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第1章 結成!臨時パーティ!
1-20 灼熱と決戦と(2)
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「ーーゲホッ!ったた、死ぬかと思った、、」
「サツキ!良かったわ!無事なのね。」
「無事ではないけど、死んでない。」
皐月は尻についた土を払い、体を打った痛みに顔を歪めながら立ち上がる。
「な、なンで!消し炭にしたはずなのン。防ぐ暇もなかったでしょン?!」
「いや、俺に聞かれても、、」
少女は余裕な顔から一変、目をヒクつかせて引き気味に皐月を見る。
「お前なにも・・・ンっ!」
少女の一瞬の動揺に生じた隙は3人を束縛から放つのには充分すぎた。
3方向からの攻撃を上に飛ぶことで回避した少女は華麗に身を翻し木の枝に着地する。
「なんなのン。気味が悪い。まぁ今回はいいのン。いまお前達に深く関わる時間はないのン。ウッドちゃんの恨みは忘れないのン・・・」
少女は木の上から目を細め一行を見渡すと捨て台詞のようにそう言い放つ。
「のんのん煩いですね~。一方的にそちらこそなんなんですか~?逃げるのですか?」
今まで黙っていたミカゲが突然挑発的な態度をみせる。
一瞬ぶれたミカゲの手から何かが放たれ、少女に向かって飛ぶ。
「あぁン?逃げるんじゃない!見逃してやるのン!口に気をつけるのン!」
少女が明らかにイラついた様子で乱暴に木を叩くと、意志を持ったように木の枝が動きミカゲの投げた物を弾く。
「・・・お前の顔は1ばンよく覚えたのン。よく見ると嫌いな奴によく似た忌々しい顔なのン。」
少女は唇をギリっと噛み締めると軽く手を挙げた。
一同は攻撃が来ると踏んで構えたが、少女の周りの空気が一瞬揺らいだかと思うとその姿は跡形もなく消え去った。
とりあえず敵はいなくなったようだとそれぞれ構えた武器を下ろす。
「どうしちゃったんだよミカゲさん。らしくないぜ。」
予想外の言動、行動をとったミカゲに視線が集まる。
「すみません、みんなを危険に晒すような行動をとってしまって~。なんというか余裕が無さそうだったんです~、あの子。今戦うのは避けたいようにみえたから叩くならいまかなって~。」
「私もそう見えたわ。ミカゲの判断は間違ってない。そ、れ、よ、り、も!」
リルが勢いよく皐月の方に向き直る。皐月目の前までつかつかと歩いていくと、思慮深い顔でフムフムと唸りながら皐月の全身をペタペタ触った。
「ちょ、え、リル?」
「姉ちゃん、それはサツキも困るだろ。」
困る皐月とメリの言葉にもおかまいなしにリルは皐月の周りをクルクル周り眉をひそめ考える。
「尻もちついただけで無傷じゃない。サツキすごい防御魔法が使えるのね。」
「俺、防御魔法なんて使ってない!一瞬熱くて、後ろに吹っ飛んで驚いて、尻もちついて・・・よくわかんないけど炎が消えてたし。特に怪我も・・・」
皐月は自分に何が起きたのか考えても理解できなかった。3人の様子からして誰かが皐月を助けたわけでもなさそうだ。
「本当に何ともないんですか~?サツキさん。それならそれでいいんですけど~」
「あぁ、ほんとに特になんとも・・・ん、待って、あれ暑い・・・熱いっ!なんか内側からすごいあっつい!」
皐月の顔はみるみるうちに真っ赤に染まり大量の汗が流れ落ちた。耐え難い暑さに着ていた白衣を脱ぎ息を上がらせる。
「サツキ?大丈夫かよ!いきなりどうしたんだ。ーーあっつ!」
皐月の肩に手を置いたメリが反射的に手を離す。
