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4章 マグエルの外へ2 新たな始まり、新たな出会い
247 槍 (改)
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「たった1日1人にさせただけで、お嫁さんが2人も増えるとか笑っちゃうのっ!」
領主邸に入ってみんなと合流し、ヴァルゴのことを相談した結果がこれかっ。
笑わないでよニーナ! エマに関してはみんなも1枚噛んでるくせにぃ!
「2人を受け入れるのは構わないんだけど、お家が狭くなっちゃうねぇ。離れ以前に、本邸も大きくする必要があるかなぁ?」
「ヴァルゴは実力的にもダンへの依存度的にも、何の問題もなさそうね。世間知らずに関しては、ダンとニーナちゃんも大差ないし?」
ニーナとティムルが楽しそうに話し合っている。
反対意見が出るとは思ってなかったけど、本当にサクサク話が進むなぁ。
「ヴァルゴと手合わせした感じはどうだったかな?」
「技術では全く及ばなかったのじゃ。職業補正無しのヴァルゴに全員やられてしまったのぅ。というかダンは初見でどうやってヴァルゴを下したのか、全く意味が分からないのじゃ」
「守人の技術水準の高さを思い知ったよ。これで職業が浸透すれば磐石だね」
無双将軍フラッタもラスボスリーチェも及ばなかったか。
それくらい守人の戦闘技術って異次元なんだよなぁ。
「ただヴァルゴが言うには、職業の加護を得られた世代に技術を受け継いでいく自信ないんだってさ」
「我ら守人の技術は、加護が無いからこそ磨かれた技術です。加護が得られた後の世代が私達の世代と同水準まで技術を高められるか……。導く自信がありません」
「うーん……。次の世代の話ねぇ」
守人の魔人族が超高水準の戦闘技術を得られたのは、魔物に対して転職縛りをしていたからに他ならない。
転職が解禁されれば、おのずと技術レベルは下がってしまうのは道理だけど。
「だからって滅びの道を歩ませてまで技術を保つのは違うでしょ。護り手のヴァルゴが守人にとって誇れる存在である限り、お前に憧れ、お前の背を追いかける奴は後を絶たないさ」
「だと良いのですが……」
「自信持ってヴァルゴ。お前が胸を張って生きていけば、次の世代はちゃんと育つはずだよ」
「いやお話を聞いてる限り、ダンさんのほうが重要じゃないですか? ダンさんを見て修道士を得るなんて相当ですよ? 崇拝されてますよ?」
ムーリ。話の腰を折らないでくれる?
まったく、あとでいっぱいお仕置きしてあげなきゃいけないなぁ。
「ラトリア様! このヴァルゴちゃんって本当に凄いんですよ! 村人のままで極限まで磨かれた槍の絶技、是非ともラトリア様も体験なさるべきですよっ!」
「ターニア様がそこまで仰る使い手なんて、とても興味深いですね。機会があれば、是非胸をお借りしてみるとしましょう」
何気にターニアさんとラトリアは、元々知り合いだったようだ。
この世界の貴族階級については未だによく分からないし興味も無いんだけど、竜爵家当主夫人のラトリアと、獣爵家令嬢のターニアさんは、何度か顔を合わせた事があったらしい。
結構歳が離れているのに意外だなぁと思ったら、ターニアさんはやっぱり獣爵家の中でも更に美人さんだったようで、思った以上に顔が広かったそうだ。
ターニアさんの貴族エピソードはなかなかイメージできないので、興味深い話だね。
だけどラトリア。ヴァルゴのおっぱいはもう俺のだからね? 貸さないよ?
