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第110話 あ、ありのまま(ry。
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第110話 あ、ありのまま(ry。
一一数十分後
「でねー一一
だから私は一一
それで一一」
「一一うんうん
一一へー。そうなんだ。
一一それでそれでー?」
……いつも思うけど、女ってなんでこう何話すんだろう?
一応、俺もそれなりに相槌を打って話をとぎらせないようにしてるけど、それを踏まえても話をずっと続けられるってのはすげぇわ。
本当、よくあんなに話のネタがポンポン思い浮かぶよねぇ。……これが男と女の差か。
「お嬢様。」
「んー?何ー?って、もう着いたのー?!
・・・ゼロと話してる時、時間進むの早く感じるなー。
あ!もしかしてゼロが時間を早く進めてたりするー?」
えぇー。なんか俺疑われてるー?
・・・まぁたしかに、やろうと思えばできるけど。でもそんなことしてないぞー?
多分だけど、ただ単純に楽しくて早く時間が過ぎてるように感じてるだけじゃね?
「いや、してねぇよ?
単純に楽しくて早く時間が過ぎてるように感じてるだけだろ。」
「ほんとー?」
「ほんとほんと。」
「ほんとのほんとにー?」
「ほんとのほんとに。」
「ほんとのほんとのほんとに?」
・・・こんなとこで言い合ってるのも時間の無駄だし、話終わらせて早く先に行こうか。
「ほんとのほんとのほんとに。……ってか、伯爵待たしてるだろうし早く行こう?」
「えーー…。……うん。まぁ今回のところはいいわ。それにたしかにお父様待たせちゃ悪いし早く行きましょうか。」
よし、うまい感じに流せたかな?
「ん。」
・・・最近、返事する時「ん。」っていうのが多くなってる気がする。
「それじゃあ私は準備があるから先に行くわね!あとはセルスについて行って!」
セルス?
「恩人様。お久しぶりでございます。」
「どぅわっち!?」
・・・今の驚き方になんかデジャブを感じたな。 (わからない方は1話から見てね☆)
ってか、セルスってこいつか。
「あ、ああ。お久しぶりです。」
・・・なんとなく敬語になっちゃうわ。・・・まぁそのうち慣れて砕けるだろう。
「はい。では、早速ご案内致します。こちらにどうぞ。」
「あ、はい。……あ、俺の事は恩人様じゃなくてゼロでいいです。」
「そうですか……。承知しました。ではゼロ様と呼ばせていただきます。私のことはセルスとお呼びください。」
「はい、セルスさん。よろしくお願いします。」
・・・なぜかこういう老人とか他人の執事には敬語を使いたくなるんだよなぁ。……なんでだろぅ。俺の元々の性格か?
・・・まぁいいや!
~執事について行って数分後~
執事について行くとなにやら花の庭園らしきところを通っていく。
庭園にはバラのような真紅色の美しい花や、コスモスのような桃色の可愛い花などが綺麗整え育てられていた。
・・・あ。そういえば、リーフスの屋敷にも似たような庭園があったな……。
多分領主、もしくは領主関係者の趣味とかそんなんか?
・・・ま、別にいいや。鑑定すりゃわかるし別に知りたいわけじゃないし。
一そうこうしているうちに大きな扉の前へ着いた。一
恐らくこれが屋敷の中へ通じる扉だろう。ドアが大きな音を立て開いていく。
「ようこそいらっしゃいました。ゼロ様。」×多数
・・・HA☆HA☆HA。デジャビュー☆
……たしか最初に来た時も似たようなことがあったよな……いや、前来たのはリーフスのだからこっちは初めてか。
「ゼロ様。こちらです。」
「あ、はい。すいません。少しデジャブ感じてました。」
「デジャブ……ですか?」
「ああ、いや。なんでもないっす。」
「?……そうですか。」
・・・ってか、デジャブの意味伝わらんのね。
「……では、案内に戻らせていただきます。ゼロ様。こちらへどうぞ」
「あ、へい。」
◇◆◇◆◇
~MATIAISHITSU~
「では、こちらで少々お待ちを。」
「ん。」
・・・思ったより早く敬語がなくなったわ。もう既に返事が「ん。」で統一されてきちゃったわ。
・・・待ち時間暇だな。
よし、時間もったいないし、なんかしようかな……。
うーん………よし!寝るか。
「グゥ。」
すぴーすぴー!!ぐーすか!ぐーすか!すっごい寝てるよ!すごい!すごい寝てる!これでもかってほど寝てる!まじやばいくらいに寝てるよ!グースカ!グースカ!
・・・うん。さすがに嘘だ。人様の家で勝手に寝るわけがないし、寝れるわけがない。
んー……なんかしたいけど、今んとこやりたいこと……ってかやることないしなぁ。(他人の家だし)
・・・まぁやっぱり少しくらいはちゃんと待とうか。
~数分後~
よし、飽きた。やっぱり待つのはやめよう。
・・・え?早すぎる?黙れ小僧。
・・・んー。暇つぶしに執事呼んでみるか。来るかわかんねぇけど☆
「セルスさん。いる?」
「お呼びでしょうか。ゼロ様。」
「どぅわっち!」
・・・マジで呼んできたわ。呼んですぐ現れんのたしかに結構キモイな。・・・リミィもこんな感じだったのか。
っと、用件用件……考えてねぇわ。・・・適当に飲み物くれでいいか。
「ああ、ちょっと喉乾いちゃって……。飲み物ってあるかな?」
「そうでしたか。すぐお飲み物をご用意致します。少々お待ちを。」
「うん。ありが……」
・・・あ、ありのまま今起こった事を話すぜ!俺が瞬きを2~3回するとセルスの手にはいつの間にか飲み物が握られていた。
な、何を言ってるか(ry
「…ありがとう。」(一応感謝はちゃんと言う)
「はい。また御用がありましたらなんなりと。」
瞬きを2~3回して今度は消えた。
この世界の執事、みんな気配なくて急に現れてやる事やったらすぐ消えるよな。
・・・神出鬼没すぎじゃね?
・・・執事パネェ。
一一数十分後
「でねー一一
だから私は一一
それで一一」
「一一うんうん
一一へー。そうなんだ。
一一それでそれでー?」
……いつも思うけど、女ってなんでこう何話すんだろう?
一応、俺もそれなりに相槌を打って話をとぎらせないようにしてるけど、それを踏まえても話をずっと続けられるってのはすげぇわ。
本当、よくあんなに話のネタがポンポン思い浮かぶよねぇ。……これが男と女の差か。
「お嬢様。」
「んー?何ー?って、もう着いたのー?!
・・・ゼロと話してる時、時間進むの早く感じるなー。
あ!もしかしてゼロが時間を早く進めてたりするー?」
えぇー。なんか俺疑われてるー?
・・・まぁたしかに、やろうと思えばできるけど。でもそんなことしてないぞー?
多分だけど、ただ単純に楽しくて早く時間が過ぎてるように感じてるだけじゃね?
「いや、してねぇよ?
単純に楽しくて早く時間が過ぎてるように感じてるだけだろ。」
「ほんとー?」
「ほんとほんと。」
「ほんとのほんとにー?」
「ほんとのほんとに。」
「ほんとのほんとのほんとに?」
・・・こんなとこで言い合ってるのも時間の無駄だし、話終わらせて早く先に行こうか。
「ほんとのほんとのほんとに。……ってか、伯爵待たしてるだろうし早く行こう?」
「えーー…。……うん。まぁ今回のところはいいわ。それにたしかにお父様待たせちゃ悪いし早く行きましょうか。」
よし、うまい感じに流せたかな?
「ん。」
・・・最近、返事する時「ん。」っていうのが多くなってる気がする。
「それじゃあ私は準備があるから先に行くわね!あとはセルスについて行って!」
セルス?
「恩人様。お久しぶりでございます。」
「どぅわっち!?」
・・・今の驚き方になんかデジャブを感じたな。 (わからない方は1話から見てね☆)
ってか、セルスってこいつか。
「あ、ああ。お久しぶりです。」
・・・なんとなく敬語になっちゃうわ。・・・まぁそのうち慣れて砕けるだろう。
「はい。では、早速ご案内致します。こちらにどうぞ。」
「あ、はい。……あ、俺の事は恩人様じゃなくてゼロでいいです。」
「そうですか……。承知しました。ではゼロ様と呼ばせていただきます。私のことはセルスとお呼びください。」
「はい、セルスさん。よろしくお願いします。」
・・・なぜかこういう老人とか他人の執事には敬語を使いたくなるんだよなぁ。……なんでだろぅ。俺の元々の性格か?
・・・まぁいいや!
~執事について行って数分後~
執事について行くとなにやら花の庭園らしきところを通っていく。
庭園にはバラのような真紅色の美しい花や、コスモスのような桃色の可愛い花などが綺麗整え育てられていた。
・・・あ。そういえば、リーフスの屋敷にも似たような庭園があったな……。
多分領主、もしくは領主関係者の趣味とかそんなんか?
・・・ま、別にいいや。鑑定すりゃわかるし別に知りたいわけじゃないし。
一そうこうしているうちに大きな扉の前へ着いた。一
恐らくこれが屋敷の中へ通じる扉だろう。ドアが大きな音を立て開いていく。
「ようこそいらっしゃいました。ゼロ様。」×多数
・・・HA☆HA☆HA。デジャビュー☆
……たしか最初に来た時も似たようなことがあったよな……いや、前来たのはリーフスのだからこっちは初めてか。
「ゼロ様。こちらです。」
「あ、はい。すいません。少しデジャブ感じてました。」
「デジャブ……ですか?」
「ああ、いや。なんでもないっす。」
「?……そうですか。」
・・・ってか、デジャブの意味伝わらんのね。
「……では、案内に戻らせていただきます。ゼロ様。こちらへどうぞ」
「あ、へい。」
◇◆◇◆◇
~MATIAISHITSU~
「では、こちらで少々お待ちを。」
「ん。」
・・・思ったより早く敬語がなくなったわ。もう既に返事が「ん。」で統一されてきちゃったわ。
・・・待ち時間暇だな。
よし、時間もったいないし、なんかしようかな……。
うーん………よし!寝るか。
「グゥ。」
すぴーすぴー!!ぐーすか!ぐーすか!すっごい寝てるよ!すごい!すごい寝てる!これでもかってほど寝てる!まじやばいくらいに寝てるよ!グースカ!グースカ!
・・・うん。さすがに嘘だ。人様の家で勝手に寝るわけがないし、寝れるわけがない。
んー……なんかしたいけど、今んとこやりたいこと……ってかやることないしなぁ。(他人の家だし)
・・・まぁやっぱり少しくらいはちゃんと待とうか。
~数分後~
よし、飽きた。やっぱり待つのはやめよう。
・・・え?早すぎる?黙れ小僧。
・・・んー。暇つぶしに執事呼んでみるか。来るかわかんねぇけど☆
「セルスさん。いる?」
「お呼びでしょうか。ゼロ様。」
「どぅわっち!」
・・・マジで呼んできたわ。呼んですぐ現れんのたしかに結構キモイな。・・・リミィもこんな感じだったのか。
っと、用件用件……考えてねぇわ。・・・適当に飲み物くれでいいか。
「ああ、ちょっと喉乾いちゃって……。飲み物ってあるかな?」
「そうでしたか。すぐお飲み物をご用意致します。少々お待ちを。」
「うん。ありが……」
・・・あ、ありのまま今起こった事を話すぜ!俺が瞬きを2~3回するとセルスの手にはいつの間にか飲み物が握られていた。
な、何を言ってるか(ry
「…ありがとう。」(一応感謝はちゃんと言う)
「はい。また御用がありましたらなんなりと。」
瞬きを2~3回して今度は消えた。
この世界の執事、みんな気配なくて急に現れてやる事やったらすぐ消えるよな。
・・・神出鬼没すぎじゃね?
・・・執事パネェ。
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