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おクスリきれちゃった
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時刻は深夜12時を回ろうとしている。
千鶴は自室で一人、今にも死んでしまいそうな顔でソファに腰掛けていた。
「……はは」
乾いた笑いが思わず漏れ出す。
今日は特に疲れた。否、今日だけではない。ここ最近ずっと身体がだるいのだ。
「……っ、はぁ……」
千鶴は深く溜息をつくと、重い腰を上げて棚から錠剤の入った瓶を取り出した。
中には紫色の小さな粒が沢山詰まっている。それを数粒取り出し、口の中に放り込むと、液剤で流し込んだ。
「何で俺ばっか……」
誰に言うでもなく呟くと千鶴は電気を消して横になった。
しかし、それから程なくして、突然身体が熱くなり始めた。
「んっ……ふぅっ」
全身が熱く、痛みさえも感じる様な気がする。
千鶴はそれに耐えられず上半身を起こすと、胸を抑えて荒い呼吸を繰り返した。
「っ、ぅ゙え……ぉ゙え゙っ……」
びちゃびちゃと床に吐瀉物が落ちていく音が部屋に響く。
しかし、それでも症状は収まらない。それどころか酷くなる一方だ。
「ん゙、ぉ゙ぇ………っ」
痛みを抑える為に机の上に置かれた錠剤に手を伸ばすと、
その手は背後から伸びてきた手に掴まれる。
驚いて振り向くとそこには幼馴染である柊成が立っていた。
「千鶴」
「しゅ、…ぅ゙せ……っ」
虚ろな瞳を向ける千鶴に柊成はにっこりと微笑むと、そのまま唇を重ねた。
そしてゆっくりと離れると、柊成は千鶴の耳元で囁く。
「千鶴、また薬飲んだの?」
「……っ、ぁ…ちが……ごめ…っ、さぃ」
「駄目じゃん」
柊成はそう言うと、千鶴の喉奥に指を突っ込みそのまま口をこじ開けた。
「っ、あ゙……ぅ、ゔぇ……」
「ほら千鶴、ちゃんとげーげーって」
柊成はそう言いながら喉の奥を刺激し続けた。
千鶴は涙を目に溜めながら嘔吐いているが、中々上手く吐けないようだ。
そんな様子を柊成は愛おしそうに見つめていた。
そして不意に手を離してやると、千鶴は床に倒れ込んだ。
「げほッ……おえ゙ぇ……っ」
びしゃびしゃと音を立てて胃の中のものを吐き出していく。
その様子を見ながら柊成は千鶴の背中を優しく撫でた。
「よしよし、ちゃんと吐けて偉い、偉い」
「っ……はぁ……はぁ……」
そんな柊成の言葉を聞きながらも、千鶴は虚ろな瞳で床を見つめていた。
すると、柊成は突然しゃがみ込むと、千鶴の顎を掴んで上を向かせる。
「ねぇ、千鶴。今どんな気持ち?」
急な問い掛けと冷たい視線に見つめられて、千鶴は身体を震わせた。恐怖心からか涙が溢れ出す。
そんな様子に柊成はクスリと笑うと千鶴の頰に伝った水滴を拭う。
「何で泣いてるの?」
「……っ、ごめ……なさ……」
「前に言ったよね……」
柊成はそう言うと、千鶴の顎から手を離すとそのまま首筋をなぞり始めた。そしてゆっくりと首筋を絞めていく。
「っ……ぅ゙……ぐ、ぅ……」
「僕、泣く奴嫌いだって」
柊成はそう言いながらも首を絞める手に力を込めていく。
「っ、ぁ゙……ぅ……」
すると千鶴は涙を流しながら必死に柊成の腕を掴むと、小さく呟いた。
「ん゙、っ……ひゅぅ、ぁ゙……しゅ…ぅ゙、…せ」
柊成は千鶴の言葉に少し反応するも、小さく舌打ちをすると再び首を絞め始めた。そしてそのまま体重をかけていく。
「あ゙……ぐ……」
「ねえってば」
「っ……ぅ……トッ、…イレ」
「は?」
「ト、イレ……いかせて」
千鶴の懇願に柊成は更に手に力を込める。そして耳元で囁いた。
「ここでしなよ、おしっこ」
その言葉に千鶴は一瞬戸惑った様子を見せたがすぐに首を横に振った。
しかし柊成はそれを許さないとでも言うようにさらに強く首を絞めていく。
「……っ、ぅ゙え゛……」
千鶴は必死に自分のものを握り締め、尿意を必死に耐えている。
「何我慢してんの、出しちゃいなよ」
そんな千鶴の様子に、柊成は楽しげに笑うばかりだ。
「っ……ひ、ぅ」
千鶴の目には涙が浮かんでいた。
しかしそれでも必死に我慢を続ける姿に、柊成は呆れたような溜息をつくと、再び千鶴の下腹部に手を伸ばしてきた。
そしてそのまま膀胱を刺激し始める。
「ひっ……!?や、めっ……」
突然の刺激に驚いたのか、千鶴の口から悲鳴のような声が上がった。
しかし柊成の手の動きは止まらない。
それどころかどんどん激しくなっていくばかりだ。
「はい、しー…しー…」
「っ……や、だ……やだ……」
柊成の言葉に千鶴は首を横に振るが、それも虚しくすぐに限界を迎えてしまう。
「あ゛っ……ぁ、」
ジョロロッという音と共に生温かい液体が流れ出す感覚に襲われる。
それと同時に強い脱力感が襲ってきた。
しかし柊成はそれを許さないとばかりに再び膀胱を圧迫してきたのだ。
その刺激に耐えられず、千鶴はまた少量の尿を出してしまう。
そしてようやく全て出し切ったところで柊成の手の動きが止まった。
「ちゃんと出来たじゃん、えらいね」
千鶴の頭を撫でながら柊成は優しい口調で言うが、当の本人は虚ろな目をしたまま何も答えない。
そんな様子に構わず柊成はそのまま行為を続けた。
「愛してるよ」
千鶴は自室で一人、今にも死んでしまいそうな顔でソファに腰掛けていた。
「……はは」
乾いた笑いが思わず漏れ出す。
今日は特に疲れた。否、今日だけではない。ここ最近ずっと身体がだるいのだ。
「……っ、はぁ……」
千鶴は深く溜息をつくと、重い腰を上げて棚から錠剤の入った瓶を取り出した。
中には紫色の小さな粒が沢山詰まっている。それを数粒取り出し、口の中に放り込むと、液剤で流し込んだ。
「何で俺ばっか……」
誰に言うでもなく呟くと千鶴は電気を消して横になった。
しかし、それから程なくして、突然身体が熱くなり始めた。
「んっ……ふぅっ」
全身が熱く、痛みさえも感じる様な気がする。
千鶴はそれに耐えられず上半身を起こすと、胸を抑えて荒い呼吸を繰り返した。
「っ、ぅ゙え……ぉ゙え゙っ……」
びちゃびちゃと床に吐瀉物が落ちていく音が部屋に響く。
しかし、それでも症状は収まらない。それどころか酷くなる一方だ。
「ん゙、ぉ゙ぇ………っ」
痛みを抑える為に机の上に置かれた錠剤に手を伸ばすと、
その手は背後から伸びてきた手に掴まれる。
驚いて振り向くとそこには幼馴染である柊成が立っていた。
「千鶴」
「しゅ、…ぅ゙せ……っ」
虚ろな瞳を向ける千鶴に柊成はにっこりと微笑むと、そのまま唇を重ねた。
そしてゆっくりと離れると、柊成は千鶴の耳元で囁く。
「千鶴、また薬飲んだの?」
「……っ、ぁ…ちが……ごめ…っ、さぃ」
「駄目じゃん」
柊成はそう言うと、千鶴の喉奥に指を突っ込みそのまま口をこじ開けた。
「っ、あ゙……ぅ、ゔぇ……」
「ほら千鶴、ちゃんとげーげーって」