「それじゃヴァルゴ。俺はお前と婚姻契約を結びたい。出会ったばかりで悪いけど、ヴァルゴを他の男になんて譲れないよ」
「私こそダン様以外の男など考えられませんよ。ダン様と婚姻の契りを結べるなど望外の幸せです」
「ヴァルゴ。生涯俺と寄り添って、俺と共に生きてくれる?」
「勿論ですダン様。私は生涯貴方と共に生き、貴方に寄り添うことを誓います。ディロームの護り手ヴァルゴは、今よりダン様だけの護り手となりましょう」
俺とヴァルゴのステータスプレートが発光する。
これで正式にヴァルゴと婚姻契約が成立し、俺達は晴れて夫婦になれたようだ。
だけど、7つの婚姻契約が記されている自分のステータスプレートを見ると、流石に微妙な気分になってしまうよ。
勿論全員と最高の人生を生きていくつもりだけど、このペースだとどこまで増えるのかマジで不安になるなぁ……。
本当に7人全員が俺には過ぎたお嫁さんだよ。みんな、生涯イチャイチャラブラブしようねー。
「さて、今日で魔人族の転職も済んだことだし、これからの話をしようか」
ヴァルゴと無事婚姻を結んだら、王都入りと登城についての話に移る。
ラトリアとは仲直りしたので、ラトリアの要望に従って王都滞在を少し延長することになった。
「夕食後にスペルディアの竜爵家邸に移動します。ムーリさんとターニア様は今回同行しないので、この後マグエルまで送ってあげてくださいね」
「了解。少し寂しいけど、トラブルが起きたら巻き込みたくないからね」
ムーリもターニアさんも、登城にもスペルディアにも興味が無いということで、今回は同行しない事になった。
2人ともスペルディアには何度も足を運んだことがあるらしく、観光にも興味が無いそうだ。
「うちに迎えたばかりで悪いけど、お前は一緒に来て貰うよヴァルゴ」
「勿論です。妻として護衛として、是非お供させてくださいませ」
今回はパーティ単位で呼ばれているので、俺の護衛としてヴァルゴも参加する。つまりヴァルゴは仕合わせの暴君に加入してもらうことになったのだ。
ニーナを始め誰も反対しないし、現時点でフラッタとリーチェを上回る戦闘能力を持ってるからね。実力的にも不安は無い。
ヴァルゴという魔人族を目にした時、王国と黒幕がどうリアクションしてくるかは読めないけれど……。
6人全員が異種族で構成されている俺のパーティを見れば、恐らく察するものはあるはずだ。
「スペルディアの別荘で簡単な打ち合わせをして、スペルディアに到着したことを城に報告致します。到着報告の後は、出来ればスペルディアから出ないようにお願いしますね」
「それも了解。大人しくしてるよ」
そっかぁ。今日はもうスペルディアから出られないのかぁ。
じゃあみんなと寝室に篭っていても仕方ないよねっ!?
「んー。ダンはやる気満々だけど、ヴァルゴはどうしよっか?」
「どう、とはなんでしょう?」
「伽の話だよーっ」
「ととととっ、伽ってーーっ!?」
「ラトリアのあたりからダンと2人きりにしてこなかったし、いきなり混ぜちゃう? ヴァルゴは技術がとんでもないから、好色家の持久力補正をつけると一気に化ける気もするし?」
ニーナは真面目に言ってるのか軽い気持ちで言ってるのか分かり辛いよぉ。
まぁ好色家のくだりは冗談かもしれないけど、今の俺の相手をするのに補正が一切無いのはちょっと危険な気はする。
……自分で言ってて、俺ってどこまで人外になっちゃったんだよって感じがするわ。
「確かにヴァルゴが好色家を浸透させる意味は大きそうね」
ふんふんと頷いているティムル。
エロ教官のティムルだけど、今はエロ要素無しでヴァルゴの職業補正について考えているみたいだ。
「対人戦なら既にフラッタちゃんとリーチェを子ども扱いするヴァルゴが、好色家の持久力補正を得たら……。魔物の相手はまだ無理でも、対人戦なら最強になりうるかも?」
「そんな人に槍で競り勝っちゃうダンさんって、いったい何処まで強くなる気なんですか? もう充分だー、とか思わないものなんです?」
「ムーリもティムルも、みんなを守れるくらいに強くなるつもりだよーっ」
ムーリとティムルを一緒にぎゅーっと抱き締める。
俺のお嫁さんは最高に可愛いから、どこまでも強くなっておかないと不安で仕方ないんだよねー。
「ヴァルゴに学ぶことは多いのじゃ。職業補正無しに魔物と戦うなど、妾は考えたこともなかったからのぅ」
「しかもその発想で、長い年月をかけて磨き抜かれた技術だもんね。技術の水準が違いすぎるよ」
我が家の戦闘力担当のフラッタとリーチェも、ヴァルゴの技術を手放しで賞賛している。
悔しいとかそういう感情は抱いてないっぽいな。技術を学べることが単純に嬉しそうだ。
「ダンがヴァルゴに勝っちゃったのも信じられないよ? 確かに負けるのも想像できないけどさぁ」
「相性の問題だね。技術じゃ全く追いつけてないよ」
俺の場合は職業補正を極限まで駆使して戦うっていう、ヴァルゴと正反対の発想だからね。
ある意味ヴァルゴとは相性が良かったとも言える。
始めの1撃に魔迅を乗せられていたら死んでいたかもしれないけど、黒いオーラなんて見え始めたら俺の集中力も深まるだろうし、どうなっていたかは未知数かな、やっぱり。
「登城が終わるまでちょっとだけ我慢してね。なるべく早く戻るから」
「大丈夫ですよっ。ダンさんこそお城で暴れないよう気をつけてくださいねっ」
「あははっ! 確かにダンさんのほうが心配なのっ。ニーナ、ダンさんのこと宜しくねっ」
夕食を済ませたら、まずはターニアさんとムーリをマグエルに送る。
そのあと仕合わせの暴君、ラトリア、エマの8人でスペルディアに転移した。
あーもう、アライアンスが便利すぎて困るよぉ。
「ではみなさん。スペルディアではこちらに滞在してもらいますね」
ラトリアに案内されたスペルディアのルーナ竜爵邸は、本拠地ヴァルハールじゃないにも拘らず、マグエルの我が家よりも全然大きいお屋敷だった。
ヴァルハール領主邸で起きていたことの発覚を遅らせる目的だったのかは分からないけど、この屋敷に雇用されている人たちにはちゃんと給金が出ていたようで、管理は行き届いていた。
管理が行き届いているから、全員で寝室に直行するしかないねっ!
