異世界イチャラブ冒険譚

りっち

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2章 強さを求めて1 3人の日々

074 もっと奥へ (改)

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 もう何度目かも覚えていない、スポットへの遠征が始まる。
 今回の遠征は12日間。6日間奥に進み続けて、7日目から帰還を開始するスタイルだ。

 スポットは馬で3日くらいの幅と聞いて、俺達のペースだと30日くらいの距離だと概算したことがある。
 半径で15日。つまり6日で進める範囲は入り口と中央から見てほぼ中間付近。ラグランジュポイントだ。

 いやこれは違うか。しかもちょっと届いてないし。


 魔物を蹴散らしながら歩みを進める。

 6日間の移動距離と言っても、魔物との戦闘時間で移動距離は大きく変わる。なるべく奥に進む為に、出会う魔物を片っ端から切り捨てていく。

 ティムルも防具が揃った事で、ニーナの後ろに隠れる必要もなくなった。彼女にも積極的に前に出てもらい殲滅を手伝ってもらう。


 現在俺達の職業は俺が剣士、ニーナが射手、ティムルが戦士と、戦えば戦うほどに火力が上がり続ける構成だ。

 まだ出会ったことのないような魔物が出る場所でも無いし、安全策より積極的に魔物を狩って進んでいく。


 今回の遠征から帰ったら、前回の分も思い切り2人の相手をしたい。だから思い切り好色家を上げたい。

 でもそういうわけにもいかないだろう。好色家を上げて寝室でのスタミナが上昇したとしても、生活費が無ければ結局寝室で過ごすことは出来なくなるのだ。
 ニーナとティムルと生涯愛し合うために、好色家以外の職業の育成も進めていかなければいけないのだ。

 好色家を上げるのは、転職の際に1レベルのみ。自分で決めたんだ。守らなきゃ。


 ……というか下手に好色家を上げすぎて2人の相手が容易になると、それこそ2人に溺れそうじゃね? 今ですら首くらいまではどっぷりと2人に溺れてる気がするのに。



 奥に進む。奥に進む。敵を倒して奥に進む。


 この世界に来たのが4月の始め。今は9月に入っているのでもうすぐ半年近くになる。

 スポットでの戦闘にも大分慣れたし、累積された職業も増えてきて、これでも随分強くなってきたと思う。実際、強くなったはずだ。


 だけど届かない。

 フラッタにもリーチェにも、今の俺では全く手が届かない。


 別に俺は最強厨でもなんでもない。まったり生活出来ればそれ以上の望みなんてない。

 だけどまったりしてたら届かない。
 願いは俺の手から離れていき、いつか失われて消えていってしまうんだ。


 ……嫌だね。それだけは絶対嫌だ。

 ニーナもティムルも抱えたままで、フラッタもリーチェも必ず俺の女にしてみせる。


 俺ってこんなに欲張りだったかなぁ? 

 この世界に来て、この世界で生きていく力がついてきて、少しずつ欲が出てきてしまったのかもしれない。


 だけど今の俺は自分の望みに能力が追いついていない状態だ。だからもどかしい。もどかしいし焦ってしまう。一刻も早く、少しでも強くならなければ。


 遠征2日目を待たずにポイントフラッタを通過する。

 明らかに今までよりも早いペースだ。いい調子だ。


 でももっとだ。もっと奥に進んで、もっと効率良く稼ぎたい。



 遠征3日目を過ぎた頃から、他のパーティともよく擦れ違うようになる。

 前回は彼らとも沢山交渉して小金を稼いだけれど、もうそんなものに興味はない。交渉は最低限。可能であれば無視して進む。


 小金なんて稼いでも、俺が欲しいものには手が届かないのだから。



 遠征4日目。

 俺の剣士がLV30に到達する。新しい職業は現れてくれなかった。

 あれ? そもそも剣士ってLV30がMAXじゃなかったりすんの? だいじょうぶだよね? 累積してる?


 累積してると信じて一瞬好色家にチェンジ。
 この時点でニーナが射手LV15、ティムルが戦士LV22だ。

 ティムルは今回の遠征で豪商になれそうだけど、ニーナはちょっと厳しそうかな?


 好色家のLVが3になったので直ぐに短剣使いにチェンジする。



 短剣使い LV1
 補正 敏捷性上昇-
 スキル 斬撃時攻撃力上昇-



 短剣使いになって戦闘を行ってみたけど、攻撃力が下がっている感じもしない。剣士はLV30でカンストだと思う。

 短剣使いがLV2になったあたりで、前回から育て始めた魔玉が発光。うっま。

 15万リーフを稼いでも、まだ遠征は半分の行程も進んでないぞ? いい調子だ。


 前回の遠征からより深くまで進んだこと、全員の火力が上がって魔物の殲滅数が増えている事、ティムルが自由に動けるようになった事がかなり大きい。

 ……この分だとひょっとして、もう1セット魔玉発光、いけるか?



 遠征5日目。

 魔物の平均レベルは20を超えて、見たことのない魔物が混じり始める。
 そんな中でもやっぱり1番きついのはマーダーグリズリーで、LV31の熊を相手するのはそれなりに大変だった。だけどLV4まであがった短剣使いの敏捷補正のおかげで、動き自体は余裕を持って対応できた。

 やっぱり敏捷補正は重要だ。というか重要じゃない補正って1つもないけどぉ。



 遠征6日目。

 ここまでが俺たちが来れる範囲だ。この先を目指す場合は、毎月1回のペースに遠征頻度を落さなければいけないだろう。

 魔物の平均LVは20~23くらいか? 出現した魔物の中で最も高いレベルは38だった。ここまで強化された相手は必ず俺が担当する。ニーナにも援護してもらうけどね。

 俺たちは多分、この付近に来るには装備の水準が低いと思う。だけど累積された職業補正がそのハンデを塗り潰す。


 補正とスキルで2重に攻撃力が上がる剣士、スキルで攻撃力が上がる短剣使いの相乗効果で、この地点での魔物を狩るのに、今の装備でも十分過ぎる殲滅力なんじゃないだろうか。
 
 フラッタとリーチェにボコられたのも良かったのかな? 魔物の動きが良く見える気がする。



 6日目の夜を終え、7日目の朝を迎えた。これから帰還を開始する。

 俺たちが今来れる最高到達点はここだ。次回は必ずこの先まで進んで見せるさ。



 9日目。

 俺の短剣使いがLV14。ニーナの射手がLV21。そしてティムルの戦士がLV30に到達する。


 やったぜ。やってやったぜ。ティムルの職業は豪商、君に決めた!



 豪商 LV1
 補正 体力上昇- 持久力上昇- 幸運上昇 装備品強度上昇-
 スキル 魔玉発光促進 インベントリ



 というかまぁ事前に話し合ってましたけどね。


 これで更に金策が捗る。魔玉の発光促進とインベントリの更なる追加。うまい。うますぎる。


 それにしても俺のレベルアップが早い。
 なんでなんだ? パーティーリーダー補正でもあるの?

 ニーナとティムルの経験値を俺が吸い取ってるの? むしろ俺が2人に色々吸い取られてるんだけど?


 それを考えれば経験値くらいは俺が吸い取ってもいいのかな? いやダメでしょ。

 
 前回の遠征よりも日程が延びたのに、全員の攻撃力が増している為か、前回と比べてそれほど疲労を感じない。やはり攻撃力は重要だ。

 ……って、だから重要じゃない補正なんてないっての。



 11日目。

 間もなくスポットの出口だ。疲労はあるけど余力はある。最後まで油断せずに行こう。


 と思ったらキターーー!! 来ましたよ! マジで来ましたよ! 魔玉が新たに光ったよ! 光った! クララが光った! いやクララは光らない。

 光った魔玉を手に取って、ワナワナと震えているティムル。


「12日間の遠征で、魔玉が6個発光、ですか……。これは素晴らしい、いえ凄まじいですね……」

「ティムルが豪商になってくれたおかげですね。それに明らかに前回よりも沢山魔物を狩れています。これなら毎回の遠征で魔玉6個を発光させる事も出来るようになるかもしれませんね」


 毎回ドロップアイテムとは別に30万リーフはめっちゃくちゃ魅力的だ。武道家を上げたら俺も豪商になるべきか?


 1つ気になるのは豪商のスキルである、魔玉発光促進の存在だ。+も-もついてないんだけど、これってレベルアップで効果が多くなるのかなぁ?

 なりそうな気もするしならなそうな気もする。う~ん。

 ちなみにインベントリはいつも通りの仕様でした。



 12日目は特にこれと言って何もなし。

 ヒヤリとするような場面すらなく、無事にマグエルに帰還することが出来た。安定してたね?


 マグエルに到着した時はもう夜だったので、換金は明日にして家に帰った。


 12日振りの我が家で、遠征で余った物資を使って夕食を用意する。

 装備品のチェックを済ませ、体を拭いて清潔な服に着替える。これで人心地ついた。


 さぁて、今回のリザルトを確認だ。



 ダン
 男 25歳 人間族 短剣使いLV19
 装備 鋼鉄のロングソード 魚鱗の盾 皮の帽子 皮の軽鎧 皮の靴


 ニーナ
 女 16歳 獣人族 射手LV24
 装備 ブルーメタルダガー 魚鱗の盾 皮の帽子 皮の軽鎧 皮の靴 
 状態異常 呪い(移動阻害)


 ティムル
 女 32歳 ドワーフ族 豪商LV5
 装備 ダガー ダガー 皮の帽子 皮の軽鎧 皮の靴


 
 俺が剣士LV30、好色家LV3になり、ティムルが戦士LV30に到達。
 
 そして現在の職の補正をおさらいするとこんな感じ。



 短剣使いLV19
 補正 敏捷性上昇-
 スキル 斬撃時攻撃力上昇-


 射手LV24
 補正 身体操作性上昇- 持久力上昇-
 スキル 射撃時攻撃力上昇-


 豪商LV5
 補正 体力上昇- 持久力上昇- 幸運上昇 装備品強度上昇-
 スキル 魔玉発光促進 インベントリ



 並べて分かる豪商の優秀さ。

 HPも上がるしレアドロップにも補正がつき、剣士の武器強度上昇と違って防具にも補正がかかる。魔玉発光促進はおいしすぎるし、殲滅力が上がりつつある俺達に更なるインベントリ追加もありがたい。


 お金的には魔玉が6個完成で30万リーフ。更にドロップアイテムの売却金が上乗せって感じだ。

 今回魔玉が2セット発光したけど、実際は1.5セット分発光が進んだ感じだろうなぁ。次回も2セット発光できるかは、射手が如何に早くLV30になるかにかかっていそうだ。


「職業が積み重なっていくのって凄いね。前回よりもずっと奥に、前回よりも長い遠征だったのにさ。前回に比べて楽に感じたよ?」

「私ももう豪商だもんねぇ。野盗さえ出なければ、マグエルの周辺なら1人旅でも余裕で回れちゃいそうかしら」


 夕食を食べながら、今回の遠征の感想を口にするニーナとティムル。

 2人が言う通り、前回と比べて確実に成長している。強くなっている。まだまだ足りないけれど、それでも成長できている事は間違いない。


「次回は恐らくニーナも豪商になれると思うよ。毎回の遠征で魔玉が6個発光できるとして……。今月後1回、その時にニーナを豪商に出来れば……。年末まで3ヶ月、6回、いや5回遠征に行くとしても150万リーフが稼げる計算だ。順調だね」


 150万リーフ。魔玉だけで150万リーフ。今月の稼ぎも含めれば200万も夢じゃない。更にドロップアイテムの売却も上乗せされるのだ。

 ……これならきっと何とかなるかな?


 装備を更新する必要性も今のところ感じない。もっと奥に進んだらどうなるか分からないけど。


「本当に凄いよ。移動魔法も馬も馬車も利用できないのに、こんなにお金が稼げるなんて信じられない」

「ほんとよね。3ヶ月で150万リーフって、その辺の商人よりも利益が大きいわよ?」

「ま、マグエルにいる今のうちにガンガン稼ごう。ドロップアイテムでの換金額次第では、マグエルのいるうちに装備を更新するのも視野に入れられそうだ」


 前回の報酬は殆ど装備代に消えちゃったけど、今回の報酬は丸々手元に残る。

 マグエルに到着して3ヶ月くらいか? ようやく生活基盤が安定して、上を目指せるようになったってことだな。


 没落予定のどっかのフラッタとかがもし奴隷になったら、100万とか普通に越えてきそうだからなぁ。お金は多めに確保しておきたいね。



 今回の報酬の確認も終わって寝室に向かう。

 さて今日は休もうかって、なんで2人とも服を脱いでらっしゃるの? いや2人が服を脱ぐのは文句ないよ。目に優しい光景だし。視力めっちゃ上がりそう。

 でもなんで2人がかりで俺の服まで脱がしに来るの? さっき遠征から帰ったばっかりだよ? おっと一応念のため、無駄になると思うけど好色家セーット。


 今まで遠征帰りの直後にしたことなかったよね? お疲れでは?


「明日になったらまたフラッタが来てもおかしくないでしょっ。もうダンにベタ惚れじゃないっ。前回みたいなことにならないように、まずは今夜1度発散しておかないと気が済まないのっ」

「いいでしょダン。まさか貴方、疲れてるから嫌だ、なんて言わないわよねぇ? 貴方を大好きで大好きで仕方ない女が、目の前に2人も居るのよぉ……?」


 怒ったように俺を押し倒すニーナと、押し倒された俺に挑発的な笑みを浮かべながら怪しく舌なめずりをするティムル。

 疲れてるなんて言いません。言いませんとも。大歓迎です。大好物です。むしろ色々漲って参りました?


 うーん。今まで遠征から戻った日は疲れを取る為にもすぐ休んでたんだけどね。前回のフラッタ強襲の影響は計り知れないなぁ。

 なんだかんだでアイツにいつも振り回されてね?


 ま、細かいことはいっかぁ。

 ニーナ。ティムル。前回の分まで取り返すぞぉっ!
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