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第84話 異常な日常。
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第84話 異常な日常。
~翌朝~
「うむ。では、そろそろ出発するとしようかのぅ。」
「はい。」
以前言った通り、ここの敵は簡単に言えば表の敵の強化版だ。
しかし、ただの強化版ではなく、全ての魔物がSS~EX級である。普通のものならば、なすすべもなく殺されていくだろう。
だが、俺が育てた弟子だ。それが何を意味するか、大体の人はわかるだろう。
スッ、シンッ、スー、シュッ。
そう。これである。すっげぇ静かに倒していってるのだ。
最近は剣を扱う技術がおかしくなってきてる。
どのくらいおかしいかと言うと敵の首を切っても、剣の技術が凄すぎて、少しの間、細胞が死んだことに気づかない状態になっているということが多々あるくらいおかしい。
いやー、剣術っていきすぎると死ななくなるのかー。
・・・いや、なんでだよ。とも思うが……まぁいいや。
まぁ、こんな感じで途中で雑談なんかもしたりしながら進んで行き、俺たちは30階層のボス部屋前へ降り立った。
……え?最近飛ばしすぎ?いや、だって考えてみ?このダンジョンずっと洞窟型だから景色に大した代わりがなく、敵も表と見た目は変わりない。
こんな面白みのないダンジョンなんて見る意味なくね?
ま、ということで、
~30階層・ボス部屋前~
「では、行ってきます!」
「うむ。」
案の定、カットです。
ただし、今回は龍星に制限……いや、ミッション的なものを追加した。
その内容は、
『物理も魔法も使わず、威圧だけで倒せ。』
というものだ。
普通なら無理であろう。だが、何度も言うが、俺が育てたのだ。既に普通ではない。
ガチャ…。
「ゴゴゴガガァァァ!」
今回はゴーレムだった。そして、人型だ。
やはり、ここのダンジョンのボスは人型だけなのだろう。
っと、話を戻そう。このゴーレムはほかと同じく、エンペラー種で、グリムともついていた。そして、大罪はやはり、強欲だった。
だから、グリードグリムゴーレムエンペラーってのがこいつの正しい名前だ。まぁ、めんどいからゴーレムでいいや。
さて、ここで一つ問題が。
こいつに威圧って効くのか?無機物に威圧して意味があるのかって話なんだけど・・・。
バギンッ!ゴトゴトゴシャ!
めっちゃ効いてたわ。なんかコアが割れたような音がしたわ。
これってぜってぇ威圧の威力じゃねぇ。
まぁ、さすが俺の弟子と言ったところかな。でもさすがに無機物相手に威圧で圧勝するとか。……ありえねー。
「うむ。妾のだした条件はクリアしたようじゃのう。」
「はい!ゴーレム相手に威圧って効くかわかりませんでしたけど、なんかすごい効きましたね。」
あ、同じこと考えてた。
「くくくっ。そうか。恐らくじゃが、普通の威圧とスキルの威圧では何かが違うのかもしれないのぅ。
……っと、それよりも龍星よ。レベルはどうじゃ?恐らく、MAXになったと思うんじゃが。」
「え、えーっと……あ、はい。なってます。」
「うむ。そうか。……では今日はここで休憩としようか。」
俺はそう言いながら時空間の扉を作り、中に入る。龍星もあとに続き入る。
龍星が入ったことを確認し、扉を消す。そして、俺は料理場へ移動する。
「それでは、妾は飯を作ってくるぞ。
飯の用意ができるまで自主訓練でもしておくのじゃぞ。」
「はい。」
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
~食事→寝る→起きる→朝☆~
んんー……。さて、今日は何をしようかな?・・・っと、そーだ、その前に“鑑定”!