柊成はそう言いながら喉の奥を刺激し続けた。
千鶴は涙を目に溜めながら嘔吐いているが、中々上手く吐けないようだ。
そんな様子を柊成は愛おしそうに見つめていた。
そして不意に手を離してやると、千鶴は床に倒れ込んだ。
「げほッ……おえ゙ぇ……っ」
びしゃびしゃと音を立てて胃の中のものを吐き出していく。
その様子を見ながら柊成は千鶴の背中を優しく撫でた。
「よしよし、ちゃんと吐けて偉い、偉い」
「っ……はぁ……はぁ……」
そんな柊成の言葉を聞きながらも、千鶴は虚ろな瞳で床を見つめていた。
すると、柊成は突然しゃがみ込むと、千鶴の顎を掴んで上を向かせる。
「ねぇ、千鶴。今どんな気持ち?」
急な問い掛けと冷たい視線に見つめられて、千鶴は身体を震わせた。恐怖心からか涙が溢れ出す。
そんな様子に柊成はクスリと笑うと千鶴の頰に伝った水滴を拭う。
「何で泣いてるの?」
「……っ、ごめ……なさ……」
「前に言ったよね……」
柊成はそう言うと、千鶴の顎から手を離すとそのまま首筋をなぞり始めた。そしてゆっくりと首筋を絞めていく。
「っ……ぅ゙……ぐ、ぅ……」
「僕、泣く奴嫌いだって」
柊成はそう言いながらも首を絞める手に力を込めていく。
「っ、ぁ゙……ぅ……」
すると千鶴は涙を流しながら必死に柊成の腕を掴むと、小さく呟いた。
「ん゙、っ……ひゅぅ、ぁ゙……しゅ…ぅ゙、…せ」
柊成は千鶴の言葉に少し反応するも、小さく舌打ちをすると再び首を絞め始めた。そしてそのまま体重をかけていく。
「あ゙……ぐ……」
「ねえってば」
「っ……ぅ……トッ、…イレ」
「は?」
「ト、イレ……いかせて」
千鶴の懇願に柊成は更に手に力を込める。そして耳元で囁いた。
「ここでしなよ、おしっこ」
その言葉に千鶴は一瞬戸惑った様子を見せたがすぐに首を横に振った。
しかし柊成はそれを許さないとでも言うようにさらに強く首を絞めていく。
「……っ、ぅ゙え゛……」
千鶴は必死に自分のものを握り締め、尿意を必死に耐えている。
「何我慢してんの、出しちゃいなよ」
そんな千鶴の様子に、柊成は楽しげに笑うばかりだ。
「っ……ひ、ぅ」
千鶴の目には涙が浮かんでいた。
しかしそれでも必死に我慢を続ける姿に、柊成は呆れたような溜息をつくと、再び千鶴の下腹部に手を伸ばしてきた。
そしてそのまま膀胱を刺激し始める。
「ひっ……!?や、めっ……」
突然の刺激に驚いたのか、千鶴の口から悲鳴のような声が上がった。
しかし柊成の手の動きは止まらない。
それどころかどんどん激しくなっていくばかりだ。
「はい、しー…しー…」
「っ……や、だ……やだ……」
柊成の言葉に千鶴は首を横に振るが、それも虚しくすぐに限界を迎えてしまう。
「あ゛っ……ぁ、」
ジョロロッという音と共に生温かい液体が流れ出す感覚に襲われる。
それと同時に強い脱力感が襲ってきた。
しかし柊成はそれを許さないとばかりに再び膀胱を圧迫してきたのだ。
その刺激に耐えられず、千鶴はまた少量の尿を出してしまう。
そしてようやく全て出し切ったところで柊成の手の動きが止まった。
「ちゃんと出来たじゃん、えらいね」
千鶴の頭を撫でながら柊成は優しい口調で言うが、当の本人は虚ろな目をしたまま何も答えない。
そんな様子に構わず柊成はそのまま行為を続けた。
「愛してるよ」
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