119 / 228
第106話 どーでもいっいでっすよ。
しおりを挟む
第106話 どーでもいっいでっすよ。
~道中~
「一一んで、いつ頃なら空いてるって?」
「あ、うん!明日の夕方と明後日の昼頃と五日後の夕方なら時間空いてるって!」
ふむ、明日と明後日と五日後……。どうせなら早い方がいいよな。
……よし、明日行くか。暇だし。
「んー。……時間的にも明日が空いてるし、明日でいいかな。」
「明日ね!分かったわ!」
「ん。領主サマによろしくなー。」
・・・突然だがここで、前、俺が領主に会った時の態度について説明しておこう。
何故、前あった時にあんな俺に似つかわしくない丁寧?な対応をしたのか。
それは・・・不敬罪が怖かったからだ。
俺は不敬罪についてあまり詳しくは知らないが、場合によっては即死刑をすることも出来ると聞いた(ラノベで)。
あの時の俺は不死ではなかったからそれがどうも怖かった。だからあんな風に丁寧にした。
・・・が、今の俺はどうだ?
もしも不敬罪で殺そうとしても俺なら死なないし、捕まえようとしても俺なら簡単に逃げられる。
逃げたあとも後で身体の形を組みかえたりして変装することもできるし、そもそも世界の記憶とかみんなの記憶改変して俺が不敬を働いたってことを無かったことにも出来る。
つまり、俺が不敬を働いたりしても、何も問題がないということだっ!
・・・いや、ってか、そもそも娘の恩人であり先生である者を殺そうとはしねぇか。
んー……。まぁ、もし不敬罪とかに問われることがあったとしても、それは起きてから考えればいっかー。場合によっては俺がアイツらを死k……。
・・・お前達は何も聞かなかったいいね?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「さて、と。リミィん家ってどこだ?折角だし、このまま家まで送ってやる。」
「え!本当!?やったー♪」
・・・あ、一応言っておくが、俺が知ってるのはリミィのリーフスでの家だ。王都の家は知らん。
「えーと、ゼロ…教授?……ゼロ教授。今日はご付き添い、ありがとうございます。」
「ん。あ、俺の呼び方は今まで通り……って騎士サマに呼ばれたことあったっけか?・・・ま、いいか。
っと、呼び方だったな。呼び方は気安くゼロと呼び捨てでいいぞー。」
「いえ、ゼロ教授と呼ばせてもらいます。……もし、教授と呼ばれるのが嫌でしたら変えますが…。」
教授……んー。まぁ別に悪い気はしないし、いいか。
「いや、そのままでもいいや。」
「わかりました。ではこのままゼロ教授と呼ばせてもらいます。あ、私のことはどうぞマナと呼んでください。」
「ん。了解。」
「一一でねー。って、ゼロ聞いてるー?」
あ、やべ、聞いてなかった。
「あ、ごめん。聞いてなかった。なんだっけ?」
「もぅ!だから朝からお肉ってキツイわよねって話しよ!」
あ、思ったよりどうでもよかった。
「あー、うん。ソウダナー。」
「だから私は料理長に朝はお肉はやめてって言ったのよー。」
「ウン、ソウカー。」
「そしたら一一」
・・・うん。くっっっそどうでもいいわ。人様の朝食ほどどうでもいいものってあんまりないよな。
さっさとリミィの家につかねぇかなー。
「もぅ!聞いてる!?」
「あーうん。キイテルキイテル。」
~道中~
「一一んで、いつ頃なら空いてるって?」
「あ、うん!明日の夕方と明後日の昼頃と五日後の夕方なら時間空いてるって!」
ふむ、明日と明後日と五日後……。どうせなら早い方がいいよな。
……よし、明日行くか。暇だし。
「んー。……時間的にも明日が空いてるし、明日でいいかな。」
「明日ね!分かったわ!」
「ん。領主サマによろしくなー。」
・・・突然だがここで、前、俺が領主に会った時の態度について説明しておこう。
何故、前あった時にあんな俺に似つかわしくない丁寧?な対応をしたのか。
それは・・・不敬罪が怖かったからだ。
俺は不敬罪についてあまり詳しくは知らないが、場合によっては即死刑をすることも出来ると聞いた(ラノベで)。
あの時の俺は不死ではなかったからそれがどうも怖かった。だからあんな風に丁寧にした。
・・・が、今の俺はどうだ?
もしも不敬罪で殺そうとしても俺なら死なないし、捕まえようとしても俺なら簡単に逃げられる。
逃げたあとも後で身体の形を組みかえたりして変装することもできるし、そもそも世界の記憶とかみんなの記憶改変して俺が不敬を働いたってことを無かったことにも出来る。
つまり、俺が不敬を働いたりしても、何も問題がないということだっ!
・・・いや、ってか、そもそも娘の恩人であり先生である者を殺そうとはしねぇか。
んー……。まぁ、もし不敬罪とかに問われることがあったとしても、それは起きてから考えればいっかー。場合によっては俺がアイツらを死k……。
・・・お前達は何も聞かなかったいいね?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「さて、と。リミィん家ってどこだ?折角だし、このまま家まで送ってやる。」
「え!本当!?やったー♪」
・・・あ、一応言っておくが、俺が知ってるのはリミィのリーフスでの家だ。王都の家は知らん。
「えーと、ゼロ…教授?……ゼロ教授。今日はご付き添い、ありがとうございます。」
「ん。あ、俺の呼び方は今まで通り……って騎士サマに呼ばれたことあったっけか?・・・ま、いいか。
っと、呼び方だったな。呼び方は気安くゼロと呼び捨てでいいぞー。」
「いえ、ゼロ教授と呼ばせてもらいます。……もし、教授と呼ばれるのが嫌でしたら変えますが…。」
教授……んー。まぁ別に悪い気はしないし、いいか。
「いや、そのままでもいいや。」
「わかりました。ではこのままゼロ教授と呼ばせてもらいます。あ、私のことはどうぞマナと呼んでください。」
「ん。了解。」
「一一でねー。って、ゼロ聞いてるー?」
あ、やべ、聞いてなかった。
「あ、ごめん。聞いてなかった。なんだっけ?」
「もぅ!だから朝からお肉ってキツイわよねって話しよ!」
あ、思ったよりどうでもよかった。
「あー、うん。ソウダナー。」
「だから私は料理長に朝はお肉はやめてって言ったのよー。」
「ウン、ソウカー。」
「そしたら一一」
・・・うん。くっっっそどうでもいいわ。人様の朝食ほどどうでもいいものってあんまりないよな。
さっさとリミィの家につかねぇかなー。
「もぅ!聞いてる!?」
「あーうん。キイテルキイテル。」
0
お気に入りに追加
2,604
あなたにおすすめの小説
「お前のような役立たずは不要だ」と追放された三男の前世は世界最強の賢者でした~今世ではダラダラ生きたいのでスローライフを送ります~
平山和人
ファンタジー
主人公のアベルは転生者だ。一度目の人生は剣聖、二度目は賢者として活躍していた。
三度目の人生はのんびり過ごしたいため、アベルは今までの人生で得たスキルを封印し、貴族として生きることにした。
そして、15歳の誕生日でスキル鑑定によって何のスキルも持ってないためアベルは追放されることになった。
アベルは追放された土地でスローライフを楽しもうとするが、そこは凶悪な魔物が跋扈する魔境であった。
襲い掛かってくる魔物を討伐したことでアベルの実力が明らかになると、領民たちはアベルを救世主と崇め、貴族たちはアベルを取り戻そうと追いかけてくる。
果たしてアベルは夢であるスローライフを送ることが出来るのだろうか。
召喚アラサー女~ 自由に生きています!
マツユキ
ファンタジー
異世界に召喚された海藤美奈子32才。召喚されたものの、牢屋行きとなってしまう。
牢から出た美奈子は、冒険者となる。助け、助けられながら信頼できる仲間を得て行く美奈子。地球で大好きだった事もしつつ、異世界でも自由に生きる美奈子
信頼できる仲間と共に、異世界で奮闘する。
初めは一人だった美奈子のの周りには、いつの間にか仲間が集まって行き、家が村に、村が街にとどんどんと大きくなっていくのだった
***
異世界でも元の世界で出来ていた事をやっています。苦手、または気に入らないと言うかたは読まれない方が良いかと思います
かなりの無茶振りと、作者の妄想で出来たあり得ない魔法や設定が出てきます。こちらも抵抗のある方は読まれない方が良いかと思います
王宮で汚職を告発したら逆に指名手配されて殺されかけたけど、たまたま出会ったメイドロボに転生者の技術力を借りて反撃します
有賀冬馬
ファンタジー
王国貴族ヘンリー・レンは大臣と宰相の汚職を告発したが、逆に濡れ衣を着せられてしまい、追われる身になってしまう。
妻は宰相側に寝返り、ヘンリーは女性不信になってしまう。
さらに差し向けられた追手によって左腕切断、毒、呪い状態という満身創痍で、命からがら雪山に逃げ込む。
そこで力尽き、倒れたヘンリーを助けたのは、奇妙なメイド型アンドロイドだった。
そのアンドロイドは、かつて大賢者と呼ばれた転生者の技術で作られたメイドロボだったのだ。
現代知識チートと魔法の融合技術で作られた義手を与えられたヘンリーが、独立勢力となって王国の悪を蹴散らしていく!
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
いきなり異世界って理不尽だ!
みーか
ファンタジー
三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。
自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!
その幼女、最強にして最恐なり~転生したら幼女な俺は異世界で生きてく~
たま(恥晒)
ファンタジー
※作者都合により打ち切りとさせて頂きました。新作12/1より!!
猫刄 紅羽
年齢:18
性別:男
身長:146cm
容姿:幼女
声変わり:まだ
利き手:左
死因:神のミス
神のミス(うっかり)で死んだ紅羽は、チートを携えてファンタジー世界に転生する事に。
しかしながら、またもや今度は違う神のミス(ミス?)で転生後は正真正銘の幼女(超絶可愛い ※見た目はほぼ変わってない)になる。
更に転生した世界は1度国々が発展し過ぎて滅んだ世界で!?
そんな世界で紅羽はどう過ごして行くのか...
的な感じです。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
死んだのに異世界に転生しました!
drop
ファンタジー
友人が車に引かれそうになったところを助けて引かれ死んでしまった夜乃 凪(よるの なぎ)。死ぬはずの夜乃は神様により別の世界に転生することになった。
この物語は異世界テンプレ要素が多いです。
主人公最強&チートですね
主人公のキャラ崩壊具合はそうゆうものだと思ってください!
初めて書くので
読みづらい部分や誤字が沢山あると思います。
それでもいいという方はどうぞ!
(本編は完結しました)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる