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第46話 拠点購入 Part4。
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第46話 拠点購入 Part4。
「では、早速ですが、どのような家をご希望ですか?ざっくりとでいいのでどうぞ。」
うーん。どういうのがいいのかな?取り敢えず広い方がいいよな。
んで、部屋は……何個くらいがいいかな?……とにかく多めでいいか。
あと、書斎的なやつとか風呂も欲しいな。
あ、それと庭もほしいな。
金はあるしいくらかかってもいいか。
「んー。じゃあ、取り敢えず広めで、庭がついてるところ。あと、部屋も多めで。
それと、書斎と風呂がついてればいい。なければ作るから、なくてもいい。
あと、金はいくらかかってもいい。」
…あっ。金のこと話したら目の色変わった。
さっきまでゆったりした感じがあったのに、今は真面目な雰囲気がただよってる。
所詮、人は金か。
「……では、これらの物件などいかがでしょう?」
と、出してきたのは3つの物件。
1つ目は真ん中よりやや下にある家…というか屋敷。
屋敷の大きさはまぁまぁ。面積は結構あるが、少し庭が広い。
冒険者ギルドが近くにあり便利。
酒場が近くにあり、冒険者達がよく打ち上げをする。なので少しうるさい。
値段的には真ん中辺り。
2つ目は右斜め下に行ったところ。同じく屋敷。
屋敷の大きさは結構ある。面積も結構あるが、庭が小さすぎる。
職人フロアの近くなので、鍛冶師が多く、朝から夜まで「カーン、カーン」とうるさい。
そのせいで、値段が1番安い。
3つ目は真ん中より少し左下側。こちらもやはり、屋敷。
屋敷の大きさは結構ある。面積も結構ある。庭はまぁまぁある。
馬車の通りが多く、少しうるさい。
商業施設が多く買い物には困らなそう。
だが、1番高い。
うーん。どれがいいかな?メリット、デメリット的には3つ目がいいんだけど、やろうと思えば俺の場合、全部のメリット、デメリット無くせるからなぁ。
うるさいなら防音効果を家(屋敷)に付ければいいし。
金は払おうと思えばいくらでも払えるし。
メリットの方の冒険者ギルドと商業施設は転移すれば行けるし。
結果:どこでもいい。
まぁここは1番面積の多い3の屋敷にするか。
あっち(売る側)も高いやつを買ってもらえるなら嬉しいだろうし。
あ、一応見ておくか。マップで。
……うん。この家でいいな。面白そうなのも見つけたし。
「んー。じゃあ、3の屋敷でいいか。ハクとライムもそれでいいか?」
「いいのじゃ。」「いいですよ。」
……うーん。お前ら、返事くらいはスマホやめて言いなさんな。まぁいいけど。
「んじゃ、3つ目の屋敷を購入でお願いするわ。」
「え?あ、あの、家、見に行かなくていいんですか?」
「ああ。大丈夫、大丈夫。見たから。」
「へ?」「はい?」
あっやべっ。口が滑った。
まぁでも、意味わからんだろうし、分かったとしても信じられねぇだろうな。
そもそも説明すんのがめんどくせぇから適当に誤魔化すか。
「あー。まぁ、あまり気にすんな。取り敢えず購入手続きを頼むわ。」
「え、あ、は、はい。わかりました。
……それでは、こちらの契約書にサインを」
受付の人が紙を取り出し、担当員に渡した。
マリアがその紙を確認した後、その紙を俺に向けて机に置いた。
えーっと、なになに……。
なるほど。簡単に言うと家を買ったというレシートだな。
一括に払うか、ローンにするかってあるな。……一括でいいか。
んで、下に線があるからこの線の上に名前を書くんだな。
んじゃ、ゼロっと。これでよし。
「ほい。書けましたよっと。あと、金だよな。
えーっと……約500万か。んじゃ(創造:大白金貨1枚)、ほい。大白金貨。」
「え?あ、えーっと…はい。お釣りの大金貨4枚と金貨2枚と大銀貨1枚と銀貨3枚です。
これで購入は完了です。引越しなどはどういたしますか?こちらでやる場合は割引になりますけど。」
「ん。ありがとさん。けど、引越しはいいや。特に引越しの荷物とかないし。」
「そ、そうですか。……あ!案内はどうしますか?」
「んー。場所分かるしいいや。」
「え?そ、そうですか……。」
あ、しょんぼりしてる。あ、惚れてるのか。
うーん。やっぱり人間って顔さえよければいいのかねぇ?
悲しい生き物だねぇ人間って。
ん?俺はどうなんだって?
いや、俺、半分人間じゃないし、そもそも俺ってほら、もう横に二人(ハクとライム)いるし。
さて。そんなことは置いといて。早速家に向かうか。
「では、早速ですが、どのような家をご希望ですか?ざっくりとでいいのでどうぞ。」
うーん。どういうのがいいのかな?取り敢えず広い方がいいよな。
んで、部屋は……何個くらいがいいかな?……とにかく多めでいいか。
あと、書斎的なやつとか風呂も欲しいな。
あ、それと庭もほしいな。
金はあるしいくらかかってもいいか。
「んー。じゃあ、取り敢えず広めで、庭がついてるところ。あと、部屋も多めで。
それと、書斎と風呂がついてればいい。なければ作るから、なくてもいい。
あと、金はいくらかかってもいい。」
…あっ。金のこと話したら目の色変わった。
さっきまでゆったりした感じがあったのに、今は真面目な雰囲気がただよってる。
所詮、人は金か。
「……では、これらの物件などいかがでしょう?」
と、出してきたのは3つの物件。
1つ目は真ん中よりやや下にある家…というか屋敷。
屋敷の大きさはまぁまぁ。面積は結構あるが、少し庭が広い。
冒険者ギルドが近くにあり便利。
酒場が近くにあり、冒険者達がよく打ち上げをする。なので少しうるさい。
値段的には真ん中辺り。
2つ目は右斜め下に行ったところ。同じく屋敷。
屋敷の大きさは結構ある。面積も結構あるが、庭が小さすぎる。
職人フロアの近くなので、鍛冶師が多く、朝から夜まで「カーン、カーン」とうるさい。
そのせいで、値段が1番安い。
3つ目は真ん中より少し左下側。こちらもやはり、屋敷。
屋敷の大きさは結構ある。面積も結構ある。庭はまぁまぁある。
馬車の通りが多く、少しうるさい。
商業施設が多く買い物には困らなそう。
だが、1番高い。
うーん。どれがいいかな?メリット、デメリット的には3つ目がいいんだけど、やろうと思えば俺の場合、全部のメリット、デメリット無くせるからなぁ。
うるさいなら防音効果を家(屋敷)に付ければいいし。
金は払おうと思えばいくらでも払えるし。
メリットの方の冒険者ギルドと商業施設は転移すれば行けるし。
結果:どこでもいい。
まぁここは1番面積の多い3の屋敷にするか。
あっち(売る側)も高いやつを買ってもらえるなら嬉しいだろうし。
あ、一応見ておくか。マップで。
……うん。この家でいいな。面白そうなのも見つけたし。
「んー。じゃあ、3の屋敷でいいか。ハクとライムもそれでいいか?」
「いいのじゃ。」「いいですよ。」
……うーん。お前ら、返事くらいはスマホやめて言いなさんな。まぁいいけど。
「んじゃ、3つ目の屋敷を購入でお願いするわ。」
「え?あ、あの、家、見に行かなくていいんですか?」
「ああ。大丈夫、大丈夫。見たから。」
「へ?」「はい?」
あっやべっ。口が滑った。
まぁでも、意味わからんだろうし、分かったとしても信じられねぇだろうな。
そもそも説明すんのがめんどくせぇから適当に誤魔化すか。
「あー。まぁ、あまり気にすんな。取り敢えず購入手続きを頼むわ。」
「え、あ、は、はい。わかりました。
……それでは、こちらの契約書にサインを」
受付の人が紙を取り出し、担当員に渡した。
マリアがその紙を確認した後、その紙を俺に向けて机に置いた。
えーっと、なになに……。
なるほど。簡単に言うと家を買ったというレシートだな。
一括に払うか、ローンにするかってあるな。……一括でいいか。
んで、下に線があるからこの線の上に名前を書くんだな。
んじゃ、ゼロっと。これでよし。
「ほい。書けましたよっと。あと、金だよな。
えーっと……約500万か。んじゃ(創造:大白金貨1枚)、ほい。大白金貨。」
「え?あ、えーっと…はい。お釣りの大金貨4枚と金貨2枚と大銀貨1枚と銀貨3枚です。
これで購入は完了です。引越しなどはどういたしますか?こちらでやる場合は割引になりますけど。」
「ん。ありがとさん。けど、引越しはいいや。特に引越しの荷物とかないし。」
「そ、そうですか。……あ!案内はどうしますか?」
「んー。場所分かるしいいや。」
「え?そ、そうですか……。」
あ、しょんぼりしてる。あ、惚れてるのか。
うーん。やっぱり人間って顔さえよければいいのかねぇ?
悲しい生き物だねぇ人間って。
ん?俺はどうなんだって?
いや、俺、半分人間じゃないし、そもそも俺ってほら、もう横に二人(ハクとライム)いるし。
さて。そんなことは置いといて。早速家に向かうか。
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