異世界イチャラブ冒険譚

りっち

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4章 マグエルの外へ1 竜王のカタコンベ

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 しっかり分析官を設定して、みんなと合流する。


「ダンー! 速い速い、速すぎるよーっ!?」

「おっとぉ!」


 叫びながら抱きついてきたニーナを受け止めてよしよしなでなで。


「1人で魔物の群れを全滅させてドロップアイテムまで回収してるのに、それでいて私達を置き去りにするってなにーっ!?」

「すっごいのじゃーっ! 人間族でよくぞここまで鍛え抜いたのじゃーっ!」


 続いて飛び込んできたフラッタもよしよしなでなで。君たち可愛すぎぃ!


「対人とか対魔物とか関係ない次元の強さになってきてるわねぇ……」


 なんだか半分くらい呆れの混ざった表情で、ティムルが肩を竦めている。


「アッチンの前でボロボロになってる貴方を見てから1年も経っていないのに、信じられない早さで信じられない強さを手に入れちゃったのねぇ」

「あの時が1番辛かったと思うよ。俺もね」


 だけど今の俺って現時点で職業浸透数45だからね? 流石にあの時とは次元が違うってば。

 みんなの5倍近く職業浸透してるし、それに嫁にはかっこいいところ見せたいからさ。


「浸透数も確かに凄まじいけど、それだけじゃ説明がつかないよぉ……」


 呆れの混じったティムルと違い、リーチェはなんだか頭を抱えているなぁ?


「1体目の魔物を殺して、そのドロップアイテムが地面に落ちる前に魔物を殺しきって、ドロップアイテムの回収までしちゃうって、いったいなんなのさぁ……?」

「ダンはすっごいのじゃーっ! 妾もダンみたいに強くなりたいのじゃーっ!」


 膝をついて好色家姉妹と頬ずり頬ずり。ニーナもフラッタも可愛すぎー!


「あ、リーチェ。分析官の転職条件、多分判明したよー」

「……えっ!?」


 リーチェを落ち着かせる意味合いも込めて、リーチェに分析官の転職条件を説明する。


「なるほど、鑑定スキルを全種類浸透させるのか……。うん、納得出来るね」


 真面目なリーチェには真面目な話を振るのが1番だ。

 混乱している頭を直ぐに切り替えて、分析官の考察を始めてくれた。


「農家と料理人まで含めて、各種職人まで浸透させなきゃいけないなんて……。殆ど分析官を見かけないのも納得した。条件を知らなきゃまずなれないよ」


 職人ルートは戦闘補正が殆ど得られないから、パーティメンバーの理解が無いと職業浸透が進め難いだろうしねぇ。

 しかも付与術士の浸透はかなり遅い。厄介な条件って感じだわ。


 みんなの浸透具合も確認してみると、ティムルの付与術士がLV94になっているので、ここは一気に上げ切ってしまおうじゃないか。

 これが浸透したら初日は終了かなぁ?


 だけど、俺が1人で魔物を殺しきってしまうとみんなの訓練にならないと怒られたので、ちょっと戦い方を変える事にする。

 敏捷性補正は控えめにしつつ、身体操作性補正を不随意筋肉の動きにまで浸透させていき、動作の無駄を無くして連動させる訓練をしていく。


 補正の使い方に四苦八苦している間に、無事にティムルの付与術士が浸透を終えて、新しい職業が登場していた。



 名匠LV1
 補正 体力上昇+ 魔力上昇+ 敏捷性上昇+ 五感上昇+
    身体操作性上昇+ 幸運上昇+ 装備品強度上昇+ 
 スキル 上級レシピ解放 熱視消費軽減 装備品出現率上昇



 キター! 熱視消費軽減とか、完全にドワーフの専用職業だーっ!

 そしてスキルきたーっ! 上級レシピーーー! 先祖代々の土地乙ーっ!


