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第76話 異常になりすぎたステータス。

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第76話 異常になりすぎたステータス。


 訓練を始めて1ヶ月が経過した。
 この1ヶ月で、龍星が結構普通に話せるようになっていた。
 この1ヶ月のうちは、5分の3くらいはずっと訓練をしていた。

 あ、『ずっと』と言っても、寝ない、休まない、飯も食べないって訳じゃない。
 ちゃんと、寝るし、休憩もするし、飯もあげる。


 ちなみに、訓練のない他の日は、調合とか錬金術とかやった。
 あ、これは俺がやろうって言ったんじゃなくて、龍星がやりたいって言ったからだ。

 多分、龍星は生産系が好きなのかな?それとも、錬金術のような地球にない魔法みたいな技術が好きなのかな?


 ……まぁ、そこんとこはどうでもいいや。やりたいことを思うようにやらせればいいでしょ。
 んで、ダメなことはダメって言っときゃ、悪い方向には進まないはずだ。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 さて。今日の訓練は何をしようかな?……よし。決めた!

「龍星よ。今日はいよいよ魔物を討伐しにいくぞ。」

「は、はい!やっとですか!」

 俺はこの約1ヶ月、龍星に魔物を倒させていない。理由としては、レベルを上げずに訓練だけで、どこまで成長して停止するのか、試してみたくなったからだ。

 まぁ、結果だけ言うと、結構強くなったが、やっぱり限界もあった。
 ちなみに、今はその限界値まで到達してある。

「うむ。そろそろ訓練にも実戦を組み込んでいこうと思っておってな。頃合い的にも、そろそろいいかと思ってのぅ。どうじゃ?」

「はい!やります!」

「うむ。では、早速じゃが、魔物を探しに行くとするかのぅ。」

「はい!」


~数分後~

「ふむ。見つけたぞ。そこの左の道の通路で待ち伏せをしておる。」

「は、はい!」

「うむ。では、気をつけて行ってまいれ。」

「はい!」



 ………突然だが、ここで龍星のステータスを見せようと思う。

━━━━━━━━━━━━━
名前 リュウセイ・タキウチ
年齢 17
性別 男
種族 人族
職業 元学生

【ギフト】
零神の慈悲:Ⅹ

ステータス
レベル 3
HP 750,000,000/750,000,000
MP 750,000,000/750,000,000
攻撃 750,000,000
防御 500,000,000
魔攻 750,000,000
魔防 500,000,000
知識 500,000,000
精神 500,000,000
運 450,000,000

能力
全適正Lv-

固有スキル
究極化Lv10
戦神技Lv10
魔神法Lv10
技神術Lv10
神理眼Lv10
超越再生Lv10
完全無効Lv10
完全読解Lv10
森羅万象Lv10
事象変更Lv10
完全言語理解Lv10

魔法
元素魔法(火、水、土、風、光、闇無)Lv10

上位元素魔法(火炎、氷河、岩石、雷嵐、神聖、暗黒、幻想)Lv10

特殊魔法(時間、空間、音、影、召喚、古代、結界、合成、精霊、血、回復、想像、麻痺、睡眠、混乱、毒、妖、魔法陣、液体、個体、気体、色、爆発)Lv10

上位特殊魔法(時空、次元、重力、星、創造、虚無、破壊、原子、宇宙、解放、契約、聖霊、状態)Lv10


称号
ラノベ好き 異世界人 召喚された者 チートの持ち主 チート 零神に認められし者 零神の観察対象 
━━━━━━━━━━━━━

 そう。見ての通り、かなりのチートになった。
 あと、いつの間にかライムとハクのステータスを越えていた。

 スキルの方も、習得してすぐに究極化したせいで、すごいことになってしまった。


 でも、俺はもっと強くさせるつもりだ。できれば俺と同等近く、最低でもステータスを英語G~EX以上にしたいかな。

 え?強くさせすぎ?………キニスルナッ!

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 ………さて。話は変わるが、今、俺らが入っているこのダンジョンは、初心者が使うダンジョンである。簡単に言えば、10段階評価の1~2くらいしかない。

 そして、先程の異常すぎる龍星のステータス。
 そして、同じく異常なスキルと魔法。さらに、俺との戦闘訓練経験
 ………少なくとも、龍星は初心者では無い。いや、低めに見ても、そこら辺のSSランクやSSSランク冒険者以上である。

 ……つまり。どういうことかと言うと、

「あの。ゼロさん?敵弱すぎません?」

結論。
 強くしすぎた☆
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