「済みませんダンさん。少し屋敷の者に指示を出さねばなりませんので、寝室には遅れていきますね。明日の準備や滞在の予定も共有しておかないといけませんから」
「あ、ラトリア。俺達カリュモード商会ってところとモメてるんだよ。もしルーナ家の御用商人とかだったりしたら申し訳ないけど、カリュモード商会とは会いたくないな」
「ダンさんたちと揉めたんですか? 思い切ったことをする人もいたものですね。お話は了解しました。元より付き合いの無い商会ですので問題ないですよ」
カリュモード商会も、ラトリアだけには言われたくないんじゃないかなぁ。
あの時のことをちょっとだけからかって、ラトリアをキスで送り出す。
まずはニーナから順番に抱いて、ヴァルゴ以外のみんなの中を満たしておく。
ヴァルゴは初めての夜なんだから、少しゆっくり愛し合いたい。その間みんなが寂しくないようにってことで。
「ああ……! ラトリア様! み、見ないでぇ……! ご、ご主人様ぁ……! こんなの、こんなの恥ずかしすぎますよぉ……」
エマを抱いている最中にラトリアが合流してきたので、ラトリアに思い切り見せ付けながら、エマの中をいっぱいに満たしてあげた。
恥ずかしがらないでいいんだよエマ。ここにいる全員に同じことしてるんだし。
……でもご主人様呼びは封印しようか。ちょっと興奮しすぎて抑えが利かなくなっちゃいそうだからね。
更にエマとずーっとキスをしながらラトリアに注ぎ込んで、エマの罪悪感とラトリアのヤキモチを楽しんだ。
最後はちゃんとラトリアとも、キスしながらドクドク流し込んであげたけどね。
「さぁヴァルゴの番だよ。もう俺無しじゃいられない体にしてあげるからね?」
「婚姻を結ぶ前から散々弄られて、私はもうダン様なしでは生きていけませんよぅ……!」
俺より身長の高いヴァルゴを押し倒して、彼女を両手で優しく抱きしめながらゆっくり舌を絡ませていく。
ヴァルゴの唾液の味をみていると、これで種族コンプリートかぁ……、という謎の達成感が快感に上乗せされて興奮してしまう。
一生懸命俺の動きに合わせてくれるヴァルゴのシャツを捲り上げ、さっきは楽しめなかった直パイをもみもみし始める。
やっぱりヴァルゴのおっぱいは、ティムルより少し小さいくらいかな?
