異世界イチャラブ冒険譚

りっち

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4章 マグエルの外へ2 新たな始まり、新たな出会い

260 咆哮と獄炎 (改)

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「ドロップアイテムを確認。俺達の勝利だね」


 みんなに勝利を宣言し、指輪型のアクセサリーである混沌のアミュレットを拾い上げる。


「この指輪は混沌のアミュレットっていうアクセサリーみたい……って、あれ?」


 みんなに鑑定結果を共有しようと振り返ったら、なんだかみんなびっくりしたような顔で固まっちゃってるな?

 と思ったら、ニーナがなんかプルプル震えだしたぞ?


「もーっ! ダンが瞬殺しちゃったら意味無いでしょーっ!」

「えっ、えええっ!?」

「ダンがいなくてもアウターエフェクトと戦えるかどうかが知りたかったのにーっ! んもーっ!」


 ちょっとニーナ! その言い分は流石にあんまりだよっ!?

 ていうかどう考えても、俺がいなくても普通に瞬殺出来てたからね!?


「スキルの咆哮、ロード種にも通じてたわよねっ!?」

「へっ!? あっ、うん。通じたように見えたね……?」

「そうよねっ!? 流石にイントルーダー戦で通用するとは思わないほうが良いけど、私が切れるカードが1枚増えたのは凄くありがたいわぁ!」
 

 うわぁ、喜ぶティムルお姉さんが可愛い……。


 アウターエフェクトにも通じる恐慌を全方位にばら撒く咆哮は、かなり凶悪なスキルだね。

 仮にゴルディアさんとラトリアが咆哮を使えていれば、竜化して逃げ延びる事が可能だったかもしれないくらい強力なスキルなんじゃないかな?


「ふむ。駆け寄りながらインパクトノヴァを詠唱し、強振打と共にインパクトノヴァをぶつけられれば凄まじい威力になりそうなのじゃ」

「きょ、強振打だけでもカオスロードが地面に埋まってたけどね……?」

「ダンのような高速詠唱は無理だとしても……。普通に戦闘しながら魔法を詠唱できるように訓練しておくのは大切そうじゃのう」


 フラッタは発想が脳筋過ぎるよぉ。

 ふぅむ、と可愛く首を傾げながら考える事が攻撃の威力アップとか、無双将軍が極まっちゃってるよぉ。


「ようやくアウターエフェクトを1人で倒せるくらいになれたみたいだ。これで仮にダンと分断されても切り抜けられるようになったかなぁ」

「建国の英雄様がなに言ってるのさ。いつも頼りにしてるよ」

「1人でアウターエフェクトを撃破出来ちゃうなんて、普通だったら世界最強クラスの強さなんだけど……。敵の力は未知数すぎて、これだけ強くなっても不安は残っちゃうね」


 リーチェの言う通り、敵の情報がなにも分かってないのが怖いんだよなぁ。

 それに恐らく、暗躍している敵とイントルーダーの存在はそれぞれ別の勢力だと思うんだよね。イントルーダーを人の意思で制御できるとは思えないし。


 イントルーダーは職業が50以上浸透している俺でも、みんながいなければ負けていたほどの相手だ。

 人の悪意と魔物の悪意、その両方に対抗するために、戦闘力はどれだけ磨いても足りないくらいなんだよなぁ。


「ロード種とは最強の魔物と伝え聞いておりましたが、皆さんにかかるとこうもあっさりと滅ぼされてしまう存在なのですね」

「魔物相手は職業浸透数がものを言うからね。俺達は対人戦よりも魔物戦のほうが相性がいいんだよ」

「相性の問題だけとは思えませんけど……。とにかく、皆さんが警戒をしなければならない相手がバロール族の失踪に関わっているのだとしたら、我ら守人の魔人族も看過するわけにはいきませんね」


