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6章 波乱のヴェルトーガ
119 招待
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いつもの時間に目が覚める。時間はいつも通りだが、なかなかの倦怠感。
自分と引っ付いている二人に洗浄魔法。ベッド周りも洗浄しておく。
……はぁ。二人の事は好きだし、俺だって男として興奮する事は興奮するのだが、同時に自分はもう若くないなぁと思い知らされた。
興奮よりも疲労を意識してしまうようじゃ、この先が思いやられるってもんだ。
二人を起こさないように優しく引き剥がし、音を立てないように音魔法を使用しながら着替え、部屋を出る。
いつも通り朝食の準備をするとしよう。
「あらトーマさん、随分早いのね?朝食まではまだかかりますよ?」
リンシアさんが既に台所に立っていた。
「ああ、このパーティで朝食の準備は俺の仕事だったので。
リンシアさんこそ早いね」
「人数が多いから早めに準備したほうがいいかなって思って。
リーンとトルネちゃんはまだ寝てるの?まったくぅ」
「朝食の準備は俺が無理を通して続けていたことだからね。
とりあえず手伝うよ。なにをすればいいかな」
「そうなの?んーと、それじゃあこれお願いできる?」
リンシアさんがメインで朝食の準備を進める。
特に変わった料理もないので、問題なく手伝いをこなす。
「トーマさんは器用な魔法の使い方するわねぇ。
それじゃあとは問題ないから、みんなを起こしてきてくれる?
特にリーンとトルネちゃんは、トーマさんしか起こしにいけないでしょ?」
完全にバレテーラ。
「了解。みんな起こしてくるよ」
「お願いね。二人を泣かせちゃ駄目だからね?」
いや起こしにいくだけですから。
「リーン。トルネ。朝だぞー起きてくれ」
「んん~……」「あふぅ~」
……無防備で裸の女体ってのはなかなかに目に悪いな。
確かにこれは他の人に見せたくはない。
「トーマ~……。おはようのちゅーしてぇ」
「へいへい。リーンはすっかり甘えん坊になっちゃったなぁ」
一旦ベッドに上がって二人に軽く口付けする。
離れようと思ったタイミングで二人が首に抱きついてきて引き倒されてしまった。
「ねぇトーマ……。今日はこのままおやすみにしよ?」
「私達を、いっぱい愛して欲しいです……」
耳元で甘く囁かれると脳が痺れるようだ。
俺は二人のおっぱいを揉んで心を平静に保つ。
「魅力的な提案だけど却下だ。朝食が冷める前に起きてくれ。
リーン。ちゃんとメシ食べないと大きくなれないぞ」
「どうせ私は小さいですよーだ。
やっぱりトーマも大きい方が好きなの?」
「いや?大きくても小さくてもリーンが好きだよ。
でもそれとは別に、リーンはまだ成長期なんだからちゃんとご飯食べような」
「……私のおっぱい好きにしながらリーン諭すのやめてもらえます?」
仕方ない。強攻策に出るか。
二人のおっぱいから手を離し両手を背中に回す。
二人を抱きつかせたままで無理矢理抱き起こしてやる。
「リーン。トルネ。おはよう。
今日もまたみんなで新しい一日を過ごしたいんだ。
起きてくれると嬉しいよ」
二人を軽く抱きしめる。
「仕方ないなぁ。私のほうが先輩だから起きてあげるね……」
「ふふ、1日を過ごしたいなんて思える日が来るなんて思ってなかったです」
二人と少し長めに口付けを交わして、ようやく二人は身支度を始めてくれた。
「二人の気持ちは嬉しいんだけど、俺ってもう若くないからさぁ。
もう少し手心を加えてもらえると、おじさん嬉しいなぁ?」
「それは無理!」「それは私も出来ません!」
あ、そっすか。
シンの部屋に移動。寝てるかもしれないが一応ノックする。
「シンー。間もなく朝食だぞー起きてるかー?」
「ああ、さっき起きたよ。入って大丈夫」
流石にシンは起きてるか。
たまに寝坊することはあるが、朝食前には大体自分で起きてくる。
「おはようシン。ふわわとつららもおはよー」
2匹は最近シンと一緒に寝ている。俺に気を遣ってるのかな?
シンもこれから身支度を整えるので、2匹をお供にジーンさんの部屋へ。
「ジーンさん。間もなく朝食だけど起きてるー?」
「ああおはようトーマさん。起きてるから大丈夫だ」
ジーンさんもリンシアさんも元は商人だったんだし、朝には強そうだな。
ふわわとつららもお迎えして30日くらいかな?大分大きくなった。
家の中はもう自由に歩き回るし、階段だって自分で上り下りできる。
まぁこいつらいつの間にかベッドに上がって来てたことあったけど。
「ふぅ、ごちそうさま。旨かったよ」
リンシアさんの料理も口に合った。
リーンとトルネは今後リンシアさんに料理を教えてもらうらしいので、今から楽しみだ。
「済みません!どなたかいらっしゃいますか!」
朝食を食べ終え一息ついていたところで来客だ。
一応今の家主は俺なので、俺が対応すべきか。
「はいはい。どちらさまですかー?」
言いながらドアを開けると、蛇のような顔をした男が手紙を片手に立っていた。
「朝早くに失礼致します。本日は主より招待状を預かって参りました。
異風の旋律の皆様。我が主『タイデリア・ディオーヌ』様が、皆様とお会いしたいと申しております」
…………どう考えても貴族案件だよなぁこれ。
自分と引っ付いている二人に洗浄魔法。ベッド周りも洗浄しておく。
……はぁ。二人の事は好きだし、俺だって男として興奮する事は興奮するのだが、同時に自分はもう若くないなぁと思い知らされた。
興奮よりも疲労を意識してしまうようじゃ、この先が思いやられるってもんだ。
二人を起こさないように優しく引き剥がし、音を立てないように音魔法を使用しながら着替え、部屋を出る。
いつも通り朝食の準備をするとしよう。
「あらトーマさん、随分早いのね?朝食まではまだかかりますよ?」
リンシアさんが既に台所に立っていた。
「ああ、このパーティで朝食の準備は俺の仕事だったので。
リンシアさんこそ早いね」
「人数が多いから早めに準備したほうがいいかなって思って。
リーンとトルネちゃんはまだ寝てるの?まったくぅ」
「朝食の準備は俺が無理を通して続けていたことだからね。
とりあえず手伝うよ。なにをすればいいかな」
「そうなの?んーと、それじゃあこれお願いできる?」
リンシアさんがメインで朝食の準備を進める。
特に変わった料理もないので、問題なく手伝いをこなす。
「トーマさんは器用な魔法の使い方するわねぇ。
それじゃあとは問題ないから、みんなを起こしてきてくれる?
特にリーンとトルネちゃんは、トーマさんしか起こしにいけないでしょ?」
完全にバレテーラ。
「了解。みんな起こしてくるよ」
「お願いね。二人を泣かせちゃ駄目だからね?」
いや起こしにいくだけですから。
「リーン。トルネ。朝だぞー起きてくれ」
「んん~……」「あふぅ~」
……無防備で裸の女体ってのはなかなかに目に悪いな。
確かにこれは他の人に見せたくはない。
「トーマ~……。おはようのちゅーしてぇ」
「へいへい。リーンはすっかり甘えん坊になっちゃったなぁ」
一旦ベッドに上がって二人に軽く口付けする。
離れようと思ったタイミングで二人が首に抱きついてきて引き倒されてしまった。
「ねぇトーマ……。今日はこのままおやすみにしよ?」
「私達を、いっぱい愛して欲しいです……」
耳元で甘く囁かれると脳が痺れるようだ。
俺は二人のおっぱいを揉んで心を平静に保つ。
「魅力的な提案だけど却下だ。朝食が冷める前に起きてくれ。
リーン。ちゃんとメシ食べないと大きくなれないぞ」
「どうせ私は小さいですよーだ。
やっぱりトーマも大きい方が好きなの?」
「いや?大きくても小さくてもリーンが好きだよ。
でもそれとは別に、リーンはまだ成長期なんだからちゃんとご飯食べような」
「……私のおっぱい好きにしながらリーン諭すのやめてもらえます?」
仕方ない。強攻策に出るか。
二人のおっぱいから手を離し両手を背中に回す。
二人を抱きつかせたままで無理矢理抱き起こしてやる。
「リーン。トルネ。おはよう。
今日もまたみんなで新しい一日を過ごしたいんだ。
起きてくれると嬉しいよ」
二人を軽く抱きしめる。
「仕方ないなぁ。私のほうが先輩だから起きてあげるね……」
「ふふ、1日を過ごしたいなんて思える日が来るなんて思ってなかったです」
二人と少し長めに口付けを交わして、ようやく二人は身支度を始めてくれた。
「二人の気持ちは嬉しいんだけど、俺ってもう若くないからさぁ。
もう少し手心を加えてもらえると、おじさん嬉しいなぁ?」
「それは無理!」「それは私も出来ません!」
あ、そっすか。
シンの部屋に移動。寝てるかもしれないが一応ノックする。
「シンー。間もなく朝食だぞー起きてるかー?」
「ああ、さっき起きたよ。入って大丈夫」
流石にシンは起きてるか。
たまに寝坊することはあるが、朝食前には大体自分で起きてくる。
「おはようシン。ふわわとつららもおはよー」
2匹は最近シンと一緒に寝ている。俺に気を遣ってるのかな?
シンもこれから身支度を整えるので、2匹をお供にジーンさんの部屋へ。
「ジーンさん。間もなく朝食だけど起きてるー?」
「ああおはようトーマさん。起きてるから大丈夫だ」
ジーンさんもリンシアさんも元は商人だったんだし、朝には強そうだな。
ふわわとつららもお迎えして30日くらいかな?大分大きくなった。
家の中はもう自由に歩き回るし、階段だって自分で上り下りできる。
まぁこいつらいつの間にかベッドに上がって来てたことあったけど。
「ふぅ、ごちそうさま。旨かったよ」
リンシアさんの料理も口に合った。
リーンとトルネは今後リンシアさんに料理を教えてもらうらしいので、今から楽しみだ。
「済みません!どなたかいらっしゃいますか!」
朝食を食べ終え一息ついていたところで来客だ。
一応今の家主は俺なので、俺が対応すべきか。
「はいはい。どちらさまですかー?」
言いながらドアを開けると、蛇のような顔をした男が手紙を片手に立っていた。
「朝早くに失礼致します。本日は主より招待状を預かって参りました。
異風の旋律の皆様。我が主『タイデリア・ディオーヌ』様が、皆様とお会いしたいと申しております」
…………どう考えても貴族案件だよなぁこれ。
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