みんなサイズがバラバラで、揉んでもしゃぶっても全然飽きないから困る。
「ん……。はぁ……」
魔人族の紫のおっぱいの先端、少し色が濃くなっている乳首を指でシコシコくりくりクニュクニュと刺激してあげるけど、ヴァルゴの反応はいまいちだ。
今のヴァルゴの乳首はみんなほど敏感では無いらしい。
毎日いっぱい可愛がって、すぐにみんなと同じくらい敏感にしてあげるからねー。
ヴァルゴの鈍感乳首に誓いの口付けをして、そのまましゃぶったりチュウチュウ吸ったり、初めての魔人族っぱいを思う存分楽しんだ。
「あっ……。そ、そこは……」
ヴァルゴの入り口をクチュクチュさすって確認する。
もう俺を受け入れる準備は出来ているみたいだな。
「ヴァルゴ。これでお前も俺の嫁になる。お前自身も、お前が振るう槍も、生涯俺だけのものだからね?」
「はい。ディロームの名にかけて誓いましょう。私の全てをダン様に捧げると……」
誓いの言葉をキスで俺の体内に押し込んだヴァルゴは、1度俺から距離を取り、そして俺に見せ付けるようにゆっくりと両足を開いてみせる。
「さぁ。はしたなくも私の準備は既に整っております」
更に両手を使って入り口を限界まで広げたヴァルゴは、切なそうな表情で俺を誘ってくる。
「おいでくださいダン様。早くダン様の逞しいその槍で、私の魂を貫いてくださいませ……」
いいね。槍の名手であるヴァルゴを俺の槍で貫くってのは興奮するよ。
それにはしたない女は大好きだ。もっともっと乱れていいよヴァルゴ。
「んっ……! あ、あああああ……!」
ヴァルゴの中を堪能するように、ゆっくり俺の槍で彼女の中を貫いていく。
「~~~っ」
その身を貫かれた痛みを必死に耐えるヴァルゴの姿がいじらしく、よしよしなでなでしながらいっぱいキスをして、彼女の痛みが落ち着くのを待つ。
一瞬だけ、この状態でキュアライトを使ったらどうなるんだろう? と思ってしまったけど、思っただけなのでセーフという事にしておこう。
暫く抱きしめてゆっくりキスをしていると、ヴァルゴの震えも収まってきた。
「もう痛くないかな? 俺もそろそろ動いていい? ヴァルゴの中、凄く気持ちいいから、もっとヴァルゴを感じたいんだ」
「ダ、ダン様が私などを気遣われる必要はございませんのにぃ……」
俺の槍に根元まで貫かれたヴァルゴは、震える両手で必死に俺に抱き付いてくる。
「好きに、好きに動いてくださいませ……。ヴァルゴの体は、ダン様のものなのですから……」
「ふふ。可愛いねヴァルゴ」
好きに動けと言われたので、ゆっくりとヴァルゴの中を貫きながら、優しいキスを続けていく。
甘々のトロトロにして、ヴァルゴを俺無しじゃ生きていけない体にしてやるぜっ。
「あっ……。んっ……。はぁ、んっ……」
ゆっくりねっとり腰を動かしてると、次第に彼女の声に甘さが混じり始める。
そこから少しずつ体と舌の動きを早め、ヴァルゴの初めてを快楽で染め上げる為に、反応のいい場所を執拗に抉る。
彼女の体が大きく反り返り、彼女の中が強く吸いついてくる。
お返しとばかりに舌を強く吸い上げながら、ヴァルゴの中を満たしていった。
「あっ、ついぃ……。私の中、今、ダン様ので……満たされておりまするぅ……」
びゅーびゅーと俺から吐き出される想いが、ヴァルゴの内側を白く塗り潰していく。
俺に満たされるほどに小さく震えるヴァルゴが愛おしく、彼女を貫くような勢いで俺の想いが吐き出され続けた。
朦朧としているヴァルゴから槍を引き抜くと、俺の白濁とした想いが彼女の体から勢いよく噴出してくる。
その光景は彼女の紫の肌と妙に合っていて、俺の槍は直ぐに戦闘力を取り戻してしまう。
「ま、まって……! やす、休ませ……! んああああああっ!」
彼女の言葉を無視してもう1度彼女を貫き、彼女の内側を全力で突き続けた。
3度ほどお腹いっぱいになるまでヴァルゴを満たすと、彼女は完全に気を失ってしまった。
初めてだったのにやり過ぎちゃった。ごめんねヴァルゴ。気持ちよかったよ。
ヴァルゴとの甘々なひと時を過ごした後は、全員とゆっくりと愛し合った。
だけど明日も色々準備があるらしいので、あまり激しく貫くのはやめておいた。
意識を失ったまま俺の想いを溢れさせるヴァルゴを労うつもりで、彼女の入り口を指先でクチュクチュと優しく撫でてあげながら他のみんなを貫いていく。
種族の違いや個性を楽しみながら、ゆっくりとねっとりと、しつこくみんなの中に注ぎ込んでいくのが気持ちよすぎてやめられないよぉ。
ニーナの解呪には成功したけど、獣爵家の血筋ってのがバレたら面倒くさそうかな?
ティムルがオリハルコン装備まで作れるってバレたら、大騒ぎになりそうだ。
今回の件の当事者で、婚約者もごねてるらしいフラッタは、面倒事が起こる予感しかしない。
数百年孤独に旅をしていたリーチェが、パーティ契約と婚姻を結んだなんて、大スキャンダルだよなぁ。
スペルド王国にもヴェルモート帝国にも所属していない魔人族のヴァルゴの存在は、スペルディアの貴族にはどう映るかなぁ?
……そして、そんな彼女達全員を貰っちゃってる俺に対するヘイトは如何なものかねぇ。
恐らく、竜爵家の騒動の黒幕が潜んでいると思われる、王都スペルディア。
今回の登城でどんなことが起きるのやら、今から不安で仕方ない。
たとえなにが起こっても、大好きなみんなのことは絶対に守り抜いてみせるからね。
ま、無礼討ち的な意味で1番心配なのは、間違いなく俺なんだけどさ。
領主邸に入ってみんなと合流し、ヴァルゴのことを相談した結果がこれかっ。
笑わないでよニーナ! エマに関してはみんなも1枚噛んでるくせにぃ!
「2人を受け入れるのは構わないんだけど、お家が狭くなっちゃうねぇ。離れ以前に、本邸も大きくする必要があるかなぁ?」
「ヴァルゴは実力的にもダンへの依存度的にも、何の問題もなさそうね。世間知らずに関しては、ダンとニーナちゃんも大差ないし?」
ニーナとティムルが楽しそうに話し合っている。
反対意見が出るとは思ってなかったけど、本当にサクサク話が進むなぁ。
「ヴァルゴと手合わせした感じはどうだったかな?」
「技術では全く及ばなかったのじゃ。職業補正無しのヴァルゴに全員やられてしまったのぅ。というかダンは初見でどうやってヴァルゴを下したのか、全く意味が分からないのじゃ」
「守人の技術水準の高さを思い知ったよ。これで職業が浸透すれば磐石だね」
無双将軍フラッタもラスボスリーチェも及ばなかったか。
それくらい守人の戦闘技術って異次元なんだよなぁ。
「ただヴァルゴが言うには、職業の加護を得られた世代に技術を受け継いでいく自信ないんだってさ」
「我ら守人の技術は、加護が無いからこそ磨かれた技術です。加護が得られた後の世代が私達の世代と同水準まで技術を高められるか……。導く自信がありません」
「うーん……。次の世代の話ねぇ」
守人の魔人族が超高水準の戦闘技術を得られたのは、魔物に対して転職縛りをしていたからに他ならない。
転職が解禁されれば、おのずと技術レベルは下がってしまうのは道理だけど。
「だからって滅びの道を歩ませてまで技術を保つのは違うでしょ。護り手のヴァルゴが守人にとって誇れる存在である限り、お前に憧れ、お前の背を追いかける奴は後を絶たないさ」
「だと良いのですが……」
「自信持ってヴァルゴ。お前が胸を張って生きていけば、次の世代はちゃんと育つはずだよ」
「いやお話を聞いてる限り、ダンさんのほうが重要じゃないですか? ダンさんを見て修道士を得るなんて相当ですよ? 崇拝されてますよ?」
ムーリ。話の腰を折らないでくれる?
まったく、あとでいっぱいお仕置きしてあげなきゃいけないなぁ。
「ラトリア様! このヴァルゴちゃんって本当に凄いんですよ! 村人のままで極限まで磨かれた槍の絶技、是非ともラトリア様も体験なさるべきですよっ!」
「ターニア様がそこまで仰る使い手なんて、とても興味深いですね。機会があれば、是非胸をお借りしてみるとしましょう」
何気にターニアさんとラトリアは、元々知り合いだったようだ。
この世界の貴族階級については未だによく分からないし興味も無いんだけど、竜爵家当主夫人のラトリアと、獣爵家令嬢のターニアさんは、何度か顔を合わせた事があったらしい。
結構歳が離れているのに意外だなぁと思ったら、ターニアさんはやっぱり獣爵家の中でも更に美人さんだったようで、思った以上に顔が広かったそうだ。
ターニアさんの貴族エピソードはなかなかイメージできないので、興味深い話だね。
だけどラトリア。ヴァルゴのおっぱいはもう俺のだからね? 貸さないよ?
「それじゃヴァルゴ。俺はお前と婚姻契約を結びたい。出会ったばかりで悪いけど、ヴァルゴを他の男になんて譲れないよ」
「私こそダン様以外の男など考えられませんよ。ダン様と婚姻の契りを結べるなど望外の幸せです」
「ヴァルゴ。生涯俺と寄り添って、俺と共に生きてくれる?」
「勿論ですダン様。私は生涯貴方と共に生き、貴方に寄り添うことを誓います。ディロームの護り手ヴァルゴは、今よりダン様だけの護り手となりましょう」
俺とヴァルゴのステータスプレートが発光する。
これで正式にヴァルゴと婚姻契約が成立し、俺達は晴れて夫婦になれたようだ。
だけど、7つの婚姻契約が記されている自分のステータスプレートを見ると、流石に微妙な気分になってしまうよ。
勿論全員と最高の人生を生きていくつもりだけど、このペースだとどこまで増えるのかマジで不安になるなぁ……。
本当に7人全員が俺には過ぎたお嫁さんだよ。みんな、生涯イチャイチャラブラブしようねー。
「さて、今日で魔人族の転職も済んだことだし、これからの話をしようか」
ヴァルゴと無事婚姻を結んだら、王都入りと登城についての話に移る。
ラトリアとは仲直りしたので、ラトリアの要望に従って王都滞在を少し延長することになった。
「夕食後にスペルディアの竜爵家邸に移動します。ムーリさんとターニア様は今回同行しないので、この後マグエルまで送ってあげてくださいね」
「了解。少し寂しいけど、トラブルが起きたら巻き込みたくないからね」
ムーリもターニアさんも、登城にもスペルディアにも興味が無いということで、今回は同行しない事になった。
2人ともスペルディアには何度も足を運んだことがあるらしく、観光にも興味が無いそうだ。
「うちに迎えたばかりで悪いけど、お前は一緒に来て貰うよヴァルゴ」
「勿論です。妻として護衛として、是非お供させてくださいませ」
今回はパーティ単位で呼ばれているので、俺の護衛としてヴァルゴも参加する。つまりヴァルゴは仕合わせの暴君に加入してもらうことになったのだ。
ニーナを始め誰も反対しないし、現時点でフラッタとリーチェを上回る戦闘能力を持ってるからね。実力的にも不安は無い。
ヴァルゴという魔人族を目にした時、王国と黒幕がどうリアクションしてくるかは読めないけれど……。
6人全員が異種族で構成されている俺のパーティを見れば、恐らく察するものはあるはずだ。
「スペルディアの別荘で簡単な打ち合わせをして、スペルディアに到着したことを城に報告致します。到着報告の後は、出来ればスペルディアから出ないようにお願いしますね」
「それも了解。大人しくしてるよ」
そっかぁ。今日はもうスペルディアから出られないのかぁ。
じゃあみんなと寝室に篭っていても仕方ないよねっ!?
「んー。ダンはやる気満々だけど、ヴァルゴはどうしよっか?」
「どう、とはなんでしょう?」
「伽の話だよーっ」
「ととととっ、伽ってーーっ!?」
「ラトリアのあたりからダンと2人きりにしてこなかったし、いきなり混ぜちゃう? ヴァルゴは技術がとんでもないから、好色家の持久力補正をつけると一気に化ける気もするし?」
ニーナは真面目に言ってるのか軽い気持ちで言ってるのか分かり辛いよぉ。
まぁ好色家のくだりは冗談かもしれないけど、今の俺の相手をするのに補正が一切無いのはちょっと危険な気はする。
……自分で言ってて、俺ってどこまで人外になっちゃったんだよって感じがするわ。
「確かにヴァルゴが好色家を浸透させる意味は大きそうね」
ふんふんと頷いているティムル。
エロ教官のティムルだけど、今はエロ要素無しでヴァルゴの職業補正について考えているみたいだ。
「対人戦なら既にフラッタちゃんとリーチェを子ども扱いするヴァルゴが、好色家の持久力補正を得たら……。魔物の相手はまだ無理でも、対人戦なら最強になりうるかも?」
「そんな人に槍で競り勝っちゃうダンさんって、いったい何処まで強くなる気なんですか? もう充分だー、とか思わないものなんです?」
「ムーリもティムルも、みんなを守れるくらいに強くなるつもりだよーっ」
ムーリとティムルを一緒にぎゅーっと抱き締める。
俺のお嫁さんは最高に可愛いから、どこまでも強くなっておかないと不安で仕方ないんだよねー。
「ヴァルゴに学ぶことは多いのじゃ。職業補正無しに魔物と戦うなど、妾は考えたこともなかったからのぅ」
「しかもその発想で、長い年月をかけて磨き抜かれた技術だもんね。技術の水準が違いすぎるよ」
我が家の戦闘力担当のフラッタとリーチェも、ヴァルゴの技術を手放しで賞賛している。
悔しいとかそういう感情は抱いてないっぽいな。技術を学べることが単純に嬉しそうだ。
「ダンがヴァルゴに勝っちゃったのも信じられないよ? 確かに負けるのも想像できないけどさぁ」
「相性の問題だね。技術じゃ全く追いつけてないよ」
俺の場合は職業補正を極限まで駆使して戦うっていう、ヴァルゴと正反対の発想だからね。
ある意味ヴァルゴとは相性が良かったとも言える。
始めの1撃に魔迅を乗せられていたら死んでいたかもしれないけど、黒いオーラなんて見え始めたら俺の集中力も深まるだろうし、どうなっていたかは未知数かな、やっぱり。
「登城が終わるまでちょっとだけ我慢してね。なるべく早く戻るから」
「大丈夫ですよっ。ダンさんこそお城で暴れないよう気をつけてくださいねっ」
「あははっ! 確かにダンさんのほうが心配なのっ。ニーナ、ダンさんのこと宜しくねっ」
夕食を済ませたら、まずはターニアさんとムーリをマグエルに送る。
そのあと仕合わせの暴君、ラトリア、エマの8人でスペルディアに転移した。
あーもう、アライアンスが便利すぎて困るよぉ。
「ではみなさん。スペルディアではこちらに滞在してもらいますね」
ラトリアに案内されたスペルディアのルーナ竜爵邸は、本拠地ヴァルハールじゃないにも拘らず、マグエルの我が家よりも全然大きいお屋敷だった。
ヴァルハール領主邸で起きていたことの発覚を遅らせる目的だったのかは分からないけど、この屋敷に雇用されている人たちにはちゃんと給金が出ていたようで、管理は行き届いていた。
管理が行き届いているから、全員で寝室に直行するしかないねっ!
「済みませんダンさん。少し屋敷の者に指示を出さねばなりませんので、寝室には遅れていきますね。明日の準備や滞在の予定も共有しておかないといけませんから」
「あ、ラトリア。俺達カリュモード商会ってところとモメてるんだよ。もしルーナ家の御用商人とかだったりしたら申し訳ないけど、カリュモード商会とは会いたくないな」
「ダンさんたちと揉めたんですか? 思い切ったことをする人もいたものですね。お話は了解しました。元より付き合いの無い商会ですので問題ないですよ」
カリュモード商会も、ラトリアだけには言われたくないんじゃないかなぁ。
あの時のことをちょっとだけからかって、ラトリアをキスで送り出す。
まずはニーナから順番に抱いて、ヴァルゴ以外のみんなの中を満たしておく。
ヴァルゴは初めての夜なんだから、少しゆっくり愛し合いたい。その間みんなが寂しくないようにってことで。
「ああ……! ラトリア様! み、見ないでぇ……! ご、ご主人様ぁ……! こんなの、こんなの恥ずかしすぎますよぉ……」
エマを抱いている最中にラトリアが合流してきたので、ラトリアに思い切り見せ付けながら、エマの中をいっぱいに満たしてあげた。
恥ずかしがらないでいいんだよエマ。ここにいる全員に同じことしてるんだし。
……でもご主人様呼びは封印しようか。ちょっと興奮しすぎて抑えが利かなくなっちゃいそうだからね。
更にエマとずーっとキスをしながらラトリアに注ぎ込んで、エマの罪悪感とラトリアのヤキモチを楽しんだ。
最後はちゃんとラトリアとも、キスしながらドクドク流し込んであげたけどね。
「さぁヴァルゴの番だよ。もう俺無しじゃいられない体にしてあげるからね?」
「婚姻を結ぶ前から散々弄られて、私はもうダン様なしでは生きていけませんよぅ……!」
俺より身長の高いヴァルゴを押し倒して、彼女を両手で優しく抱きしめながらゆっくり舌を絡ませていく。
ヴァルゴの唾液の味をみていると、これで種族コンプリートかぁ……、という謎の達成感が快感に上乗せされて興奮してしまう。
一生懸命俺の動きに合わせてくれるヴァルゴのシャツを捲り上げ、さっきは楽しめなかった直パイをもみもみし始める。
やっぱりヴァルゴのおっぱいは、ティムルより少し小さいくらいかな?
みんなサイズがバラバラで、揉んでもしゃぶっても全然飽きないから困る。
「ん……。はぁ……」
魔人族の紫のおっぱいの先端、少し色が濃くなっている乳首を指でシコシコくりくりクニュクニュと刺激してあげるけど、ヴァルゴの反応はいまいちだ。
今のヴァルゴの乳首はみんなほど敏感では無いらしい。
毎日いっぱい可愛がって、すぐにみんなと同じくらい敏感にしてあげるからねー。
ヴァルゴの鈍感乳首に誓いの口付けをして、そのまましゃぶったりチュウチュウ吸ったり、初めての魔人族っぱいを思う存分楽しんだ。
「あっ……。そ、そこは……」
ヴァルゴの入り口をクチュクチュさすって確認する。
もう俺を受け入れる準備は出来ているみたいだな。
「ヴァルゴ。これでお前も俺の嫁になる。お前自身も、お前が振るう槍も、生涯俺だけのものだからね?」
「はい。ディロームの名にかけて誓いましょう。私の全てをダン様に捧げると……」
誓いの言葉をキスで俺の体内に押し込んだヴァルゴは、1度俺から距離を取り、そして俺に見せ付けるようにゆっくりと両足を開いてみせる。
「さぁ。はしたなくも私の準備は既に整っております」
更に両手を使って入り口を限界まで広げたヴァルゴは、切なそうな表情で俺を誘ってくる。
「おいでくださいダン様。早くダン様の逞しいその槍で、私の魂を貫いてくださいませ……」
いいね。槍の名手であるヴァルゴを俺の槍で貫くってのは興奮するよ。
それにはしたない女は大好きだ。もっともっと乱れていいよヴァルゴ。
「んっ……! あ、あああああ……!」
ヴァルゴの中を堪能するように、ゆっくり俺の槍で彼女の中を貫いていく。
「~~~っ」
その身を貫かれた痛みを必死に耐えるヴァルゴの姿がいじらしく、よしよしなでなでしながらいっぱいキスをして、彼女の痛みが落ち着くのを待つ。
一瞬だけ、この状態でキュアライトを使ったらどうなるんだろう? と思ってしまったけど、思っただけなのでセーフという事にしておこう。
暫く抱きしめてゆっくりキスをしていると、ヴァルゴの震えも収まってきた。
「もう痛くないかな? 俺もそろそろ動いていい? ヴァルゴの中、凄く気持ちいいから、もっとヴァルゴを感じたいんだ」
「ダ、ダン様が私などを気遣われる必要はございませんのにぃ……」
俺の槍に根元まで貫かれたヴァルゴは、震える両手で必死に俺に抱き付いてくる。
「好きに、好きに動いてくださいませ……。ヴァルゴの体は、ダン様のものなのですから……」
「ふふ。可愛いねヴァルゴ」
好きに動けと言われたので、ゆっくりとヴァルゴの中を貫きながら、優しいキスを続けていく。
甘々のトロトロにして、ヴァルゴを俺無しじゃ生きていけない体にしてやるぜっ。
「あっ……。んっ……。はぁ、んっ……」
ゆっくりねっとり腰を動かしてると、次第に彼女の声に甘さが混じり始める。
そこから少しずつ体と舌の動きを早め、ヴァルゴの初めてを快楽で染め上げる為に、反応のいい場所を執拗に抉る。
彼女の体が大きく反り返り、彼女の中が強く吸いついてくる。
お返しとばかりに舌を強く吸い上げながら、ヴァルゴの中を満たしていった。
「あっ、ついぃ……。私の中、今、ダン様ので……満たされておりまするぅ……」
びゅーびゅーと俺から吐き出される想いが、ヴァルゴの内側を白く塗り潰していく。
俺に満たされるほどに小さく震えるヴァルゴが愛おしく、彼女を貫くような勢いで俺の想いが吐き出され続けた。
朦朧としているヴァルゴから槍を引き抜くと、俺の白濁とした想いが彼女の体から勢いよく噴出してくる。
その光景は彼女の紫の肌と妙に合っていて、俺の槍は直ぐに戦闘力を取り戻してしまう。
「ま、まって……! やす、休ませ……! んああああああっ!」
彼女の言葉を無視してもう1度彼女を貫き、彼女の内側を全力で突き続けた。
3度ほどお腹いっぱいになるまでヴァルゴを満たすと、彼女は完全に気を失ってしまった。
初めてだったのにやり過ぎちゃった。ごめんねヴァルゴ。気持ちよかったよ。
ヴァルゴとの甘々なひと時を過ごした後は、全員とゆっくりと愛し合った。
だけど明日も色々準備があるらしいので、あまり激しく貫くのはやめておいた。
意識を失ったまま俺の想いを溢れさせるヴァルゴを労うつもりで、彼女の入り口を指先でクチュクチュと優しく撫でてあげながら他のみんなを貫いていく。
種族の違いや個性を楽しみながら、ゆっくりとねっとりと、しつこくみんなの中に注ぎ込んでいくのが気持ちよすぎてやめられないよぉ。
ニーナの解呪には成功したけど、獣爵家の血筋ってのがバレたら面倒くさそうかな?
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