409 / 580
10章 壁外世界
370 刃紋と閃空
しおりを挟む
今日から朝の探索はソロ探索に戻る。
シンもスキップとストレージが使えるようになったし、実力的にも全く不安がない。
SP獲得を優先して、別々の場所に潜ることになった。
シンはそのままベイク、ターミナルとスキップの両方が使える俺はヴェルトーガに篭る。
魔法は使えるけど詠唱時間短縮のため、俺もスキップとターミナルの両方の魔導具をこっそり用意した。
ふはは、これが製作者の特権というものよ!
ヴェルトーガの開放型迷宮は広い。1回音魔法で釣りをするだけでストレージがいっぱいになるほどの魔物が寄って来るし、それで魔物が枯渇する心配もない。SP稼ぎに最適な環境だ。
鈴音の音斬撃にも結構慣れてきたつもりなんだけど、なんというか、あと1歩、何かが足りない。
いや、足りないというか、ズレてるのか? 音斬撃に対する俺の認識が間違っている?
――――そもそも、音に斬撃を乗せるという発想が間違ってる?
音と斬撃を分けて考えるからややこしくなってるのか?
『深層集中』と『瞬間加速』と『身体能力過剰強化』の同時使用を『トランス』と名付けて1つのスキルとして扱っているように、音斬撃も1つの能力として認識すべきなのか……?
迫ってくる魔物の攻撃を躱しながら鈴音に魔力を込めていく。
鈴音の斬撃を音に乗せる時、戦場には綺麗な鈴の音が広がる。
それは俺を中心にして周囲に波のように広がっていく。
波のように。波紋のように。
――――分かった。分かった気がする。
音に乗せるとか、上手く扱うとか、そんな話じゃない。
俺がするのはただ一石を投じるだけ。
手にした鈴音に、魔力という一石を投じ、あとは自然に任せるのみ。
鈴音が鳴る。
高く澄んだ鈴の音が空間に広がっていく。
その音が耳に届いた時、魔物は細切れになって絶命している。
こんなもの、制御しようなんてのが間違ってる。
鈴音を中心に広がる、全周囲飽和斬撃。
「刃紋、とでも名付けようかな。とりあえず、こっちは完成だ」
辺りを見ると、そこには見渡す限りのドロップアイテム。
これ全部集めるほうがよっぽど大変だよ……。
そこからは音魔法で敵を釣って、刃紋で殲滅、ドロップアイテム回収の流れが出来上がった。
アイテム回収に非常に時間がかかるので、考え事をしながら作業を進める。
刃紋は完成させることが出来た。
ぶっちゃけてソロ専用の技になってしまったけど、ソロなら防御能力にも期待できそうな能力だ。
ユリバファルゴア戦で使う場合は、シンと密着した状態で発動すれば大丈夫かな?
鈴音がシンを巻き込むとは思えないけど、強力すぎる技には必ずリスクが付きまとうと考えるべきだ。
さて、刃紋が完成した今、次に完成させるべきはトランスと攻撃範囲極大拡張の合わせ技の方だ。
ユリバファルゴアは遠目から見ても遠近感が狂うサイズのバケモノだ。
攻撃範囲拡張でもたついてしまう様では、満足に攻撃することも出来ない。
生まれたてのランドビカミウリですら、ちっぽけな人間サイズの攻撃を全て躱してきやがったからなぁ。ユリバファルゴアもあんなサイズしておきながら、俺たちよりも俊敏に動く可能性は低くない。
スキル発動による僅かなズレが、相手に回避する余裕を与えてしまうかもしれないんだ。
今まで見てきた中で、1番の攻撃射程だったのは、リーンのスネークソードを除けば、ランドビカミウリに止めを刺した、シンが放った緑の閃光だ。ボールクローグからすら視認出来たってんだから、どれほどの範囲の斬撃だったんだろうな。
「あの時はただただ必死だったから、よく覚えていないんだけど。
トーマが怯ませて、リーンが翼を斬り飛ばして、ここで決めなきゃって。
スキルを使おうとか考えてなくて、ただ落ちてくるランドビカミウリを斬ることしか考えてなかったと思う」
あの時の事をシンはこう語っていた。
攻撃範囲を拡張しようとか考えていたのではなく、ただ目の前のランドビカミウリを斬ることしか考えていなかった。
あの時が極限状態だったというのもあるだろうけど、下手にスキルを使用しようとか、範囲を拡張しようとか意識するよりも、ただ単純に攻撃対象を意識して攻撃する方がいいのか?
