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2章 強さへの道標
2章補足 ※若干のネタバレあり ※読み飛ばしても本編には多分影響ありません
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◆◆◆◆◆◆
2章終了時のステータス
名前 トーマ
年齢 35歳(20年の間は不老)
種族 人間
所持SP 5
使用可能魔法
音魔法
使用可能スキル
リンカーズ会話理解
取得可能スキル
免疫力上昇:小 (必要SP1)
◆◆◆◆◆◆
◆◆◆◆◆◆
時間経過
022 冒険者ギルドの戦闘技能指導 開始時に転移14日目開始。
032 昇級と勉強と にて9等級に昇級したのが19日目。
033 ハズレスクロール 開始時点で29日目。
036 魔法についての基礎知識 開始時点で30日目(2度目のギルド指導訓練)
042 4階層の攻略法 終了時点で32日目終了。
◆◆◆◆◆◆
2章で登場した魔法
『音魔法』
風属性の影響が最も強い、生活魔法の1つ。
自身の魔力を代償に、音の発生、干渉、操作を行使することが出来る。
『照明』
特定の属性の影響を持たない、生活魔法の1つ。
自身の魔力を代償に、光の発生、干渉、操作を行使することが出来る。
『火魔法』
火属性の影響が最も強い、生活魔法の1つ。
自身の魔力を代償に、火の発生、設置、操作を行使することが出来る。
一定水準以上の魔力を持つ存在に火を灯すことは出来ない。
自身の魔力から生み出した火以外は操作対象外。
『水魔法』
水属性の影響が最も強い、生活魔法の1つ。
自身の魔力を代償に、水の発生、干渉、操作を行使することが出来る。
一度に一定量を越える水を発生させることは出来ない。
『熱魔法』
火属性の影響が最も強い、生活魔法の1つ。
自身の魔力を代償に、熱の発生、干渉、操作を行使することが出来る。
自身以外の生物の温度に直接干渉することは出来ない。
定められた上限、下限を超えて温度を操作することは出来ない。
◆◆◆◆◆◆
◆◆◆◆◆◆
2章登場人物
『クリリク』
人間。女性。36歳。
オーサンの妻。かつて生活に困窮し借金奴隷になる。
オーサンの働きによって奴隷から解放され、その後オーサンと結ばれる。
料理上手。美人。でも既に孫がいる。
『カズラ』
ネズミの獣人。女性。高齢。
ベイクの魔法薬屋である『カズラの魔法薬屋』の店主兼魔法薬師。
シンたち家族とは古い付き合い。
魔法薬師としての腕は普通。
ただ長年の研鑽により、製作速度は速い。
意外と他人の下ネタが大好き。
◆◆◆◆◆◆
地名
新しく登場した地名は無し。
◆◆◆◆◆◆
◆◆◆◆◆◆
施設
『カズラの魔法薬屋』
ベイクの魔法薬屋。店主はカズラ。
魔法薬師は数が少ないため、ベイクでは唯一の魔法薬屋。
陳列している商品は非常に高価ではあるが、本来長期保存できないはずの魔法薬が長期間保存できるというだけで顧客には困らない。
メインの客層は下級魔法薬を買いに来る層。
従業員は雇っているが、気に入った客にはなるべく店主自ら対応する。
店の商品はカズラが1人で製作している。
雇っている従業員はまだ魔法薬は作れない。
『衣料品店』
衣類を売っている店。
ホムロの店と協力関係にあり、防具の下に着られる防御性能の高い服を冒険者に提供している。
当然普段着も販売している。
『雑貨屋』
序章からしれっと登場していた。
トーマが同じ日に2度来店した際はサービスしてくれた優しい店主。
でも毒舌。
◆◆◆◆◆◆
◆◆◆◆◆◆
2章での装備品
『魔壊石ダーティストーン』の石斧。
石斧とはいっても、先端はタダの重くて硬いだけの石なので、斬撃性能は皆無。あくまで打撃武器。
ダーティウッドの棍棒にダーティストーンという石を括りつけただけの簡素な武器。
鉄製の短剣×2本
1本銀板級のお値段。金属製武器としてはそれでも最安値に近い。
両足の太股の外側にそれぞれ装備している。
スリングショット。
射撃武器。弾はダーティストーン。常に10数個持ち歩いている。
あまり人気がない。
『魔荒布』製の服上下。
着心地は最悪だが防御性能はまぁまぁ。
『魔染革ダーティレザー』の胸当てとマフラー。
付け心地は良くないが強度だけは高い。ただし魔法耐性は皆無。
ダーティ素材のアームガードとレッグガード。
ダーティ素材の帽子。
◆◆◆◆◆◆
◆◆◆◆◆◆
2章で登場した魔物
『小亜鬼』。
ベイク3階層の子供くらいの体長の猿っぽい魔物。
常に群れで行動し、噛み付きや、抱きついて引き倒そうとしてくる。
ドロップアイテムは『亜麦粉#__レッサーフラワー__#』。安い小麦粉。単価5リーフ。
『暗闇猪』。
ベイクの迷宮4階層から出現する真っ黒なイノシシ。サイズは牛クラス。下あごから左右1本ずつ巨大な牙が生えている。
常に迷宮内を走り回り、勢いそのまま体当たりしてくる。
3階層を卒業直後の冒険者が殺される事故が多い。
ドロップアイテムは『食用肉(猪)』。ベイクでは最も安価な肉。単価60リーフ。
◆◆◆◆◆◆
◆◆◆◆◆◆
2章で語られた設定
ベイク冒険者ギルドの地下には訓練場がある。
トラブル回避のため、十字に4分割されている。
冒険者同士の争いごとは頻繁には起きない。
リーンの武器は刃渡り30センチくらいのダガー。
冒険者ギルドの休憩室にはベッドが2つ。
オーサンは訓練指導を終えた冒険者には夕食をご馳走している。
オーサンは最近抜け毛が気になり始めている。
オーサンは既婚者。ギルドから徒歩5分のところに自宅を構えている。
オーサンの子供は全員家を出て、既に孫もいる。
クリリクは料理上手。
オーサンとクリリクは大恋愛の末に結婚。
シンとリーンはトーマと正式なパーティを組んでおらず、ベイクを離れる可能性がある。
3階層で戦えるくらいの冒険者になるあたりが9等級に昇級するタイミング。
3階層以降に行くためには、視界の確保と装備の損壊を乗り越える必要がある。
冒険者には暗視と魔装術という2つのスキルが必須。
自己流の努力で超常的な能力を得る事は不可能。
魔力操作が出来ない人でも使えるように、日常品の魔導具は魔力が自動で吸引される方式。
奴隷制度がある。
トーマはヘタレ。
トーマは異世界に来て2週間の間、ずっと同じ服を着て過ごしていた。
洗浄の魔法でダーティ装備が破損することはない。
最安値のボロ布道具袋から、比較的高価なリュックサックタイプの道具袋に変更。
トーマは迷宮探索後にギルドの訓練場を借りてコソ練を始める。以後日課に。
装備品の損傷は補修再生という魔法修理を行うことで新品同様に復元できる。補修再生の費用は銀貨1枚。しかし装備品の品質が一定以上になると費用が金貨1枚に値上がりする。
トーマ、シン、リーンの3人が9等級に昇級。8等級の昇級条件は25万リーフ稼ぐこと。
一般的に8等級に上がる事には魔装術ともう1つくらいは戦闘系スキルを覚えているのが当然と認識されている。
シンとリーンに読み書きを倣い始める。授業料は1日銅板2枚。
リンカーズの文字はアルファベットに似ている。計算は10進法。
同じ1字で複数の意味を併せ持つ重字、文字自体に意味は含まれず、文章の装飾目的で使われる飾字がある。
迷宮内では冒険者同士の交流は基本的にない。接触が余計なトラブルの元になると考えられているので、緊急時でなければ交流はほとんどない。迷宮内では魔物はほぼ無限湧き状態なので、2階層のように冒険者の方が圧倒的に多いような特殊な場面を除き、魔物の取り合いが起こるケースはほとんどない。
スクロールは巻物。長さは30cmほど。中に描かれている魔方陣に手のひらで触れることで魔法を取得。両腕をなくした場合、魔法の習得が不可能になる。描かれている魔法陣は魔法の種類に関わらず全てのスクロールで共通。
スクロールは外見だけでは何の魔法が覚えられるか分からない。冒険者ギルドで鑑定してもらうことで覚えられる魔法を知ることが出来る。鑑定料金は銀板1枚。
音魔法はリヴァーブ王国ではハズレ扱い。相場は銀板6枚。ハズレ認識の理由は戦闘に使えると思われていないため。魔法の練習用に買っていく人がそれなりに居るため、これ以上値下がりもしない。
音魔法の次に安い『照明』の魔法は金貨6枚が相場。
『洗浄』、『火』、『水』、『熱』などの日常生活で使う機会が多い物は金板数枚が相場。
攻撃魔法は最も安いものでも金板数枚、高いものだと白金貨を超える。
数が非常に少ない『空間魔法』や『治療魔法』は、お金を出しても買えないほどに稀少。
トーマはラストエリクサー症候群。
スクロールの使用は魔法を司る神の許可を得る行為だとリンカーズでは認識されている。使い終わったスクロールは消滅する。
中の魔法陣は赤い。スクロールの使用には5分前後の時間が必要。
『ただし魔法は尻から出る』。
魔力探知スキルを持っていると、相手が魔法を使用できるかどうかは判別が付く。魔力感知は早ければ6等級くらいから覚えることが出来て、4等級に行くころにはほぼ例外なく取得されるスキル。
魔力は、魔力を使用していない状態である限り自然回復する。安静な状態であるほど回復は早まり、睡眠時が最も回復効率が良い。
魔力は使えば使うほど増えていく。ただし一定の割合まで消費しなければ成長しない。
魔力を使い果たすと『魔力切れ』を起こし昏倒する。一定の魔力が回復するまで意識が戻らない。
ベイク4階層からは視界の確保への対策が必要になる。
体内の魔力が減ってくると、徐々に気持ち悪くなっていき、使い切ると魔力切れを起こして昏倒する。
暗視スキルと同じ効果を得る方法は、支援魔法を使ってもらうこと、暗視効果のある魔導具を用意すること、暗視効果のある魔法薬を服用することの3つ。
照明器具を持って迷宮に挑むのは自殺行為と認識されているため、一般的ではない。
トーマは少し読み書きが出来るようになってきている。
普通の魔法薬は長持ちしない。3日程度で劣化、使用不可能になる。『保存』と呼ばれる魔法処理を行うことで長期の保存が可能になる。保存処理の料金は金貨3枚。
魔法薬には下級、中級、上級の3つの等級が存在し、性能や持続時間などによって分類されている。
冒険者になって100日も経たないうちに4階層に進むのは早いほう。
魔法薬は『スキルや魔法の効果を代替するための消耗品』。製作するには専用のスキルが必要。
下級暗視ポーションよりも、ポーションの容器とポーション用のカバンの方が高価。使い終わった容器は店に返却するのが基本。
2章終了時のステータス
名前 トーマ
年齢 35歳(20年の間は不老)
種族 人間
所持SP 5
使用可能魔法
音魔法
使用可能スキル
リンカーズ会話理解
取得可能スキル
免疫力上昇:小 (必要SP1)
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時間経過
022 冒険者ギルドの戦闘技能指導 開始時に転移14日目開始。
032 昇級と勉強と にて9等級に昇級したのが19日目。
033 ハズレスクロール 開始時点で29日目。
036 魔法についての基礎知識 開始時点で30日目(2度目のギルド指導訓練)
042 4階層の攻略法 終了時点で32日目終了。
◆◆◆◆◆◆
2章で登場した魔法
『音魔法』
風属性の影響が最も強い、生活魔法の1つ。
自身の魔力を代償に、音の発生、干渉、操作を行使することが出来る。
『照明』
特定の属性の影響を持たない、生活魔法の1つ。
自身の魔力を代償に、光の発生、干渉、操作を行使することが出来る。
『火魔法』
火属性の影響が最も強い、生活魔法の1つ。
自身の魔力を代償に、火の発生、設置、操作を行使することが出来る。
一定水準以上の魔力を持つ存在に火を灯すことは出来ない。
自身の魔力から生み出した火以外は操作対象外。
『水魔法』
水属性の影響が最も強い、生活魔法の1つ。
自身の魔力を代償に、水の発生、干渉、操作を行使することが出来る。
一度に一定量を越える水を発生させることは出来ない。
『熱魔法』
火属性の影響が最も強い、生活魔法の1つ。
自身の魔力を代償に、熱の発生、干渉、操作を行使することが出来る。
自身以外の生物の温度に直接干渉することは出来ない。
定められた上限、下限を超えて温度を操作することは出来ない。
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2章登場人物
『クリリク』
人間。女性。36歳。
オーサンの妻。かつて生活に困窮し借金奴隷になる。
オーサンの働きによって奴隷から解放され、その後オーサンと結ばれる。
料理上手。美人。でも既に孫がいる。
『カズラ』
ネズミの獣人。女性。高齢。
ベイクの魔法薬屋である『カズラの魔法薬屋』の店主兼魔法薬師。
シンたち家族とは古い付き合い。
魔法薬師としての腕は普通。
ただ長年の研鑽により、製作速度は速い。
意外と他人の下ネタが大好き。
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地名
新しく登場した地名は無し。
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施設
『カズラの魔法薬屋』
ベイクの魔法薬屋。店主はカズラ。
魔法薬師は数が少ないため、ベイクでは唯一の魔法薬屋。
陳列している商品は非常に高価ではあるが、本来長期保存できないはずの魔法薬が長期間保存できるというだけで顧客には困らない。
メインの客層は下級魔法薬を買いに来る層。
従業員は雇っているが、気に入った客にはなるべく店主自ら対応する。
店の商品はカズラが1人で製作している。
雇っている従業員はまだ魔法薬は作れない。
『衣料品店』
衣類を売っている店。
ホムロの店と協力関係にあり、防具の下に着られる防御性能の高い服を冒険者に提供している。
当然普段着も販売している。
『雑貨屋』
序章からしれっと登場していた。
トーマが同じ日に2度来店した際はサービスしてくれた優しい店主。
でも毒舌。
◆◆◆◆◆◆
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2章での装備品
『魔壊石ダーティストーン』の石斧。
石斧とはいっても、先端はタダの重くて硬いだけの石なので、斬撃性能は皆無。あくまで打撃武器。
ダーティウッドの棍棒にダーティストーンという石を括りつけただけの簡素な武器。
鉄製の短剣×2本
1本銀板級のお値段。金属製武器としてはそれでも最安値に近い。
両足の太股の外側にそれぞれ装備している。
スリングショット。
射撃武器。弾はダーティストーン。常に10数個持ち歩いている。
あまり人気がない。
『魔荒布』製の服上下。
着心地は最悪だが防御性能はまぁまぁ。
『魔染革ダーティレザー』の胸当てとマフラー。
付け心地は良くないが強度だけは高い。ただし魔法耐性は皆無。
ダーティ素材のアームガードとレッグガード。
ダーティ素材の帽子。
◆◆◆◆◆◆
◆◆◆◆◆◆
2章で登場した魔物
『小亜鬼』。
ベイク3階層の子供くらいの体長の猿っぽい魔物。
常に群れで行動し、噛み付きや、抱きついて引き倒そうとしてくる。
ドロップアイテムは『亜麦粉#__レッサーフラワー__#』。安い小麦粉。単価5リーフ。
『暗闇猪』。
ベイクの迷宮4階層から出現する真っ黒なイノシシ。サイズは牛クラス。下あごから左右1本ずつ巨大な牙が生えている。
常に迷宮内を走り回り、勢いそのまま体当たりしてくる。
3階層を卒業直後の冒険者が殺される事故が多い。
ドロップアイテムは『食用肉(猪)』。ベイクでは最も安価な肉。単価60リーフ。
◆◆◆◆◆◆
◆◆◆◆◆◆
2章で語られた設定
ベイク冒険者ギルドの地下には訓練場がある。
トラブル回避のため、十字に4分割されている。
冒険者同士の争いごとは頻繁には起きない。
リーンの武器は刃渡り30センチくらいのダガー。
冒険者ギルドの休憩室にはベッドが2つ。
オーサンは訓練指導を終えた冒険者には夕食をご馳走している。
オーサンは最近抜け毛が気になり始めている。
オーサンは既婚者。ギルドから徒歩5分のところに自宅を構えている。
オーサンの子供は全員家を出て、既に孫もいる。
クリリクは料理上手。
オーサンとクリリクは大恋愛の末に結婚。
シンとリーンはトーマと正式なパーティを組んでおらず、ベイクを離れる可能性がある。
3階層で戦えるくらいの冒険者になるあたりが9等級に昇級するタイミング。
3階層以降に行くためには、視界の確保と装備の損壊を乗り越える必要がある。
冒険者には暗視と魔装術という2つのスキルが必須。
自己流の努力で超常的な能力を得る事は不可能。
魔力操作が出来ない人でも使えるように、日常品の魔導具は魔力が自動で吸引される方式。
奴隷制度がある。
トーマはヘタレ。
トーマは異世界に来て2週間の間、ずっと同じ服を着て過ごしていた。
洗浄の魔法でダーティ装備が破損することはない。
最安値のボロ布道具袋から、比較的高価なリュックサックタイプの道具袋に変更。
トーマは迷宮探索後にギルドの訓練場を借りてコソ練を始める。以後日課に。
装備品の損傷は補修再生という魔法修理を行うことで新品同様に復元できる。補修再生の費用は銀貨1枚。しかし装備品の品質が一定以上になると費用が金貨1枚に値上がりする。
トーマ、シン、リーンの3人が9等級に昇級。8等級の昇級条件は25万リーフ稼ぐこと。
一般的に8等級に上がる事には魔装術ともう1つくらいは戦闘系スキルを覚えているのが当然と認識されている。
シンとリーンに読み書きを倣い始める。授業料は1日銅板2枚。
リンカーズの文字はアルファベットに似ている。計算は10進法。
同じ1字で複数の意味を併せ持つ重字、文字自体に意味は含まれず、文章の装飾目的で使われる飾字がある。
迷宮内では冒険者同士の交流は基本的にない。接触が余計なトラブルの元になると考えられているので、緊急時でなければ交流はほとんどない。迷宮内では魔物はほぼ無限湧き状態なので、2階層のように冒険者の方が圧倒的に多いような特殊な場面を除き、魔物の取り合いが起こるケースはほとんどない。
スクロールは巻物。長さは30cmほど。中に描かれている魔方陣に手のひらで触れることで魔法を取得。両腕をなくした場合、魔法の習得が不可能になる。描かれている魔法陣は魔法の種類に関わらず全てのスクロールで共通。
スクロールは外見だけでは何の魔法が覚えられるか分からない。冒険者ギルドで鑑定してもらうことで覚えられる魔法を知ることが出来る。鑑定料金は銀板1枚。
音魔法はリヴァーブ王国ではハズレ扱い。相場は銀板6枚。ハズレ認識の理由は戦闘に使えると思われていないため。魔法の練習用に買っていく人がそれなりに居るため、これ以上値下がりもしない。
音魔法の次に安い『照明』の魔法は金貨6枚が相場。
『洗浄』、『火』、『水』、『熱』などの日常生活で使う機会が多い物は金板数枚が相場。
攻撃魔法は最も安いものでも金板数枚、高いものだと白金貨を超える。
数が非常に少ない『空間魔法』や『治療魔法』は、お金を出しても買えないほどに稀少。
トーマはラストエリクサー症候群。
スクロールの使用は魔法を司る神の許可を得る行為だとリンカーズでは認識されている。使い終わったスクロールは消滅する。
中の魔法陣は赤い。スクロールの使用には5分前後の時間が必要。
『ただし魔法は尻から出る』。
魔力探知スキルを持っていると、相手が魔法を使用できるかどうかは判別が付く。魔力感知は早ければ6等級くらいから覚えることが出来て、4等級に行くころにはほぼ例外なく取得されるスキル。
魔力は、魔力を使用していない状態である限り自然回復する。安静な状態であるほど回復は早まり、睡眠時が最も回復効率が良い。
魔力は使えば使うほど増えていく。ただし一定の割合まで消費しなければ成長しない。
魔力を使い果たすと『魔力切れ』を起こし昏倒する。一定の魔力が回復するまで意識が戻らない。
ベイク4階層からは視界の確保への対策が必要になる。
体内の魔力が減ってくると、徐々に気持ち悪くなっていき、使い切ると魔力切れを起こして昏倒する。
暗視スキルと同じ効果を得る方法は、支援魔法を使ってもらうこと、暗視効果のある魔導具を用意すること、暗視効果のある魔法薬を服用することの3つ。
照明器具を持って迷宮に挑むのは自殺行為と認識されているため、一般的ではない。
トーマは少し読み書きが出来るようになってきている。
普通の魔法薬は長持ちしない。3日程度で劣化、使用不可能になる。『保存』と呼ばれる魔法処理を行うことで長期の保存が可能になる。保存処理の料金は金貨3枚。
魔法薬には下級、中級、上級の3つの等級が存在し、性能や持続時間などによって分類されている。
冒険者になって100日も経たないうちに4階層に進むのは早いほう。
魔法薬は『スキルや魔法の効果を代替するための消耗品』。製作するには専用のスキルが必要。
下級暗視ポーションよりも、ポーションの容器とポーション用のカバンの方が高価。使い終わった容器は店に返却するのが基本。
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