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8章 異風の旋律
266 1等級冒険者
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「あー悪いけどブルガーゾ様? 今こんな話してる場合じゃなくない?
俺は知らないけど、あんたらは今起きてることに心当たりがあるんでしょ? そんでそれは緊急を要する案件なわけでしょ?
ブルガーゾ様の私怨で俺に付き合ってる暇あんの?」
「私怨だと!? 貴様こそ、貴様こそカルネジア家に対して恨みでもあるのだろうが!!
当家に対する罵詈雑言、誹謗中傷の数々、最早捨て置けぬわ!!」
……誹謗中傷?
この期に及んで、未だ俺が根拠のない話をばら撒いてると主張するのか。
面の皮は分厚いみたいだな。
「わーったわーった。今起きてる騒動が終わったら相手してやっから、まずは目の前の問題から解決しようぜ?
ブルガーゾ殿は使い物にならないし退出も許してくれないらしいからさ。今何が起きてるのか、誰でも良いから説明してくんないかな?」
「相手してやる……? 相手をしてやると言ったのか……?
6等級冒険者風情が、火のカルネジア家当主、カルネジア・ブルガーゾに対して、相手してやるなどと言いおったのかぁぁぁぁっ!!!」
叫びながら一足飛びで襲い掛かってきた、けどあまり早く感じないなぁ。
複合センサーとトランスを同時発動。
カルマさんには手加減したけど、コイツは本気でやって良いだろ。
獅子の獣人だし死にはしないはず。
馬鹿面の頭を掴んで、全力でテーブルに向けて叩きつけてやる。
「うわああああああ!?」
「ヒイイイイイイイ!?」
当然のようにテーブルは粉砕されて、床をぶち抜いて1階まで落ちてしまった模様。
一応熱センサーで直下に人がいない事は確認したけど、破片とかに当たった人はいたかもしれないな。
ま、流石にそこまで考慮できない
魔力感知に反応があるから、とりあえず死んではいないようなので一安心。
瓦礫や埃を洗浄風で除去。見通しも風通しも良くなった。
「で、誰でも良いから説明してくれる?
さっき知ってそうな反応してたエルハでいいか。今何が起こってんだ?」
一応複合センサーでブルガーゾの監視は続けているが、今のところ全く動いてないっぽいな?
まぁ仮に死んだとしても正当防衛だからどうでもいい。
というか、直接聞いたエルハも、他の連中も、誰一人質問に答えてくれる気配がない。
「いやいや……。流石にこの光景を見せられて、すぐに冷静に行動しろってのは酷だと思うよ。
まぁ問題があったのは向こうだから、トーマの行動に非はないと思うけど」
「うんうん。兄さんの言うとおり、ここにいる人たちに同情するなー。
でもちょっとスカッとしたねー! 私も1発殴りたかったなー!」
相変わらず先輩は容赦がないなぁ。
「んー、じゃまぁ帰るか?
ここにいても情報が得られないし、ブルガーゾが起きたら煩そうだし、さっきまで以上にここに留まる意味無いよな?」
「ね、ねぇトーマ? ああ見えて、ブルガーゾは1等級冒険者に認定されてるんですよ……?
なんであっさり撃退できちゃってるんですか……?」
「はぁ!? 1等級なの!? あの程度で!?」
あ、やべ。ついつい本音が……。
でも1等級ってもっと雲の上に居るような存在だと思ってたんだが、ブルガーゾは動きも早く感じなかったし、トランスに反応すら出来てなかったなぁ?
「うん。やっぱり64階層をソロであっさり回ってくるトーマが異常なのが、これではっきりしたね。
チート能力持ってたって、トーマと同じことが出来る異邦人ってそうそういないと思うな」
「うん……。オーサンの気持ちが少しわかったような気がするよ……」
んー、やっぱこの世界の冒険者は探索ペース遅すぎるんだな。
考えてみたら冒険者ギルドの訓練場を使ってる奴って俺らの身内しかいないし、探索ペースも遅いけど、訓練頻度も少ないんじゃねぇの……?
「まいいか。情報も貰えないみたいだし帰ろうか。
ギルドの修理費は請求してもらえば払うんで、あとで金額教えてくださいな」
「待ってトーマ。
エルハ! 早く話せ! ブルガーゾ様を簡単に撃退できる相手をこのまま帰していいの!?
何が起こってるか知らないけど、絶望的な状況なんじゃないの!?」
クリーヌは俺を引き止めつつ、エルハの頬を思いっきり引っ叩いた。
「早く話せ! エルハに出来る事は、知っている事を洗いざらい話すことだけだ!
話せ! 話せぇっ!!」
うお、クリーヌが未だ動き出さないエルハを引っ叩きまくってる。
つうかギルドマスター相手に距離近いなクリーヌって。
「やめて! もうやめてクリーヌ! 痛い! 痛いからぁ!」
「話せ! 話せ! 話せぇっ!!」
「話す! 話すからもうやめて! もうやめてったら!
氾濫よ! 空から落ちる光の糸は、迷宮の氾濫の予兆だと言われてるの!!」
っ!!
ち、マジかよ……!
迷宮討伐の時に起きた現象の逆っぽかったから可能性はあるとは思ってたけど、5つの迷宮で同時に魔物の氾濫が起こるのかよ!?
「馬鹿じゃねぇのかテメェら!! なんなんだよテメェらは!?
迷宮が50も出来ても討伐はしないわ、魔物の氾濫が起きるって時に無駄な時間ばかり過ごすわ、テメェらボールクローグが滅びるその瞬間まで、何もしない気だったのかよ!?
……くそ、こんなくだらねぇ時間過ごさせやがって!
前例があるなら氾濫の規模や猶予時間とか分かるんだろ!? 今すぐ洗いざらい喋れ!!
一瞬でも躊躇った奴は、氾濫を待たずにこの場で叩き殺してやらぁ!!」
「話します!! 話しますからぁ!!」
クソが……!
迷宮討伐が進まなかったこともそうだけど、こいつら本気でロンメノのスパイを疑ってしまうくらい無能すぎだろ!?
消極的な方法でボールクローグを滅亡に導いてるとしか思えねぇ……!
ち、焦るな。まずは情報が足りなすぎる。
前例があるなら、氾濫に関する詳細な情報はあるはずだ。
ブルガーゾのカスが……!
5箇所同時氾濫の兆候だと知ってて、くだらねぇ時間過ごさせやがって!
一瞬でも協力的じゃなかったら、その瞬間に殺してやる……!
俺は知らないけど、あんたらは今起きてることに心当たりがあるんでしょ? そんでそれは緊急を要する案件なわけでしょ?
ブルガーゾ様の私怨で俺に付き合ってる暇あんの?」
「私怨だと!? 貴様こそ、貴様こそカルネジア家に対して恨みでもあるのだろうが!!
当家に対する罵詈雑言、誹謗中傷の数々、最早捨て置けぬわ!!」
……誹謗中傷?
この期に及んで、未だ俺が根拠のない話をばら撒いてると主張するのか。
面の皮は分厚いみたいだな。
「わーったわーった。今起きてる騒動が終わったら相手してやっから、まずは目の前の問題から解決しようぜ?
ブルガーゾ殿は使い物にならないし退出も許してくれないらしいからさ。今何が起きてるのか、誰でも良いから説明してくんないかな?」
「相手してやる……? 相手をしてやると言ったのか……?
6等級冒険者風情が、火のカルネジア家当主、カルネジア・ブルガーゾに対して、相手してやるなどと言いおったのかぁぁぁぁっ!!!」
叫びながら一足飛びで襲い掛かってきた、けどあまり早く感じないなぁ。
複合センサーとトランスを同時発動。
カルマさんには手加減したけど、コイツは本気でやって良いだろ。
獅子の獣人だし死にはしないはず。
馬鹿面の頭を掴んで、全力でテーブルに向けて叩きつけてやる。
「うわああああああ!?」
「ヒイイイイイイイ!?」
当然のようにテーブルは粉砕されて、床をぶち抜いて1階まで落ちてしまった模様。
一応熱センサーで直下に人がいない事は確認したけど、破片とかに当たった人はいたかもしれないな。
ま、流石にそこまで考慮できない
魔力感知に反応があるから、とりあえず死んではいないようなので一安心。
瓦礫や埃を洗浄風で除去。見通しも風通しも良くなった。
「で、誰でも良いから説明してくれる?
さっき知ってそうな反応してたエルハでいいか。今何が起こってんだ?」
一応複合センサーでブルガーゾの監視は続けているが、今のところ全く動いてないっぽいな?
まぁ仮に死んだとしても正当防衛だからどうでもいい。
というか、直接聞いたエルハも、他の連中も、誰一人質問に答えてくれる気配がない。
「いやいや……。流石にこの光景を見せられて、すぐに冷静に行動しろってのは酷だと思うよ。
まぁ問題があったのは向こうだから、トーマの行動に非はないと思うけど」
「うんうん。兄さんの言うとおり、ここにいる人たちに同情するなー。
でもちょっとスカッとしたねー! 私も1発殴りたかったなー!」
相変わらず先輩は容赦がないなぁ。
「んー、じゃまぁ帰るか?
ここにいても情報が得られないし、ブルガーゾが起きたら煩そうだし、さっきまで以上にここに留まる意味無いよな?」
「ね、ねぇトーマ? ああ見えて、ブルガーゾは1等級冒険者に認定されてるんですよ……?
なんであっさり撃退できちゃってるんですか……?」
「はぁ!? 1等級なの!? あの程度で!?」
あ、やべ。ついつい本音が……。
でも1等級ってもっと雲の上に居るような存在だと思ってたんだが、ブルガーゾは動きも早く感じなかったし、トランスに反応すら出来てなかったなぁ?
「うん。やっぱり64階層をソロであっさり回ってくるトーマが異常なのが、これではっきりしたね。
チート能力持ってたって、トーマと同じことが出来る異邦人ってそうそういないと思うな」
「うん……。オーサンの気持ちが少しわかったような気がするよ……」
んー、やっぱこの世界の冒険者は探索ペース遅すぎるんだな。
考えてみたら冒険者ギルドの訓練場を使ってる奴って俺らの身内しかいないし、探索ペースも遅いけど、訓練頻度も少ないんじゃねぇの……?
「まいいか。情報も貰えないみたいだし帰ろうか。
ギルドの修理費は請求してもらえば払うんで、あとで金額教えてくださいな」
「待ってトーマ。
エルハ! 早く話せ! ブルガーゾ様を簡単に撃退できる相手をこのまま帰していいの!?
何が起こってるか知らないけど、絶望的な状況なんじゃないの!?」
クリーヌは俺を引き止めつつ、エルハの頬を思いっきり引っ叩いた。
「早く話せ! エルハに出来る事は、知っている事を洗いざらい話すことだけだ!
話せ! 話せぇっ!!」
うお、クリーヌが未だ動き出さないエルハを引っ叩きまくってる。
つうかギルドマスター相手に距離近いなクリーヌって。
「やめて! もうやめてクリーヌ! 痛い! 痛いからぁ!」
「話せ! 話せ! 話せぇっ!!」
「話す! 話すからもうやめて! もうやめてったら!
氾濫よ! 空から落ちる光の糸は、迷宮の氾濫の予兆だと言われてるの!!」
っ!!
ち、マジかよ……!
迷宮討伐の時に起きた現象の逆っぽかったから可能性はあるとは思ってたけど、5つの迷宮で同時に魔物の氾濫が起こるのかよ!?
「馬鹿じゃねぇのかテメェら!! なんなんだよテメェらは!?
迷宮が50も出来ても討伐はしないわ、魔物の氾濫が起きるって時に無駄な時間ばかり過ごすわ、テメェらボールクローグが滅びるその瞬間まで、何もしない気だったのかよ!?
……くそ、こんなくだらねぇ時間過ごさせやがって!
前例があるなら氾濫の規模や猶予時間とか分かるんだろ!? 今すぐ洗いざらい喋れ!!
一瞬でも躊躇った奴は、氾濫を待たずにこの場で叩き殺してやらぁ!!」
「話します!! 話しますからぁ!!」
クソが……!
迷宮討伐が進まなかったこともそうだけど、こいつら本気でロンメノのスパイを疑ってしまうくらい無能すぎだろ!?
消極的な方法でボールクローグを滅亡に導いてるとしか思えねぇ……!
ち、焦るな。まずは情報が足りなすぎる。
前例があるなら、氾濫に関する詳細な情報はあるはずだ。
ブルガーゾのカスが……!
5箇所同時氾濫の兆候だと知ってて、くだらねぇ時間過ごさせやがって!
一瞬でも協力的じゃなかったら、その瞬間に殺してやる……!
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