そう、発想の転換だ。斬撃の範囲を最大限拡大するんじゃなくて、始めから全てを斬るために攻撃を放つ。
鈴音を握る。
居合いなんてしたことないけど、鈴音が刀だからか、自然と居合いの姿勢になる。
集中する。まだスキルは使わない。
この一閃の攻撃範囲を拡張するのではない。この一閃で目の前全てを両断するつもりで放て。
全神経を集中して。全身全霊を持って。この一撃に全てを込めろ。
この一撃で、天地全てを両断しろ――――!!
迷宮内に白い閃光が走る。
気付くと鈴音を抜いていた。
目の前に魔物が居なかったからな。多分完成したような気がするけど、確かめようが……。
一瞬、視界が斜めに傾いた。
次の瞬間、迷宮から大量の魔力が噴き出し、様子を窺っていると少しずつ視界の傾きが治まっていった。
……もしかして、ここの階層そのものを両断してしまったってこと、か?
それで迷宮が損傷し、階層全体が傾いてしまった、と……?
うん。どうやら間違いなく完成したらしい。これって迷宮内ですら気軽に練習できないな。
う~ん、時間を見つけて屋外で練習を重ねるしかないか。
空間全てを両断する白い閃光。閃空とでも名付けよう。
刃紋と閃空。新技はどうにか完成したようだ。
あとはマーサの装備待ちかな?
どうやらもうすぐ会いに行けそうだ。
待ってろユリバファルゴア。次は逃げたりしねぇからよ。
シンもスキップとストレージが使えるようになったし、実力的にも全く不安がない。
SP獲得を優先して、別々の場所に潜ることになった。
シンはそのままベイク、ターミナルとスキップの両方が使える俺はヴェルトーガに篭る。
魔法は使えるけど詠唱時間短縮のため、俺もスキップとターミナルの両方の魔導具をこっそり用意した。
ふはは、これが製作者の特権というものよ!
ヴェルトーガの開放型迷宮は広い。1回音魔法で釣りをするだけでストレージがいっぱいになるほどの魔物が寄って来るし、それで魔物が枯渇する心配もない。SP稼ぎに最適な環境だ。
鈴音の音斬撃にも結構慣れてきたつもりなんだけど、なんというか、あと1歩、何かが足りない。
いや、足りないというか、ズレてるのか? 音斬撃に対する俺の認識が間違っている?
――――そもそも、音に斬撃を乗せるという発想が間違ってる?
音と斬撃を分けて考えるからややこしくなってるのか?
『深層集中』と『瞬間加速』と『身体能力過剰強化』の同時使用を『トランス』と名付けて1つのスキルとして扱っているように、音斬撃も1つの能力として認識すべきなのか……?
迫ってくる魔物の攻撃を躱しながら鈴音に魔力を込めていく。
鈴音の斬撃を音に乗せる時、戦場には綺麗な鈴の音が広がる。
それは俺を中心にして周囲に波のように広がっていく。
波のように。波紋のように。
――――分かった。分かった気がする。
音に乗せるとか、上手く扱うとか、そんな話じゃない。
俺がするのはただ一石を投じるだけ。
手にした鈴音に、魔力という一石を投じ、あとは自然に任せるのみ。
鈴音が鳴る。
高く澄んだ鈴の音が空間に広がっていく。
その音が耳に届いた時、魔物は細切れになって絶命している。
こんなもの、制御しようなんてのが間違ってる。
鈴音を中心に広がる、全周囲飽和斬撃。
「刃紋、とでも名付けようかな。とりあえず、こっちは完成だ」
辺りを見ると、そこには見渡す限りのドロップアイテム。
これ全部集めるほうがよっぽど大変だよ……。
そこからは音魔法で敵を釣って、刃紋で殲滅、ドロップアイテム回収の流れが出来上がった。
アイテム回収に非常に時間がかかるので、考え事をしながら作業を進める。
刃紋は完成させることが出来た。
ぶっちゃけてソロ専用の技になってしまったけど、ソロなら防御能力にも期待できそうな能力だ。
ユリバファルゴア戦で使う場合は、シンと密着した状態で発動すれば大丈夫かな?
鈴音がシンを巻き込むとは思えないけど、強力すぎる技には必ずリスクが付きまとうと考えるべきだ。
さて、刃紋が完成した今、次に完成させるべきはトランスと攻撃範囲極大拡張の合わせ技の方だ。
ユリバファルゴアは遠目から見ても遠近感が狂うサイズのバケモノだ。
攻撃範囲拡張でもたついてしまう様では、満足に攻撃することも出来ない。
生まれたてのランドビカミウリですら、ちっぽけな人間サイズの攻撃を全て躱してきやがったからなぁ。ユリバファルゴアもあんなサイズしておきながら、俺たちよりも俊敏に動く可能性は低くない。
スキル発動による僅かなズレが、相手に回避する余裕を与えてしまうかもしれないんだ。
今まで見てきた中で、1番の攻撃射程だったのは、リーンのスネークソードを除けば、ランドビカミウリに止めを刺した、シンが放った緑の閃光だ。ボールクローグからすら視認出来たってんだから、どれほどの範囲の斬撃だったんだろうな。
「あの時はただただ必死だったから、よく覚えていないんだけど。
トーマが怯ませて、リーンが翼を斬り飛ばして、ここで決めなきゃって。
スキルを使おうとか考えてなくて、ただ落ちてくるランドビカミウリを斬ることしか考えてなかったと思う」
あの時の事をシンはこう語っていた。
攻撃範囲を拡張しようとか考えていたのではなく、ただ目の前のランドビカミウリを斬ることしか考えていなかった。
あの時が極限状態だったというのもあるだろうけど、下手にスキルを使用しようとか、範囲を拡張しようとか意識するよりも、ただ単純に攻撃対象を意識して攻撃する方がいいのか?
そう、発想の転換だ。斬撃の範囲を最大限拡大するんじゃなくて、始めから全てを斬るために攻撃を放つ。
鈴音を握る。
居合いなんてしたことないけど、鈴音が刀だからか、自然と居合いの姿勢になる。
集中する。まだスキルは使わない。
この一閃の攻撃範囲を拡張するのではない。この一閃で目の前全てを両断するつもりで放て。
全神経を集中して。全身全霊を持って。この一撃に全てを込めろ。
この一撃で、天地全てを両断しろ――――!!
迷宮内に白い閃光が走る。
気付くと鈴音を抜いていた。
目の前に魔物が居なかったからな。多分完成したような気がするけど、確かめようが……。
一瞬、視界が斜めに傾いた。
次の瞬間、迷宮から大量の魔力が噴き出し、様子を窺っていると少しずつ視界の傾きが治まっていった。
……もしかして、ここの階層そのものを両断してしまったってこと、か?
それで迷宮が損傷し、階層全体が傾いてしまった、と……?
うん。どうやら間違いなく完成したらしい。これって迷宮内ですら気軽に練習できないな。
う~ん、時間を見つけて屋外で練習を重ねるしかないか。
空間全てを両断する白い閃光。閃空とでも名付けよう。
刃紋と閃空。新技はどうにか完成したようだ。
あとはマーサの装備待ちかな?
