異世界イチャラブ冒険譚

りっち

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4章 マグエルの外へ3 奈落の底で待ち受ける者

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 突如示されたオリジナルアイテム作成の道に、思わずワクワクしてしまう。

 この世界って職業の浸透が進む毎に勝手にレシピが頭に浮かんでくるから、オリジナルアイテムを作るって発想が無かったなぁ。


 ゴブトゴさんに発光魔玉300個を譲って、サークルストラクチャーを30個ほど用意してもらっている間に、もう少し詳しいマジックアイテム開発のご教授をお願いする。

 しかし色よい返事はもらえなかった。


「済まないがこれ以上は教えられん。開発局の情報漏洩が発覚したばかりでここまで教えたのだ。最大限の譲歩だと思ってくれ」

「んー了解っ。ありがとねゴブトゴさん」


 これ以上はダメだったかー。残念。


 でも確かにゴブトゴの言うことも分かる。

 開発局の情報がダダ漏れなのが発覚したばかりだもんね。慎重にもなるか。


 うちのパーティは6人ともアイテム職人の浸透は終えてあるし、後は独学で色々試してみるしかないかなぁ?


「あ、エルフと言えば。リーチェはマジックアイテムの開発経験は?」


 俺の問いかけに、ふるふると首を横に振るリーチェ。

 可愛い。じゃなくてダメかぁ。でも可愛いから許しちゃうっ。


「ああ、一応これも伝えておくとしよう。フトーク家の家捜しをしてみたが、スレイブシンボルをブルーヴァに渡したという仮面とローブの人物に繋がる情報は得られなかった。だが、少々別の問題が発覚した」


 フトーク家のブルーヴァって、フラッタの元婚約者の手無し野郎か。

 まぁアイツの両手を切り飛ばしたのは俺なんですけどねー。


「スレイブシンボルとは関わりのない別の問題?」


 メナスに繋がる情報じゃなければあまり興味ないんだけどなぁ。

 でもここまで譲歩してもらってるのに、興味ありませんって切り上げるのも鬼対応だよな。


「どうやらブルーヴァはなんらかの犯罪組織と協力関係にあったようで、フトーク家から多額のリーフがどこかに流されていた痕跡があった。仮面とローブの人物と聞いて怪しい人物に利用されたのかと思っていたが……。敵対者は個人ではなく、敵対勢力だったのかもしれん……」

「そ、そうなんだ……」


 いやいや。俺は始めから敵が個人だとは思ってないってば。

 個人で竜人族の飼育とかやってる訳ないでしょ。大規模な組織に決まってるじゃん。

 マジックアイテムの開発だって行われてるっていうのに、それなりの規模の組織がなければありえないでしょ。


 まさかブルーヴァにスレイブシンボルを渡した相手と、カスタムスレイブシンボルを開発した勢力が別々だとでも思ってるわけ?

 悪いけどゴブトゴさん、やっぱまだ危機感が足りてないんじゃない?


「……その組織については何か分かったことは? ブルーヴァたちには確認したの?」

「奴らに尋問して得られたのは、『レガリア』という組織の名前だけだった。スレイブシンボルの見返りとして多額の資金を都合していたようだが、お互いそれ以上の接触は無かったらしくてな」


 レガリア? レガリアってどんな意味だっけ?

 確か、王権を証明する物品みたいな意味だったような……。


 つまりシモン陛下ではなくて、自分達こそが王権の正当後継者であると言いたいのか?

 あのボンクラ陛下を見たら本当に王族か? って思うのは共感するけども。


「レガリアという組織の名前自体は割りと有名なのだが、組織の実態となると殆ど不明でな」

「あ、有名な組織なんだ? なのに詳細が分からない?」

「自分達こそが真の王族であると主張し、国家の転覆を謳う犯罪組織だということは分かっているのだが……。あまり目立った行動を取ったことのない組織だという認識なのだ」


 国家転覆を謳う犯罪組織だけど、目立った行動は取らない?

 ってちょっと待て。目立った行動取りまくってるじゃん! なに言ってんのさゴブトゴさん!?


「かなり古くからある組織なのは間違いないのだが、国家転覆を謳うわりには大人しい印象でな。犯罪組織と言っても国家反逆罪以外の具体的な犯行を犯すわけでもなく、おかしな組織なのだよ」


 おかしな組織なのだよ、じゃねーよ!

