誓って無様な姿は晒せませんっ。どうか見ていてくださいね、ダンさんっ!」
感慨深げに終焉の景色を眺めるラトリアと、やる気に満ちた様子のエマ。
その2人を一緒に抱きしめて、2人の口を何度も何度も往復した。
「凄いねパパ! 世界ってこんなに広いんだ!?」
「これから色んなところに行ってみような。家族みんなで一緒にさ」
はしゃぐアウラをぎゅーっと抱きしめて、ちゅっちゅっと何度も軽いキスを繰り返す。
アウラもこれからみんなと一緒に最高に幸せになろうね。
急かした割りにキスをし続けた俺のせいで、結局出発が遅れてしまったのはご愛嬌?
キスを終えた俺はムーリとアウラの2人と手を繋いで、いつもと違うメンバーで終焉の箱庭に突入したのだった。
「入り口付近で戦っても仕方ないから移動優先で。ムーリとアウラの職業浸透が進んでいないことを忘れないでね」
アウター内では基本的に戦闘よりも移動を優先し、最も職業浸透の進んでいないムーリとアウラのペースに合わせて進軍する。
アウラなんて村人すら浸透していないけれど、身体能力の高さと好色家のハイパー持久力補正のおかげでかなりの高速移動を可能にしてくれた。
ドロップアイテムの回収は基本的に俺が担当し、皆には魔物を蹴散らしながらどんどん先に進んでもらう。
その際にアウラに色々な武器を試させて、自分に合った武器は何かを模索してもらう。
「んー……。刃物や槍はいまいち使い方が良く分からないかなぁ? 私にはこれが1番合ってる気がするよ」
そう言ってアウラが選んだのはメイス、打撃武器だった。
獣化なのか魔獣化なのか、魔力による爪の斬撃も飛ばせたし、ブレスという遠距離攻撃もあるアウラが打撃武器をチョイスするのは悪くない選択かもしれない。
タイニームーンのドロップがちょっとだけご都合主義に感じてしまうけれど、インベントリで寝かせておくよりはアウラが使ってくれたほうがありがたいよな。
「うん。村人の浸透が終わったね。それじゃまずは旅人になってもらうよー」
「わぁ……。ほ、本当に職業が変わってるよぉ……」
驚愕の表情で自分のステータスプレートを見詰めるアウラをよしよしなでなで。
1時間もしないうちにアウラの村人が浸透を終えたので、次の職業には旅人を選択する。
移動重視の今の探索では、持久力補正を累積させた方が役に立つだろうからね。
しかしラトリアとエマ、そしてターニアが戦えるのは分かりきっていたけれど、今年まで槍を握ったこともなかったはずのムーリも随分と堂々とした戦いっぷりだ。
まぁ槍よりも盛大に揺れるおっぱいが気になって仕方ないんだけど。
ターニアとヴァルゴという先生がいいのか、槍の技術も既に一定の水準に達しているように思える。
既にその辺の街の警備隊員より強いんじゃないかな、ムーリって?
「流石にヴァルゴさんくらいの腕になるのは難しいと思いますけど、せめてダンさんと一緒に戦っても足手纏いにならない程度にはなりたいんですよね。そうじゃないと家で待ってなきゃいけませんから」
「ムーリに迎えられるのも悪くないけど、やっぱり少しでも長く一緒にいたいよね。俺といる為に強くなろうとしてくれてありがとう」
笑顔のムーリをぎゅーっと抱きしめて、俺の為に強くなりたいと言ってくれたムーリに感謝を告げる。
……ハグからキスに繋げたいところだけど、ニーナとターニアに釘を刺された手前自重する。
この悶々とした想いは、帰宅後にベッドの上で存分に発散するとしましょうねー。
どんどん奥に進んでいる為か、アウラの職業浸透は順調に進んでいる。
ムーリたち4人は先日奈落で浸透を終えたばかりなので、当分転職の必要性は無さそうだな。
……だけどやっぱり、仕合わせの暴君に比べると職業浸透速度が緩やかな印象を受けてしまうな。俺の気のせいと言われればそれまでの話だけどさ。
「せいっ……やぁーっ!」
最深部を目指して魔物を虐殺し続ける5人。
可愛いみんなの戦う姿を見るのは飽きない。飽きないんだけど、流石に退屈になってきたな。俺自身は既に攻略済みだし。
ドロップアイテムの回収に努めながら、持ち込んだホットサンドメーカーの中にドロップした蜂蜜を入れて、弱火フレイムランスで加熱してみる。
確か水と砂糖を混ぜて水分を飛ばすと飴が出来たと記憶している。その材料でいけるなら、蜂蜜でも代用できるんじゃないだろうか?
「……げっ。やっぱ思い付きじゃダメかぁ……」
甘い匂いが漂ってきたので、これはいけるか? と思ったけれど、煮詰めた蜂蜜はホットサンドメーカーの中で瞬く間に焦げ付いてしまった。
しかもしっかりとこびり付いてしまって、もしかしたらホットサンドメーカーを駄目にしてしまったかもしれない。失敗したーっ!
失敗の原因はなんだろう? 火加減が強すぎたのかなぁ? 結構気を使って弱火にしたつもりだったんだけど……。
「パパー。さっきからなにやってるのー? この甘い匂いはなぁに?」
「アウラ。ダンさんが変な事をするのはいつものことですよ。でもあの反応を見るに失敗しちゃったみたいですねー」
興味津々な様子で焦げ付いたホットサンドメーカーを覗きに来たアウラと、残念だねーとため息をつくムーリ。
俺の反応で料理の結果を見て取るとか、ムーリも大分我が家に馴染んでくれたようだな、くっそー!
「ちょっと記憶を頼りにお菓子作りに挑戦してみたんだけど、上手くいかなかったんだよ。これは失敗作だから、ムーリの言う通り食べられないね」
「ん~、残念ですっ。ダンさんの作ってくださる料理は食べたことがないようなものばかりで楽しいんですけど」
「りょ、料理は失敗したみたいですけど、走りながらドロップアイテムを1人で全部回収して、フレイムランスを腕に維持したまま調理されたんですか……? どんな魔力制御技術なんですかぁ……」
べっこう飴の失敗に肩を落とすラトリアと、俺の魔力制御に慄いているエマ。
我が家では日常生活の中で職業補正や魔力制御を訓練する機会が多いからね。このくらいは他の皆も多分出来るよ?
俺の料理失敗で集まってしまったみんなを鑑定すると、アウラの旅人が間もなく浸透しそうなことが分かった。
時間的にももうすぐ日が沈みそうだから、アウラの旅人を浸透させたら今日はお終いかな?
「間もなく帰還するんですねっ!? それじゃ最後に思いっきり暴れるわよ、エマッ!」
「ああ、ペース配分が分からなかったから今までウェポンスキルの使用を自重されてたんですね」
もうすぐ帰ると告げた途端に、双剣に付与された破軍を放ちまくって大量の魔物を虐殺していくラトリア。
ラトリアが振るう剣に合わせて、その剣閃が拡大して扇状の範囲の魔物が全て切り捨てられていく。
絶空と違って固定チャージしか出来ないみたいだけれど、ラトリアクラスの剣士が発動すると凄まじく凶悪なスキルだ。
既に攻撃魔法士を浸透済みのラトリアならヘイルストームを放ったほうが早い気がするんだけど、剣士のラトリア的には剣を振るうのが楽しくて仕方ないみたいだ。
ラトリアが思う存分暴れてくれたおかげでアウラの浸透も進み、旅人の浸透を終えたアウラを戦士に転職させて終焉の箱庭を脱出する。
さぁみんな。今度は夕日をバックに朝と同じ事をしようねー?
0
お気に入りに追加
1,820
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第三章フェレスト王国エルフ編

男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にいますが会社員してます
neru
ファンタジー
30を過ぎた松田 茂人(まつだ しげひと )は男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にひょんなことから転移してしまう。
松本は新しい世界で会社員となり働くこととなる。
ちなみに、新しい世界の女性は全員高身長、美形だ。
PS.2月27日から4月まで投稿頻度が減ることを許して下さい。

Hしてレベルアップ ~可愛い女の子とHして強くなれるなんて、この世は最高じゃないか~
トモ治太郎
ファンタジー
孤児院で育った少年ユキャール、この孤児院では15歳になると1人立ちしなければいけない。
旅立ちの朝に初めて夢精したユキャール。それが原因なのか『異性性交』と言うスキルを得る。『相手に精子を与えることでより多くの経験値を得る。』女性経験のないユキャールはまだこのスキルのすごさを知らなかった。
この日の為に準備してきたユキャール。しかし旅立つ直前、一緒に育った少女スピカが一緒にいくと言い出す。本来ならおいしい場面だが、スピカは何も準備していないので俺の負担は最初から2倍増だ。
こんな感じで2人で旅立ち、共に戦い、時にはHして強くなっていくお話しです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる