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第86話 龍星困惑回。
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第86話 龍星困惑回。
「えぇ……。僕ってそんなに強くなってたんですか……。
……まぁ、超越者になった辺りからそんな気はしてましたけど…。
……でも……えぇ…。」
龍星が自分の強さをよくわかっていなかったので、この世界の基準や勇者の基準、神の基準とかを教えてたら、なんか自分の強さに理解が追いつかず困惑し始めた。
……いや、一応、理解はしているみたいだ。だけど、理解したことを理解したくないって拒んでるみたいだ。
「……まぁ、弱くなるよりはいいですかね。どうせ後戻りも出来ませんし(←ゼロがやれば出来る)。
こうなったら行けるところまで行ってみましょうか。一応、手加減できますし、私生活とかには何も問題はないですよね。」
あ、なんかもう吹っ切れたみたい……いや、あれは『悟った』って方が正しいのかな?まぁ別にいいや。
「どうやら自分に一区切りつけたみたいじゃのぅ。」
「はい。もうこうなったら行けるところまでトコトン行ってみます。」
「うむ、そうするといい。」
いや、まぁ、龍星を強くさせるかどうかは俺次第だけどな?
さて、んじゃ、そろそろワープゾーンに入ろうか。
「では、そろそろここから出ようかのぅ。」
「そうですね……あ、ゼロさん。このワープゾーンってどこに繋がってるんですか?」
「む?ああ、ダンジョンの入口じゃよ。ここのダンジョンはランダム転移ではないから安心せぃ。」
あ、一応言っておくが、ランダム転移系のダンジョンもあるぞ。この辺りだと3個くらい。
「では、行くぞ。」
「はい。」
そして、俺らはワープゾーンに入った。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
なんと!ワープした先にはゼロ(人形態)がいた。
「……っと、おかえりさん。やっと出たか。少し遅かったんじゃね?」
「む?そうかのぅ?意外と早かったと思うがのぅ。」
「いや、まぁたしかに普通のやつに比べたら早いけどな。でも俺のことだからもっと早く来るのかと…。
というか、途中で飽きて龍星を置いていくかと思ってたわ。」
「そんなわけなかろぅ。妾の弟子じゃぞ。気に入った者をそう易々と置いていかないのはお主もわかっておろぅ。」
「……え、えと、あの~。ゼロさん。この方はどなたですか?僕のことを知っているようですが……。」
「あ、わりぃわりぃ。お前にはまだ説明してなかったな。あー、一応、自己紹介しとくか。
初めまして……ではないんだけどな。まぁ、そこは今はいいだろ。
さて、改めまして。
はじめまして。龍星君。俺が零神主、ゼロだ。」
「……へ?いや、え?ゼロさんはこちらの方で…え?え?…どういうことですか?!」
「あー。説明がめんどいから直接脳内に行くぞ?『こいつっ!直接脳内にっ!』」
「なんですか!?その掛けgぇいったーーーい!」
あー、わかるわかる。急にくると痛いよなー。俺も女神に貰った時痛かったもん。いやー、懐かしいなぁ。
……あ、そういえばずっと行く行くって言っときながら、全然行ってなかったな。……よし、来週行こうか。
「のぅ。お主、急にやるのはひどいんじゃなかろうか?」
「えー。そう?別に良くない?この方が楽だし。説明すんのめんどかったし。」
「……本音が漏れておるぞ。っと、意識が戻ってきたようじゃな。」
「……はぁ、はぁ。理解しました。あと、なんか色々とどうでもいい情報もいくつか入ってきました。
世界の甘味店とかお菓子のレシピとか、今いりませんでしたよね?!」
「ははっ、わりぃわりぃ。なんか甘いもん食いたくなっな。
なんか、ついそっちに流しちまった。」
「はぁ。本当に適当じゃのぅ。」
はは。まぁ、いいじゃん。……あ、あとで執事たちにお菓子作るように言っとこ。
「はぁ。本当にこちらのゼロさんと同一人物なのか怪しいです。
…まぁ、記憶見た感じ間違いないみたいですが。」
「ははは。まぁな。
……あ、そうだ。なぁ、俺よ。これからどうする?」
「む?どうする…とは?」
っと、ちょっと説明不足だったか。
「俺の中に戻るか?それともこのまま妖人として過ごすか?ってことだ。
別にどっちでもいいぞー。俺が弱くなるわけじゃねぇーし。」
「むぅ。そうじゃのぅ。
………何かと都合がいいし、このまま過ごしとこうかのぅ。」
「おっ、そうか。
あ、部屋とか住むところは俺ん家のやつ使っていいからな。ついでに龍星も住んでいいぞー。
……あっ、そーだ。妖人だけだと他の種族からずるいって言われそうだし、俺の種族全員だそうかな?
……いや、めんどいし、やる気が出たらやろ。」
「多分、それって一生出しませんよね?あ、部屋の件ありがとうございます。ありがたく使わせてもらいます。
……っというか、ゼロさんの種族ってまだあるんですか?なんでそんなにいるんですか?」
「あー。そこん所は記憶移してないんだっけか。簡単に言うと、ノリと勢いだ。」
ちなみに、記憶を移したのは俺と俺(妖)は同一人物ってことだけだ。
「ノリと勢いって……そんな適当な……。
……本当にゼロさんなんですか?……って、貴方もゼロさんでしたね。
……少し紛らわしいですね。」
「あー、まぁたしかに。
このままこの世界にいるわけだし、一応、名前決めとくか。で、俺よ、何て名前にする?」
「むー。そうじゃのぅ。
………ふむ、適当にゼロ繋がりでリンでいいかのぅ。」
「ん?なんd…って、ああ、ゼロの中国読みか。いいんじゃね?
まぁ、お前の場合、どちらかと言うとゼロのリンよりも、|凛々(りり)しいって方の『凛』って感じだけどな。」
「ふむ、凛か。……うむ。そちらの方が妾にあっていいかの。では、今日から妾は凛と名乗ることにする。
……む。どうやら、ステータスにも変化が出てきたようじゃぞ。
名前がゼロから凛になっておる。
それと種族が零神主から妖神主に変わっておる。それに伴ってスキルも変化したようじゃ。」
え?マジで?
……あ、ほんとだ。『輪廻転生』のスキルが消えて『鏡花水月』ってのてのが増えてるな。
あとはスキルの後の【零神主】ってのが【妖神主】ってのになってるだけだな。
まぁ、これで完全に分離したわけか。いやぁ、なんか妹ができたみたいで嬉しいな。
……もともと、俺、一人っ子だったし。まぁ、そんなことは別にいいか。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「では、改めまして。ゼロさん、凛さん。これからもよろしくお願いします。」
「おうっ!って言いたいとこだが、そこら辺は凛とよろしくやってくれ。俺はそういうのはめんどいからパス。」
……いや、だってめんどいじゃん?正直、そーゆーのは俺の柄じゃねーし。
「……やっぱり、本当に凛さんと同一人物だったのか怪しいです。」
「くくく、そういうやつじゃ。そこはもう諦めぃ。」
お、こいつはもう慣れたみたいだな。流石だわ~。流石、元俺。
「そう…ですね。早くなれるよう頑張ります。」
おう。そっちも頑張れ。
「えぇ……。僕ってそんなに強くなってたんですか……。
……まぁ、超越者になった辺りからそんな気はしてましたけど…。
……でも……えぇ…。」
龍星が自分の強さをよくわかっていなかったので、この世界の基準や勇者の基準、神の基準とかを教えてたら、なんか自分の強さに理解が追いつかず困惑し始めた。
……いや、一応、理解はしているみたいだ。だけど、理解したことを理解したくないって拒んでるみたいだ。
「……まぁ、弱くなるよりはいいですかね。どうせ後戻りも出来ませんし(←ゼロがやれば出来る)。
こうなったら行けるところまで行ってみましょうか。一応、手加減できますし、私生活とかには何も問題はないですよね。」
あ、なんかもう吹っ切れたみたい……いや、あれは『悟った』って方が正しいのかな?まぁ別にいいや。
「どうやら自分に一区切りつけたみたいじゃのぅ。」
「はい。もうこうなったら行けるところまでトコトン行ってみます。」
「うむ、そうするといい。」
いや、まぁ、龍星を強くさせるかどうかは俺次第だけどな?
さて、んじゃ、そろそろワープゾーンに入ろうか。
「では、そろそろここから出ようかのぅ。」
「そうですね……あ、ゼロさん。このワープゾーンってどこに繋がってるんですか?」
「む?ああ、ダンジョンの入口じゃよ。ここのダンジョンはランダム転移ではないから安心せぃ。」
あ、一応言っておくが、ランダム転移系のダンジョンもあるぞ。この辺りだと3個くらい。
「では、行くぞ。」
「はい。」
そして、俺らはワープゾーンに入った。
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なんと!ワープした先にはゼロ(人形態)がいた。
「……っと、おかえりさん。やっと出たか。少し遅かったんじゃね?」
「む?そうかのぅ?意外と早かったと思うがのぅ。」
「いや、まぁたしかに普通のやつに比べたら早いけどな。でも俺のことだからもっと早く来るのかと…。
というか、途中で飽きて龍星を置いていくかと思ってたわ。」
「そんなわけなかろぅ。妾の弟子じゃぞ。気に入った者をそう易々と置いていかないのはお主もわかっておろぅ。」
「……え、えと、あの~。ゼロさん。この方はどなたですか?僕のことを知っているようですが……。」
「あ、わりぃわりぃ。お前にはまだ説明してなかったな。あー、一応、自己紹介しとくか。
初めまして……ではないんだけどな。まぁ、そこは今はいいだろ。
さて、改めまして。
はじめまして。龍星君。俺が零神主、ゼロだ。」
「……へ?いや、え?ゼロさんはこちらの方で…え?え?…どういうことですか?!」
「あー。説明がめんどいから直接脳内に行くぞ?『こいつっ!直接脳内にっ!』」
「なんですか!?その掛けgぇいったーーーい!」
あー、わかるわかる。急にくると痛いよなー。俺も女神に貰った時痛かったもん。いやー、懐かしいなぁ。
……あ、そういえばずっと行く行くって言っときながら、全然行ってなかったな。……よし、来週行こうか。
「のぅ。お主、急にやるのはひどいんじゃなかろうか?」
「えー。そう?別に良くない?この方が楽だし。説明すんのめんどかったし。」
「……本音が漏れておるぞ。っと、意識が戻ってきたようじゃな。」
「……はぁ、はぁ。理解しました。あと、なんか色々とどうでもいい情報もいくつか入ってきました。
世界の甘味店とかお菓子のレシピとか、今いりませんでしたよね?!」
「ははっ、わりぃわりぃ。なんか甘いもん食いたくなっな。
なんか、ついそっちに流しちまった。」
「はぁ。本当に適当じゃのぅ。」
はは。まぁ、いいじゃん。……あ、あとで執事たちにお菓子作るように言っとこ。
「はぁ。本当にこちらのゼロさんと同一人物なのか怪しいです。
…まぁ、記憶見た感じ間違いないみたいですが。」
「ははは。まぁな。
……あ、そうだ。なぁ、俺よ。これからどうする?」
「む?どうする…とは?」
っと、ちょっと説明不足だったか。
「俺の中に戻るか?それともこのまま妖人として過ごすか?ってことだ。
別にどっちでもいいぞー。俺が弱くなるわけじゃねぇーし。」
「むぅ。そうじゃのぅ。
………何かと都合がいいし、このまま過ごしとこうかのぅ。」
「おっ、そうか。
あ、部屋とか住むところは俺ん家のやつ使っていいからな。ついでに龍星も住んでいいぞー。
……あっ、そーだ。妖人だけだと他の種族からずるいって言われそうだし、俺の種族全員だそうかな?
……いや、めんどいし、やる気が出たらやろ。」
「多分、それって一生出しませんよね?あ、部屋の件ありがとうございます。ありがたく使わせてもらいます。
……っというか、ゼロさんの種族ってまだあるんですか?なんでそんなにいるんですか?」
「あー。そこん所は記憶移してないんだっけか。簡単に言うと、ノリと勢いだ。」
ちなみに、記憶を移したのは俺と俺(妖)は同一人物ってことだけだ。
「ノリと勢いって……そんな適当な……。
……本当にゼロさんなんですか?……って、貴方もゼロさんでしたね。
……少し紛らわしいですね。」
「あー、まぁたしかに。
このままこの世界にいるわけだし、一応、名前決めとくか。で、俺よ、何て名前にする?」
「むー。そうじゃのぅ。
………ふむ、適当にゼロ繋がりでリンでいいかのぅ。」
「ん?なんd…って、ああ、ゼロの中国読みか。いいんじゃね?
まぁ、お前の場合、どちらかと言うとゼロのリンよりも、|凛々(りり)しいって方の『凛』って感じだけどな。」
「ふむ、凛か。……うむ。そちらの方が妾にあっていいかの。では、今日から妾は凛と名乗ることにする。
……む。どうやら、ステータスにも変化が出てきたようじゃぞ。
名前がゼロから凛になっておる。
それと種族が零神主から妖神主に変わっておる。それに伴ってスキルも変化したようじゃ。」
え?マジで?
……あ、ほんとだ。『輪廻転生』のスキルが消えて『鏡花水月』ってのてのが増えてるな。
あとはスキルの後の【零神主】ってのが【妖神主】ってのになってるだけだな。
まぁ、これで完全に分離したわけか。いやぁ、なんか妹ができたみたいで嬉しいな。
……もともと、俺、一人っ子だったし。まぁ、そんなことは別にいいか。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「では、改めまして。ゼロさん、凛さん。これからもよろしくお願いします。」
「おうっ!って言いたいとこだが、そこら辺は凛とよろしくやってくれ。俺はそういうのはめんどいからパス。」
……いや、だってめんどいじゃん?正直、そーゆーのは俺の柄じゃねーし。
「……やっぱり、本当に凛さんと同一人物だったのか怪しいです。」
「くくく、そういうやつじゃ。そこはもう諦めぃ。」
お、こいつはもう慣れたみたいだな。流石だわ~。流石、元俺。
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