570 / 580
12章 俺が望んだ異世界生活
519 暗天期
しおりを挟む
グリフォンを送ってから帰宅すると、もうすぐ夜明けを迎えそうな時間帯だった。
このまま寝ても仕方ないので、朝食の準備でもしておきますかね。
この世界は肉は豊富なんだけど、食に関して贅沢出来てる感じではないよなぁ。
塩、砂糖、胡椒、唐辛子、アルコールまで迷宮で採れるのに、そのせいで逆に迷宮外の食材の研究が全く進んでいない。
フィールダーを保護したときは馬乳とかも確保できるかなぁとか、ゲイザーから卵が貰えないかなぁとか思ったりしたもんだけど、あいつらを家畜にしたくはないし、無精卵とかもないんだよなぁ。
日本に居た頃にもう少し料理をしていれば分かったかもしれないけど、うちの女性陣もアレルギーでも無いと代替食品まで気にしたことないって言ったし、今となってはネット検索も出来ないしでお手上げ状態だ。
「あら? トーマ帰ってたのね。おかえりなさい」
「おう。おはようカンナ。ただいま。今日はカンナが朝しょんぐ」
挨拶を返していた俺の口を、カンナは自分の口を使って塞いできた。
間もなくハルも起きてくるかもしれないけど、それまでは応戦しようかな。朝食の準備もほぼ終わってるし。
カンナは一見クールっぽく見えるんだけど、嫁の中では1番積極的に甘えてくるところがある。
他の人間の目が無いところではブレーキも利かない。
というか本人にブレーキを踏む気がない。
だから俺のほうでブレーキを踏まなきゃならないんだけど、徹夜明けのテンション相まってアクセル全開してしまうなぁ。
その後すぐに現れたハルのおかげで、何とか強制終了できました。
朝食を食べながら、今回の探索の報告を行う。
「雷雨エリアって、雷がずっと降り注いでる場所があるのー?
そんなところで生き物が生きているのかなー?」
「うん。そう言えばこの世界って天候が安定してるよね? 雨とか雷って一般的に知られてるのはなんでなの?
開放型迷宮に入ったことない人だっていっぱい居るよね?」
「そう言えば異邦人が来るようになってから、暗天期は来てないんですね。
ハル、というか異邦人はまだ体験してませんが、数年に1度くらいの頻度で、王国全土が深い雲に長期間覆われる時期があるんですよね。その際に雨が降ったり雷が落ちたりってことはみんな体験してるんですよ。
10歳くらいになれば、雨や雷を経験したことのない王国民は居ないと思いますよ」
「暗天期っすか。トーマとハルが知らないんじゃ、異邦人は誰も知らないって事になるっすね。
道理で雑貨屋に雨具が置いてあると思ったっすよ。雪は降らないんすか?」
「雪は見たことねぇなぁ。雪って寒くないと降らねぇんだろ? 暗天期は雲に覆われて王国全体が暗くなっちまうけど、極端に寒くなるわけじゃねぇからな。
それにトーマが言うような視界が奪われるほどの雨や、絶え間ない落雷なんてのも記憶にねぇよ。
弱い雨が30~100日くらい続く感じだな。原因は詳しくは分かってねぇけど、空気中の魔力がなにか悪さしてんじゃねぇかって話らしいぜ。
いきなり王国全土が雲に覆われるから、発生したら結構驚くぜ」
マーサの話を聞く感じだと、雨季っていうよりは梅雨ってイメージが強いな。
それにしても突発的に発生するのか。そりゃ常に雨具を置いておかなきゃいけないわけだわ。雑貨屋も大変だな。
「それにしても、常に落雷が発生し続ける雷雨エリアねぇ。
そんな場所があるのなら、異邦人としては是非とも発電を試みたいところではあるけれど……。
この世界って電気エネルギーを普及する理由、あんまりないかしら?」
「うん。無限発生する雷なんて、もう永久機関に近いものを作れそうな気はするんだけど、この世界には魔法が完璧に普及していて、電気よりも便利な面が多いんだよね。
魔力の代替エネルギーとして考えるなら有意義だと思うけど、そもそもその雷も魔力エネルギーで発生しているなら、魔力が枯渇した時点で雷も止まるから意味無いかな?」
「レンジと戦った時にも言ってたけど、異邦人達って本当に雷を制御してたんだねぇ。
う~ん、私には信じられない話だよー」
「レンジの能力は本当に厄介だったよね……。いきなりシンが出てきた時はワケが分からなかったなぁ……」
子供をあやすふわわとつららを見ながら雷雨エリアの活用方法を考えるけど、あまりいい案は浮かばない。
自然エネルギーとしてはこの上なく有用なエリアなんだけど、科学よりも魔法の方が浸透してる世界だからなぁ。
照明も魔法で問題ないし、『暗視』があるため夜もそこまで困らない。
曖昧だった『暗視』の取得条件も既に広く知れ渡っている為、王国民にとって夜や暗所は恐怖の対象にはなりえない。
「とりあえずスキルで落雷はスルーできる事が分かったけど、『環境適応:大』を持ってない奴は近付く事も控えて欲しい。グリフォンでも進めないから、雷雨エリアの探索と調査は一旦終了だな。
あ、マーサ。移動用のターミナルを設置してくるから新しいの作っておいてくれな。山岳エリアの東西も確認してターミナルを置くかもしれないし」
「作るのは構わねぇけど、1エリアに4つもターミナル置いてたら心核がすぐ足りなくなっちまいそうだな。
今んところは余裕があるから問題ねぇけど」
心核の数にもまだ余裕はあるし、なによりも俺の個人的な調査で王国やタケルに相談するのもお門違いかねぇ?
いや、未開エリアの情報は王国にとっても有益なはずだ。
動機は個人の趣味ではあるけど、成果を共有するなら正当な対価だよな?
ルイナスリームの迷宮ガチャが続いていて、タケルも心核は全て王国に献上してると言っていたし、3桁を超える心核が王国に存在していても不思議じゃない。変に遠慮することじゃないな。
グリフォンにも1日中つき合わせてしまったし、今日は1日探索をお休みにして、ターミナルの用意を王国に交渉するとしようかな。
俺を敵視していた王女ももう居ないわけだし、ネヴァルドに行っても問題ないだろ……って、そう言えば思いっきり城ぶっ壊したんだっけ。
やっぱ問題ありそう、かな?
このまま寝ても仕方ないので、朝食の準備でもしておきますかね。
この世界は肉は豊富なんだけど、食に関して贅沢出来てる感じではないよなぁ。
塩、砂糖、胡椒、唐辛子、アルコールまで迷宮で採れるのに、そのせいで逆に迷宮外の食材の研究が全く進んでいない。
フィールダーを保護したときは馬乳とかも確保できるかなぁとか、ゲイザーから卵が貰えないかなぁとか思ったりしたもんだけど、あいつらを家畜にしたくはないし、無精卵とかもないんだよなぁ。
日本に居た頃にもう少し料理をしていれば分かったかもしれないけど、うちの女性陣もアレルギーでも無いと代替食品まで気にしたことないって言ったし、今となってはネット検索も出来ないしでお手上げ状態だ。
「あら? トーマ帰ってたのね。おかえりなさい」
「おう。おはようカンナ。ただいま。今日はカンナが朝しょんぐ」
挨拶を返していた俺の口を、カンナは自分の口を使って塞いできた。
間もなくハルも起きてくるかもしれないけど、それまでは応戦しようかな。朝食の準備もほぼ終わってるし。
カンナは一見クールっぽく見えるんだけど、嫁の中では1番積極的に甘えてくるところがある。
他の人間の目が無いところではブレーキも利かない。
というか本人にブレーキを踏む気がない。
だから俺のほうでブレーキを踏まなきゃならないんだけど、徹夜明けのテンション相まってアクセル全開してしまうなぁ。
その後すぐに現れたハルのおかげで、何とか強制終了できました。
朝食を食べながら、今回の探索の報告を行う。
「雷雨エリアって、雷がずっと降り注いでる場所があるのー?
そんなところで生き物が生きているのかなー?」
「うん。そう言えばこの世界って天候が安定してるよね? 雨とか雷って一般的に知られてるのはなんでなの?
開放型迷宮に入ったことない人だっていっぱい居るよね?」
「そう言えば異邦人が来るようになってから、暗天期は来てないんですね。
ハル、というか異邦人はまだ体験してませんが、数年に1度くらいの頻度で、王国全土が深い雲に長期間覆われる時期があるんですよね。その際に雨が降ったり雷が落ちたりってことはみんな体験してるんですよ。
10歳くらいになれば、雨や雷を経験したことのない王国民は居ないと思いますよ」
「暗天期っすか。トーマとハルが知らないんじゃ、異邦人は誰も知らないって事になるっすね。
道理で雑貨屋に雨具が置いてあると思ったっすよ。雪は降らないんすか?」
「雪は見たことねぇなぁ。雪って寒くないと降らねぇんだろ? 暗天期は雲に覆われて王国全体が暗くなっちまうけど、極端に寒くなるわけじゃねぇからな。
それにトーマが言うような視界が奪われるほどの雨や、絶え間ない落雷なんてのも記憶にねぇよ。
弱い雨が30~100日くらい続く感じだな。原因は詳しくは分かってねぇけど、空気中の魔力がなにか悪さしてんじゃねぇかって話らしいぜ。
いきなり王国全土が雲に覆われるから、発生したら結構驚くぜ」
マーサの話を聞く感じだと、雨季っていうよりは梅雨ってイメージが強いな。
それにしても突発的に発生するのか。そりゃ常に雨具を置いておかなきゃいけないわけだわ。雑貨屋も大変だな。
「それにしても、常に落雷が発生し続ける雷雨エリアねぇ。
そんな場所があるのなら、異邦人としては是非とも発電を試みたいところではあるけれど……。
この世界って電気エネルギーを普及する理由、あんまりないかしら?」
「うん。無限発生する雷なんて、もう永久機関に近いものを作れそうな気はするんだけど、この世界には魔法が完璧に普及していて、電気よりも便利な面が多いんだよね。
魔力の代替エネルギーとして考えるなら有意義だと思うけど、そもそもその雷も魔力エネルギーで発生しているなら、魔力が枯渇した時点で雷も止まるから意味無いかな?」
「レンジと戦った時にも言ってたけど、異邦人達って本当に雷を制御してたんだねぇ。
う~ん、私には信じられない話だよー」
「レンジの能力は本当に厄介だったよね……。いきなりシンが出てきた時はワケが分からなかったなぁ……」
子供をあやすふわわとつららを見ながら雷雨エリアの活用方法を考えるけど、あまりいい案は浮かばない。
自然エネルギーとしてはこの上なく有用なエリアなんだけど、科学よりも魔法の方が浸透してる世界だからなぁ。
照明も魔法で問題ないし、『暗視』があるため夜もそこまで困らない。
曖昧だった『暗視』の取得条件も既に広く知れ渡っている為、王国民にとって夜や暗所は恐怖の対象にはなりえない。
「とりあえずスキルで落雷はスルーできる事が分かったけど、『環境適応:大』を持ってない奴は近付く事も控えて欲しい。グリフォンでも進めないから、雷雨エリアの探索と調査は一旦終了だな。
あ、マーサ。移動用のターミナルを設置してくるから新しいの作っておいてくれな。山岳エリアの東西も確認してターミナルを置くかもしれないし」
「作るのは構わねぇけど、1エリアに4つもターミナル置いてたら心核がすぐ足りなくなっちまいそうだな。
今んところは余裕があるから問題ねぇけど」
心核の数にもまだ余裕はあるし、なによりも俺の個人的な調査で王国やタケルに相談するのもお門違いかねぇ?
いや、未開エリアの情報は王国にとっても有益なはずだ。
動機は個人の趣味ではあるけど、成果を共有するなら正当な対価だよな?
ルイナスリームの迷宮ガチャが続いていて、タケルも心核は全て王国に献上してると言っていたし、3桁を超える心核が王国に存在していても不思議じゃない。変に遠慮することじゃないな。
グリフォンにも1日中つき合わせてしまったし、今日は1日探索をお休みにして、ターミナルの用意を王国に交渉するとしようかな。
俺を敵視していた王女ももう居ないわけだし、ネヴァルドに行っても問題ないだろ……って、そう言えば思いっきり城ぶっ壊したんだっけ。
やっぱ問題ありそう、かな?
0
お気に入りに追加
394
あなたにおすすめの小説

ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。

【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。

やさしい異世界転移
みなと
ファンタジー
妹の誕生日ケーキを買いに行く最中 謎の声に導かれて異世界へと転移してしまった主人公
神洞 優斗。
彼が転移した世界は魔法が発達しているファンタジーの世界だった!
元の世界に帰るまでの間優斗は学園に通い平穏に過ごす事にしたのだが……?
この時の優斗は気付いていなかったのだ。
己の……いや"ユウト"としての逃れられない定めがすぐ近くまで来ている事に。
この物語は 優斗がこの世界で仲間と出会い、共に様々な困難に立ち向かい希望 絶望 別れ 後悔しながらも進み続けて、英雄になって誰かに希望を託すストーリーである。

S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )

Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!

せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います
霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。
得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。
しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。
傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。
基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。
が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。

雑用係の回復術士、【魔力無限】なのに専属ギルドから戦力外通告を受けて追放される〜ケモ耳少女とエルフでダンジョン攻略始めたら『伝説』になった〜
霞杏檎
ファンタジー
祝【コミカライズ決定】!!
「使えん者はいらん……よって、正式にお前には戦力外通告を申し立てる。即刻、このギルドから立ち去って貰おう!! 」
回復術士なのにギルド内で雑用係に成り下がっていたフールは自身が専属で働いていたギルドから、何も活躍がないと言う理由で戦力外通告を受けて、追放されてしまう。
フールは回復術士でありながら自己主張の低さ、そして『単体回復魔法しか使えない』と言う能力上の理由からギルドメンバーからは舐められ、S級ギルドパーティのリーダーであるダレンからも馬鹿にされる存在だった。
しかし、奴らは知らない、フールが【魔力無限】の能力を持っていることを……
途方に暮れている道中で見つけたダンジョン。そこで傷ついた”ケモ耳銀髪美少女”セシリアを助けたことによって彼女はフールの能力を知ることになる。
フールに助けてもらったセシリアはフールの事を気に入り、パーティの前衛として共に冒険することを決めるのであった。
フールとセシリアは共にダンジョン攻略をしながら自由に生きていくことを始めた一方で、フールのダンジョン攻略の噂を聞いたギルドをはじめ、ダレンはフールを引き戻そうとするが、フールの意思が変わることはなかった……
これは雑用係に成り下がった【最強】回復術士フールと"ケモ耳美少女"達が『伝説』のパーティだと語られるまでを描いた冒険の物語である!
(160話で完結予定)
元タイトル
「雑用係の回復術士、【魔力無限】なのに専属ギルドから戦力外通告を受けて追放される〜でも、ケモ耳少女とエルフでダンジョン攻略始めたら『伝説』になった。噂を聞いたギルドが戻ってこいと言ってるがお断りします〜」
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる