異世界イチャラブ冒険譚

りっち

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3章 回り始める物語2 ソクトルーナ竜爵家

181 持久力と精力 (改)

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 朝まで好色家姉妹の中を満たし続けてみて、俺にひと晩中注ぎこまれたニーナとフラッタを観察する。

 2人とも俺の想いをその身からダラダラと噴き出しながら荒い呼吸をしているけれど、確かにティムルやムーリと違って多少余裕がありそうだな。好色家先生はやはり偉大です。


 感謝と愛情と労いの気持ちで、よしよしなでなで付きのおはようの軽いキスを全員と交し、身支度を整え寝室を出た。



 1人朝食を作りながら、少しみんなとの情事について振り返ってみる。

 好色家の浸透前、具体的にはスポットの最深部に到達する直前は、確か俺の体の方が4人の気持ちに応えられなかったんだよな。

 だからこそそこで好色家をネタばらしして、好色家の浸透、艶福家の発見に至るわけだし。


 つまるところ、今の我が家はあの時とは逆の状態なのか。俺があまりにもみんなを貪りすぎていて、みんなの体が持たない状態なんだ。

 そこまで分かっているなら俺が気をつければいいだけの話なんだけど、みんなと触れ合っていると獣化というかケダモノ化してしまって、どうにも興奮が抑えられない。

 だってみんな可愛すぎるしエロ過ぎるんだもん。

 でもまぁエロ過ぎるんだもん、じゃないんだよ実際。竜化フラッタにはあんなことを言っておきながら、俺自身はみんなの体に負担をかけててもいいや、なんて話は許されないんだ。


 ……なんとなくだけど、好色家姉妹が比較的俺に応えてくれているのは、持久力補正じゃなくて精力増進の効果の気がするんだよね。

 鑑定したわけじゃないけど、いくらなんでもリーチェの持久力補正で耐えられないとは考えにくい。昨日のティムルとリーチェの違いは俺と直接繋がったかどうかで、持久力補正の差じゃないと思うんだよなぁ。

 ……指しか出入りしていないリーチェとティムルの負担が一緒とか、流石に立ち直れなくなりそうだし?


 女性陣の快感の受け取り方については想像することしか出来ないんだけど、俺自身に限って言えば、リボルバーで限界を超えてしまった時だって持久力補正が足りていなかったとはとても思えない。

 恐ろしい事に今では全く無くなってしまった感覚だけど、睦言では肉体疲労というよりも別のパラメータを消費している感覚なのだ。


 スタミナは残っているのに体がついてこないという不思議な感覚。

 俺がみんなに搾り出して、それをみんなが受け取る為の力こそが、精力と呼ばれる能力の正体なのではないだろうか。


 精力という隠しパラメータの存在を想定するなら、直接繋がれないリーチェが好色家になれなくても当面は問題ないはず。その時が来たら、秒で好色家にしてしまえばいいだけだ。

 となるとやはり問題になってくるのはティムルとムーリという事になってくる。


 エロティムルは俺のエロい想いに応えられないことを気に病んでしまいそうだし、非戦闘員であるムーリは今後パーティから外れる可能性も低くない。

 ムーリには出来れば今のうちに好色家と行商人を浸透させて、日常生活にも日常性活にも余裕を持たせてあげたいところだな。


 今の俺ならアナザーポータルのおかげで大抵の場所からの日帰りも余裕だし、ニーナも半日とかからずスポットの最深部にいける。

 好色家姉妹を浸透させた時は1日かからなかったはずだから、最深部で戦えばティムルは好色家を1日で、ムーリも10日も待たずに行商人まで浸透してくれるはずだ。

 流石に半日の虐殺でアウターエフェクトは起こらないと信じたい。仮に起きても殺せば済むから問題ないけど。


 身支度を整えて降りてきたみんなに、今考えた精力の話とティムル、ムーリの方針を伝える。


「あー、言われてみれば持久力補正じゃないのかも。頭が真っ白になるくらいに気持ちよくされちゃっても、地に足は着いたままって言うか……、以前と比べると消耗しないって言う方が、確かにしっくりくるね」

「そうじゃなぁ。気持ちよさで言えば、以前よりよほど気持ちよくさせられている気がするのじゃ。それでもこうして平然としていられるのは、持久力補正とは別の力と考える方が納得がいくのじゃ」


 好色家姉妹が肯定してくれるのなら間違いない。精力と持久力は別物なんだ。


「たった1人の男の想いも受け止めきれないことを恥じるべきか、受け止めきれないほど愛されているのを喜ぶべきなのか分からないわねぇ」

「無理させちゃってごめんね。ティムルお姉さんがえっちすぎて、ついつい甘えちゃうんだよねぇ」

「ふふ。それじゃあダンにもっともっと甘えてもらいたいからぁ。お姉さんにも好色家を浸透させてねー?」


 隣に座ったティムルお姉さんが頬ずりしてくる。可愛いなぁこのお姉さん。


「ぼくはとりあえず持久力補正をあげていく方向性でいいんだね? それじゃ早速行商人ギルドに行ってこようかな」


 うん。好色家は俺の職業設定でなったほうが良いと思うよ。

 もしもフォアーク神殿で建国の英雄が好色家になってしまったら、歴史に残るレベルの大スキャンダルになってしまうからね?


 さて、朝食が済んだら早速職業浸透だ。ティムルとリーチェとムーリの職業浸透を進める為に、ニーナと一緒にスポットの中を駆け抜けるぞーっ。


「それじゃフラッタに留守を任せていいかな? 子供達の指導だけだから普段と変わらないけど」

「うむ。任せるが良いのじゃ。じゃが食事は用意していって欲しいのじゃ」

「食事ね。了解。俺が作っておくよ」


 よしよしなでなで。お留守番よろしくね。半日とは言え1人にさせてごめんよ。


「俺とニーナが先行して最深部で待ってるから、リーチェは転職した後でティムルとムーリを連れてアナザーポータルで合流してくれる?」

「了解。2人の送迎は任されたよ」


 俺とリーチェのアナザーポータルのおかげで、スポットの最深部にでも日帰りできるのがありがたいなぁ。

 今日中にティムルの好色家を浸透させて、明日からティムルにも留守を任せられれば不安も無い。フラッタを1人にさせないためにも頑張ろう。


「い、今の皆さんにとって、スポットの最深部ってそんなに気楽に行ける場所なんですねぇ……」


 ムーリが驚いてくれているけど、今の俺達にとってスポット最深部での活動って、フラッタと出会う前に活動していた日帰りの範囲と、感覚的にはもう変わらないんだよねぇ。


 朝食を済ませたら早速出発だ。日帰りなので準備も特に必要ない。


「留守は任せるが良いのじゃ。じゃが夕飯には遅れずに帰ってきて欲しいのじゃっ」


 お前はそんなに食べるのが好きなのに、何で作る方は壊滅的なんだろうなぁ? よしよしなでなで。

 フラッタを1人にするのは不安だけど、真面目なフラッタには仕事を任せておけば安心だ。俺とニーナが勝手に心配してるだけで、フラッタはしっかりはしてるんだよね。ポンコツなだけで。

 
 ニーナと2人でマグエルを出てスポットに入る。

 ニーナが動けるようになると、スポットがめちゃくちゃ近くに感じるなぁ。


「別に私に付き合わないで、ダンもアナザーポータルを使ってもいいんだよ? 言っても無駄だろうけどっ」

「まぁね。ヴァルハールやネプトゥコの時は仕方なかったけど、そうでもないのにニーナを1人にする気はないよ」


 周囲に誰もいないので、遠慮なくニーナにキスする。


「それじゃ行こうか。あ、もし試したいなら獣化して走っても良いよ。魔力枯渇の症状が出たらすぐに解除してもらうけどね」

「ダンにキスしないなんて言わせられないもんねっ! うんっ。それじゃ獣化して思い切り走ってみるねっ」


 キスの件は一生言われそうだなぁ。


 最深部を目指して、狐耳、狐しっぽの金眼ニーナがスポット内を疾走していく。

 うん。絶対一般道を走る車より早いな。時速60kmは超えてるだろう。

 可愛いまっ黒な狐耳をぴょこぴょこ動かしながら、あははははーっ! と爆笑しながら高速で走るニーナの存在は、その後マグエルの酒場で新種の魔物として語られたとか何とか?


 しかし、そんなニーナに俺も普通についていけるもんなんだなぁ。飛脚の5段階敏捷性補正がかなり効いている気がするよ。

 飛脚って確か1人で東京・大阪間を走りぬいた人もいるんだっけ? 化け物だよなぁ。


 スポット中に笑い声を響かせながら15分ほど爆走したニーナは、余裕を持って獣化を解除してみせた。

 フラッタの竜化は5分前後しか持たないので、獣化は3倍以上も維持できるってことになるね。


「ちゃんと獣化を解いたんだから、フラッタみたいにご褒美くれるー?」

「あはは。それって俺がご褒美貰っちゃってるよ。でも最深部前に着いたら、キスしながらみんなを待とうね」


 まったく我が家は、お互いの身が持たないくらいに愛し合ってるのに、みんなまだまだもっともっとって積極的だから参っちゃうよなぁ。


 遠征の最終日の時よりも格段に早い時間で最深部まで到達し、2人で沢山キスをしながらみんなの到着を待った。


「こ、これが最深部……、なんですね……。スポットに入るのも初めてなのに、いきなり最深部に連れてこられるなんて……」


 ムーリってマグエルにいたのにスポットに入ったことが無かったんだなぁ。

 転職を禁じられていた孤児上がりのシスターだし、シスターの業務は激務だったっぽいからな。スポットに入る暇なんかなかったか。


「到着したらしたで、ダンさんとニーナさんは熱烈なキスをしてますし、もうなにがなにやらぁ……」


 この程度でびっくりしてるようじゃまだまだだぞムーリ。俺なんか4人とキスしながら、視界も詠唱も封じられて戦わされたんだからな?


 さぁて、早速ティムルを好色家にしてと。そしてムーリをお姫様抱っこで抱きかかえ、魔物察知でサーチ&デストロイの始まりだぁ!


 抱っこしているムーリに頬ずりしたりおっぱいに頬ずりしたりしながら魔物を探し、魔物が見つかったらドラゴンズネストをぶっ放すだけの簡単なお仕事です。

 エレガントエレファントのような大型で耐久力の高い魔物には、追加でインパクトノヴァを返品不可で直送して差し上げます。


 ムーリの前でドロップアイテムを無視するのも気が引けるので、今回は全て回収していく事にする。孤児の人頭税で5000万リーフくらい支払っちゃう予定もあるしね。

 なんちゃって、今回ドロップアイテムを回収している1番の目的は、抱っこしているムーリのおっぱいに顔を埋め、低反発柔らかおっぱいの感触を堪能することなんだけどね。柔らかいよぉ。むにゅむにゅ。


 ムーリの修道士が浸透したら迷わず好色家をセットする。

 ムーリが好色家になれるってことは、やっぱり好色家を得る条件は複数人でエロエロタイムを過ごすことで間違ってないと思う。


 ティムルの好色家が浸透し付与術士に戻したあたりで、俺に魔力枯渇の兆候が出始めた。

 ムーリにしっかりと抱きついてもらい、そのおっぱいの感触と舌の味を確かめながら魔物を斬り殺して魔力を奪っていく。

 魔物を殺しきった頃にはムーリの顔が蕩けていたので、剣を握っていた手でマシュマロおっぱいを握りなおし、ムーリに悪戯しまくった。

 うん。やっぱりスポットはいいよなぁ。誰にも文句を言われないんだもん。


 魔力が回復したので攻撃魔法の出番だ。でも詠唱するってことはキスが出来ないって事でもある。

 仕方ないのでムーリの口を解放して、そのおっぱいに再度顔を埋め、おっぱいを揉みしだいていた右手はムーリのズボンの中に潜り込む。

 戦闘音に混じって、ムーリの元気な喘ぎ声とくちゅくちゅとした素敵な音が、スポットの最深部で聞こえていた。



 帰る予定の時間になって、ムーリにくちゅくちゅ悪戯しながら鑑定すると、好色家がLV21になっていた。

 ねぇムーリ。好色家の浸透が進んだ効果は出てるかな? くちゅくちゅ。


「夕飯食べたらもう1度戻ってきて、ムーリの浸透を一気に済ませちゃおう」

「りょうかーい! もう1回走れるのーっ!」


 ぐあああニーナが可愛い……! 走れて嬉しいと子供みたいにはしゃぐニーナが可愛すぎるぅ……!


「ティムルとリーチェは昨日の今日だから、休みながらフラッタと一緒に留守をお願いできる? ムーリに好色家、商人、行商人まで浸透させたら戻るからさ」


 あ、でも行商人ってもしかしたら旅人も上げないとダメかも?

