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関係者の方でしたか
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あれから数日。
二通の手紙が届きました。
一つは神様からのお礼状。
あんな武器を大量に流失させて、この日本を破壊する気ですか?と書いたところ、面目ないという返事。
あまり詳しく書けないが、当人たちに必要になると踏んで支給したモノだということだったので、あちらの神様とこちらの神様のやりとりの中、何か手違いがあったんだろうと勝手に解釈。
まぁ~なんにせよ、この日本にあんな物騒なものはいらないし、イデアにもあんな物騒なものを持って戦ってほしくないと思ってたから、この地球上から消せて本当に良かったとほっとしながらもう一通の手紙を見てみると、先日武器を購入した出品者さんからでした。
やり取りと、こちらから送ったお金が届いたことに対してのお礼。
そして、異世界アルテミスについて、連れがお話したいことがあるということなので、一度何らかの形で話が出来ないか?という事だったので、一緒に書かれていた電話番号とラインのIDがあったので迷わずラインの登録をし「はじめまして、先日お世話になった村主です」と入れる。
しばらくすると返事があったので、お互いお礼を言いながら話を続けていくと、どうやら相手の彼女さんがアルテミスの関係者の方らしく、あの武器について一度話がしたいという事だったので、こちらにもアルテミスから来た者がいるので、いろいろ相談させて欲しいと言うと、是非是非と言ってくれた為、日程を合わせてお会いすることにしたんだ。
そのやりとりを家族みんなに見せると、いい機会だから話した方がいい、どうせなら美味しいモノ食べながら話しない?イデアの事も相談したいし、相手の彼女さんがどんな立場の人なのかも聞いてみたい・・・etc・・・いろいろ話が尽きなかったので、そんな事を紙にまとめながら、相手の方と日程度調整したんだ。
そして当日。
お互い連れが目立つので、待ち合わせ場所に行けばすぐにわかりますという事を言っていたんだけど、本当にすぐにわかっちゃったんだ。
相手の方の彼女さんは、赤い髪の毛を少し長めの場所で束ねた小柄な方。
緊張なさってるのか?少しきつい表情をしているんだけど、吸い込まれるような大きな目が印象的な美人さん。
こちらは銀髪の長身美人さんのイデアがいるもんだから、周りから「コスプレイベント?映画?なんか撮影でもあるのか?」なんて声が聞こえてきた気がするんだけど、気のせい・・・かな?
相手の男性の方は、ラインで感じていた印象の通り、とても真面目そうで礼儀正しい方だったんでほっとし、とりあえずゆっくりお話をしたいからと目的地の洋食屋さんへ向かう事にしたんだ。
ハンバーグが美味しい、家族向けに人気のお店で、個室もあり、駅から近い事を理由にしたんだけど、どうかなぁ?って思いながら相手の方を見ると「とてもいい匂い♪」と喜んでる彼女さんとそれを見てにこにこしている彼氏さんがいたので、良かったとほっとしながら入店。
あらかじめ予約しておいた個室に案内され、各々が何となく席に着くと、何となくお互い緊張してしまったので、何となく自己紹介をはじめてみた。
ごく普通のサボリーマンと、兼業主婦。
もうすぐ中学校の生意気盛りな息子と、養子に迎えたアルテミスの住人イデアです。
そんな事を言うと、目の前の女の子が目を大きく見開き『やっぱり』なんてつぶやく。
その反応を見て、俺は彼女に向かって、武器の事について問いただしたかったんですよね?と言うと、彼女はその通り!と言わんばかりに首を縦に振り口を開いた。
「私はアルテミス魔族領辺境地域領主クレア、あの武器はとても危険な物だと言うのはご存じだろうか?何かのきっかけで封印が解かれると、ひとつひとつの武器に強力な力が宿っているため、この国にとってきっと悪いことが起きると思い、今回は忠告のため参った次第だ」
そう言うと、その大きな瞳をさらに大きく見開きこちらを見ている。
あ、こりゃ、返答次第では殺す!って感じだな~って思いながらも、あの武器はあちらの神様に返しましたよと言いながら、天使便の受領書や神様の手紙、そして通話用のリングを置き、今までの経緯を話すと、彼女は俺に断ってそれらを手に取り何かしてる。
そして、 一通りいじったり、手に持っていたスマートフォンで何やら検索をしたりしているようだったが、ようやく納得したのか?こちらから手渡したものを返してくれた。
「確かにこの品物からは神々しい魔力を感じるし、複雑な呪文なども書かれているのでおそらく あなたがいていることは間違いないだろう。 今までのあなたの誠実な行動を見て信頼できる方だと思うので、私は今の話信じたいと思います」
そう言うと同時に、近くから『ぐ~ぎゅるぎゅる~』なんて盛大に音がして、それと同時に目の前の女の子の顔が真っ赤になる。
それと同時に、隣にいた男の子が「いやぁ~ホッとしたらお腹が空いてしまいました。良かったら食べ物注文しても良いですか?」なんて言ってきたので、みんなでメニューを見始める。
ふと男性の方を見ると、彼女さんと本当に仲が良いんだろうね、メニュー見ながら笑いあってるよ。彼女への気遣いがさりげなく出来る良い彼氏さんだなぁ~と思いながら、こちらも料理を決める。
あ、失礼な事を言いそうになった息子の口は俺がふさぎ、俺の口はカミサンが塞いでた…そんなに信用ないかね、カミサン…
二通の手紙が届きました。
一つは神様からのお礼状。
あんな武器を大量に流失させて、この日本を破壊する気ですか?と書いたところ、面目ないという返事。
あまり詳しく書けないが、当人たちに必要になると踏んで支給したモノだということだったので、あちらの神様とこちらの神様のやりとりの中、何か手違いがあったんだろうと勝手に解釈。
まぁ~なんにせよ、この日本にあんな物騒なものはいらないし、イデアにもあんな物騒なものを持って戦ってほしくないと思ってたから、この地球上から消せて本当に良かったとほっとしながらもう一通の手紙を見てみると、先日武器を購入した出品者さんからでした。
やり取りと、こちらから送ったお金が届いたことに対してのお礼。
そして、異世界アルテミスについて、連れがお話したいことがあるということなので、一度何らかの形で話が出来ないか?という事だったので、一緒に書かれていた電話番号とラインのIDがあったので迷わずラインの登録をし「はじめまして、先日お世話になった村主です」と入れる。
しばらくすると返事があったので、お互いお礼を言いながら話を続けていくと、どうやら相手の彼女さんがアルテミスの関係者の方らしく、あの武器について一度話がしたいという事だったので、こちらにもアルテミスから来た者がいるので、いろいろ相談させて欲しいと言うと、是非是非と言ってくれた為、日程を合わせてお会いすることにしたんだ。
そのやりとりを家族みんなに見せると、いい機会だから話した方がいい、どうせなら美味しいモノ食べながら話しない?イデアの事も相談したいし、相手の彼女さんがどんな立場の人なのかも聞いてみたい・・・etc・・・いろいろ話が尽きなかったので、そんな事を紙にまとめながら、相手の方と日程度調整したんだ。
そして当日。
お互い連れが目立つので、待ち合わせ場所に行けばすぐにわかりますという事を言っていたんだけど、本当にすぐにわかっちゃったんだ。
相手の方の彼女さんは、赤い髪の毛を少し長めの場所で束ねた小柄な方。
緊張なさってるのか?少しきつい表情をしているんだけど、吸い込まれるような大きな目が印象的な美人さん。
こちらは銀髪の長身美人さんのイデアがいるもんだから、周りから「コスプレイベント?映画?なんか撮影でもあるのか?」なんて声が聞こえてきた気がするんだけど、気のせい・・・かな?
相手の男性の方は、ラインで感じていた印象の通り、とても真面目そうで礼儀正しい方だったんでほっとし、とりあえずゆっくりお話をしたいからと目的地の洋食屋さんへ向かう事にしたんだ。
ハンバーグが美味しい、家族向けに人気のお店で、個室もあり、駅から近い事を理由にしたんだけど、どうかなぁ?って思いながら相手の方を見ると「とてもいい匂い♪」と喜んでる彼女さんとそれを見てにこにこしている彼氏さんがいたので、良かったとほっとしながら入店。
あらかじめ予約しておいた個室に案内され、各々が何となく席に着くと、何となくお互い緊張してしまったので、何となく自己紹介をはじめてみた。
ごく普通のサボリーマンと、兼業主婦。
もうすぐ中学校の生意気盛りな息子と、養子に迎えたアルテミスの住人イデアです。
そんな事を言うと、目の前の女の子が目を大きく見開き『やっぱり』なんてつぶやく。
その反応を見て、俺は彼女に向かって、武器の事について問いただしたかったんですよね?と言うと、彼女はその通り!と言わんばかりに首を縦に振り口を開いた。
「私はアルテミス魔族領辺境地域領主クレア、あの武器はとても危険な物だと言うのはご存じだろうか?何かのきっかけで封印が解かれると、ひとつひとつの武器に強力な力が宿っているため、この国にとってきっと悪いことが起きると思い、今回は忠告のため参った次第だ」
そう言うと、その大きな瞳をさらに大きく見開きこちらを見ている。
あ、こりゃ、返答次第では殺す!って感じだな~って思いながらも、あの武器はあちらの神様に返しましたよと言いながら、天使便の受領書や神様の手紙、そして通話用のリングを置き、今までの経緯を話すと、彼女は俺に断ってそれらを手に取り何かしてる。
そして、 一通りいじったり、手に持っていたスマートフォンで何やら検索をしたりしているようだったが、ようやく納得したのか?こちらから手渡したものを返してくれた。
「確かにこの品物からは神々しい魔力を感じるし、複雑な呪文なども書かれているのでおそらく あなたがいていることは間違いないだろう。 今までのあなたの誠実な行動を見て信頼できる方だと思うので、私は今の話信じたいと思います」
そう言うと同時に、近くから『ぐ~ぎゅるぎゅる~』なんて盛大に音がして、それと同時に目の前の女の子の顔が真っ赤になる。
それと同時に、隣にいた男の子が「いやぁ~ホッとしたらお腹が空いてしまいました。良かったら食べ物注文しても良いですか?」なんて言ってきたので、みんなでメニューを見始める。
ふと男性の方を見ると、彼女さんと本当に仲が良いんだろうね、メニュー見ながら笑いあってるよ。彼女への気遣いがさりげなく出来る良い彼氏さんだなぁ~と思いながら、こちらも料理を決める。
あ、失礼な事を言いそうになった息子の口は俺がふさぎ、俺の口はカミサンが塞いでた…そんなに信用ないかね、カミサン…
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