「ティムルーーーっ! 多分ドワーフ族の専用職、なれるよーっ!」

「…………へ?」


 事態が飲み込めていないティムルに、名匠の説明をする。

 説明が進むごとに、ティムルの目がキラキラ輝いてきて可愛すぎるぅ。


「なるっ! 絶対なりたいっ! お願いダン、私を名匠にしてくれないっ!? もう生涯心も体も魂も貴方の好きにしちゃっていいから、おねがいっ……!」

「ちゃんと名匠にしてあげるから落ち着いてってば。名匠にしなくても、ティムルの心も体も魂も、全部俺の物だけどね?」


 ちゅっとキスをしてから、ティムルの職業を付与術士から名匠に変更する。

 名匠になったティムルは、んー、と可愛く唸りながらスキルの確認をしている。


「えーっと、流石にいきなり上級レシピは解放されないみたいねぇ。でもありがたいわぁ。私だけ敏捷性が足りてなくて困っちゃってたからねー」


 うんうん。仮にレベル上限が無かったとしても、全く問題が無い補正内容だよね。

 艶福家でも現れない限り、ティムルはもう名匠固定でいいんじゃないかな?


 よし。キリもいいし、初日はここまでにして帰還しようか。


 ティムル、フラッタ、リーチェは、例によってリーチェのアナザーポータルで先に帰還してもらって、ドロップアイテムの売却とムーリのお迎え、夕飯の準備などを担当してもらう。

 俺とニーナはヴァルハールに新たな怪談を生み出す勢いで、全力ダッシュで脱出した。



「おかえりなさーい。用事は全部済んでるわよー」


 領主邸でみんなと合流して、本日の売り上げ報告会。


 まず、ドロップアイテムの売り上げが380万リーフ。

 ルーナ家母娘と一緒に行った時よりも大幅に上がっているのは、移動時間があのときよりも格段に短かったからだね。

 金貨のドロップは143枚。王金貨3枚で、ルーナ家には443万リーフを上納する。


 これの他に200近い魔玉も光ったんだよなー。

 ヴァルハールにいる間に、在庫の黒魔玉は全部発光させてしまいたいところだなぁ。


 しかしこの硬貨、脳筋ルーナ家ではどうやって管理するのかと思えば、貴重品は全部宝物庫の中にぶち込んでしまうらしい。

 当主夫妻でなければ宝物庫は開けられず、常に誰かしら訓練しているために常に人目がある状態。


 なるほどなぁ。脳筋なりに考えられて設置された宝物庫だったようだ。


「よっ、443万リーフっ!? それをたった1日で稼ぎ出して、しかも私にポンッとくれちゃうって……! いったいどういう神経してるんですかーっ!?」

「いや、俺達はドロップアイテムの売却金もあるし、魔玉も発光させてるから、硬貨ドロップまでは本当に要らないんだよ」


 詰め寄ってくるラトリアさんを捕獲して、よしよしなでなでしながら宥めてあげる。

 落ち着いて落ち着いて。俺達がやることをあんまり大袈裟に考えなくて良いんだよー。


「ほ、本当に要らないって……! そんなの貴族家でも聞いたことないですよぉ……?」

「それにここは嫁のフラッタの実家でもあるし、ラトリアさんの体も楽しませてもらってるからね。ソクトルーナ家は身内みたいなものだからさ」


 勿論打算がないわけでもない。

 統治者で管理者のラトリアさんがお金を持っていないのは、ヴァルハールにとっても由々しき事態だと思うんだよ。


「例えばそうだね。散漫の間に恐らく未払いだったお給金を払ってあげるとか、この屋敷の調度品を集めなおすとか、ラトリアさんがお金を使うのって大切だと思うんだよね」

「私がお金を使うことが大事、ですか?」


 意外そうに首を傾げるラトリアさん。でもこれってそんな難しい話でもないでしょ?


