異世界イチャラブ冒険譚

りっち

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3章 回り始める物語2 ソクトルーナ竜爵家

185 尋問 (改)

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 真面目な話をしていたというのに、我慢出来なくてフラッタの中に注ぎ込んでしまった。

 反省しながらもしっかり最後の1滴まで流し込んでから、フラッタに弁解を試みる。


「あー……、ごめんフラッタ。話の途中で……」

「ううん……。ダンに注いでもらうの、妾、好きなのじゃ……。ダンに満たされてると、凄く安心するのじゃ……」


 ゆっくりと首を振りながら、気持ちよさそうに小さなその身を震わせるフラッタ。

 良かった。どうやら幻滅されてはいないようだ。


「……聞けば聞くほど、竜爵邸の異変は放置しておけない話みたいだね」


 気を取り直してゆっくりと動き出しながらキスの雨を再開し、話の方も再開する。


「……フラッタ。もしかしたらこの先、お前にとって辛い真実と現実が待ち受けているかもしれないよ?」

「うん……。何か良くないことを知ってしまうそうで妾も怖いのじゃ……」

「……それでもフラッタは自宅に戻って異変を調査し、そしてお兄さんの行方を追うんだね?」


 俺のストレートな問い掛けに、こくんと小さく頷くフラッタ。


「兄上の言いつけを守って屋敷にいても、状況は悪くなるだけだったのじゃ。だからもう妾は、じっとしているのは嫌なのじゃぁ……」

「大丈夫だよフラッタ。俺もみんなも、大好きなフラッタの傍にいるからね……」


 大粒の涙をその赤い瞳に溜めて、不安に慄くフラッタの小さな体を力いっぱい抱きしめる。


 ……うん。お前まだまだ子供なんだから、こうやって素直に甘えていいんだよ。


「どんな真実が待っていても支えるし、どんな現実が待っていても寄り添っているからね。大好きなフラッタのこと、みんなで支えてみせるから」

「妾も好きぃ……。ダンも好きだし、みんなのことも大好きぃ……。でも父上も母上も、兄上のことも大好きなのじゃぁ……」

「うん。大好きな俺達と一緒に、大好きな家族を助けにいこうね。だから今はフラッタが安心できるように、フラッタの中を俺でいっぱいにしてあげるからね」


 ぎゅーっと抱きついてくるフラッタを、ぎゅーっと抱きしめ返しながら、フラッタが安心するように何度も何度も愛情を注ぎ込んだ。





「ダン。フラッタ。時間だよー」


 リーチェからの終了宣言を受けて、キスをしながらフラッタの中を満たしていく。


「ダン……。大好き、大好きなのじゃ……。大好きなダン……。妾の家族を、助けて欲しいのじゃ……!」


 初めてフラッタから、助けてとはっきり告げられる。

 そんなフラッタにキスを返して、任せろという想いをフラッタの奥に流し込んだ。


 ごめんなフラッタ。俺がどうかしてたよ。こんなに可愛いフラッタの家族が加害者になってるとはとても思えない。

 ……ルーナ竜爵家は、恐らく被害者だったんだ。



 暫くリーチェと一緒にフラッタをよしよしなでなでしてから、リーチェを後ろから抱きしめた。


「ダン。今日はお口とおっぱいでしなくていいの? 遠慮しなくていいんだよ?」

「……開口一番に魅力的過ぎることを言うんじゃないよ、まったく」


 エロ神リーチェはエロい事に積極的過ぎるよ。

 ただでさえ絶世の美女のリーチェにグイグイ来られると、俺の理性は障子みたいに簡単に突き破られちゃうんだってばぁ。


「今日はみんなをゆっくり愛してるんだよ。だからリーチェのこともゆっくり愛させてくれってば」


 リーチェの生意気おっぱいにすら触れずに後ろから抱きしめて、耳や首筋、ほっぺや鎖骨など、色んなところにキスを落としていく。

 エロリーチェは俺の口を捕まえようとしてくるけれど、たまにはゆっくりじっくりしようよぉ。


「ちゃんと気持ちよくしてやるから落ち着けって」

「や~だ~っ。逃げないでよぉっ。ダンとキスさせてよぉっ」


 仕方ないので1度唇を重ねて、駄々をこねるエロ神リーチェを少し宥めてあげる。


 そうして暫く舌を躍らせてリーチェが満足してくれたあと、静かに口を離して語りかける。


「なぁリーチェ。お前の事情は話さなくていいから、俺と会う前のお前の話が聞きたいな」

「ダンと会う前の、僕……?」

「良かったら聞かせて欲しいな。お前と出会う前の俺の話は、どうせ根掘り葉掘りバレてるだろうしさ」


 耳元で囁きながら、指先でリーチェの全身を微かになぞっていく。出来ているかは自信が無いけど、いわゆるフェザータッチという奴だ。

 ティムルにもなかなか効果があったので、全身過敏なリーチェならこれでも充分すぎる快感だろう。


「僕の、話なんてぇ……、おもしろくないよぉっ……! なんっ、で、こんなのが、気持っ、ち、いいのぉっ……!?」

「子供の頃の話でもいいし、旅していた頃の話でも良いよ。例えば俺やみんなと一緒に見てみたい景色とか、行ってみたい場所とか無かったかな?」


 敏感すぎるリーチェのエロボディは、フェザータッチにすら鋭敏に反応して、物凄く聞き取り辛い会話になってしまった……。

 でもリーチェのエロボディを堪能しながら、激しく喘ぐリーチェの甘い吐息を解読するのは最高に楽しかったので何の問題もない。


 リーチェは桃色の吐息を零しながら、スペルド王国の北側にあるというドワーフ族の生息地付近の山岳地帯の荘厳な景色や、終焉の箱庭で見た燃えるような赤い大地の話。ヴェルモート帝国あるという心を奪われるほど美しい海のことなどを聞かせてくれた。


「聞かせてくれてありがとう。やっぱり1人で旅していた時だって、心揺さぶられることはあったんだろ?」


 エロボディをなぞるのをやめて、ちゅっちゅっとキスをしながら、弛緩しきったリーチェをぎゅっと抱きしめる。

 しかしこいつ、ただ抱きしめてるだけなのに気持ちよすぎるわぁ。


「リーチェ。お前は1人でいた時のことを否定しすぎだから。1人で旅していた時だって、辛いことだけじゃなかったはずだよ」

「そんなこと、あったかもしれないけどぉ……。みんなと会ってからが幸せすぎて、思い出せないよぅ」

「違うよリーチェ。幸せじゃない時に幸せを感じた出来事こそ、忘れちゃいけないんだ。今お前が話してくれた心から感動した景色、忘れない方がいいと思うんだ」


 何百年もたった独りで世界中を旅していたリーチェが、それでも素晴らしかったと俺に語ってくれたものなんだろ?

 そんな素敵なものを当のリーチェが忘れちゃうなんて勿体無さすぎるよ。


「ニーナの呪いが解けてポータルを使えるようになったらさ。リーチェが独りで歩いた場所を、みんなで一緒に歩きなおしてみない?」

「歩きなおす……。みんなと……」

「リーチェの旅が幸せじゃなかったのなら上書きしちゃえばいいしさ。みんなと一緒で幸せな今のリーチェなら、何か思い出せることもあるんじゃないかなぁ」

「ダンに会う前のことまで、ダンが気にしなくったっていいって、ニーナが言ってたじゃないかぁ……。独りで旅をしていた僕のことまで、助けようとしなくていいんだって、ばぁ……」


 嫌だね。もう俺はお前を丸ごと愛すると決めたんだ。

 お前の過ごしてきた過去も、これから過ごしていく未来も、全部幸せになってもらわないと気が済まないんだよ。


「リーチェ。俺のリーチェ。可愛いリーチェ。エロリーチェ。どんなリーチェだって、俺はリーチェを愛するんだって決めたんだ。だから俺が好きな女を嫌いなままでいられたら、俺は悲しいんだよリーチェ」