 ヴァルゴの懸念通り、呼び水の鏡を奪還してしまった以上、守人の集落が敵に襲われる可能姓は否定出来ない。

 職業浸透の進んでいない今の守人たちでは、アウターエフェクトが現れたらなす術もなく滅ぼされてしまうしかないだろう。


 各集落に10個くらい職業浸透を済ませた者が20名くらい誕生してくれれば、ロード種やデーモン種が表れても簡単に滅ぼされる事はないハズだ。

 結局は地道に1歩1歩進んでいくしかない。だけど気持ちばかり焦ってしまうよぉ。


「さて、それじゃこの混沌のアミュレットだけど、ティムルに使って貰っていいかな?」

「えっ、えええ!? な、なんで私っ!?」


 いやいや、ニーナは全状態異常耐性の大効果スキルを持ってるし、フラッタとリーチェはアクセサリーを交換する余地はないからね。

 ヴァルゴは全体的な装備水準が最高クラスなので、アクセサリーは後回しでいいでしょ、ってことでお姉さんに使ってもらうのがいいと思うんだけど。


「その理屈ならダンが使うべきでしょっ!? アウターレアの装備品を、メンバーの中で1番戦闘力が低い私が装備するなんて、勿体無さ過ぎるわよっ!」

「いやぁ、実は俺がティムルに指輪を贈りたいってだけの話なんだよ。元の世界じゃ結婚指輪なんて文化があったからね」

「…………へ?」


 結婚指輪と聞いて固まってしまうティムル。

 しかしいくら価値があるものとは言え、拾った指輪を婚約指輪と言い張るのはどうかと思うなっ。


「それに、混沌のアミュレットには物理と魔法の両方に大効果耐性が付与されてる。戦闘力が低いって言うなら、ティムルを守るためにもお前に使って欲しいんだ」


 うちのパーティの精神的支柱は間違いなくティムルだからな。ティムルの安全を確保するのは当然のことだ。


「摂理の宝珠よ。神意に従い、加護と恩寵と祝福をここに。スキル付与」



 混沌のアミュレット
 物理耐性+ 魔法耐性+ 体力自動回復 全状態異常耐性 無し



 ティムルが固まっているうちに長らくインベントリの肥やしになっていた体力自動回復中効果と全状態異常の中効果耐性を付与して、固まったままのティムルの左手の薬指に嵌めてあげる。


「みんなの装備品を用意してくれたり、色々なことを教えてくれたり、率先してエロい事を考えてくれたり、ティムルはうちの家族の大切な参謀殿だからね。遠慮しないで受け取って欲しいな」

「う、う~……。で、でもぉ……。私なんかにアウターレアの装備品は勿体無いわよぉ……」

「みんなティムルお姉さんの事が大好きだから、アウターレアの装備品を勿体無いなんて思う人はいないよ。最高の女性であるティムルには、最高品質の装備品こそ相応しいさ」


 縮こまったままのティムルにチュッとキスをする。

 するとティムルは柔らかく微笑んでくれた後、優しく俺に抱きついてきた。


「……ありがとうダン。ありがとうみんな。私もみんなのこと大好きよ……」

「まったくティムルはいつも遠慮しすぎなのっ! もっと我が侭になっていいだからねっ?」

「ふふ。ティムルの黒い手に指輪が映えるね。とっても素敵だよティムル」

「あはーっ。ありがとリーチェ。大好きな家族が贈ってくれたものだから、私も大切に使わせてもらうわね。みんなからの贈り物、本当に嬉しいわ……」


 感激屋のティムルお姉さんも、今回は涙を流すことなく素直に受け取ってくれた。

 家族に対して変な遠慮がなくなってきた証拠だとしたら嬉しいんだけどねー?


 アウターエフェクト討伐直後で魔物が出る心配も無いし、暫くこのまま抱きあって……。


「あっ! ねぇねぇ。ちょっと聞きたいことがあるんだけどー?」


 なんて思っていたら、俺と抱き合っているティムルに背中から抱きついたニーナが、首を傾げながら尋ねてきた。


「ティムルとダンのウェポンスキル、どっちもアウターエフェクトの素材から作られたのに、ダンの獄炎だけ強力すぎないかなー?」

「あー。確かに強力なスキルだったわねぇ。アウターエフェクトを1撃で消滅させてたし」

「あれってウェポンスキルだから、ダンはあれに高速詠唱の攻撃魔法を重ねられるわけでしょ? そう考えるとやっぱり強すぎる気がするのー」


 確かに強力だったし、使い勝手も良さそうなスキルだからね獄炎は。

 殺傷能力を持たない咆哮と比べると、釣り合いが取れていない印象はあるかもしれない。


「いや、ティムルの咆哮は弱い敵であれば即死させる効果もあるのじゃよ」


 しかし俺が返答する前に、ここ数日ティムルと同行していたフラッタが、咆哮の性能についてフォローしてくれた。

 っていうか即死効果スキルなんてあるのかよっ! 怖すぎでしょ……。


「それに、ダメージが通らない代わりに確実な行動阻害効果を齎せるのは、非常に強力なスキルなのじゃ。例えば竜王のようにタフな相手の攻撃魔法やブレスを、確実にキャンセルすることが出来るからのう」

「それに獄炎の威力はダンの職業浸透数あってこその威力だと思うよ」

「ダンだからこその威力?」

「ダンの獄炎もティムルの咆哮も攻撃魔法寄りのウェポンスキルに思えたからね。魔法攻撃力上昇補正で威力が上がったんじゃないかと思うんだ」


 フラッタに続いて、リーチェが俺とティムルのスキルについて見解を示してくれた。


「ティムルの咆哮も魔法使いルートの補正のおかげでアウターエフェクトにまで恐慌が通じるようになったんじゃないかな。だから魔法攻撃力を高めていけば、もしかしたらイントルーダーにも恐慌が通るようになるかもしれないよ」

「んー……。イントルーダーの動きまで止められるなら……。確かに超強力なスキルなのかなぁ?」


 まだ少し首を傾げてはいるものの、ニーナも一応は納得してくれたようだ。


 フラッタとリーチェによると、武器に付与されたウェポンスキルというのは基本的に物理攻撃職の者が扱う場合が多く、俺達ほどの威力を出せない可能性が高いようだ。

 強振打や通穿牙のような物理攻撃職が使いやすいスキルに比べると、魔法系のウェポンスキルは元々の性能が強力に設定されているのかもしれない。



 さて、それじゃアウターエフェクトも滅ぼしたことだし職業浸透を確認しよう。

 俺の紳商はLV100に、法王と救世主はLV64まで上がっている。ニーナの探索者はLV94、ティムルの魔導師はLV18だ。

 フラッタの魔導師がLV86まで上がっている事を考えると、アウターエフェクト戦でインパクトノヴァを放ったリーチェの魔導師は、恐らく浸透が終わってるんじゃないかなぁ?

 ヴァルゴの飛脚も最大LV50なので、無事に浸透を終えてくれたようだ。


 俺は予定通り竜殺しを上げるかと思ったんだけど、王城でフラッタが隷属化された1件があったので、先に奴隷商人を上げることにする。

 従属魔法を極めた先に何があるのかも確認しておきたいしね。



 奴隷商人LV1
 補正 魔力上昇- 幸運上昇- 
 スキル 従属魔法



「ヴァルゴの次の職業は槍手ね。槍使いのヴァルゴが槍手を浸透させてないのはかっこつかないし」

「ふふ。ですね。最強の槍使いを目指すための第1歩とさせていただきましょう」


 ヴァルゴは通穿牙の威力を高める為に槍手を選択。

 その後は射手、狩人、斥候を進めて察知スキルの取得を目指す。



 槍手LV1
 補正 武器強度上昇-
 スキル 刺突時攻撃力上昇-



 魔法使いルートも進めたいけれど、魔法使いルートは体力にも敏捷性にも装備強度にも補正が一切付かない。

 万が一の事故を無くす為に、物理戦闘職をある程度浸透させておくべきだろう。



「さ、職業設定も済んだし帰ろうか」

「アウターエフェクトが出ると、帰りが早くて嬉しいのじゃーっ」


 アウターエフェクトさんが完全にボーナス扱いされている件。

 まだ日も高いし、飛脚の浸透が済んだヴァルゴと手合わせでもして過ごそうね。


 
 日が落ちるまでみんなで手合わせをして過ごし、帰宅したムーリとターニアさんと合流。

 そして明日からまた旅立つ予定なので、ヴァルハールからラトリアとエマも攫ってきて、マグエルに全員集合してもらった。


「え? 住人登録をしない?」


 まずはターニアさんとヴァルゴの住人登録を済ませようとしたところ、ターニアさんからこの家の住人登録を辞退されてしまった。


「ダンさんたちがいない間はトライラム教会で寝泊りしようと思ってるの。あと数日で離れにも入れる状態になるらしいからね」

「シスター室にはモノがありませんからね。ベッドをもう1つ並べるくらいわけないですっ」


 ああ、俺達が旅に出ている間はムーリも教会に戻るのか。

 となると、この広い屋敷にはターニアさんが1人で取り残されてしまうことになる。


「誰もいないこの屋敷に1人でいるのはちょっと寂しいの。それに私はダンさんの奥さんじゃないから、最低限の線引きはしておこうかなーって」

「最低限の線引きかぁ……」


 ターニアさんに気まずそうな印象は受けないけれど、やっぱり多少居辛く感じていたのかもしれない。

 本人がいいと言うならその意思を尊重しよう。ムーリも一緒だし、用事があって家に入りたい時も直ぐに対応できるはずだ。


 ターニアさんは辞退したのでヴァルゴの住人登録だけを済ませ、明日以降の予定を話し合う。


「それじゃ明日から、ネプトゥコから西の奈落に向けて旅を再開するよ。移動中はティムルは名匠にするし、ヴァルゴには魔迅もあるから移動速度に問題はないはずだ」

「また新しい場所にいけるの、すっごく楽しみーっ」


 今度の目的地は、ケイブ奈落の最寄の都市であるパールソバータという街だ。

 パールソバータは奈落のドロップアイテムで栄える迷宮都市で、ヴェルモート帝国とスペルド王国の国境に近いこともあり、両国からの物流の要としても賑っている場所のようだ。


 旅の最中は朝晩ムーリ、ラトリア、エマを送迎して、各街の宿屋で乱交を楽しませてもらう予定だ。

 は~……。移動魔法って素晴らしすぎるぅ……。


「あ、そう言えばターニアさんが呪いを受けた場所ってどこなのかな?」

「え? 私が呪いを受けたアウターの場所が知りたいの?」

「うん。当時は未発見のアウターだって聞いてるし、今も未発見なら魔物を狩りまくっても誰にも迷惑がかからないから、俺達にとってはいい稼ぎ場所になりそうだなってね」

「魔物を狩りすぎて迷惑がかかるって、恐ろしい話だよねぇ……」「


 俺の発言に引き気味のターニアさん。

 でも魔物を狩り過ぎると、アウターエフェクトやイントルーダーが出現しちゃうからね。マジで周囲に迷惑がかかっちゃうんだよー。


「私が呪いを受けたのはスペルド王国の北端、ドワーフたちの生存圏に行く途中の険しい山岳地帯、グルトヴェーダの中で発見したルインなの」

「山岳地帯グルトヴェーダ?」

「ん~……。口で場所を説明するのは難しいから、私がポータルを使えるようになったら案内してあげるね」

「そっか、了解。結局それが1番手っ取り早いもんね」


 確かに呪いを受けた本人であるターニアさんのポータルを使うのが確実だよね。


 俺達が奈落の調査をしている間に、傾国の姫君はムーリの戦士とかターニアさんの商人や行商人の浸透を済ませる予定らしい。

 ムーリが重い荷物をヒョイヒョイ持ち上げているのを見て、ターニアさんも羨ましくなったんだそうだ。


 スポットでの探索物資を運ぶのにも有用な職業だし、悪くないチョイスだ。


「自分ではもうあそこに入ろうとは思えないから、あそこの調査はダンさんとニーナに託しちゃうね。みんなのことは全く心配してないし、呪われたってダンさんが解呪できちゃうんだもの」

「うんっ。任せて母さん! もうそのルインを潰すつもりで、思い切り暴れてくるからねーっ!」


 呪われた17年間のお礼も兼ねてって奴ですね。

 俺もニーナたちを呪ったルインにはお礼したいと思ってたんだよなぁ。


 それにイントルーダーを倒したあとも魔物を狩り続けたらアウターがどうなってしまうのか、1度検証してみたいと思ってたんだよね。

 未発見のアウターなら、もし潰しちゃっても誰にも迷惑はかからないし、まさにうってつけの場所と言える。


「そうだダンさん。明日旅立つんでしたら、その前にワンダやリオンに魔力枯渇を体験させてあげてもらえますか?  せっかくなので私も一緒に魔力枯渇を体験しようと思ってますし」

「あーそっか。了解ムーリ。明日教会で魔力枯渇の体験会を開こっか」


 既にあいつらは4回目の転職を済ませているから、魔力枯渇さえ体験しておけばリオンはもう魔法使いになれるわけだね。

 ワンダは先に冒険者を上げるんだろうけど。


 ムーリ自身も獣人の割にあまり運動が得意ではないらしいので、戦うにしても前衛よりも後衛を目指したいと思っているようだ。

 回復魔法士を浸透させればムーリなら全体回復魔法が使えるようになるし、アリだね。


 明日は教会に赴いて、魔力枯渇の体験会をしてから出発かな。




「さぁみんな。マグエルを立つ前に滅茶苦茶にしてあげるからね」


 旅立ち前なので、家族全員とたっぷり愛し合う。


 しかし、う~ん。8人かぁ……。

 10人余裕で寝られるようにって用意されたベッドが大分狭くなっちゃったよぉ。


 獣化したニーナの平らなおっぱいを一心不乱に吸いながら、敏感になったニーナの1番奥をぐりぐりと圧迫しながら遠慮なくびゅーびゅーと流し込んでいると、休憩中のみんなも同じ事を思ったようだ。


「離れが出来るなら客室は必要なくなると思うから……。衣装部屋を1階に移動して、2階は2部屋ぶち抜いて巨大な寝室にしちゃわない?」

「そうだね。今後もお嫁さんが増えるなら、衣装部屋も足りなくなっちゃうだろうし」

「そしてベッドは倍くらいの大きさの物を用意してもらいましょっ。それなら30人くらい一緒に抱いてもらえるでしょー」


 30人って……。いったいどんな想定をしてるんだよティムルは。

 碧眼のティムルと見詰めあいながら真っ黒な乳首をちゅぱちゅぱと吸い上げ、ティムルの中をタプタプに満たしてあげる。


「1年で8人じゃからのぅ。今年は色々な場所に出向くことになるじゃろうし、新たな出会いも増えそうなのじゃ」

「私やターニアを見つけてくれた実績もありますからねぇ……」

「えっちなダンはどれほどお嫁さんを増やしても1人1人も死ぬくらい愛してくれるから、むしろもっとお嫁さんを増やしてもらわないと、こっちの身が持たないのじゃぁ……」


 フラッタの身が持たないのは、お前が敏感すぎるのが悪いんでしょ。

 母親のラトリアに例の奉仕をさせながら竜化した超敏感フラッタの乳首をちゅぱちゅぱしゃぶり、よがり狂うフラッタを目と耳で楽しみながら、最年少のフラッタの1番狭い体の中にドクドクと注ぎ込んであげる。


