異世界イチャラブ冒険譚

りっち

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2章 強さを求めて3 孤児と修道女

136 スイートなルーム (改)

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 ムーリと共にマグエルに転移した俺は、ムーリの肩を抱いて今晩泊まる予定の宿を訪れた。


 ムーリを愛する為に取った部屋は、以前アッチンで泊まった高級宿とも一線を画すレベルの高級宿だ。なんとお値段1泊12000リーフである。

 うん、馬鹿じゃないの? ムーリを抱く為に金貨を払うとか、いったい何処の貴族だって話だよ。


 しかしそんな高級宿ですら入浴施設は無いみたいだ。以前リーチェが滞在していたネプトゥコの宿が如何に高級だったかが窺えるね。


「こここ、こんな宿、入ったことないですよぅ……! わ、わざわざ私の為に、こんな宿を取っていただかなくてもっ……!」


 俺に抱き寄せられたままで、バタバタと慌てるムーリ。

 大丈夫だよムーリ。俺も入ったことないから。


「まぁまぁ。ムーリにはマグエルに着いて以来ずっとお世話になってたからね。そのお礼も兼ねてって事で。それにもう料金は払っちゃってるから、泊まらなきゃ勿体無いよ」


 アワアワしているムーリの様子をずっと眺めていたいけど、今回は時間がないのだ。

 眺めるのもいいけど、触ったり揉んだり吸ったりしたいんだ俺は。


「さぁお姫様、お手をどうぞ」


 ムーリの手を取り肩を抱き、ゆっくりと予約した部屋に向かう。


 正直な話、俺もこんな高級宿を取る気は微塵も無かった。

 しかし我が家のエロ参謀、我が家のエロの革命児ティムルがこの宿を紹介してくれたのだ。


『ご主人様。この宿でムーリを愛してあげたら、きっと彼女はめろめろになりますよぉ?』


 そんなことを言われてしまったら、この宿を取るしかないじゃないかぁっ!


 ティムルはもう奴隷時代にされたことを一切隠す気が無く、むしろ活用する気満々だ。

 これは多分、俺がティムルの過去を聞いてもふーんとか、最高かよっ、とかしか思えなくなったからだろう。

 奴隷時代に良い思い出の無かったティムルが、満を持して紹介してくれた宿だ。既に期待感で色々膨らんでしまっているのも、致し方ないというものだろう。


 予約した部屋に到着する。

 この宿の何が凄いって、個室のセキュリティがステータスプレート認証ってことなんだよねぇ。

 なのでムーリの肩を抱き、手を引きながら宿の従業員と会話するようなマヌケを晒す心配はないのだ。


 部屋の前でムーリの手と肩、どちらを離すか迷ったけれど、大ボリュームを堪能するために肩を抱いたままで密着を維持することを選択。

 繋いだ手を離して、ステータスプレートをドアに差込み、鍵を開ける。


 室内に入るのは俺も初めてなので、隣りにムーリがいなかったとしてもドキドキワクワクしちゃってただろうね。隣りにムーリがいるんだから、そりゃもう爆発しそうだよね。

 そんな内心はおくびにも出さずに、ゆっくりと部屋のドアを開けた。

 
 中はとりあえず広い。うちの寝室よりも広い。

 壁際に大きなベッドが設置されているが、ベッドの大きさだけなら我が家に軍配が上がりそうだ。

 ひと晩金貨クラスの宿よりでかいベッドを、個人で所有してる我が家っていったい……。


 ベッドサイドにはお酒と、見るからに高級そうな金属製のグラスが2つ並んでいる。流石に氷は無いみたいだけど。

 ベッドから少し離れたテーブルには、フルーツ類が盛られている。


 これらの飲食物は全部持ち帰って良いと言われているので、今がっつく必要はない。今がっつくべきはムーリの体だ。


「ここがムーリを愛する部屋だよ。ひと晩中可愛がってあげるからね?」


 ムーリに愛を囁いてから、肩を抱いて2人で入室する。

 部屋の施設には目もくれず、巨大ベッドに一直線。俺、まっしぐらっ!


 まずは2人でベッドに腰かけ、ムーリの緊張が収まるまでは少し待つ。


「ムーリ、そんなに緊張しなくて良いよ。嫌がることをするつもりはないからさ」

「はははははいぃっ。そそそ、それは、分かってるんですけどぉ……。きききき緊張するなって、そんなの、そんなの無理ぃ……!」


 早くこの体を味わいたいけど、肩を抱いて密着してるだけでも結構楽しいし、なにより気持ちいい。


 だけどこんなに緊張したままじゃ、ムーリの方はきっと楽しくないだろう。

 緊張を解す為に少し話でもしようかな。せっかく飲み物もあるんだし。


 一旦ムーリから離れて、2つのグラスにお酒を注ぐ。

 離れる時、ちょっとだけ切なそうな顔をしたムーリが最高にエロかった。

 そんなムーリを押し倒さずに済んだのは、グラスを手に取ったおかげだった。


 ってかこの感触には覚えがあるんだが……。

 このグラスって、もしかしてミスリルじゃね……?


「ムーリ。緊張して何も分からないうちに俺の女にされるのは嫌でしょ? 少しお話しようか。ムーリの話、聞かせてくれる?」

「わわわっわわ、私の話、ですか……?」


 グラスを1つ渡して、開いた左手をムーリの腰に回して、肩抱きよりも密着度をあげる。

 ……すっ、すげぇ。どこもかしこもめちゃくちゃ柔らかい。


「俺がムーリと初めて会った日は、井戸の使用許可を相談しに来た日だよね?」

「は、はい……。それは間違いないですぅ……」

「ムーリを初めて見たとき、凄く美人なシスターだなぁって思ったんだ。教会と仲良くしてきたのは、ムーリと仲良くしたかったからってのもあるよ」

「そそ、そんなの嘘ですよぅ……」


 俺の腕の中で縮こまりながら、手に持ったグラスに口をつけるムーリ。

 な、なんかこの仕草だけでエロいな……?


「だって私、あの時こそ体を迫られると思いましたもの。あの時体を迫られたら、私は受け入れる気でした。なのにダンさんはそれを察しながら、あえて無視して話をしてくれましたよね?」


 ああ……。あの悲壮感たっぷりの美人シスターの姿も最高にエロかったなぁ。

 でもご近所さんを手篭めにするとか、鬼畜過ぎてちょっとね?


「いやぁニーナがいなかったら、きっとあのまま家に連れ込んでたと思うよ。ダメだよムーリ。お前はこんなにエロい体をした美人なんだから、男の前で隙を見せちゃダメだ」

「そう、だったんですか……?」


 だって腰に手を回してるのに、その腕に重さを感じるレベルだからね? こんなの差し出されて我慢できる男なんかいるわけないよ。


 ムーリも飲んでいたので、俺もひと口お酒を飲んでみる。

 甘くて美味しいな。でもこれ結構強い気がする。

 あんまり飲ませると明日に響きそうだし、今日は1杯で我慢しておこう。


 その代わり、持ち帰った酒で明日みんなをベロベロにしてやろう。


「私、始めはダンさんに嫌われてるのかと思ってましたよ。すぐに目を逸らすし、重要な話はニーナさんに任せて、私とはあまり距離を詰めようとしてこなかったから……」

「凄く魅力的だと思ってたから目を逸らしてたんだよ。ニーナがいるのに手を伸ばしたくなるくらいに、ムーリを魅力的だと思ってたからね」


 結果的にニーナどころか、ティムルもフラッタもリーチェもいるのに、こうしてムーリに手を出してるんだけどぉ。


「ふふ。良かったです。嫌われてたんじゃなくて……」


 小さく笑顔を浮かべながら、俺に体重を預けてくるムーリ。


「いっつもお世話になってばかりで、何にもお返し出来ないのに、どんどんどんどん助けてくれて。まさか今年からは借金奴隷の心配もしなくていいなんて、本当に夢のようです……」

「……ムーリ?」

「こうしてダンさんの腕の中にいると、ふわふわして、夢の中にいるみたいですぅ……」


 あれ? ムーリ、1杯で結構酔ってる? これ以上は禁止だな。初めての夜を酔った状態で過ごしたくはないだろう。

 グラスを取り上げ、テーブルに片付ける。


 両手が空いたので、うちのみんなが大好きな、脚に乗せてのバックハグをムーリにもしてあげる。

 うん。むっちりを通り越してむにゅううって感じだ。

 サイズ的にはリーチェと変わらないと思うけど、戦闘をしていないムーリの体は筋肉が少なく、どこまでも果てしなく柔らかさに満ちている。

 こりゃもうスライムだな。ムーリスライムだ。


「一方的に助ける気は無いって言ってるでしょ? 本当に助かるかは教会のみんなの頑張り次第だってば。それにこうしてムーリは俺に体を差し出しちゃってるのに、何もお返しできてないことなんてないよ?」

「嘘ばっかり。ダンさんは本当に嘘ばっかりです」


 背中越しでムーリの表情は窺えないけれど、くすくすと小さく笑いながら肩を震わせているムーリ。


「ダンさんが来てから、教会がどんなに明るくなったかご存じないでしょう? 子供たちがどれだけ笑うようになったか、ダンさんは知らないでしょう?」


 俺の中では、みんなニコニコ笑ってるイメージしかないなぁ。

 ムーリも子供達も、笑っていない表情なんて想像ができないくらいに。


「ずっとずっと、初めてお会いした時からずーっと一方的に助けてくれてるくせに。私たちが気に病まないように、子供たちが負い目を感じないように、わざわざ仕事まで用意して……」


 腕の仲でムーリが身を捩り、潤んだ瞳を向けてくる。


「ダンさん。好きです。ずーっとお慕いしておりました。大好きな貴方にこれから抱かれると思うと、胸がはちきれそうなくらいドキドキします」

「うん。ありがとうムーリ。俺もムーリのこと好きだよ。愛してる。こんな素敵なおっぱいがはち切れないように、捕まえておいてあげるからね」


 瞳を閉じてムーリと唇を重ねる。


「んっ……」


 ムーリの口の中に優しく舌を侵入させながら、無防備なおっぱいを服の上からぐにゅぐにゅと揉みしだく。

 家を借りたあの日に見た金髪巨乳シスターのおっぱいを、俺は文字通り手中に収めることが出来たんだ。もにゅもにゅ。


 本当は服の中に手を入れて、思う存分直パイを堪能したいところなのだけど、ムーリは今修道服を着ているからね。

 トライラム教会の修道服は貫頭衣かつワンピースで、腕を差し込む隙間など微塵もない鉄壁の防御を誇る服だ。

 しかも修道服の下にも普通の服を着てるはずだし。


 早く裸にひん剥いてやりたいけれど、そんな衝動は冷静にコントロールしつつ、ムーリの舌を優しく撫で上げて、ムーリのおっぱいを優しくマッサージする。


「き、気持ちよすぎて、幸せすぎて死んじゃいますぅ……。私が意識を保ってられるうちに、どうか、どうかお情けをくださいぃ……」

「これからもっともっと幸せにしてあげるんだから、死んじゃダメだよ? でもそんなおねだりされたら、俺だって我慢出来ないよ」


 ようやくゴーサインが出たので、ムーリを1枚1枚剥いていく。

 修道服の下には普通の布の服を着ていて、修道服さえ脱げてしまえば裸に剥くのには何の問題も無かった。


 お互い裸になった後に、キスをしながら少し直パイの感触を楽しむ。

 やっぱりどう考えても、リーチェよりも柔らかい。

 弾力で言えばリーチェ、沈み込むような柔らかさではムーリ。同じサイズのおっぱいでも、それぞれに個性があって、それぞれに魅力がある。

 神よ。このムーリのおっぱいに感謝致します。むにゅむにゅ。


 巨大なおっぱいに対して小さめの乳首は大きく腫れ上がり、足元には大量の蜜が滴っている。そろそろ準備は良さそうだ。

 何よりこれ以上は俺が我慢出来ないねっ。


 背後から膝の裏に腕を回して抱っこする。

 この体勢でも悪戯したいけど、それは明日みんなにしよう。


 今日は大人しくベッドの中央にムーリを運んで、優しくベッドに寝かせる。そのままムーリを逃がさないように、ムーリの上によつんばいに覆いかぶさった。


「ムーリ。今からお前を本当に俺の女にさせてもらうよ。愛してるよムーリ。俺はもう一生お前を放さないから、お前も一生俺だけを見てくれ」

「はい。我が主たるトライラムの御名に誓って、生涯ダンさんだけを愛すると約束します。どうか私を、貴方の物にしてください……」


 俺は他の女も抱くのに、女にはそれを許さないのか。

 そんなことはもう思わない。


 俺の女が不満を感じる暇もないほどに全員を愛し抜けばいいんだと、みんなにこそ教えられた。


 ムーリの柔らかい太股を大きく開いて、ムーリの体に身を沈めていく。

 己の体に入ってくる異物感にムーリは身を捩っているけれど、構わず1番深い場所まで突き進んだ。


 大きく身を捩り、色々な感覚に震えるムーリの体をただ静かに抱きしめ、ムーリの呼吸が整うのを待つ。


「ムーリ。これでお前は俺の女だ。これから生涯ムーリを愛すると、俺も誓うよ」

「嬉しい……! 嬉しいです……! まさか私が、好きな人と添い遂げることが出来るなんてぇ……! 神様ぁ……! 神様ぁっ……! ありがとう、ありがとう、ございますっ……!」


 感極まって、顔を押さえて号泣するムーリ。

 たとえそれが嬉し涙だとしても、泣いている女を抱きたくはないなぁ。


「泣かないでムーリ。俺、泣いてる女を抱くのは嫌なんだ。嬉しいなら笑って欲しいな。笑ってるムーリと、いっぱい愛し合いたいんだ」


 ムーリの顔を覆う両手に、自分の指を絡ませる。

 そして大きく両手を広げさせて、顔もおっぱいも無防備にする。


 ティムル直伝の大の字拘束、使い勝手が良すぎるよぉ。エロ教官の教えに外れ無しだ。


「さぁこれでもう逃げられないからね? 泣く余裕なんてないほどに、ドロドロになるくらいに幸せに浸してあげる」


 ムーリの両手に絡ませた指に力を込めて、両手の繋がりを意識させながら優しくキスして思考を溶かす。


 快楽に少しずつ慣らすように、ムーリの中をゆっくりゆっくり動き続ける。

 体の中も外も、あらゆる所が柔らかいムーリの体を更に解すように、キスをしながらゆっくりと動く。


 俺におっぱいを押し付けるように、先ほどから何度も反り返ろうとするムーリ。だけど両手を開かれ両足を開かれ、無抵抗で俺に体を委ねるしかない。

 無抵抗のムーリの1番奥に、ムーリは俺の女だと主張するように盛大に愛を撒き散らしてやった。


 キスをする口を放すと、ようやく息が吸えたみたいに、大きな胸を更に大きく揺らして呼吸するムーリ。

 うん。実に美味しそうだ。次はここを味わうとしようか。


 未だ両手の拘束は解かず、ムーリの体に身を沈めたままで、無抵抗なムーリの美味しそうなおっぱいに、力いっぱいしゃぶりついた。

 余すところなく朝までたっぷりと愛してあげるからね、俺のムーリ。
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