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2章 強さを求めて3 孤児と修道女
140 サンドウィッチ (改)
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笑いと揺れの収まったムーリ、そしてティムルと連れ立って大工さんの工房に向かった。
この工房とはマグエルに着いて以来の付き合いで、家の補修や浴室の工事なども全てお願いしている。ティムルにとってはシュパイン商会に所属していた時からの付き合いで、お互いの信頼も厚い。
大雑把にこちらの希望を大工さんたちに伝える。
着工は早いほどありがたい。規模は30人前後。教会に併設するように建設して欲しい。
それと今後のことを考えて、教会にも新しく井戸を掘ってもらうことにした。子供達の負担が更に減るし、我が家に100人規模で水汲みに来られても困るからな。
建物の建設費用は40万リーフ、内装や寝具、生活雑貨を揃えて更に10万リーフ。
思ったより高額なのが井戸掘りで、1つ80万リーフ。2つ掘ってもらいたいので160万リーフだ。
井戸掘りと井戸そのものにはマジックアイテムが使われていて、どこを掘っても高確率で水を湧かせることが出来て、井戸の耐久年数もかなり長いらしい。
マジックアイテムを使用するしほぼ確実に水が出るので、その分お高いのだ。
つまるところ、我が家の井戸と同じ品質の井戸を2つ、教会敷地内に新設するという話だ。
即金……、いや即魔玉払いで魔玉50個、250万リーフをお支払い。
即金かつ割高に支払った代わりに品質の保証と建設後のアフターケアをお願いし、更には今後も継続して建設をお願いするかもしれないことを匂わせておいた。
2割近く多めに払ったおかげで、大変金払いの良い上客だと印象付けることに成功した。大張り切りの大工さんたちは、俺たちが遠征に行っている間に間違いなく建設を終わらせてくれると約束してくれた。
やっぱりお金の力ってすげーっ!
恙無く依頼を終えて工房を後にしてから、ティムルが話しかけてくる。
「ご主人様、いくらなんでも払いすぎだったんじゃないですか? 気前の良いところを見せるのは良いですけど、後々になって首を絞めることになりませんかね?」
「いや、俺達の稼ぎはちょっと尋常じゃないからね。稼いだ金はどんどん回していこうと思うんだ」
豪商4人による魔玉発光スピードなんて、この世界の住人から見たらチートそのものでしかないはずだ。
実際はチートじゃなくて仕様でしかないんだけど、俺達が利益を独占するのはあまり良い結果を齎さない気がして仕方ないんだよね。
「それに生活に余裕があると気持ち良く仕事できるものだよ。金払いが良い客に悪印象を持たれたくないって、仕事も手を抜かなくなると思うしさ」
そう、結局は余裕が無いから心が荒んでしまうんだ。
ニーナを守る余裕が無いからとティムルの手を振り払った、かつての俺みたいにね。
ティムルを迫害したドワーフをずっと滅ぼしてやりたいと思っていたけど、彼らだって苦しい生活を強いられている被害者でもある。
勝手に引き篭もって勝手に苦労してるアホの可能性も高いけれど、ティムルにしたことを帳消しになんてしてやる気も無いけど、それでも一応は彼らだって被害者なのだ。多分。
うーん……。でもよくよく考えてみるとさぁ。ドワーフ族って結構危ういんじゃない?
だって孤児の中にも、サウザーっていうドワーフ族がいる。
両親はティムルのように売られた奴隷だったかもしれないけれど、少なくとも先祖代々の土地とやらからドワーフが流出しているのは間違いない。
ティムルのように口減らしも兼ねて売られる者や、ドワーフの面汚しと呼ばれてでも先祖代々の土地を捨てて新天地を求める者が少なくないような気がする。
そう、種族混成パーティは珍しいと話をしていた時に、ドワーフ族はたまに他の種族とパーティを組むことがあると聞いた記憶がある。
それって恐らく、大人のドワーフですら里の生活を捨てて……、いやむしろ逃げてきてるんじゃないのか?
エルフも魔人族も、他の種族と一緒に生活することはかなり珍しいそうだ。俺自身の体験談だけど、エルフはリーチェしか見たことがないし、魔人族に至っては1人も見たことがない。
両種族とも自分達の生活圏からほとんど出てこないのに、ドワーフだけが先祖代々の土地を持ちながらも、他の種族と混ざって生活している。
ええっと……。ドワーフの里って、マジで滅びる手前では……?
……まぁいいか。流石に会った事もない奴らの面倒まで見れない。勝手に困窮して、勝手に滅びれば良いよ。
工房から出た後はシュパイン商会本店舗に向かい、自宅を買い取りたい旨を伝える。
ちなみにエンダさんはいなくなっていた。合掌。いや死んでないって?
元々不良債権だったあの家の購入願いは商会としてもありがたかったそうで、提示された20万リーフを即魔玉で払って、あの家の権利を買った。
この世界には固定資産税のような制度は無いので、お金さえあるなら家は借りるよりも買ってしまう方が安上がりだったりする。
そうでなければ我が家ほどの広い屋敷を、借り手もいない状態で長年放置なんてできないよねぇ。
シュパイン商会が所有していた、あの家の住人登録を初期化する魔導具を受け取る。
ふぅん、見た目は大きいステータスプレートだな。ステータスプレートがスマホなら、この魔導具はタブレットって感じだ。
魔導具はインベントリに入れられるみたいなので、この魔導具は俺のインベントリに収納しておくことになった。
ここでも即金で払ったおかげか、面倒な登録手続きはシュパイン商会で全て代行してくれた。完全に予想外だったのでありがたい。
最後にティムルが書類をチェックして、契約に問題が無いことを確認して家に帰った。
今晩は子供達とムーリも我が家で一緒に夕食を取ってもらうことにした。
しかし教会には常に2、3人の留守番を残しているそうで、今回はワンダとドレッドがいなかった。あいつら年長だしなぁ。
夕食のあとに子供達を教会に送っていくと、子供たちは夕食のお礼にと笑顔でムーリを俺に差し出してくれた。
ありがたく戦利品を受け取って、逃げられないうちに家まで連れ帰る。
脱衣所でひと悶着ありつつも、全員で無理矢理ひん剥いて、今は6人で入浴中だ。
いつものようにリーチェが背中から抱きつき、恥ずかしがるムーリを正面から抱きしめ、今の俺はおっぱいサンドイッチ状態だ。
前も後ろもむにゅむにゅしてて、き、気持ち良すぎるぅ……!
「それじゃこの家はもうダンの物になったんだね? もう手放す心配はなくなったんだねぇ」
「俺の家じゃなくて、みんなの家ね? ちゃんとニーナの家でもあるんだよ」
入浴中の、しっとりもちもちのニーナをよしよしなでなで。
「今日だけで300万リーフ近くぽーんと使っちゃったけど問題ないでしょ。間もなく次の遠征にも出発するわけだしね」
ティムル。細かいチェックとか厳しい審査ありがとう。よしよしなでなで。
「ふはははっ。これから妾と同年代の者も増えるのじゃっ。もっともっとこの家が賑やかになるのじゃーっ」
この家が賑やかになると言われると、嫁が増えるみたいでゾッとするなぁ。
でもフラッタの友達がいっぱい増えるのは楽しみだなぁ。よしよしなでなで。
「なんか数百年も旅してた自分が馬鹿馬鹿しくなってくるよ……。みんなと一緒ならこんなに幸せなのにさぁ」
いやぁ俺と出会うまで1人でいてくれてありがとう。
もう絶対独りになんてしないからねー。ちゅー。
「んっ……。はぁ……。んん……。はぅん……。な、なんで、なんでみなさん、平然として、るんです、かぁ……」
正面から抱きついているムーリとは、当然正面から繋がっている。
おっぱいサンドのむにゅむにゅした感触を全身で味わいながら、前後の感触の違いを吟味して、ムーリの中を堪能している。
「ダンさんもぉ……、いっ、たい何回、する気なん、ですかぁ……」
「だってムーリはお風呂初めてでしょ? だから今日はムーリを沢山喜ばせようと思って?」
あまり動かず、刺激はあまり与えない。ただ繋がって一緒に過ごしているだけだ。
だというのにみんなが俺の指を咥えてくれたり、耳を舐めてくれたり舌を吸ったりして、俺に沢山の愛を注いでくれるものだから、溢れた分は全部ムーリにお届けしている。
「前回はちょっと無理させすぎちゃったからね。今夜はムーリともみんなとも、気持ち良いより甘い時間を過ごしたいんだよ」
ぐりぐりしたい衝動を抑えつつ、腰を抱いて隙間なく密着しながら軽めのキスを体全身に繰り返す。
「ムーリもリーチェもおっきいなぁ。ねぇダン。私も2人のおっぱい触ってみていい?」
「へ? 何で俺に聞くのさニーナ? ムーリとリーチェに断るべきでしょ」
「なに言ってるのダン? ここにいる全員の髪の毛1本に至るまで、全部ダンのものでしょ」
ここにいるみんな、全員が俺の物……?
髪の毛1本に至るまで、全て、俺の物……!
「はっ、あぁぁぁんっ! な、なんで、また、硬くなって、るんですかぁっ……!」
ムーリがそういうことを言うから色々膨らんじゃうんですぅ。ちゅっ。ちゅっ。
「2人が嫌じゃないならいいと思うよ。2人のおっぱいは俺と密着してて、触りにくいかもしれないけどさ」
だけど離れるという選択肢は無いね。
多分たまにしか味わえないおっぱいサンド、1秒だって離したくない。
「うん。大丈夫。それじゃ2人とも、ちょっとだけ触らせてね?」
ニーナが手を伸ばし、俺との密着面から零れ出ている2人の横乳をもみもみして、感触を確かめている。
こここここっ、これはエロい……!
「んっ……。んんんっ……。ま、また、またおっきくぅ……!」
大きいとか硬いとかはキラーワードだから。ちゅっ。ちゅっ。
「2人とも大きさは同じくらいなのに、感触は全然違うんだねぇ。ティムルもフラッタも触ってみない? おもしろいよっ」
おおっとここでニーナのナイスアシスト!
ティムルとフラッタも、ムーリとリーチェの横パイをむにゅむにゅしはじめたぞぉっ!
たまにその指先が俺の体に触れて、悔しいけどびくんっ、ってしちゃうのぉっ!
っていうかティムル! お前は絶対わざとだろっ! いつもありがとう!
「私も大きい方だとは思ってたんだけど、2人のおっぱいは圧巻ねぇ。確かにこれはダンじゃなくても虜になるわ……。女の私が触っても気持ちいいって思うものねぇ」
「ド迫力なのじゃ。ムーリとリーチェのおっぱいは、妾の顔よりも大きいのではないかのぅ?」
「あぁ……。はぁぁぁぁ……。また、また出てぇ……」
みんながいっぱいエロ成分を供給してくれるから、溢れ出してきちゃうんだ。零すのも勿体無いから、全部ムーリに注ぎ込んであげるからねー?
お風呂に入った時点からずっと繋がっていて、既に結構長湯をしているんだけど、高級宿という名のラブホテルみたいな場所で過ごした一夜に比べるとムーリにはまだまだ余裕がありそうだ。
今回は追い詰めたりする気はないので、じんわりと浸るように俺の感触に溺れて欲しい。
「うーん。確かに大きいおっぱいは触りたくなるんだね。私は全然おっぱいないから、ダンがいなかったらお嫁にいけなかったかも? もみもみ」
それは絶対に無いと断言する。
ニーナはおっぱいに頼らない美少女だし、小さいおっぱいはそれはそれで需要があるのだから。
「2人のおっぱいがダン以外に触れられたことがない方が不思議よ。こんなおっぱい、放っておかれないでしょうに。もみもみ」
ホントだよね。もう奇跡だよね。
ティムル。俺と一緒に神に感謝を捧げよう。ありがとう。ありがとう。
「うむっ。確かに癖になる触り心地なのじゃ。母上も大きいほうじゃったが、2人には到底敵わぬのう。もみもみ」
フ、フラッタの母親は巨乳! これは重要な情報ではないのかっ!?
13歳のフラッタは現在は手の平サイズ。だけど加齢と共に更なる成長が望めるとっ!?
大きくても小さくても大好きだけど、この先ずっとフラッタの成長をこの手と舌で確かめられるというのかぁっ!
「ま、また奥にぃぃ……。もう、もう入らない、からぁ……」
おっぱいサンドだけでも最高に気持ちいいのに、この気持ちよさをみんなと共有出来たことがなによりも嬉しい。
嬉しい気持ちが溢れ出てきて、何度も何度も溢れ出てきてしまう。
なぁみんな。おっぱいって、本当に素敵なものだろっ?
あっあっ、また感謝の気持ちが溢れそう……! ムーリ、大好きぃ!
この工房とはマグエルに着いて以来の付き合いで、家の補修や浴室の工事なども全てお願いしている。ティムルにとってはシュパイン商会に所属していた時からの付き合いで、お互いの信頼も厚い。
大雑把にこちらの希望を大工さんたちに伝える。
着工は早いほどありがたい。規模は30人前後。教会に併設するように建設して欲しい。
それと今後のことを考えて、教会にも新しく井戸を掘ってもらうことにした。子供達の負担が更に減るし、我が家に100人規模で水汲みに来られても困るからな。
建物の建設費用は40万リーフ、内装や寝具、生活雑貨を揃えて更に10万リーフ。
思ったより高額なのが井戸掘りで、1つ80万リーフ。2つ掘ってもらいたいので160万リーフだ。
井戸掘りと井戸そのものにはマジックアイテムが使われていて、どこを掘っても高確率で水を湧かせることが出来て、井戸の耐久年数もかなり長いらしい。
マジックアイテムを使用するしほぼ確実に水が出るので、その分お高いのだ。
つまるところ、我が家の井戸と同じ品質の井戸を2つ、教会敷地内に新設するという話だ。
即金……、いや即魔玉払いで魔玉50個、250万リーフをお支払い。
即金かつ割高に支払った代わりに品質の保証と建設後のアフターケアをお願いし、更には今後も継続して建設をお願いするかもしれないことを匂わせておいた。
2割近く多めに払ったおかげで、大変金払いの良い上客だと印象付けることに成功した。大張り切りの大工さんたちは、俺たちが遠征に行っている間に間違いなく建設を終わらせてくれると約束してくれた。
やっぱりお金の力ってすげーっ!
恙無く依頼を終えて工房を後にしてから、ティムルが話しかけてくる。
「ご主人様、いくらなんでも払いすぎだったんじゃないですか? 気前の良いところを見せるのは良いですけど、後々になって首を絞めることになりませんかね?」
「いや、俺達の稼ぎはちょっと尋常じゃないからね。稼いだ金はどんどん回していこうと思うんだ」
豪商4人による魔玉発光スピードなんて、この世界の住人から見たらチートそのものでしかないはずだ。
実際はチートじゃなくて仕様でしかないんだけど、俺達が利益を独占するのはあまり良い結果を齎さない気がして仕方ないんだよね。
「それに生活に余裕があると気持ち良く仕事できるものだよ。金払いが良い客に悪印象を持たれたくないって、仕事も手を抜かなくなると思うしさ」
そう、結局は余裕が無いから心が荒んでしまうんだ。
ニーナを守る余裕が無いからとティムルの手を振り払った、かつての俺みたいにね。
ティムルを迫害したドワーフをずっと滅ぼしてやりたいと思っていたけど、彼らだって苦しい生活を強いられている被害者でもある。
勝手に引き篭もって勝手に苦労してるアホの可能性も高いけれど、ティムルにしたことを帳消しになんてしてやる気も無いけど、それでも一応は彼らだって被害者なのだ。多分。
うーん……。でもよくよく考えてみるとさぁ。ドワーフ族って結構危ういんじゃない?
だって孤児の中にも、サウザーっていうドワーフ族がいる。
両親はティムルのように売られた奴隷だったかもしれないけれど、少なくとも先祖代々の土地とやらからドワーフが流出しているのは間違いない。
ティムルのように口減らしも兼ねて売られる者や、ドワーフの面汚しと呼ばれてでも先祖代々の土地を捨てて新天地を求める者が少なくないような気がする。
そう、種族混成パーティは珍しいと話をしていた時に、ドワーフ族はたまに他の種族とパーティを組むことがあると聞いた記憶がある。
それって恐らく、大人のドワーフですら里の生活を捨てて……、いやむしろ逃げてきてるんじゃないのか?
エルフも魔人族も、他の種族と一緒に生活することはかなり珍しいそうだ。俺自身の体験談だけど、エルフはリーチェしか見たことがないし、魔人族に至っては1人も見たことがない。
両種族とも自分達の生活圏からほとんど出てこないのに、ドワーフだけが先祖代々の土地を持ちながらも、他の種族と混ざって生活している。
ええっと……。ドワーフの里って、マジで滅びる手前では……?
……まぁいいか。流石に会った事もない奴らの面倒まで見れない。勝手に困窮して、勝手に滅びれば良いよ。
工房から出た後はシュパイン商会本店舗に向かい、自宅を買い取りたい旨を伝える。
ちなみにエンダさんはいなくなっていた。合掌。いや死んでないって?
元々不良債権だったあの家の購入願いは商会としてもありがたかったそうで、提示された20万リーフを即魔玉で払って、あの家の権利を買った。
この世界には固定資産税のような制度は無いので、お金さえあるなら家は借りるよりも買ってしまう方が安上がりだったりする。
そうでなければ我が家ほどの広い屋敷を、借り手もいない状態で長年放置なんてできないよねぇ。
シュパイン商会が所有していた、あの家の住人登録を初期化する魔導具を受け取る。
ふぅん、見た目は大きいステータスプレートだな。ステータスプレートがスマホなら、この魔導具はタブレットって感じだ。
魔導具はインベントリに入れられるみたいなので、この魔導具は俺のインベントリに収納しておくことになった。
ここでも即金で払ったおかげか、面倒な登録手続きはシュパイン商会で全て代行してくれた。完全に予想外だったのでありがたい。
最後にティムルが書類をチェックして、契約に問題が無いことを確認して家に帰った。
今晩は子供達とムーリも我が家で一緒に夕食を取ってもらうことにした。
しかし教会には常に2、3人の留守番を残しているそうで、今回はワンダとドレッドがいなかった。あいつら年長だしなぁ。
夕食のあとに子供達を教会に送っていくと、子供たちは夕食のお礼にと笑顔でムーリを俺に差し出してくれた。
ありがたく戦利品を受け取って、逃げられないうちに家まで連れ帰る。
脱衣所でひと悶着ありつつも、全員で無理矢理ひん剥いて、今は6人で入浴中だ。
いつものようにリーチェが背中から抱きつき、恥ずかしがるムーリを正面から抱きしめ、今の俺はおっぱいサンドイッチ状態だ。
前も後ろもむにゅむにゅしてて、き、気持ち良すぎるぅ……!
「それじゃこの家はもうダンの物になったんだね? もう手放す心配はなくなったんだねぇ」
「俺の家じゃなくて、みんなの家ね? ちゃんとニーナの家でもあるんだよ」
入浴中の、しっとりもちもちのニーナをよしよしなでなで。
「今日だけで300万リーフ近くぽーんと使っちゃったけど問題ないでしょ。間もなく次の遠征にも出発するわけだしね」
ティムル。細かいチェックとか厳しい審査ありがとう。よしよしなでなで。
「ふはははっ。これから妾と同年代の者も増えるのじゃっ。もっともっとこの家が賑やかになるのじゃーっ」
この家が賑やかになると言われると、嫁が増えるみたいでゾッとするなぁ。
でもフラッタの友達がいっぱい増えるのは楽しみだなぁ。よしよしなでなで。
「なんか数百年も旅してた自分が馬鹿馬鹿しくなってくるよ……。みんなと一緒ならこんなに幸せなのにさぁ」
いやぁ俺と出会うまで1人でいてくれてありがとう。
もう絶対独りになんてしないからねー。ちゅー。
「んっ……。はぁ……。んん……。はぅん……。な、なんで、なんでみなさん、平然として、るんです、かぁ……」
正面から抱きついているムーリとは、当然正面から繋がっている。
おっぱいサンドのむにゅむにゅした感触を全身で味わいながら、前後の感触の違いを吟味して、ムーリの中を堪能している。
「ダンさんもぉ……、いっ、たい何回、する気なん、ですかぁ……」
「だってムーリはお風呂初めてでしょ? だから今日はムーリを沢山喜ばせようと思って?」
あまり動かず、刺激はあまり与えない。ただ繋がって一緒に過ごしているだけだ。
だというのにみんなが俺の指を咥えてくれたり、耳を舐めてくれたり舌を吸ったりして、俺に沢山の愛を注いでくれるものだから、溢れた分は全部ムーリにお届けしている。
「前回はちょっと無理させすぎちゃったからね。今夜はムーリともみんなとも、気持ち良いより甘い時間を過ごしたいんだよ」
ぐりぐりしたい衝動を抑えつつ、腰を抱いて隙間なく密着しながら軽めのキスを体全身に繰り返す。
「ムーリもリーチェもおっきいなぁ。ねぇダン。私も2人のおっぱい触ってみていい?」
「へ? 何で俺に聞くのさニーナ? ムーリとリーチェに断るべきでしょ」
「なに言ってるのダン? ここにいる全員の髪の毛1本に至るまで、全部ダンのものでしょ」
ここにいるみんな、全員が俺の物……?
髪の毛1本に至るまで、全て、俺の物……!
「はっ、あぁぁぁんっ! な、なんで、また、硬くなって、るんですかぁっ……!」
ムーリがそういうことを言うから色々膨らんじゃうんですぅ。ちゅっ。ちゅっ。
「2人が嫌じゃないならいいと思うよ。2人のおっぱいは俺と密着してて、触りにくいかもしれないけどさ」
だけど離れるという選択肢は無いね。
多分たまにしか味わえないおっぱいサンド、1秒だって離したくない。
「うん。大丈夫。それじゃ2人とも、ちょっとだけ触らせてね?」
ニーナが手を伸ばし、俺との密着面から零れ出ている2人の横乳をもみもみして、感触を確かめている。
こここここっ、これはエロい……!
「んっ……。んんんっ……。ま、また、またおっきくぅ……!」
大きいとか硬いとかはキラーワードだから。ちゅっ。ちゅっ。
「2人とも大きさは同じくらいなのに、感触は全然違うんだねぇ。ティムルもフラッタも触ってみない? おもしろいよっ」
おおっとここでニーナのナイスアシスト!
ティムルとフラッタも、ムーリとリーチェの横パイをむにゅむにゅしはじめたぞぉっ!
たまにその指先が俺の体に触れて、悔しいけどびくんっ、ってしちゃうのぉっ!
っていうかティムル! お前は絶対わざとだろっ! いつもありがとう!
「私も大きい方だとは思ってたんだけど、2人のおっぱいは圧巻ねぇ。確かにこれはダンじゃなくても虜になるわ……。女の私が触っても気持ちいいって思うものねぇ」
「ド迫力なのじゃ。ムーリとリーチェのおっぱいは、妾の顔よりも大きいのではないかのぅ?」
「あぁ……。はぁぁぁぁ……。また、また出てぇ……」
みんながいっぱいエロ成分を供給してくれるから、溢れ出してきちゃうんだ。零すのも勿体無いから、全部ムーリに注ぎ込んであげるからねー?
お風呂に入った時点からずっと繋がっていて、既に結構長湯をしているんだけど、高級宿という名のラブホテルみたいな場所で過ごした一夜に比べるとムーリにはまだまだ余裕がありそうだ。
今回は追い詰めたりする気はないので、じんわりと浸るように俺の感触に溺れて欲しい。
「うーん。確かに大きいおっぱいは触りたくなるんだね。私は全然おっぱいないから、ダンがいなかったらお嫁にいけなかったかも? もみもみ」
それは絶対に無いと断言する。
ニーナはおっぱいに頼らない美少女だし、小さいおっぱいはそれはそれで需要があるのだから。
「2人のおっぱいがダン以外に触れられたことがない方が不思議よ。こんなおっぱい、放っておかれないでしょうに。もみもみ」
ホントだよね。もう奇跡だよね。
ティムル。俺と一緒に神に感謝を捧げよう。ありがとう。ありがとう。
「うむっ。確かに癖になる触り心地なのじゃ。母上も大きいほうじゃったが、2人には到底敵わぬのう。もみもみ」
フ、フラッタの母親は巨乳! これは重要な情報ではないのかっ!?
13歳のフラッタは現在は手の平サイズ。だけど加齢と共に更なる成長が望めるとっ!?
大きくても小さくても大好きだけど、この先ずっとフラッタの成長をこの手と舌で確かめられるというのかぁっ!
「ま、また奥にぃぃ……。もう、もう入らない、からぁ……」
おっぱいサンドだけでも最高に気持ちいいのに、この気持ちよさをみんなと共有出来たことがなによりも嬉しい。
嬉しい気持ちが溢れ出てきて、何度も何度も溢れ出てきてしまう。
なぁみんな。おっぱいって、本当に素敵なものだろっ?
あっあっ、また感謝の気持ちが溢れそう……! ムーリ、大好きぃ!
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