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頑張ったね
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翌日市役所に行き、イデアを養子にしたいと申し出をし、あっさり受理されてびっくり。
その足で、職場にも行き、養子の話をしたあと各種手続きを出来るだけ行い帰ってきた。
手続きをしている間、皆さん驚きはしていたものの、今まで相談などをしていたのが良かったのか?割とあっさり手続きが出来てしまって、首を傾げてしまった俺がいました。
"事務手続きは面倒くさい"
今までずっと思っていた事なんだけど、必要だからやるって当たり前の事が、当たり前すぎて抜けてしまってたのかな?
やってしまっていたら、案外スムーズにいくものかな?なんて、こんな事務手続きを通して、自分のズボラっぷりを少し反省した俺でした。
◇ ◇ ◇ ◇
そして数日後、アサヒナさんが再度訪問してくれた。
今回は、事前に手紙という形で日時を指定してくださったので、みんなで家を片付けて待つ余裕があって本当に助かったよ。
今回は勇気にも一緒にいてもらおうと思ってたから、ざっとアサヒナさんの事を話してみたんだけど、鎧姿の戦隊ヒーロー風のイケメソという話をしたら、ちょっと興味を持った様子。だけど、今回は鎧姿で来ることはやめて下さいと言っているので、そのむね話したら「ちぇーつまんないの」とか言ってるの。
勇気、気持ちはわかるけど仕方がないんだよ!
たぶんあの格好で来たら、下手したらお巡りさんに職務質問に会ってしまうよ。
現在の日本で鎧を着て普段着として着てる人もいないし、剣をさしてる時点で、銃刀法違反で警察のご厄介になる可能性もあるからね。ご近所さんにも迷惑かけたくないし、何よりアサヒナさんにも迷惑かけたくない!本当に余計なトラブルは避けたいのよ!
まあ、今回は念をおした事もあり、アサヒナさんは、昼間に着流しのような…着物に似た衣装で来てくださったんだ。
「こちらの世界は窮屈で嫌ですなー」
と、刀を持っていないことに不安を感じているのか?タバコが切れてイライラするどこかの若者ような感じで、腰に手を置いては、刀を掴むように手をわきわきしてる。
そんな様子を見る俺に気がついたのか?
アサヒナさんは、こほん!と咳をするふりをして俺らの目の前に水晶のようなもの置いて、何やら調整し始めた。
「あっ、そこの四角い画面にメッセージを写したいのですが、よろしいでしょうか?」
なんて言ってきたので、遠慮なく使ってと言うと、水晶から何か光線が伸び、テレビの端子に繋がる様子を見て、あ~水晶イコール再生機か~なんて思っていたら、何やら手に力を込めて水晶を光らせ、テレビに何かを送り込むと画面に、漆黒の肌に立派な角を持った精悍な顔つきの男性が浮かび上がったんだ。
何やら画面の前でポリポリ足を掻いていて、撮影前のリラックスした様子が見えたが、その様子を撮影している人が「我が君!もう撮影は始まっておりますぞ!もう少しちゃんとなされ!」という言葉に反応し、姿勢を正す。
悪い悪い~と言いながら、気合を入れるためか?自分の手で顔を叩き真剣な顔つきになる。
そして、じーっと画面を見てから、言葉を選んでいるような様子を見せながら口を開いた。
「この度は急な訪問申し訳なく思う。我が名はヘリオン、魔族領の第一王子である」
そう名乗ると、今回アサヒナさんが来るまでの経緯について、改めて説明を始めてくれた。
説明はアサヒナさんがしてくれた通りだったんでここでは省略するけど、話の合間合間に「俺は別にこんな儀式どうでもいいんだけどな」なんて言葉を入れていると当り、本当にどうでもいいんだろうなぁ~なんて思っていると、アサヒナさんが「たくっ!恥ずかしい・・・もう少し王子らしく振舞えっての」なんて言ってる。
思わずアサヒナさんと目が合うと「大丈夫ですよ。王子は気軽に我々と食事などする仲なので、これくらいの事言っても笑って許されますよ」なんて言ってるの。
アサヒナさんの言う通りだったら、王子さまもフランクな感じなのかな?なんて思っていたら、いつの間にか説明が終わっていて、「ぶっちゃけ!」なんて声が聞こえてきたので、テレビ画面に視線を戻すと
「あのな、ぶっちゃけて言うと、こんな儀式の一つが終わらないだけでこんなにモヤモヤするとは思わなかったんだよな。何より自分と縁があるかも知れない女性がいるにも関わらず、会えないってのがとっても嫌だ!婚約者うんぬん抜きにして、貴方がどんな方なのか?一度お目にかかりたいという気持ちがとても強くなっているので、良かったら一度会えないものか?」
なんて言ってる。
まぁ、気持ちはわからないでもないなぁ。
きっと、儀式が終わらない事にたいしていろいろ言われることもあるだろうし、あと一人会うだけで終わる儀式を年で待たされるのも、地味に辛いよなぁ~って思ったら、会うだけですぐに帰れるものならすぐにでも会わせてあげたいなぁ~なんて思っちゃった俺がいましたよ。
ただ、問題はイデア。
あれからいろいろ考えてくれてる見たいなんだけど、急かすのも嫌なんで、返答は今日自分で言ってくれと話をしてある。時々カミサンとそのことについて話をしているのを見かける事があったので、きっと今日に合わせて答えを用意していると思ったんだ。
一応、王子様について、アサヒナさんに質問したところ、王子様はまだまだ女性との付き合いなどはなく、そのような考えもない”お子ちゃま”なので、女の子とお付き合いをするとか、自分が結婚するということは全く考えられないということを言ってる。
まぁ~なんにせよ、今日何らかの返事をするとは言っているので、イデアの方に視線を向けると、わかってるよというような表情をしていたので、アサヒナさんに返事をしたいので水晶の準備をお願いしますというと、そそくさと準備を始める。
将軍と言っても、こんな雑用とかいっぱいして大変だなぁ~って思っていたら、口に出ていたのか?
「将軍と言っても一番下っ端ですし、各将軍方のお茶出しやら機材の設置などもすることは多いので、まだまだ気持ちは一兵卒と思っています。あ、奥方様お茶ありがとうございます!」なんて事を言いながら手を動かしているんだ。ホント、働き者だなぁ・・・この人。
で、ようやく準備が出来たようで、イデアに向けてお話しいただけますか?という事を言ってきたので、イデアに思ったことを言ってもらおうと思ったら、俺らに一緒にいて欲しいと言ってきたので、イデアの両脇にカミサンと勇気を座らせ、俺はイデアの後ろで立ってることにした。
みんなに囲まれ、少し落ち着いてきたのか?水晶を目の前にして、イデアは思ったことを話していく。
「私は、アルテミスの世界にいた頃は、人間の奴隷として小さい頃から周りの世界を知らないまま働いていました。ずっと檻に閉じ込められ、行動の制限もされ 自分が生きているか死んでいるかもわからないような感覚のまま生きてきました」
「ただ、あるきっかけで、今、この異世界にいて、両隣にいるマサさん、ユキさん、そしてそのお子様であるゆうくんと四人で生活をしています。ここに来て1月と少し経ちますが、今ここにいる人達は、私のことを奴隷ではなく人として接してくださり、私に人としての尊厳・自由・・・そういったものを与えようと頑張ってくれています。私もそれに答えないと思い、色々な経験を通しながら生きている者として、これからどうしたらいいか?ということを考えながら日々を一生懸命生きているつもりです」
「ただ私は、まだ奴隷としての自分を引きずっています。とても自信がないのです。そんな自分が嫌で嫌で仕方がありません。いつかは奴隷だった自分も受け入れながら、一人で生きていくための力をつけたいと思っているのですが、そうなるにはあと少し時間がかかりそうです。なので・・・もう少しお時間を頂きたいです。」
「ただ、こんな私のためにここまでしていただきました魔族領の皆様方、王子様・王様・お妃様、そして二回も足を運んでくださいましたアサヒナ様にはとても感謝をしています」
「正直、まだアルテミスにいた頃の”魔族が怖い”というような思いがまだまだ強いので、まだ私が皆様のそばに行っても、震えてしまい何もお話が出来ないと思いますので、それでは失礼にあたるかと思います」
「もう少し、私に時間をください。そして自信が出てあなたとお話ができるようになりましたら、私の事やこちらの世界の話をいっぱいしたいと思います。そしていろいろな話をして貴方の事を教えていただければと思います」
「礼儀というものが分からず、失礼なことも言ってるかと思いますが、私の今正直に思っていることを言ってみました。この度はこのような機会を作っていただきありがとうございます」
そう言って株価と頭を下げると、その様子を見ていたアサヒナさんが、撮影を止める。
その様子を見たイデアは、ほっと一息をついて机に突っ伏す。
言葉を選びながら喋るの本当に疲れるようなと頭を撫でると、はひ~・・・と、どこか抜けた言葉を話しそのままぐったりしているの見て、なんとなく逞しくなってきたなあ~と思う今日この頃の俺。
イデア、本当にお疲れさまでした。
その足で、職場にも行き、養子の話をしたあと各種手続きを出来るだけ行い帰ってきた。
手続きをしている間、皆さん驚きはしていたものの、今まで相談などをしていたのが良かったのか?割とあっさり手続きが出来てしまって、首を傾げてしまった俺がいました。
"事務手続きは面倒くさい"
今までずっと思っていた事なんだけど、必要だからやるって当たり前の事が、当たり前すぎて抜けてしまってたのかな?