どうやらもうすぐ会いに行けそうだ。
待ってろユリバファルゴア。次は逃げたりしねぇからよ。
0
お気に入りに追加
393
あなたにおすすめの小説
せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います
霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。
得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。
しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。
傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。
基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。
が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。
異世界転移しましたが、面倒事に巻き込まれそうな予感しかしないので早めに逃げ出す事にします。
sou
ファンタジー
蕪木高等学校3年1組の生徒40名は突如眩い光に包まれた。
目が覚めた彼らは異世界転移し見知らぬ国、リスランダ王国へと転移していたのだ。
「勇者たちよ…この国を救ってくれ…えっ!一人いなくなった?どこに?」
これは、面倒事を予感した主人公がいち早く逃げ出し、平穏な暮らしを目指す物語。
なろう、カクヨムにも同作を投稿しています。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
母親に家を追い出されたので、勝手に生きる!!(泣きついて来ても、助けてやらない)
いくみ
ファンタジー
実母に家を追い出された。
全く親父の奴!勝手に消えやがって!
親父が帰ってこなくなったから、実母が再婚したが……。その再婚相手は働きもせずに好き勝手する男だった。
俺は消えた親父から母と頼むと、言われて。
母を守ったつもりだったが……出て行けと言われた……。
なんだこれ!俺よりもその男とできた子供の味方なんだな?
なら、出ていくよ!
俺が居なくても食って行けるなら勝手にしろよ!
これは、のんびり気ままに冒険をする男の話です。
カクヨム様にて先行掲載中です。
不定期更新です。
クラス転移から逃げ出したイジメられっ子、女神に頼まれ渋々異世界転移するが職業[逃亡者]が無能だと処刑される
こたろう文庫
ファンタジー
日頃からいじめにあっていた影宮 灰人は授業中に突如現れた転移陣によってクラスごと転移されそうになるが、咄嗟の機転により転移を一人だけ回避することに成功する。しかし女神の説得?により結局異世界転移するが、転移先の国王から職業[逃亡者]が無能という理由にて処刑されることになる
初執筆作品になりますので日本語などおかしい部分があるかと思いますが、温かい目で読んで頂き、少しでも面白いと思って頂ければ幸いです。
なろう・カクヨム・アルファポリスにて公開しています
こちらの作品も宜しければお願いします
[イラついた俺は強奪スキルで神からスキルを奪うことにしました。神の力で学園最強に・・・]
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
性的に襲われそうだったので、男であることを隠していたのに、女性の本能か男であることがバレたんですが。
狼狼3
ファンタジー
男女比1:1000という男が極端に少ない魔物や魔法のある異世界に、彼は転生してしまう。
街中を歩くのは女性、女性、女性、女性。街中を歩く男は滅多に居ない。森へ冒険に行こうとしても、襲われるのは魔物ではなく女性。女性は男が居ないか、いつも目を光らせている。
彼はそんな世界な為、男であることを隠して女として生きる。(フラグ)
スマートシステムで異世界革命
小川悟
ファンタジー
/// 毎日19時に投稿する予定です。 ///
★☆★ システム開発の天才!異世界転移して魔法陣構築で生産チート! ★☆★
新道亘《シンドウアタル》は、自分でも気が付かないうちにボッチ人生を歩み始めていた。
それならボッチ卒業の為に、現実世界のしがらみを全て捨て、新たな人生を歩もうとしたら、異世界女神と事故で現実世界のすべてを捨て、やり直すことになってしまった。
異世界に行くために、新たなスキルを神々と作ったら、とんでもなく生産チートなスキルが出来上がる。
スマフォのような便利なスキルで異世界に生産革命を起こします!
序章(全5話)異世界転移までの神々とのお話しです
第1章(全12話+1話)転生した場所での検証と訓練
第2章(全13話+1話)滞在先の街と出会い
第3章(全44話+4話)遺産活用と結婚
第4章(全17話)ダンジョン探索
第5章(執筆中)公的ギルド?
※第3章以降は少し内容が過激になってきます。
上記はあくまで予定です。
カクヨムでも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる