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第75話 魔法訓練。
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第75話 魔法訓練。
~次の日だぜぃ~
「んぅう……んん。ふあぁ~っ。」
ああ、もう朝か。
俺たちは昨日、訓練が終わったあと、飯(手加減した料理)を食ってすぐ寝た。
あと、ベッドは一つしかなかったので、新しくベッドを隣に作ってそこで寝た。
ちなみに、ベッドを2つにしたことで龍星ががっかりしたようなほっとしたような顔をしていて、心の中で笑った。
さて。んじゃ、昨日言った通り、今日は魔法をやろうかな?
と、その前に。そもそもこいつって魔力感知できんのか?スキルにはでてないから、多分出来ないんだろうけど。
ちなみに今は朝の8:30ちょっと過ぎ。龍星はまだ起きていない。多分、昨日の訓練で疲れたのだろう。
……適当に料理を作っておけば多分、起きるだろう。
~料理始めて5分くらい~
「ふあぁ。ゼロさん…。おはようございます……。」
お、起きたか。
「む。起きたようじゃのぅ。うむ、おはよう。今日はパンと野菜のスープを作ったぞ。椅子に座って待っとれぃ。」
「……ふぁい。」
なんか、すげぇ眠そう(笑)。
~料理完成~
「うむ。いい感じじゃの。
…よし、では頂くとするかの。」
「はい。」
あ、目が覚めたみたい。
「「いただきます。」」
~数分後~
「ご馳走様でした。ゼロさん、料理美味しかったです。」
「うむ。それは良かったのぅ。
……では、10分くらい食休みじゃ。休み終わったら魔法の訓練に移るぞ。」
「はい!」
おぉう。すげぇ張り切ってんな。
~10分後~
「うむ。ではそろそろ始めるかのぅ。やるのは昨日と同じところじゃ。」
「はい!わかりました!では、僕は先行ってますね!」
ほんとにすげぇ張り切ってんな。そんなに楽しみだったのか?
っと、俺も行かねぇと!
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「では、訓練を始めようかのぅ。」
「はい!」
「まずは、妾がお主の体にある魔力を動かす。お主はそれを見つけて制御しておくれ。」
「えぇと、はい!」
「では、いくぞ!」
俺は龍星の魔力を動かした。
「?!うわぁ。なんか変な感じがします。っと、早く見つけないと。
………………………………あ!見つけました!多分、魔力ってこれですね。」
俺はいじるのをやめた。
「うむ。どうやら見つけたようじゃの。それを動かすことは出来そうか?」
「えぇと、やってみます!…………っ!できました!」
……いや、早くね?多分、経験値上昇+αのおかげだろうけど。あ、もしかしたら、元々才能あったのかもな。
「うむ。第1関門はクリアしたようじゃの。では、次に目を閉じよ。」
「え?あ、はい。」
「まずはその魔力を手に移動させてみよ。……うむ。できたようじゃの。
次に火をイメージせよ。
赤く、燃え上がるような、火を。
そして、手に送った魔力が、熱を持ち、真っ赤に、燃えている。」
「燃えて、いる。」
っ!すげぇ、龍星の手の上に小さな火が出てきた。
「そう。まるで、マグマのように熱く燃えておる。」
「熱く、燃えてる。」
っうぉ!本当にすっげぇ熱そうに燃えてる!ってか、熱!
「……うむ。そのまま、目を開けてみぃ。」
「は、い。っ!?うわわわ!な、なんですかこれ!?」
「落ち着け。お主が出した魔法じゃよ。お主なら操れるはずじゃ。」
「え、えぇと、わ、わかりました。やってみます!」
最初は、ふわふわと安定しなかったが、数十秒くらいで、安定できるようになっていた。
「ゼロさん!できました!」
「うむ。流石、飲み込みが早いのぅ。どうやら、魔法の才能もあったようじゃのぅ。」
多分、普通に才能があったんだろうなぁ。
「いえ、ゼロさんのおかげです!ありがとうございます!」
「くくくっ。礼には及ばぬ。
………うむ?そうじゃ、龍星よ話を戻すが、今日はこのまま、魔力の操作と、魔法のレベルを上げていくが、それで良いかの?」
「はい!わかりました!」
「うむ。良い返事じゃの。では、早速始めようかのぅ。」
~次の日だぜぃ~
「んぅう……んん。ふあぁ~っ。」
ああ、もう朝か。
俺たちは昨日、訓練が終わったあと、飯(手加減した料理)を食ってすぐ寝た。
あと、ベッドは一つしかなかったので、新しくベッドを隣に作ってそこで寝た。
ちなみに、ベッドを2つにしたことで龍星ががっかりしたようなほっとしたような顔をしていて、心の中で笑った。
さて。んじゃ、昨日言った通り、今日は魔法をやろうかな?