「ぼくのこと何も話せなくて本当に申し訳ないけど、ダンならすぐにぼくを抱いてくれるって信じてるからね。ぼくも早くダンでいっぱいに満たされてみたいよぉ」


 待たせてごめんなリーチェ。

 500年分の利子までつけて、お前を俺でいっぱいに満たし続けてやるからね。

 
 差し出されたピンクの乳首をリーチェ本人と一緒にぺろぺろと舐めながら、繋がったままのフラッタの中を容量いっぱいまで何度も注ぎ込んであげた。


「沢山の問題を解決しなければならないダン様の負担にしかなれていない現状が心苦しいですが、微力ながら誠心誠意お仕えさせていただきます」

「あはーっ。気にしないのヴァルゴ。ここにいる全員、ダンに押しかけちゃったようなものなんだしーっ」

「……押しかけてしまった身で恐縮ではありますが、このヴァルゴ、ダン様の1番槍として、皆さんに立ちふさがる脅威の全てを貫くと誓います。ダン様にだけでなく、ダン様の家族全員に誓いましょう」


 ヴァルゴが俺以外のみんなとも仲良くなってくれて嬉しいよ。

 お前が俺達の脅威を貫いてくれるなら、今は俺の槍でヴァルゴの1番奥を沢山貫いてあげるからね。


 まだ俺に吸われ慣れていないヴァルゴの鈍感乳首に唾液を塗りたくりながら、ヴァルゴの中をドロドロにしてあげた。


「私も戦えるようになって、いつか獣化できるようになってみたいんですよね」

「ムーリもスポットに入ってるし、母さんと一緒なら直ぐに獣化できるようになると思うのっ」

「はい、頑張りますっ。獣化したニーナさん、凄く気持ち良さそうにしてますし、そんなニーナさんを愛しているダンさんも凄く気持ち良さそうにしてるから、その、羨ましくってぇ……」


 ふふ。ムーリはえっちな事に積極的過ぎるよ?

 獣化したら感度が跳ね上がっちゃうみたいだから、ムーリが獣化えっちに耐えられるように、今から思い切り可愛がって訓練しておこうねー。


 ムーリ自身に持ち上げさせたおっぱいをムーリと一緒にちゅぱちゅぱしゃぶり、大きいお尻を手形が付くくらい強く鷲掴みにして、ムーリの最奥をグリグリと思い切り抉りながら何度も何度も注ぎ続けた。


「なんで私とエマをいつも一緒に扱うんですかーっ!」

「ああ、ラトリア様、ごめんなさいぃぃっ!」


 ラトリアに奉仕してもらいながらエマを満たし、エマに奉仕してもらいながらラトリアを満たしていく。


 俺は結構シチュエーション萌えなところがあってね。

 主従関係の2人を思う存分楽しむ為に、2人をセットで抱きたくなっちゃうんだよねー。


 最終的にラトリアに奉仕させながら、フラッタとキスをして敏感乳首をこねこね弄りつつ、体はエマと繋がって彼女の中を何度も執拗に満たしてあげた。

 エマはまだまだ満たされた回数が少なすぎるからねー。

 たっくさん注ぎこんで、愛に満ちた生涯だったと思わせてみせるから覚悟してねー?


 旅立ちの前夜、全員が集合したこともあってめちゃくちゃ興奮してしまい、何度みんなに注ぎ込んでもやめられない止まらない。

 どれだけラトリアとエマに舐めさせても魔力枯渇の兆候もない。いくらでもみんなを満たしてあげられそうで嬉しいなーっ!


 う~ん。ティムルは30人とか言ってたけど……。

 もはや無制限に女性を愛することが出来る体になったかもしれない。


 ああ気持ちいいよぉ。大好きなニーナとべろちゅーをしながら、またニーナの中をいっぱいにしてあげるからねー。

 みんなぁ。今夜はぜーったいに寝かせてあげないよーっ!
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