 以前ニーナとティムルに同じようなことを言われたのを思い出してしまう。

 やっぱりリーチェは、どこか俺と似ている気がする。


 どこまでも自分自身を嫌いなところが、特に。


「俺も自分のことが大っ嫌いでさ。いつもニーナとティムルに怒られてるんだ。みんなが愛する男性のことを否定しないでー! ってさ。だからリーチェにも、俺が愛する女性のことを否定して欲しくないなぁ?」

「そんなこと、急に言われても困るよぅ……。でも、ぼくも自分が愛する男性が嫌われちゃったら、悲しい、かな……」


 俺だって人のことは言えないもんな。まずは意識してもらえれば充分さ。少しずつ自分の事も好きになって欲しい。
 
 どうやったら自分を好きになれるか分からず戸惑うリーチェの唇を、後ろから静かに奪ってあげた。





「ダ、ダンさーん……。リーチェさーん……。そろそろですよぉ……」


 リーチェの生意気おっぱいを根元から先端まで余すところなく揉みまくりながらキスをしていると、ムーリから交替のお声がかかった。

 最後に掴みやすくなった乳首を思い切り引っ張りながら舌を吸って、リーチェを解放してあげた。


「自分のことはまだ分からないけど……。みんなと一緒に旅するのは楽しそうだし、楽しみにしてるね?」


 ああ、一緒に楽しく旅をしような。

 最後にもう1度キスをして、もう1度強く抱きしめてからリーチェを解放した。



 リーチェを解放した俺は、待っていたムーリをベッドに押し倒して、スポットでは楽しむことが出来なかったムーリの乳首を思う存分堪能する。

 根元から2つのおっぱいを絞り上げるように持ち上げ、2つの乳首を舌で転がしながら強く吸って、すぐに準備が出来たムーリと1つになった。


「はぁぁ……。おっぱいを吸われても、中をぐりぐりされても、幸せで困っちゃいますよぅ……。どれだけえっちなことをされても、もっとされたくなっちゃうんですよぅ……」


 えっちなムーリがそんなことを言うから、俺もムーリにもっとえっちなことしたくなっちゃうんですけどぉ?

 ムーリのマシュマロボディをゆっくり往復し、その低反発のエロボディをじっくりと堪能する。



「昨日は指ばっかりでごめん。今日はムーリの中にいっぱい注いであげるからね」

「ううう……。あれは酷いですよぉ……。私、最後の方はあそこがスポットの最深部だってこと、忘れちゃいましたよぅ……」


 俺は忘れなかったよ? 俺にとってのスポットは、下手すりゃ我が家よりエロゾーンだからね。


「ムーリは体も性格もえっちすぎて、いっつも限界まで楽しんじゃってごめんね。今日はゆっくりじっくりと、ムーリの中をいっぱいにしてあげるからね」


 ムーリのド迫力ボディをぎゅーっと抱きしめ、その感触を余すことなく堪能しながら、ムーリの初めてを貰ったあの夜のように、ゆっくりゆっくりムーリの中を撫でていく。

 ちゅっちゅっと美人シスターの顔に沢山キスをしながらも、気になっていたことを訊ねてみる。


「ねぇムーリ。ムーリはいつから、どうやって1人で自分を慰めるようになっちゃったの?」

「ふえぇぇっ……!?」


 あっ……。びっくりしたムーリにぎゅっとされて超気持ちいい……。

 せっかくなのでこのまま1度お届けしておこう。


「あぁムーリ。最高に気持ちいいよ。ムーリの中、最高だ」

「はぁぁぁ……。1番、奥にぃぃぃ……!」

「こんな最高の体を自分で慰めるなんて、勿体無くて許せないよ」

「まっ、たぁ……! 人の中に好き勝手出しておいて、なんてことっ、聞いてくるんですかぁっ……!」


 いやだってさ、ムーリって孤児出身だからプライベートな空間なんてなかったでしょ? シスター室もベッドくらいしかなくて、生活感が無かったし。

 敬虔なシスターがどこでそういうエロ知識を学んだのか、物凄く気になるんだよ。


「ままま、学んでませんってばっ! シスターになって、色々と辛いことがあって、なんとなく、自分から……?  って、なに言わせてるんですかぁぁぁぁっ!」


 ああ、ムーリ、超気持ちいいってばぁ。

 ゆっくり満たしていくつもりなのに、エロシスターに搾り取られちゃうよぉ。


「ああ、もう最高すぎる……。気持ちよすぎてとまらないよ……。それで、初めてしたのはいつだったの?」

「ううう……。気持ちいいよぅ。気持ちよすぎて逆らえないよぅ……!」


 いやぁこっちこそ気持ちよすぎて逆らえないって。逆らう気は全く無いから、快感のままに流し込んでるけど。

 さぁ初めてのソロプレイはいつだったの? その時は誰を思ってしてたの? さぁさぁ。


「だ、誰も思ってないですからっ! シスターになったばかりで忙しくて、好きな人とかいなかったんですよっ! 名前を呼んだのはダンさんが初めてですっ……、って、あああああもうっ!」


 うおおお凄い興奮するぅぅぅ!


 シスターに成り立ての頃ってことは、数え年で15歳の頃だなっ!

 誰にも教わらずにソロプレイに到達するとは、ナチュラルボーンエロシスターかお前はっ。


「ああああ、気持ちよすぎだよムーリぃ……。ムーリの初めての相手になれて光栄だよ。お礼にいっぱい注いであげるからね……」

「お礼とか、関係なくっ、注ぐ、くせにぃ……!」


 確かにやる事は変わらないな。でも興奮度によって、注ぎ込む量は変わってくると思うんだよ。


「それで、どのくらいしてるの? 毎日数回?」


「そんなにするわけないでしょっ! 1日に1度しか……、ってもういやああああ!」


 うおおおやっべぇ!

 聖母のような、されるがままボディだと思っていたムーリが、俺のことを全力で搾り取ろうとしてくるのが気持ちよすぎるううう!


「はぁっ……! ムーリ、ムーリぃ……! 毎日寂しい想いさせてごめんね。これからは慰める暇なくムーリの中を満たしてあげるからね……」

「1回が、長すぎますよぉ……! もうおなか、いっぱいだか、らぁっ……! ダンさんが帰ってきてからはぁっ、1度もしてないからぁっ……!」

「良かった。ムーリの心、満たしてあげられたんだね……。最後の1回、俺を呼びながら果てる可愛いムーリを見れて良かった……」

「あぁぁぁぁもぉぉぉぉっ! 忘れてくださいよぉぉぉぉっ……!」


 お腹いっぱいと言いながら、そんなに吸い付いちゃダメだってぇ……!

 ほらもう、またムーリの中からちゃぷちゃぷと水の音が聞こえ始めちゃったじゃない。


「ムーリ。大好きだ。愛してるよ。えっちなムーリ。大好きだ。俺の名前を呼びながら自分を慰めるムーリ、可愛すぎるよぉ」

「そのっ、褒められっ、か、たぁっ! 全然嬉っ、しく、ないですっ、からぁ……! む、むりぃ……! い、いちど、いちどっ、抜いてぇぇぇっ……!」


 これをぬくなんてとんでもない!

 大好きなムーリとは1秒だって離れたくないからね。絶対に抜かないよっ。


 ああ、マシュマロボディにこんなエロ歴史を持っているなんて……。侮っていたよ、ムーリのこと。

 えっちなムーリには沢山えっちなことをして、もう2度と寂しくないように俺でいっぱいにしてあげなきゃいけないね。


 こんなえっちなシスターさんと出会わせてくれた神様とトライラム様と、あとティムルって女神にも感謝しておこうかなっ。
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