 ラトリアさんがお金を使う事で街にお金が流れていくなら、ラトリアさんが貧乏であればヴァルハールの景気も冷え込み続けていくってことだ。

 そして景気が冷え込む場所は、ほぼ例外なく治安が悪化すると思うんだよなー。


「俺はゴルディアさんと貴方が守ったヴァルハールを、誰とも知れない奴らなんかに潰させたくはないんだよ。だから出来る事はしてあげたいんだ」

「そう、ですね……」


 ラトリアさんはフラッタの母親らしく、心優しく真面目な性格の持ち主だ。

 だからこそ簡単にお金を受け取ってくれないんだけど、その理由にちゃんと納得できれば素直に受け取ってくれる心根の持ち主でもある。


「このヴァルハールはディアと私が守ってきた街です。ヴァルハールを繁栄させていくことがディアへの弔いになるのであれば……。ダンさんから戴けるお金、ありがたく使わせていただきますね」

「うん。遠慮なく使ってよ。俺達に負担がかかってるわけでもないんだしね」


 硬貨の受け取りを了承したラトリアさんは、本当にお給金の支払いと調度品の収集を始めるみたいだ。

 渡したお金の運用にまで口出しするのは越権行為だと思うから、上手く活用してヴァルハールの運営に役立ててね。



 夜はまたフラッタのベッドで6人組んず解れずの大混戦を繰り広げたんだけど、今日はその中でもティムルとラトリアさんの奮闘ぶりが凄まじかった。


「はぁっ。ダンっ、ダンっ……! 私まだ、貴方の奴隷のままなのよっ!? なのに貴方ったら、いったいどこまで幸せにしてくれるのよぉっ!?」


 熱視を発動させて碧眼になりながら、円運動をしたり殴りつけるように大きく上下運動をしたりしながら、全身全霊で俺のことを搾り取りにくるティムル。

 えっちなお姉さんのえっちなところが、今までで最高にえっちだよぉ……!


「なんなのよ名匠って! なんなのよ上級レシピ解放って! ドワーフとして33年生きてきても聞いたことがない職業になれるなんてっ!」


 ティムルと正面から抱き合ったまま、鼻先が触れる位置でティムルの思いの丈を受け止める。

 その間俺は、彼女の背中をゆっくり撫で続ける。


「大好き大好き大好きっ! 何回生まれ変わっても愛し足りないくらい大好きっ!」


 ティムルこそなんなのさぁっ!?

 腰は最高にえっちな動かし方をしながら、好きで好きで堪らないってフラッタみたいに純粋な好意をぶつけてくるとか、えっちと可愛いが最高水準で搭載されてるよこのお姉さん!


「もうダンがいなきゃ生きていけないなんて、その程度じゃないわよぉっ! ダンを愛し続けないと生きていけないくらいに、貴方のことが大好きなのぉ!」

「俺も同じだよ。ティムルを愛する事と生きる事はもう切り離せないんだ」


 今までの愛の言葉を直接俺に送り込むように、ティムルは力いっぱい唇を重ねてきてくれる。

 えっちなティムルお姉さんに愛されるなんて最高に幸せだから。好きなだけ俺のこと愛してくれていいからねー。


 注いでも注いでも動きを止めないティムルに搾り取られて、職業補正があるのにもう少しで意識が飛びそうなくらいに気持ちよくしてもらえた。



「何なんですかダンさんはぁっ! フラッタを助けて、フラッタを幸せにして……! それじゃ足りずに私のことも抱いてっ……!」


 ……ラトリアさん。貴女を受け入れた経緯に記憶の捏造が見られますね?


「ディアのことも想ってくれて、ヴァルハールまで気にかけてくださるなんて……! 本当に何なんですかぁっ!」


 対面座位で俺に母乳を飲ませながらも、グチュグチュと大きな音を立てながら俺を自らの体で扱き続けるラトリアさん。

 30年くらい愛する人と過ごしてきた、夫婦の夜の濃密さを感じさせる動きだ。


「竜爵家当主夫人の私のことも、アウターエフェクトも、アッサリ撃退してしまう強さを持ってるくせに……! なんでディアのことまで気遣える優しさまで持ってるんですかぁ……!」


 竜人族はこんなところまで力強いのかと思ってしまうような凄まじい締め付けを発揮しながら、どんどん動きを大きく早くしていくラトリアさん。

 この未亡人、ちょっとえっちすぎるんですけどぉ?