と、その前に。そもそもこいつって魔力感知できんのか?スキルにはでてないから、多分出来ないんだろうけど。
ちなみに今は朝の8:30ちょっと過ぎ。龍星はまだ起きていない。多分、昨日の訓練で疲れたのだろう。
……適当に料理を作っておけば多分、起きるだろう。
~料理始めて5分くらい~
「ふあぁ。ゼロさん…。おはようございます……。」
お、起きたか。
「む。起きたようじゃのぅ。うむ、おはよう。今日はパンと野菜のスープを作ったぞ。椅子に座って待っとれぃ。」
「……ふぁい。」
なんか、すげぇ眠そう(笑)。
~料理完成~
「うむ。いい感じじゃの。
…よし、では頂くとするかの。」
「はい。」
あ、目が覚めたみたい。
「「いただきます。」」
~数分後~
「ご馳走様でした。ゼロさん、料理美味しかったです。」
「うむ。それは良かったのぅ。
……では、10分くらい食休みじゃ。休み終わったら魔法の訓練に移るぞ。」
「はい!」
おぉう。すげぇ張り切ってんな。
~10分後~
「うむ。ではそろそろ始めるかのぅ。やるのは昨日と同じところじゃ。」
「はい!わかりました!では、僕は先行ってますね!」
ほんとにすげぇ張り切ってんな。そんなに楽しみだったのか?
っと、俺も行かねぇと!
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「では、訓練を始めようかのぅ。」
「はい!」
「まずは、妾がお主の体にある魔力を動かす。お主はそれを見つけて制御しておくれ。」
「えぇと、はい!」
「では、いくぞ!」
俺は龍星の魔力を動かした。
「?!うわぁ。なんか変な感じがします。っと、早く見つけないと。
………………………………あ!見つけました!多分、魔力ってこれですね。」
俺はいじるのをやめた。
「うむ。どうやら見つけたようじゃの。それを動かすことは出来そうか?」
「えぇと、やってみます!…………っ!できました!」
……いや、早くね?多分、経験値上昇+αのおかげだろうけど。あ、もしかしたら、元々才能あったのかもな。
「うむ。第1関門はクリアしたようじゃの。では、次に目を閉じよ。」
「え?あ、はい。」
「まずはその魔力を手に移動させてみよ。……うむ。できたようじゃの。
次に火をイメージせよ。
赤く、燃え上がるような、火を。
そして、手に送った魔力が、熱を持ち、真っ赤に、燃えている。」
「燃えて、いる。」
っ!すげぇ、龍星の手の上に小さな火が出てきた。
「そう。まるで、マグマのように熱く燃えておる。」
「熱く、燃えてる。」
っうぉ!本当にすっげぇ熱そうに燃えてる!ってか、熱!
「……うむ。そのまま、目を開けてみぃ。」
「は、い。っ!?うわわわ!な、なんですかこれ!?」
「落ち着け。お主が出した魔法じゃよ。お主なら操れるはずじゃ。」
「え、えぇと、わ、わかりました。やってみます!」
最初は、ふわふわと安定しなかったが、数十秒くらいで、安定できるようになっていた。
「ゼロさん!できました!」
「うむ。流石、飲み込みが早いのぅ。どうやら、魔法の才能もあったようじゃのぅ。」
多分、普通に才能があったんだろうなぁ。
「いえ、ゼロさんのおかげです!ありがとうございます!」
「くくくっ。礼には及ばぬ。
………うむ?そうじゃ、龍星よ話を戻すが、今日はこのまま、魔力の操作と、魔法のレベルを上げていくが、それで良いかの?」
「はい!わかりました!」
「うむ。良い返事じゃの。では、早速始めようかのぅ。」
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