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第53話 オークション会場まで。
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第53話 オークション会場まで。
俺がスマホをやり始めて約1時間後。
「うぅん。………ふわあぁぁ。ふっ、うーん。
……あ、主殿、おはようなのじゃぁ。」
あ、ハク起きた。寝起きかわいい。
「んー。おはよう。なぁ、起きて早々悪いが、なんでいるんだ?
お前達の部屋にもベッドあったろ?」
「………。すやぁ。」
寝た!?
「いや、寝るなや。答えなさいな。」
「……。いやぁ、ふへへ。」
「……。正直に答えないと、お前達がこの部屋に入れないようにs」
「主殿と一緒に寝たかったのじゃ!勝手に入ったのは謝るのじゃ!でも、1人は嫌じゃし、主殿と寝れないのも嫌だったのじゃ!」
答えるの早いねぇ。あと食い気味にくるねぇ。
「いや、まぁ別にいいんだけどさ。
なんか、一言言ってくれないとこっちも朝起きた時驚くからな?(嘘)
つーか、俺ん所に来るんなら部屋分けた意味なくね?」
「…うむ。われもそう思うのじゃ。出来れば主殿と一緒にいたいしのぅ。
……出来れば風呂も。(ボソッ」
うーん。部屋分けたのは失敗だったかな?うーん、どうしようか。
……あっ、風呂はまだダメな。
「うーん。なら俺ら3人用の部屋でも作るか?」
「……それがいいと思うのじゃ。」
「んじゃどこのへやn」
「……うぅん?……あっ、ますたぁ。おはようごらいまふぅ…。」
あ、ライムが起きた。あと、うまく喋れなくて噛んでるな。かわいい(確信)。
「ああ、おはよう。ライム。
あ、一応お前にも聞くけど、なんで俺の部屋にいる?
正直答えないと俺の部屋出きn」
「マスターと一緒に寝たかっただけですけど?」
あ、開き直ってる。あと、目覚め早いな。
「そうか。お前は正直だな。よし。お前出禁な。」 嘘である。
「!?」←ハク
「なっ!?なぜです!?」←ライム
「勝手に部屋に入ったから。そのせいでお前を信用していた俺の心はひどく傷ついた。」
もちろん嘘である。俺の心全くの無傷。
「うぅぅ。あんまりですぅ!嘘と言ってくださいぃ。許してくだざぁい!」
「ああ、今の嘘だし、怒ってもねぇ。」
「うぅぅ。許してください!ごめんな…さ、い?
……え、えと、今なんと?」
「うん。怒ってもねぇし、俺の心は傷ついてないし、出禁でもない。」
ん?なんでこんな酷いことを!っだって?
いやぁ、ライムが調子に乗ってたのと、いじめたくなっちゃったから、つい、ね?
「ほ、ほんとですか?ほんとにほんとですか?」
「ああ。本当だ。」
「………主殿酷いのぅ。」
「ん?なんだ?ハクは出禁になりたかったn」
「何でもないのじゃ!」
「そうか、ならいい。」
アッハッハッハッ。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
あの後、ライムにも事情を話し、部屋を決めに行った。
ちなみに俺たちの部屋の前の、たくさんある部屋の1番左側。
1番通路に近い所の部屋になった。
「よし。ここは3人部屋として扱うか。」
「そうじゃな。」「そうですね。」
「……あ、そういや、言い忘れてたけど、後でオークション行くぞ。」
「む?後でとはいつ頃じゃ?と言うよりも、今日オークションあったかのぅ?」
あ、オークションがあるかどうかの確認忘れてた。えーっと“全知:オークションの日程。”
『あと、9日後にあります。申し込みは1週間前まで受け付けるみたいです。』
「………。9日後にあるみたい。んで、申し込みが必要みたいだ。」
「では、今のうちに受け付けた方がいいのではないのか?」
「そう…だな。よっし、今から行くか。
お前らはついてくるか?今回は申し込みだけだからつまらないと思うぞ。」
「あ、なら我は残ってスマホであそんでるのじゃあ。」
「あ、私も残ってます。」
なんだ、2人とも来ねぇのか。
「んじゃ、行ってくるわ。」
「行ってらっしゃいなのじゃ!」
「行ってらっしゃいです!」
「んー。」
俺はオークションの申し込みに向かった。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
さて。じゃあ、全知道案内よろしくな。
『了解しました。まず、家を出たら右に……。』
~1時間半くらい?~
『最後にそこ角を曲がったらつきます。』
……遠くね?めっちゃ歩いたよ?1時間半ぶっ通しで歩くの疲れるわ(気分だけ)。
つーか、最近俺歩きすぎじゃね?まぁ体は疲れないからいいけど。
さて。俺の疲れの話はそこら辺の川に石とかを投げ捨てた時に飛び散る水しぶきのように弾けさせておいて。
んじゃ、オークション会場の中に入って受付に行くか。
俺がスマホをやり始めて約1時間後。
「うぅん。………ふわあぁぁ。ふっ、うーん。
……あ、主殿、おはようなのじゃぁ。」
あ、ハク起きた。寝起きかわいい。
「んー。おはよう。なぁ、起きて早々悪いが、なんでいるんだ?
お前達の部屋にもベッドあったろ?」
「………。すやぁ。」
寝た!?
「いや、寝るなや。答えなさいな。」
「……。いやぁ、ふへへ。」
「……。正直に答えないと、お前達がこの部屋に入れないようにs」
「主殿と一緒に寝たかったのじゃ!勝手に入ったのは謝るのじゃ!でも、1人は嫌じゃし、主殿と寝れないのも嫌だったのじゃ!」
答えるの早いねぇ。あと食い気味にくるねぇ。
「いや、まぁ別にいいんだけどさ。
なんか、一言言ってくれないとこっちも朝起きた時驚くからな?(嘘)
つーか、俺ん所に来るんなら部屋分けた意味なくね?」
「…うむ。われもそう思うのじゃ。出来れば主殿と一緒にいたいしのぅ。
……出来れば風呂も。(ボソッ」
うーん。部屋分けたのは失敗だったかな?うーん、どうしようか。
……あっ、風呂はまだダメな。
「うーん。なら俺ら3人用の部屋でも作るか?」
「……それがいいと思うのじゃ。」
「んじゃどこのへやn」
「……うぅん?……あっ、ますたぁ。おはようごらいまふぅ…。」
あ、ライムが起きた。あと、うまく喋れなくて噛んでるな。かわいい(確信)。
「ああ、おはよう。ライム。
あ、一応お前にも聞くけど、なんで俺の部屋にいる?
正直答えないと俺の部屋出きn」
「マスターと一緒に寝たかっただけですけど?」
あ、開き直ってる。あと、目覚め早いな。
「そうか。お前は正直だな。よし。お前出禁な。」 嘘である。
「!?」←ハク
「なっ!?なぜです!?」←ライム
「勝手に部屋に入ったから。そのせいでお前を信用していた俺の心はひどく傷ついた。」
もちろん嘘である。俺の心全くの無傷。
「うぅぅ。あんまりですぅ!嘘と言ってくださいぃ。許してくだざぁい!」
「ああ、今の嘘だし、怒ってもねぇ。」
「うぅぅ。許してください!ごめんな…さ、い?
……え、えと、今なんと?」
「うん。怒ってもねぇし、俺の心は傷ついてないし、出禁でもない。」
ん?なんでこんな酷いことを!っだって?
いやぁ、ライムが調子に乗ってたのと、いじめたくなっちゃったから、つい、ね?
「ほ、ほんとですか?ほんとにほんとですか?」
「ああ。本当だ。」
「………主殿酷いのぅ。」
「ん?なんだ?ハクは出禁になりたかったn」
「何でもないのじゃ!」
「そうか、ならいい。」
アッハッハッハッ。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
あの後、ライムにも事情を話し、部屋を決めに行った。
ちなみに俺たちの部屋の前の、たくさんある部屋の1番左側。
1番通路に近い所の部屋になった。
「よし。ここは3人部屋として扱うか。」
「そうじゃな。」「そうですね。」
「……あ、そういや、言い忘れてたけど、後でオークション行くぞ。」
「む?後でとはいつ頃じゃ?と言うよりも、今日オークションあったかのぅ?」
あ、オークションがあるかどうかの確認忘れてた。えーっと“全知:オークションの日程。”
『あと、9日後にあります。申し込みは1週間前まで受け付けるみたいです。』
「………。9日後にあるみたい。んで、申し込みが必要みたいだ。」
「では、今のうちに受け付けた方がいいのではないのか?」
「そう…だな。よっし、今から行くか。
お前らはついてくるか?今回は申し込みだけだからつまらないと思うぞ。」
「あ、なら我は残ってスマホであそんでるのじゃあ。」
「あ、私も残ってます。」
なんだ、2人とも来ねぇのか。
「んじゃ、行ってくるわ。」
「行ってらっしゃいなのじゃ!」
「行ってらっしゃいです!」
「んー。」
俺はオークションの申し込みに向かった。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
さて。じゃあ、全知道案内よろしくな。
『了解しました。まず、家を出たら右に……。』
~1時間半くらい?~
『最後にそこ角を曲がったらつきます。』
……遠くね?めっちゃ歩いたよ?1時間半ぶっ通しで歩くの疲れるわ(気分だけ)。
つーか、最近俺歩きすぎじゃね?まぁ体は疲れないからいいけど。
さて。俺の疲れの話はそこら辺の川に石とかを投げ捨てた時に飛び散る水しぶきのように弾けさせておいて。
んじゃ、オークション会場の中に入って受付に行くか。
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