やってしまっていたら、案外スムーズにいくものかな?なんて、こんな事務手続きを通して、自分のズボラっぷりを少し反省した俺でした。
◇ ◇ ◇ ◇
そして数日後、アサヒナさんが再度訪問してくれた。
今回は、事前に手紙という形で日時を指定してくださったので、みんなで家を片付けて待つ余裕があって本当に助かったよ。
今回は勇気にも一緒にいてもらおうと思ってたから、ざっとアサヒナさんの事を話してみたんだけど、鎧姿の戦隊ヒーロー風のイケメソという話をしたら、ちょっと興味を持った様子。だけど、今回は鎧姿で来ることはやめて下さいと言っているので、そのむね話したら「ちぇーつまんないの」とか言ってるの。
勇気、気持ちはわかるけど仕方がないんだよ!
たぶんあの格好で来たら、下手したらお巡りさんに職務質問に会ってしまうよ。
現在の日本で鎧を着て普段着として着てる人もいないし、剣をさしてる時点で、銃刀法違反で警察のご厄介になる可能性もあるからね。ご近所さんにも迷惑かけたくないし、何よりアサヒナさんにも迷惑かけたくない!本当に余計なトラブルは避けたいのよ!
まあ、今回は念をおした事もあり、アサヒナさんは、昼間に着流しのような…着物に似た衣装で来てくださったんだ。
「こちらの世界は窮屈で嫌ですなー」
と、刀を持っていないことに不安を感じているのか?タバコが切れてイライラするどこかの若者ような感じで、腰に手を置いては、刀を掴むように手をわきわきしてる。
そんな様子を見る俺に気がついたのか?
アサヒナさんは、こほん!と咳をするふりをして俺らの目の前に水晶のようなもの置いて、何やら調整し始めた。
「あっ、そこの四角い画面にメッセージを写したいのですが、よろしいでしょうか?」
なんて言ってきたので、遠慮なく使ってと言うと、水晶から何か光線が伸び、テレビの端子に繋がる様子を見て、あ~水晶イコール再生機か~なんて思っていたら、何やら手に力を込めて水晶を光らせ、テレビに何かを送り込むと画面に、漆黒の肌に立派な角を持った精悍な顔つきの男性が浮かび上がったんだ。
何やら画面の前でポリポリ足を掻いていて、撮影前のリラックスした様子が見えたが、その様子を撮影している人が「我が君!もう撮影は始まっておりますぞ!もう少しちゃんとなされ!」という言葉に反応し、姿勢を正す。
悪い悪い~と言いながら、気合を入れるためか?自分の手で顔を叩き真剣な顔つきになる。
そして、じーっと画面を見てから、言葉を選んでいるような様子を見せながら口を開いた。
「この度は急な訪問申し訳なく思う。我が名はヘリオン、魔族領の第一王子である」
そう名乗ると、今回アサヒナさんが来るまでの経緯について、改めて説明を始めてくれた。
説明はアサヒナさんがしてくれた通りだったんでここでは省略するけど、話の合間合間に「俺は別にこんな儀式どうでもいいんだけどな」なんて言葉を入れていると当り、本当にどうでもいいんだろうなぁ~なんて思っていると、アサヒナさんが「たくっ!恥ずかしい・・・もう少し王子らしく振舞えっての」なんて言ってる。
思わずアサヒナさんと目が合うと「大丈夫ですよ。王子は気軽に我々と食事などする仲なので、これくらいの事言っても笑って許されますよ」なんて言ってるの。
アサヒナさんの言う通りだったら、王子さまもフランクな感じなのかな?なんて思っていたら、いつの間にか説明が終わっていて、「ぶっちゃけ!」なんて声が聞こえてきたので、テレビ画面に視線を戻すと
「あのな、ぶっちゃけて言うと、こんな儀式の一つが終わらないだけでこんなにモヤモヤするとは思わなかったんだよな。何より自分と縁があるかも知れない女性がいるにも関わらず、会えないってのがとっても嫌だ!婚約者うんぬん抜きにして、貴方がどんな方なのか?一度お目にかかりたいという気持ちがとても強くなっているので、良かったら一度会えないものか?」
なんて言ってる。
まぁ、気持ちはわからないでもないなぁ。
きっと、儀式が終わらない事にたいしていろいろ言われることもあるだろうし、あと一人会うだけで終わる儀式を年で待たされるのも、地味に辛いよなぁ~って思ったら、会うだけですぐに帰れるものならすぐにでも会わせてあげたいなぁ~なんて思っちゃった俺がいましたよ。
ただ、問題はイデア。
あれからいろいろ考えてくれてる見たいなんだけど、急かすのも嫌なんで、返答は今日自分で言ってくれと話をしてある。時々カミサンとそのことについて話をしているのを見かける事があったので、きっと今日に合わせて答えを用意していると思ったんだ。
一応、王子様について、アサヒナさんに質問したところ、王子様はまだまだ女性との付き合いなどはなく、そのような考えもない”お子ちゃま”なので、女の子とお付き合いをするとか、自分が結婚するということは全く考えられないということを言ってる。
まぁ~なんにせよ、今日何らかの返事をするとは言っているので、イデアの方に視線を向けると、わかってるよというような表情をしていたので、アサヒナさんに返事をしたいので水晶の準備をお願いしますというと、そそくさと準備を始める。
将軍と言っても、こんな雑用とかいっぱいして大変だなぁ~って思っていたら、口に出ていたのか?
「将軍と言っても一番下っ端ですし、各将軍方のお茶出しやら機材の設置などもすることは多いので、まだまだ気持ちは一兵卒と思っています。あ、奥方様お茶ありがとうございます!」なんて事を言いながら手を動かしているんだ。ホント、働き者だなぁ・・・この人。
で、ようやく準備が出来たようで、イデアに向けてお話しいただけますか?という事を言ってきたので、イデアに思ったことを言ってもらおうと思ったら、俺らに一緒にいて欲しいと言ってきたので、イデアの両脇にカミサンと勇気を座らせ、俺はイデアの後ろで立ってることにした。
みんなに囲まれ、少し落ち着いてきたのか?水晶を目の前にして、イデアは思ったことを話していく。
「私は、アルテミスの世界にいた頃は、人間の奴隷として小さい頃から周りの世界を知らないまま働いていました。ずっと檻に閉じ込められ、行動の制限もされ 自分が生きているか死んでいるかもわからないような感覚のまま生きてきました」
「ただ、あるきっかけで、今、この異世界にいて、両隣にいるマサさん、ユキさん、そしてそのお子様であるゆうくんと四人で生活をしています。ここに来て1月と少し経ちますが、今ここにいる人達は、私のことを奴隷ではなく人として接してくださり、私に人としての尊厳・自由・・・そういったものを与えようと頑張ってくれています。私もそれに答えないと思い、色々な経験を通しながら生きている者として、これからどうしたらいいか?ということを考えながら日々を一生懸命生きているつもりです」
「ただ私は、まだ奴隷としての自分を引きずっています。とても自信がないのです。そんな自分が嫌で嫌で仕方がありません。いつかは奴隷だった自分も受け入れながら、一人で生きていくための力をつけたいと思っているのですが、そうなるにはあと少し時間がかかりそうです。なので・・・もう少しお時間を頂きたいです。」
「ただ、こんな私のためにここまでしていただきました魔族領の皆様方、王子様・王様・お妃様、そして二回も足を運んでくださいましたアサヒナ様にはとても感謝をしています」
「正直、まだアルテミスにいた頃の”魔族が怖い”というような思いがまだまだ強いので、まだ私が皆様のそばに行っても、震えてしまい何もお話が出来ないと思いますので、それでは失礼にあたるかと思います」
「もう少し、私に時間をください。そして自信が出てあなたとお話ができるようになりましたら、私の事やこちらの世界の話をいっぱいしたいと思います。そしていろいろな話をして貴方の事を教えていただければと思います」
「礼儀というものが分からず、失礼なことも言ってるかと思いますが、私の今正直に思っていることを言ってみました。この度はこのような機会を作っていただきありがとうございます」
そう言って株価と頭を下げると、その様子を見ていたアサヒナさんが、撮影を止める。
その様子を見たイデアは、ほっと一息をついて机に突っ伏す。
言葉を選びながら喋るの本当に疲れるようなと頭を撫でると、はひ~・・・と、どこか抜けた言葉を話しそのままぐったりしているの見て、なんとなく逞しくなってきたなあ~と思う今日この頃の俺。
イデア、本当にお疲れさまでした。
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