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地獄編
鬼と悪魔
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ー一ー
ここは、閻魔様の御前……。ここでは閻魔様が生前の行いを見て天国行きか地獄行きかを決める場所である。
俺もサクラも悪行に手を染めることなく、どちらかというと善行を行ってきたと思うのだが……。
「手違いで地獄行きってどういうことですか!?」
どうやら生前の行いだけでは天国行きなのだが、閻魔様の手違いで地獄行きになってしまったらしい……。
てか、どんな手違いしたら人を地獄に落とせるんだこのおっさんは!
「いやな、天国行きと地獄行きの判子を間違えて押してしまってな!一度押したことは絶対というルールが定められていたな?もう天国行きに変えることは無理だ」
いや、頼むからくたばってくれ閻魔様!
サクラに至っては口開けたまま動かないぞ
「閻魔様!あんたはブラック企業かよ!」
すると、またしても赤鬼が何か言おうとこっちを睨んでいる。
こればかりは、礼儀正しく出来ねぇよ!
「まぁ、落ち着け……。お前ら二人は地獄行きになってしまったが、ただの地獄行きとは違う」
閻魔様はニヤリとデカイ歯を輝かせこちらを見ていった。
「お前ら二人には地獄で働いてもらうことにした。死ぬより辛い拷問を受けるのはいやじゃろ?」
サクラは高速で頭を縦に振った。
「ここで、働けば拷問を受けなくて済むってことか……。どうする、サクラ?」
聞かずとも答えは分かりきっているが、念のためサクラに意見を聞いてみる。するとサクラはバチーン!とグッドサインを出した。
「詳細は奥の部屋で赤鬼と青鬼から聞いてくれ!儂はまだ仕事が終わりそうにないからな~」
先程まで二人揃って端に立っていたが、案内と仕事の詳細を話すべく俺とサクラの前に来た。
「さっさと行くぞ!ここで止まっていると閻魔様の仕事の邪魔になるだろ!」
やはり、赤鬼はぷりぷりと怒っている。
「すまんな~、赤鬼はいつもこーなんよ」
青鬼も相変わらず、ノリが軽い。
サトシとサクラは閻魔様の後ろにある廊下を歩き幾つもある部屋のうちの一室に連れてこられた。
ー二ー
「まぁ、今から色々と話して二人からしたら驚く話も多々あると思うけど、落ち着いて聞いてや」
ノリの軽い青鬼ではなくしっかりと俺達の目を見て一つ一つ丁寧に話す真面目な青鬼がそこにいた。
「お前たちは、普通の死に方をしてないって事は理解しているか?」
今度は赤鬼が話を続けた。
「ああ、あれが普通の死に方であってたまるか」
死ぬ時のことを思い出し胸が締めつけられ少し、赤鬼と青鬼に皮肉っぽく言ってしまった。
「そもそも、どうして私とお兄ちゃんは殺されたの!」
サクラが泣きそうな声で言った。
「それは、君たち二人がサタンとリリスの産み子だからや」
あの天使、ガブリエルもそう言っていた。サタンとリリスの産み子……一体何のことだ?
「俺達を殺したガブリエルも言っていた、そのサタンとリリスの産み子って何なんだ?俺達には身に覚えがない!」
俺とサクラは母さんと三人で今まで暮らしてきた、そんな悪魔やら天使やら何て話すら聞いたことがない。
「言葉通りだ……」
赤鬼が言葉をおき、再びしっかりと俺達に言った。
「お前たちがサタンとリリスの子供ということだ」
っ!?
「どういうことだ!俺達は兄妹と母さんの三人で生きてきたんだ、父さんも俺達が産まれる前から居ないって母さんは言ってた!」
「じゃあ!私たちのお母さんは悪魔だって言いたいの!」
俺に負けないくらいの声でサクラは赤鬼と青鬼に言い放った。
「そうだな、今から二十年前の話をしよう」
青鬼はゆっくりと語り始めた。
「今から二十年前に天使達が神に反乱した。天使達は善意で力を増す性質を利用し天国に来た善意の塊の人の魂を喰らい力を付けていった。何故、そのようなことをするのかと我々が天使に問うた……」
青鬼の言葉は先程よりも一層暗くなった。
「奴ら天使はその力の増し方で神を超えそして、今ある世界を消し自分たち天使の楽園を創ろうとしていた」
何て馬鹿げた話だ!しかし、実際に俺達はそれが原因で死んでいる。
「神は何をしているんだ!力をつける前に天使達を抑えれなかったのか?」
「遅かった。我々が気付いた時にはもう神の力を超えていた……。だが、そこで立ち上がった者がいた」
そう言うと青鬼は俺達を見ていった。
「魔王であるサタンとその妻リリスだ。二人は地獄を守るために戦った。そして、強かった……。沢山の天使を屠った」
青鬼はそこで話を切った。赤鬼が俺達を見て言った。
「ここからは俺が話す」
仲の悪い二人だが、今はとても仲のいい相棒同士に見えた。
「ある時、サタンは天使の長であるミカエルと戦った。でも、勝てなかった、あまりにも強くなり過ぎてサタンでも勝てなかった。サタンは敗れその存在を消された、その時、リリスのお腹の中にはお前達が居た。だから、リリスは戦いから身を引き地獄を我々に任せそして救世主となる子供を育てるため人間界に姿を隠した」
だから、俺達には父さんが居なかったのか……。
「天使達は自分たちを倒す存在が現れるのを恐れていた。そしてミカエルはガブリエルに見つけ出し次第消せと命じていた。」
だから、俺達はガブリエルに殺され……っ!?
「気づいたらしいな、そうガブリエルは命令に従わなかった」
「え?どういう事?」
サクラはイマイチ理解出来てないみたいだ。
「つまりだ、俺達は消されてないってことだ!殺されはしたが消されていない!」
「そっか!よく考えたら確かにそうだね!」
サクラも理解したらしい。
そう、俺達は殺されはしたが消されてはいない。ガブリエルのラッパなら殺すではなくこの世から存在そのものを消すことが可能なはずだ、けれど、ガブリエルはそうしなかった。俺達を殺し閻魔様の御前に向かわせた。
「ガブリエルは今どうなってるんだ?」
もはや、神に近い存在のミカエルの命令に背いたガブリエル……。その処遇は俺でも分かる。
「それが、お前たちを助けた理由も今どこに居るかも不明なんや」
青鬼はやっと調子が戻ったのかまたノリの軽い青鬼に戻っていた。
「不明ついでなんやけどな、君たちのお母さん、リリスも消息が不明なんよ」
なんだって!いや、ガブリエルより先にそれを言えよ!ついで扱いするなよ!
「まぁ、リリスの事やから何か考えがあるんやろうな」
母さん、それにガブリエル一体どこで何をしているんだ。
「まぁ、大体のことの顛末は分かったやろ?そこでな、二人には救世主兼地獄の仕事人としてここで暮らしてもらおうと思うんやけど」
見たことのない父さんや今まで育ててくれた母さんがしていたことを継いで俺達が世界を救うって?面白い話だし、また母さんに会えるかもしれない!
けど、サクラが……っ!
サクラは俺の目をみて、目で言った。
(私も大丈夫!)
俺は自然と笑がこぼれ青鬼に答えを返した。
「望むところだ!鬼と悪魔で天使達をボコボコにしてやろうぜ!」
俺の日常は壊れた、けどそこから始まる新しい日常に俺は心の底からワクワクしていた。
ここは、閻魔様の御前……。ここでは閻魔様が生前の行いを見て天国行きか地獄行きかを決める場所である。
俺もサクラも悪行に手を染めることなく、どちらかというと善行を行ってきたと思うのだが……。
「手違いで地獄行きってどういうことですか!?」
どうやら生前の行いだけでは天国行きなのだが、閻魔様の手違いで地獄行きになってしまったらしい……。
てか、どんな手違いしたら人を地獄に落とせるんだこのおっさんは!
「いやな、天国行きと地獄行きの判子を間違えて押してしまってな!一度押したことは絶対というルールが定められていたな?もう天国行きに変えることは無理だ」
いや、頼むからくたばってくれ閻魔様!
サクラに至っては口開けたまま動かないぞ
「閻魔様!あんたはブラック企業かよ!」
すると、またしても赤鬼が何か言おうとこっちを睨んでいる。
こればかりは、礼儀正しく出来ねぇよ!
「まぁ、落ち着け……。お前ら二人は地獄行きになってしまったが、ただの地獄行きとは違う」
閻魔様はニヤリとデカイ歯を輝かせこちらを見ていった。
「お前ら二人には地獄で働いてもらうことにした。死ぬより辛い拷問を受けるのはいやじゃろ?」
サクラは高速で頭を縦に振った。
「ここで、働けば拷問を受けなくて済むってことか……。どうする、サクラ?」
聞かずとも答えは分かりきっているが、念のためサクラに意見を聞いてみる。するとサクラはバチーン!とグッドサインを出した。
「詳細は奥の部屋で赤鬼と青鬼から聞いてくれ!儂はまだ仕事が終わりそうにないからな~」
先程まで二人揃って端に立っていたが、案内と仕事の詳細を話すべく俺とサクラの前に来た。
「さっさと行くぞ!ここで止まっていると閻魔様の仕事の邪魔になるだろ!」
やはり、赤鬼はぷりぷりと怒っている。
「すまんな~、赤鬼はいつもこーなんよ」
青鬼も相変わらず、ノリが軽い。
サトシとサクラは閻魔様の後ろにある廊下を歩き幾つもある部屋のうちの一室に連れてこられた。
ー二ー
「まぁ、今から色々と話して二人からしたら驚く話も多々あると思うけど、落ち着いて聞いてや」
ノリの軽い青鬼ではなくしっかりと俺達の目を見て一つ一つ丁寧に話す真面目な青鬼がそこにいた。
「お前たちは、普通の死に方をしてないって事は理解しているか?」
今度は赤鬼が話を続けた。
「ああ、あれが普通の死に方であってたまるか」
死ぬ時のことを思い出し胸が締めつけられ少し、赤鬼と青鬼に皮肉っぽく言ってしまった。
「そもそも、どうして私とお兄ちゃんは殺されたの!」
サクラが泣きそうな声で言った。
「それは、君たち二人がサタンとリリスの産み子だからや」
あの天使、ガブリエルもそう言っていた。サタンとリリスの産み子……一体何のことだ?
「俺達を殺したガブリエルも言っていた、そのサタンとリリスの産み子って何なんだ?俺達には身に覚えがない!」
俺とサクラは母さんと三人で今まで暮らしてきた、そんな悪魔やら天使やら何て話すら聞いたことがない。
「言葉通りだ……」
赤鬼が言葉をおき、再びしっかりと俺達に言った。
「お前たちがサタンとリリスの子供ということだ」
っ!?
「どういうことだ!俺達は兄妹と母さんの三人で生きてきたんだ、父さんも俺達が産まれる前から居ないって母さんは言ってた!」
「じゃあ!私たちのお母さんは悪魔だって言いたいの!」
俺に負けないくらいの声でサクラは赤鬼と青鬼に言い放った。
「そうだな、今から二十年前の話をしよう」
青鬼はゆっくりと語り始めた。
「今から二十年前に天使達が神に反乱した。天使達は善意で力を増す性質を利用し天国に来た善意の塊の人の魂を喰らい力を付けていった。何故、そのようなことをするのかと我々が天使に問うた……」
青鬼の言葉は先程よりも一層暗くなった。
「奴ら天使はその力の増し方で神を超えそして、今ある世界を消し自分たち天使の楽園を創ろうとしていた」
何て馬鹿げた話だ!しかし、実際に俺達はそれが原因で死んでいる。
「神は何をしているんだ!力をつける前に天使達を抑えれなかったのか?」
「遅かった。我々が気付いた時にはもう神の力を超えていた……。だが、そこで立ち上がった者がいた」
そう言うと青鬼は俺達を見ていった。
「魔王であるサタンとその妻リリスだ。二人は地獄を守るために戦った。そして、強かった……。沢山の天使を屠った」
青鬼はそこで話を切った。赤鬼が俺達を見て言った。
「ここからは俺が話す」
仲の悪い二人だが、今はとても仲のいい相棒同士に見えた。
「ある時、サタンは天使の長であるミカエルと戦った。でも、勝てなかった、あまりにも強くなり過ぎてサタンでも勝てなかった。サタンは敗れその存在を消された、その時、リリスのお腹の中にはお前達が居た。だから、リリスは戦いから身を引き地獄を我々に任せそして救世主となる子供を育てるため人間界に姿を隠した」
だから、俺達には父さんが居なかったのか……。
「天使達は自分たちを倒す存在が現れるのを恐れていた。そしてミカエルはガブリエルに見つけ出し次第消せと命じていた。」
だから、俺達はガブリエルに殺され……っ!?
「気づいたらしいな、そうガブリエルは命令に従わなかった」
「え?どういう事?」
サクラはイマイチ理解出来てないみたいだ。
「つまりだ、俺達は消されてないってことだ!殺されはしたが消されていない!」
「そっか!よく考えたら確かにそうだね!」
サクラも理解したらしい。
そう、俺達は殺されはしたが消されてはいない。ガブリエルのラッパなら殺すではなくこの世から存在そのものを消すことが可能なはずだ、けれど、ガブリエルはそうしなかった。俺達を殺し閻魔様の御前に向かわせた。
「ガブリエルは今どうなってるんだ?」
もはや、神に近い存在のミカエルの命令に背いたガブリエル……。その処遇は俺でも分かる。
「それが、お前たちを助けた理由も今どこに居るかも不明なんや」
青鬼はやっと調子が戻ったのかまたノリの軽い青鬼に戻っていた。
「不明ついでなんやけどな、君たちのお母さん、リリスも消息が不明なんよ」
なんだって!いや、ガブリエルより先にそれを言えよ!ついで扱いするなよ!
「まぁ、リリスの事やから何か考えがあるんやろうな」
母さん、それにガブリエル一体どこで何をしているんだ。
「まぁ、大体のことの顛末は分かったやろ?そこでな、二人には救世主兼地獄の仕事人としてここで暮らしてもらおうと思うんやけど」
見たことのない父さんや今まで育ててくれた母さんがしていたことを継いで俺達が世界を救うって?面白い話だし、また母さんに会えるかもしれない!
けど、サクラが……っ!
サクラは俺の目をみて、目で言った。
(私も大丈夫!)
俺は自然と笑がこぼれ青鬼に答えを返した。
「望むところだ!鬼と悪魔で天使達をボコボコにしてやろうぜ!」
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