 だとしたら旅人も浸透させちゃおうかな。ムーリがインベントリを使えると、防犯的な意味でもありがたいし。


「わ、私は構わないんだけど、その間ずっとムーリに悪戯してるわけ……? いくら繋がらないとはいえ、ムーリ、もつかしらぁ……?」

「んー、ぼくも参加したいけど……、人数を絞る事で1人あたりに得られる魔力を増やして、浸透を一気に進めたいんだよね? 今もダン1人で戦ってるし……、こんな作業は1日で済ませるべきかぁ」


 ティムルもリーチェも納得してくれたようで何より。

 最後にひと際大きくムーリに仰け反ってもらってから、アナザーポータルで家に送る。


「ムーリ、家で待っててね。今夜はひと晩中気持ちよくしてあげるから」

「こ、今夜はっていうか、もう毎日じゃないですかぁっ! 家で待ってますから、早く帰ってきてくださいねっ……!?」


 ムーリにちゅっとキスをしてから寝室を出る。

 残念ながらフラッタは子供達の訓練中だったので、帰宅してから改めて会う事にして、ちょっと残念な気持ちのままスポットに戻った。


 アナザーポータルで先に帰る3人にそれぞれキスをして、3人がいなくなったらニーナともキスを交して、走ってスポットから脱出した。


 帰り道は悪魔祓いの全体魔力大補正と、聖騎士の全体補正上昇大補正の相乗効果で獣化の時間が3分くらい伸びていて、更に移動時間を短縮できた。

 魔力自動回復中効果をニーナにつけたら、30分くらい獣化出来ないかなぁ?


「ダン! ニーナ! お帰りなのじゃーっ!」


 飛びついてくるフラッタを受け止め、ニーナと一緒によしよしなでなで。

 お留守番偉かったねー。お風呂でいっぱいご褒美あげるからねー。


 夕食を食べて、もう1度最深部に行ってくることをフラッタに報告。

 出発前にお風呂に入って、今日はゆっくりと優しく1人1人を1度ずつ満たしていく。


「はぁぁぁ……。こうやってゆっくり愛してもらえるの、好きぃ……」


 ニーナの言葉に、ちょっと反省する。

 最近はエロエロばっかりでイチャイチャが足りてなかったな。休暇中はエロよりもイチャイチャを楽しむべきかっ。


「あっ、あっ……! これ、すっごいわぁ……。気持ちいいのは変わらないのに、体への負担が全然無いみたいっ……!」


 ティムルの奥をぐりぐりしながら満たしてあげたら、このような感想をいただいた。

 気持ちいいのは変わらず、長時間続けられるようになったというのは本当に素晴らしいですね。


「大好きぃ……。優しいダンが、大好きなのじゃぁ……」


 帰ってきてから貪ってばかりでごめんね。今日はお留守番ありがとう。

 休暇中はいっぱいイチャイチャを楽しもうね。よしよしなでなで。


「ふぅぅ……。いっつもこんな感じでお願いしますよぅ……。優しく愛してもらえるの、凄く嬉しいです……」


 ムーリは身も心もエロ過ぎてなぁ。なかなか自制するのが難しいよ。

 でもムーリともいっぱいイチャイチャしたいね。


 最後に浴槽からあがって、生意気おっぱいに包まれながらリーチェに流し込む。


「ムーリの浸透を終わらせて、礼拝日に問題も片付けて、あとはもうずーっと可愛がってほしいなぁ?」


 エロ神様。貴女ともイチャイチャを楽しませてくださいよ。最近お前の衣服を汚してばかりで、気持ち的にちょっと微妙なんだよぉ。


 全員にキスをしたらニーナと一緒に家を出て、爆笑しながら爆走するニーナと一緒に最深部に到着。

 アナザーポータルとポータルの連続使用でムーリをゲットし、ニーナの場所まで急いで戻る。


「それじゃ1日でムーリの浸透を終わらせよう」

「あははっ。言ってることが滅茶苦茶なのーっ」

「ムーリもこれが終わればもうスポットに入ることも無いだろうからね。今晩だけよろしく」

「え、えぇ……。こ、こんなに簡単に職業の浸透を進めていいんですかねぇ……?」


 困惑するムーリを俺の左腕に座るように抱きかかえる。

 そして俺の首に両手を回してムーリからも抱きついてもらい、無防備なおっぱいに顔を埋めて、ムーリの下着の中に右手を突っ込み指先をムーリの中に潜らせていく。


 これで準備は整った。これから浸透が終わるまで、ずっと気持ちよくしてあげるからね、ムーリ。
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