「これで貴方を好きになるななんて無理! 愛するななんて残酷すぎますっ! 貴方だって複数の女性を1番に愛しているでしょう! なら私にも貴方を愛させてくださいよぉっ!」


 くっ……、俺のことを言われると言い返す言葉も無いなぁ。


「私は生涯ディアを愛すると誓いますからぁっ! ダンさんのことも、好きにならせてくださいよぉっ!」

「……本当に俺とゴルディアさん、生涯2人とも同じくらい愛し抜けるの?」

「ディアもダンさんも、どっちも私の最愛の男性なんですっ! どっちかなんて、私には絶対に選べないのぉっ! ディアもダンさんも大好き! ディアもダンさんも愛してますぅ……!」


 どっちも最愛って言われると、今の俺には気持ちが分かっちゃうんだよなぁ。

 ここまで言われちゃったら、俺もちゃんと応えないとなぁ……。


 ゴルディアさん。貴女の妻を奪うつもりはありませんが、貴女の妻の気持ちに応えて、彼女を愛していこうと思います。

 俺のことは許さなくていいけど、ラトリアさんのことは許してあげてね?


「ラトリア。今からお前はフラッタの母親じゃなくて、俺の女として扱うよ」

「ダンっ……さんっ……!」

「今日から一生、愛して愛して愛しまくってやるから……。ゴルディアさんへの想い、絶対手放しちゃダメだからね?」

「私とディアが過ごした時間を甘く見ないでくださいっ! ダンさんが嫉妬しちゃうくらいに、ディアへの愛を思い知らせてあげますからっ!」


 いや、それはお尻に舌入れられた時点でかなり思い知ってますので。

 2人でぎゅーっと抱き合ったままキスをして、ラトリアさんが気絶するまで彼女の中を満たし続けた。


 そして我が家の嫁は誰かが盛り上がると引っ張られるように盛り上がる女性ばかりなので、獣化したコンコンニーナの1番奥を気絶するまで懇々とコンコンとノックして、熱視で熱っぽい視線を送ってくるティムルを気絶するまで抉り続けて、竜化フラッタのギチギチの中を無理矢理掘り進んで気絶させて、竜化ラトリアさんの母乳を吸いながら気絶するまで注ぎこんだ。


 最後はリーチェとムーリを後ろ手連結のリバーシブルにして、ムーリと繋がりながら乳首をしゃぶって、リーチェの乳首を両手でシコシコと扱いてあげながら、ムーリの中をゆっくりと満たしていった。

 リバーシブルは繋がれた2人が無防備になるのがいいよね。

 ダウンした4人に代わって、朝までおっぱい吸わせてもらうからねー。


 全く抵抗できずに甘い乳首をしゃぶられ続けるエルフのお姫様がよがり狂うのを見ながら、ムーリの乳首をシコシコ扱いてあげるのも楽しいし、ヨダレでベトベトになったリーチェの乳首をクチュクチュと扱きながら、ムーリに見せ付けるように乳首を舌で転がして見せて、恥ずかしがるムーリの欲しがり屋さんな1番奥に注いでいくのもなんとも楽しい。

 このおっぱいコンビが揃うと、どうしてもおっぱいを楽しみたくなってしまって困るよ。


 みんなを存分に愛し抜くには体が足りないんだけど、自分の指にすら嫉妬する俺が、もう1人の自分なんて許容できるはずもないか。

 身1つで頑張って、全員を精一杯愛し抜かなきゃいけないね。ちゅうちゅう。
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