━━━━━━━━━━━━━━
種族 創破流静神
ステータス
レベル 1
HP~運 EX×2
流静神固有能力
魔法支配Lv-(New)
流静神化Lv-(New)
流静神術Lv-(New)
流静神法Lv-(New)
流静神技Lv-(New)
流静神能Lv-(New)
称号
創造と破壊を司る者(New)
━━━━━━━━━━━━━━
ほほう。かなり強くなったよのぅ。
……なんか言葉が変になったけど気にすんな。
さて、そんなことより、本当にだいぶ強くなったよなぁ。
まぁ、それでもギフトは与えますけど?・・・と、言うわけでドーン。
━━━━━━━━━━━━━━
ステータス
HP~運 ∞×2
【ギフト】
・零神の寵愛:Ⅹ
能力
不老長寿Lv-
━━━━━━━━━━━━━━
これでよし。さてと、んじゃ、あとはいつも通り待つべし。
あ、ちなみに神格化をしない理由だが、意味が無いからだ。
神に神格化をするとか無意味以外の何物でもねぇしな。
~翌朝~
「うむ。では、そろそろ出発するとしようかのぅ。」
「はい。」
以前言った通り、ここの敵は簡単に言えば表の敵の強化版だ。
しかし、ただの強化版ではなく、全ての魔物がSS~EX級である。普通のものならば、なすすべもなく殺されていくだろう。
だが、俺が育てた弟子だ。それが何を意味するか、大体の人はわかるだろう。
スッ、シンッ、スー、シュッ。
そう。これである。すっげぇ静かに倒していってるのだ。
最近は剣を扱う技術がおかしくなってきてる。
どのくらいおかしいかと言うと敵の首を切っても、剣の技術が凄すぎて、少しの間、細胞が死んだことに気づかない状態になっているということが多々あるくらいおかしい。
いやー、剣術っていきすぎると死ななくなるのかー。
・・・いや、なんでだよ。とも思うが……まぁいいや。
まぁ、こんな感じで途中で雑談なんかもしたりしながら進んで行き、俺たちは30階層のボス部屋前へ降り立った。
……え?最近飛ばしすぎ?いや、だって考えてみ?このダンジョンずっと洞窟型だから景色に大した代わりがなく、敵も表と見た目は変わりない。
こんな面白みのないダンジョンなんて見る意味なくね?
ま、ということで、
~30階層・ボス部屋前~
「では、行ってきます!」
「うむ。」
案の定、カットです。
ただし、今回は龍星に制限……いや、ミッション的なものを追加した。
その内容は、
『物理も魔法も使わず、威圧だけで倒せ。』
というものだ。
普通なら無理であろう。だが、何度も言うが、俺が育てたのだ。既に普通ではない。
ガチャ…。
「ゴゴゴガガァァァ!」
今回はゴーレムだった。そして、人型だ。
やはり、ここのダンジョンのボスは人型だけなのだろう。
っと、話を戻そう。このゴーレムはほかと同じく、エンペラー種で、グリムともついていた。そして、大罪はやはり、強欲だった。
だから、グリードグリムゴーレムエンペラーってのがこいつの正しい名前だ。まぁ、めんどいからゴーレムでいいや。
さて、ここで一つ問題が。
こいつに威圧って効くのか?無機物に威圧して意味があるのかって話なんだけど・・・。
バギンッ!ゴトゴトゴシャ!
めっちゃ効いてたわ。なんかコアが割れたような音がしたわ。
これってぜってぇ威圧の威力じゃねぇ。
まぁ、さすが俺の弟子と言ったところかな。でもさすがに無機物相手に威圧で圧勝するとか。……ありえねー。
「うむ。妾のだした条件はクリアしたようじゃのう。」
「はい!ゴーレム相手に威圧って効くかわかりませんでしたけど、なんかすごい効きましたね。」
あ、同じこと考えてた。
「くくくっ。そうか。恐らくじゃが、普通の威圧とスキルの威圧では何かが違うのかもしれないのぅ。
……っと、それよりも龍星よ。レベルはどうじゃ?恐らく、MAXになったと思うんじゃが。」
「え、えーっと……あ、はい。なってます。」
「うむ。そうか。……では今日はここで休憩としようか。」
俺はそう言いながら時空間の扉を作り、中に入る。龍星もあとに続き入る。
龍星が入ったことを確認し、扉を消す。そして、俺は料理場へ移動する。
「それでは、妾は飯を作ってくるぞ。
飯の用意ができるまで自主訓練でもしておくのじゃぞ。」
「はい。」
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
~食事→寝る→起きる→朝☆~
んんー……。さて、今日は何をしようかな?・・・っと、そーだ、その前に“鑑定”!
━━━━━━━━━━━━━━
種族 創破流静神
ステータス
レベル 1
HP~運 EX×2
流静神固有能力
魔法支配Lv-(New)
流静神化Lv-(New)
流静神術Lv-(New)
流静神法Lv-(New)
流静神技Lv-(New)
流静神能Lv-(New)
称号
創造と破壊を司る者(New)
━━━━━━━━━━━━━━
ほほう。かなり強くなったよのぅ。
……なんか言葉が変になったけど気にすんな。
さて、そんなことより、本当にだいぶ強くなったよなぁ。
まぁ、それでもギフトは与えますけど?・・・と、言うわけでドーン。
━━━━━━━━━━━━━━
ステータス
HP~運 ∞×2
【ギフト】
・零神の寵愛:Ⅹ
能力
不老長寿Lv-
━━━━━━━━━━━━━━
これでよし。さてと、んじゃ、あとはいつも通り待つべし。
あ、ちなみに神格化をしない理由だが、意味が無いからだ。
神に神格化をするとか無意味以外の何物でもねぇしな。
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