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第1話 プロローグ。
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第1話 プロローグ
高校の授業が終わり、黒金 陽太は眠そうに帰りの支度をしていた。
「寝みぃ、早く帰って寝よ。」
陽太は人とはあまりつるまない。つまりボッチだ。一緒に帰る友達もいない。
陽太は1人、帰り道を歩いていた。
・・・すると、すぐ近くの電柱の所で蹲っている人を見つけた。
「…?何してんだ?あの人。」
すると、急に立ち上がったと思ったら、手に銀色に光るものがっ!!!
「なっ!?!?」
ブスッ。
「ひひ、ふへへへ、は、ははは」
「ぐっ!!何…しやが…る!」
「ふへ…へ、…はは……ひ………」
(くそっ…なに…が…こいつは…一体?……!)
段々と意識が薄れていく中、近くの電柱に、「通り魔注意!」と書かれていた。それを見て
(なん…だよ……通り魔…かよ。なんで、こん……なこと……に…ダメだ………意識が……無くなr)
そこで、陽太の意識は無くなった。
「……な…い、
おき……い!
おきなさい!!」
(はっ!)
陽太は起きると目の前に真っ白で遠近感が無い、部屋のような場所にいた。
(え?ここは?なんで意識が?死んだはずじゃ?ここは天国?それとも地獄?一体何g「やっと起きたわね!」
!!!!??)
陽太の目の前には白い服を着た可愛い女の子がいた。
「えっ?ここ何処?死んだはずじゃ?なんでここに?ていうか、君誰?」
「そんなに沢山一気に言わないで!ちゃんと1つずつ答えてあげるから!」
1.ここは神界。
2.君はたしかに死んだ。
3.君の死はこっちの手違いで一時的にここにいる。
4.私は神。
「……」
(え?え??どゆこと?この子が神なの?え?は?え?)
「…少し混乱してるみたいね。話が進まないから正常に戻すわよ。」
「え?っっっ!!?」
(??!!
あああああああ頭が痛い!!)
「そろそろかな?」
(ああ…あ?痛みが無くなった?)
「これで話せるわね。」
「あ、はい。…ところで、今のは?」
「ああ、正常に戻すとああなることが多いのよ。ごめんね。」
「あ、はい。」
「そろそろ話すわよ。………」
(…今聞いた話を纏めると、俺は、こちらの手違いで死んだから輪廻とかが、変な風に乱れてしまい俺を輪廻から外すことで、乱れを直したらしい。
それで、何とか直ったんだけど、俺は輪廻から外れたまま戻しちゃったらしい。
それで、選択肢として異世界に行くかこのまま消えるか選ぶみたい。……選択肢ひとつしか無くね?)
「じゃあ、異世界で。」
(ここで言う異世界とは、ゲームでよくある「剣と魔法のファンタジー世界」だ。
俺は一応オタクみたいなものでそういうのはめっちゃ好きで、小説とかでもよく異世界系を見る。
その異世界に行けるとは!めっちゃ興奮するわ!)
「分かったわ。あと、こっちからお詫びとしてなにかスキルを上げるわ」
(おぉ!!!何にしようかな!
…ん?何個貰えるんだ?)
「なぁ、何個スキルくれるんだ?」
「5個よ。」
「え?それ以上は無理なの?」
「無理よ。」
「えー」
「えーって言われても無理なものは無理よ?」
(!そうだ。)
「なぁ、これって自分でスキルを作ってもいいか?」
「?別にいいけどスキル作る能力は無理よ?」
「分かってるって!」
「そう。」
~50分後~
「終わったぞ!」
(長かった~考えるのにめっちゃ時間かかったわ~疲れた~。
ちなみに神様は途中から飽きたみたいでティータイムしてた。)
「あらそう、どれどれ。」
スキル
鑑定・神
全てのことを調べて理解出来る。
言語理解・神
全ての言語を理解することが出来る。
ヘルプ・神
質問やスキルや魔法の内容など、全て答えてくれる。
道具作成
道具を作ることが出来る
分解&再構築・神
分解したものを再構築できる。
「上の3つは分かるけど最後の2つは?」
「ああ、両方、生活補助みたいなもんだ。」
「成程。
…じゃあ、そろそろ送るわよー」
女神がそういうと足元に魔法陣が出てきた。
「了解。じゃあな」
魔法陣が光って…
「ええ。さようなら。多分ついた時に今やったスキルがあると思うわ。自分に鑑定でもしなさいね。」
陽太の意識が途切れた。
高校の授業が終わり、黒金 陽太は眠そうに帰りの支度をしていた。
「寝みぃ、早く帰って寝よ。」
陽太は人とはあまりつるまない。つまりボッチだ。一緒に帰る友達もいない。
陽太は1人、帰り道を歩いていた。
・・・すると、すぐ近くの電柱の所で蹲っている人を見つけた。
「…?何してんだ?あの人。」
すると、急に立ち上がったと思ったら、手に銀色に光るものがっ!!!
「なっ!?!?」
ブスッ。
「ひひ、ふへへへ、は、ははは」
「ぐっ!!何…しやが…る!」
「ふへ…へ、…はは……ひ………」
(くそっ…なに…が…こいつは…一体?……!)
段々と意識が薄れていく中、近くの電柱に、「通り魔注意!」と書かれていた。それを見て
(なん…だよ……通り魔…かよ。なんで、こん……なこと……に…ダメだ………意識が……無くなr)
そこで、陽太の意識は無くなった。
「……な…い、
おき……い!
おきなさい!!」
(はっ!)
陽太は起きると目の前に真っ白で遠近感が無い、部屋のような場所にいた。
(え?ここは?なんで意識が?死んだはずじゃ?ここは天国?それとも地獄?一体何g「やっと起きたわね!」
!!!!??)
陽太の目の前には白い服を着た可愛い女の子がいた。
「えっ?ここ何処?死んだはずじゃ?なんでここに?ていうか、君誰?」
「そんなに沢山一気に言わないで!ちゃんと1つずつ答えてあげるから!」
1.ここは神界。
2.君はたしかに死んだ。
3.君の死はこっちの手違いで一時的にここにいる。
4.私は神。
「……」
(え?え??どゆこと?この子が神なの?え?は?え?)
「…少し混乱してるみたいね。話が進まないから正常に戻すわよ。」
「え?っっっ!!?」
(??!!
あああああああ頭が痛い!!)
「そろそろかな?」
(ああ…あ?痛みが無くなった?)
「これで話せるわね。」
「あ、はい。…ところで、今のは?」
「ああ、正常に戻すとああなることが多いのよ。ごめんね。」
「あ、はい。」
「そろそろ話すわよ。………」
(…今聞いた話を纏めると、俺は、こちらの手違いで死んだから輪廻とかが、変な風に乱れてしまい俺を輪廻から外すことで、乱れを直したらしい。
それで、何とか直ったんだけど、俺は輪廻から外れたまま戻しちゃったらしい。
それで、選択肢として異世界に行くかこのまま消えるか選ぶみたい。……選択肢ひとつしか無くね?)
「じゃあ、異世界で。」
(ここで言う異世界とは、ゲームでよくある「剣と魔法のファンタジー世界」だ。
俺は一応オタクみたいなものでそういうのはめっちゃ好きで、小説とかでもよく異世界系を見る。
その異世界に行けるとは!めっちゃ興奮するわ!)
「分かったわ。あと、こっちからお詫びとしてなにかスキルを上げるわ」
(おぉ!!!何にしようかな!
…ん?何個貰えるんだ?)
「なぁ、何個スキルくれるんだ?」
「5個よ。」
「え?それ以上は無理なの?」
「無理よ。」
「えー」
「えーって言われても無理なものは無理よ?」
(!そうだ。)
「なぁ、これって自分でスキルを作ってもいいか?」
「?別にいいけどスキル作る能力は無理よ?」
「分かってるって!」
「そう。」
~50分後~
「終わったぞ!」
(長かった~考えるのにめっちゃ時間かかったわ~疲れた~。
ちなみに神様は途中から飽きたみたいでティータイムしてた。)
「あらそう、どれどれ。」
スキル
鑑定・神
全てのことを調べて理解出来る。
言語理解・神
全ての言語を理解することが出来る。
ヘルプ・神
質問やスキルや魔法の内容など、全て答えてくれる。
道具作成
道具を作ることが出来る
分解&再構築・神
分解したものを再構築できる。
「上の3つは分かるけど最後の2つは?」
「ああ、両方、生活補助みたいなもんだ。」
「成程。
…じゃあ、そろそろ送るわよー」
女神がそういうと足元に魔法陣が出てきた。
「了解。じゃあな」
魔法陣が光って…
「ええ。さようなら。多分ついた時に今やったスキルがあると思うわ。自分に鑑定でもしなさいね。」
陽太の意識が途切れた。
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