 独自にマジックアイテムは開発されてるわ奈落で竜人族が飼育されてるわ、発覚してないだけでかなり大規模に犯罪行為を犯してるってーの!


 ……なんだろう。この感じは。


 陛下といいゴブトゴさんといい、王国上層部って牙を完全に抜かれてないか?

 この危機感の無さは、かなり昔から情報操作されてたんじゃないのかと思えてくるんだけど。


 陛下はボンクラ、ゴブトゴさんはお花畑で、レガリアからしてみたらやりたい放題だったろうなぁ……。



 でも組織の名前が分かったのは収穫だろう。


 レガリアのメナス。


 それが俺達と敵対している相手の名前だ。


 これ以上の情報は得られそうにないので、サークルストラクチャーを30個受け取って帰宅した。


 ティムル、リーチェ、ラトリアにレガリアという名前について確認してみると、ラトリアだけがその名前を知っていた。


「私の認識もゴブトゴ様と変わりませんが、ともかく古くからある組織だと聞いています。王権の正当後継者を名乗るくらいですから、スペルド王国と同じくらいの歴史を持つ組織なのかもしれませんね」

「ふ~ん、今のところは古い組織ってことしか分からないかぁ」

 
 それじゃレガリアのことは一旦置いておいて、マジックアイテムの開発とサークルストラクチャーの運用方法についてみんなの意見を聞いてみよう。


「守人たちの各集落には戦士、商人、旅人、修道士、魔法使い、職人の6種類あれば充分じゃないかなぁ。侵食の森で空魔玉もドロップするなら、魔玉発光を基準にすれば鑑定も必要なくなると思うの」


 うん。確かにニーナの言う通り、職人までは設置してあげたほうが良さそうだね。

 可能であれば、射手の魔法陣までは置いてあげたいかなぁ。弓があれば飛礫隊がグレードアップしそうだから。


「うむ。ニーナの挙げた職業ならば、余裕を持って5つの魔玉発光を基準にすれば良いと思うのじゃ」


 浸透の目安が魔玉発光5回って言うのは、かなり余裕を見ているね。

 種族混成ボーナスってあるか無いのか結局分からないんだけど、単一種族パーティでも魔玉を5つも光らせれば間違いなく浸透してるはずだ。


「戦士、魔法使い、旅人の3つだけでも十分過ぎるくらいですよ。なのに6つも設置してもらえるなんて、非常にありがたいお話です」


 戦闘力、攻撃魔法、持久力補正があれば十分っていうヴァルゴの意見も分かるんだけど、せっかく殆どの村民が魔法使いと修道士になれる資格を得ているのだから、活かさない手はないでしょ。

 レガリアのメナスはアウターエフェクトを群れで操れる相手だ。変に遠慮せずに戦力拡張していこう。


「その先の転職についてはスペルドの職業ギルドを利用すべきじゃろうよ。守人の人口で多くの転職魔法陣を管理するのは難しかろう?」

「ですね。この先の魔法陣は、フラッタの言うように王国の物を利用すべきかと」

「いいの? 別に遠慮なんてしなくていいんだよ? 時間さえかければサークルストラクチャーも融通してもらえるんだし」

「いえ、旦那様と森の外に出てみて、守人たちも森の中だけに目を向けているのは危険だと思うようになりましたからね。ですので、森の外に出ていく用事はあったほうが良いと思うんです」


 遠慮ではなく配慮か。


 確かにバロールの民が行方不明になっていたのにも気付かなかったくらいだからな。今まではちょっと森の外に無頓着過ぎたよね。
 
 転職の為に定期的にスペルド王国に足を運べば、最低限の情報くらいは入ってくるだろう。多分。


「あーもうっ。また失敗しちゃったわぁ……」

「ゴブトゴさんがお勧めしないと忠告してきた理由が分かるね。これはかなり難しいよ……」


 ニーナたちと転職魔法陣の話をしている横では、ティムルとリーチェが早速オリジナルアイテム開発を試していた。

 ……が、やはり結果は芳しくないようだね。


「適当にアイテム開発を試してみたけれど、失敗すると素材が消失しちゃうみたいなのよねぇ。アイテム開発に手を出してみたいけれど、それなりの覚悟が要るかもしれないわ……」

「ただ……、なんとなくだけど、これは失敗するだろうなぁっていう感覚はあるんだよね。その感覚がスキルによって齎されているものであるとするなら、成功の確信が持てるまでスキルを発動しなければいいんだ」


 開発に失敗すると素材が消失。けれど失敗判定はなんとなく直感で分かると。

 流石お姉さん組は頼りになるな。この短時間でちゃんと考察が進んでるよ。


「まずは成功のイメージを固めるところから始めようと思うんだ。うちのパーティは幸いにもドワーフとエルフが揃ってるからね。環境的には王国の開発局とだって張り合えるはずさ」


 素材が消失するのは恐怖かもしれないけれど、俺達にはもうお金は必要ないからね。

 ティムルがやってみたいなら全力でサポートするよ。


 リーチェも乗り気みたいだし、長い目で見てじっくり試作していこうね。


「んー……。このあと俺1人で魔人族の村を回ってこようかな。俺って現時点で浸透させる職業が出てないからさ」


 サークルストラクチャーも受け取ったし、さっさと転職魔法陣の設置を済ませてしまうべきだろう。


 魔人族の集落の話も、みんなの職業浸透も両方疎かには出来ない。

 となると、やっぱり別行動をするしかないんだよなぁ。


 ……流石にこれ以上変な騒動に巻き込まれることはないと思うし? フラグではありませんよ?


「みんなにも浸透しやすい職業って殆ど残ってないし、二手に分かれて行動して問題ないと思うんだ」

「そうだねぇ。ダンはこれ以上の職業浸透の必要性を感じないし、逆に私達は早く聖属性魔法やインパクトノヴァを習得しちゃう必要があるもんね。別行動してそれぞれが動いたほうがいいと思うの」

「弑逆者、悪魔祓いに加えて、紳商、聖騎士あたりまで浸透させることが出来たら、私はもう名匠固定でいい気がするわね。アイテム開発に専念する場合は名匠の方が有利な気がするから」

「妾は侠客や英雄の浸透まで視野に入れておきたいのぅ。やはり妾は最前線でみんなを護りたいと思うからの。戦闘職は可能な限り浸透させておきたいのじゃ」


 フラッタが侠客の話をすると、フラッタのおっぱいに初めて触れた日を思い出すなぁ。

 今となってはフラッタのおっぱいの柔らかさに加えて、見た目や味、感度まで完璧に把握してしまったよ。


 ……ごめんフラッタ。ちょっとおっぱい触らせてくれる? つんつんぷにぷに。


「ぼくは可能な限り職業浸透数を伸ばしていきたいと思ってる。巫術士になれるかどうかも分からないしね。職業浸透数を増やしながら、ティムルと一緒にアイテム開発を試していきたいかな」

「皆様と比べて私はまだまだ加護が足りておりませんし、フラッタやリーチェと共に加護を増やしていきたいと思っています。守人の集落の事を旦那様に任せきりにしてしまうのは心苦しいですが……。今は力不足の解消を優先させていただきたく……!」


 ティムルとリーチェが開発メイン、フラッタとヴァルゴが脳筋ルートを目指すわけね。

 ニーナもアイテム開発に少し興味がありそうだ。


 しかしアイテム開発を始めると、ベッドの上で過ごす時間が少し減っちゃうかもしれないなぁ。寂しい。


「それじゃ今日は別行動って事で宜しくね。みんなはもう俺抜きでもイントルーダーを滅ぼせると思うけれど、浄化魔法や魔力自動回復がアテに出来ない事を忘れないで」

「ダンこそ、1人になった途端にお嫁さんを増やしたりしないでよー?」


 くっ……! からかうニーナに反論したいけど、ヴァルゴと言いエマと言い、反論の余地が無いぞ!?


「お嫁さんが増えるのは構わないんだけど、エマとヴァルゴみたいに一気に2人も……、ってフラッタとリーチェの時に既に前例があったねっ」


 フラッタとリーチェの時はなぁ。あれはもう仕方なかったんだよ。

 世界一可愛いフラッタと、世界一エロいリーチェのおっぱいを散々好き放題にしちゃったら、もう絶対に他の男に2人を渡したくなくなっちゃったんだよねぇ……。


 まだ見ぬ未来のお嫁さんよりも、目の前のみんなのことのほうがよっぽど大好きだよー、といっぱいキスをして、お互いの目的地に向かって転移した。


 まずはディロームの集落に転移し、ルドルさんとカランさんに転職魔法陣の設置、維持と管理の仕方などについて説明していく。


 転職魔法陣の設置については大歓迎。

 だけど今は戦士、旅人、商人の3つだけしか管理できないと、意外と冷静な返答をいただいた。


「職業の加護を賜れるなど恐悦至極ではあるが、ダン殿から賜った加護の魔法陣を管理できずに消失させるなどあってはならんからなっ! なぁに。ひと月もせぬうちに、3つとも浸透を済ませてしまう者は続々と出てくるはずだ。少しだけ時間をくれぃっ」

「この通りカランも張り切っておりますからの。我らディロームの民が口先だけではない事、結果を持って証明致しましょう」

「転職の目安は魔玉を5つ光らせることね。浸透する前に転職しても意味無いから気をつけて」

「分かっております。ご安心を。そしてその後の加護については、スペルド王国の物を利用するわけですな。実に450年以上の月日を経て、守人の我らも森の外に足を運ばねばならぬ時代になったのですなぁ」


 遠くを見詰めながら感慨深げに語るルドルさん。

 いや、転職できなくなった時点で森の外に目を向けるべきだったと思うんだよ?

 
「ではダン殿! ここに設置をお願いしたいっ!」


 魔法陣設置用に大きな木の幹をくりぬいた部屋を準備してもらい、サークルストラクチャーを設置する。

 サークルストラクチャーは高さ2メートル弱の黒い杭というか柱のような外見をしていて、地面に打ち込んだサークルストラクチャーにステータスプレートを差し込むと、柱を中心に転職魔法陣が出現した。


 転職する時は杭の中に発光魔玉を当てればいいそうだ。

 俺はギルドでの転職を見たこともないので、全部又聞きの説明になってしまったぜ。




「……ふぅ。完成品からどんどん持ってっちゃってねー」


 無事に戦士・旅人・商人の転職魔法陣を設置した後は、魔人族が集めたドロップアイテムで可能な限り武器を作る。

 非戦闘員を除けば、そろそろ村中に武器が行き渡ったかもしれないなぁ。


 余ったドロップアイテムは俺が全部持ちかえり換金する。開拓村の開発資金に充てるのだ。

 職人が育てば魔人族の村でも活用できるんだけれど、今はまだ利用価値のないお荷物だからね。村に置いていても仕方ないのだ。


「神に見放されし我ら守人の集落に、転職魔法陣と武器が齎される日がやってくるとはのぅ……。まだまだ無力な我等ですが、必ずやダン様のお力になれるよう研鑽を積ませていただく所存ですじゃ」

「……ルドルさん。俺を様付けで呼ぶのやめてくれないかなぁ?」


 武器と戦闘職の補正、魔法使いの攻撃魔法さえ使えるようになれば、守人たちの職業浸透速度は一気に加速するはずだ。

 なるべく早めに敏捷性補正も付けてあげたいけれど、ディロームの民は魔迅で少し敏捷性を代替できるのは強みだよなぁ。


 ディロームの集落での用事を終えて、ガローブ、グローグの集落でも同じように転職魔法陣を設置し、武器を製作していく。


 なんで住人全員が修道士になれるようになってんだよぉ。

 俺に向かって跪くの、やめてもらっていいですかねぇ?


 3つの集落で転職を開始して以降、魔物の犠牲になった者は1人もいないそうだ。

 まさに、結果を持って守人の魔人族たちの戦闘能力を証明されてしまったよ。


 この世界の平民層は、職業が3つも浸透していたら食うには困らないくらいの評価をして貰える。

 だけど守人たちにはもっともっと強くなってもらわないと、呼び水の鏡を返却してあげるわけにはいかないんだよね。


 魔物使いと召喚士。

 自然発生する魔物を従えるスキルと、魔力があればいくらでも魔物を生み出せる造魔というスキル。


 造魔スキルの存在のせいで、俺がアウターエフェクトを何体殺しても、メナスの戦力は本質的には全く削れていないということになってしまう。

 だから守人の集落は、なるべく早くアウターエフェクトの大群を退けられるようになってもらわないと困るんだよなぁ。


 ったく面倒な話だよ。メナスさえいなければ、守人の集落はもう完全に立て直したと言えるのにさぁ。
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