「もしかしてさっきの攻撃は遅効性のものだったのかしら!?」
「いえ、それだとおかしいですよ~!だってさっきのあの子消し炭にしたはずなのにって驚いてましたから~!とにかくサツキさんどうしたら・・・」
皐月のただならぬ事態に全員が狼狽えていると、皐月の息は益々浅く早くなる。
「そうだわ、氷。氷魔法!」
そう言って皐月に向かいリルが構えた瞬間ーー
「ハッ・・・クッシュッン!」
「げっ!」
突然のくしゃみと共に皐月の全身から炎が噴き出す。その勢いは先程の少女の攻撃よりも増してみえた。
「アイ・・・ガレッドウォールっ!!」
リルは氷魔法を放とうとしていた構えから咄嗟に防御魔法の構えに変更し全力で防御に徹する。
皐月の全身から放たれた炎は皐月を中心に円状に広がり周囲の樹木を激しく燃やす。
1分ほどだろうか、激しい炎の噴出が終わるとその中心には気まずそうな顔をした皐月だけが残っていた。
「すっ・・・きりしたけど。なんか・・・ごめん。」
自分の周辺の焼け野原具合に驚き。森にもリル達にも被害を与えたことに 皐月の豆腐メンタルは罪悪感に押しつぶされそうになっていた。それ以上に何が自分の身に起こったのかわからずに疑問符ばかりが頭に浮かぶが・・・
「ふぅぅ。なんとか防げたわ。サツキ・・・大丈夫?かしら。」
「すっーーげえ!サツキ!無詠唱で上級魔法だせんのかよ!」
額に汗を浮かべ心配そうにこちらを伺うリルと。目をキラキラさせるメリに少しだけ皐月の心は軽くなる。ミカゲも心配そうにこちらを見ていた。
「これは本当にどういうことだろうか、、」
ーー皐月の突然の発火により生まれた焼け野原が、後々近隣の街のフェス会場になったのはまた後のお話。
「サツキ!良かったわ!無事なのね。」
「無事ではないけど、死んでない。」
皐月は尻についた土を払い、体を打った痛みに顔を歪めながら立ち上がる。
「な、なンで!消し炭にしたはずなのン。防ぐ暇もなかったでしょン?!」
「いや、俺に聞かれても、、」
少女は余裕な顔から一変、目をヒクつかせて引き気味に皐月を見る。
「お前なにも・・・ンっ!」
少女の一瞬の動揺に生じた隙は3人を束縛から放つのには充分すぎた。
3方向からの攻撃を上に飛ぶことで回避した少女は華麗に身を翻し木の枝に着地する。
「なんなのン。気味が悪い。まぁ今回はいいのン。いまお前達に深く関わる時間はないのン。ウッドちゃんの恨みは忘れないのン・・・」
少女は木の上から目を細め一行を見渡すと捨て台詞のようにそう言い放つ。
「のんのん煩いですね~。一方的にそちらこそなんなんですか~?逃げるのですか?」
今まで黙っていたミカゲが突然挑発的な態度をみせる。
一瞬ぶれたミカゲの手から何かが放たれ、少女に向かって飛ぶ。
「あぁン?逃げるんじゃない!見逃してやるのン!口に気をつけるのン!」
少女が明らかにイラついた様子で乱暴に木を叩くと、意志を持ったように木の枝が動きミカゲの投げた物を弾く。
「・・・お前の顔は1ばンよく覚えたのン。よく見ると嫌いな奴によく似た忌々しい顔なのン。」
少女は唇をギリっと噛み締めると軽く手を挙げた。
一同は攻撃が来ると踏んで構えたが、少女の周りの空気が一瞬揺らいだかと思うとその姿は跡形もなく消え去った。
とりあえず敵はいなくなったようだとそれぞれ構えた武器を下ろす。
「どうしちゃったんだよミカゲさん。らしくないぜ。」
予想外の言動、行動をとったミカゲに視線が集まる。
「すみません、みんなを危険に晒すような行動をとってしまって~。なんというか余裕が無さそうだったんです~、あの子。今戦うのは避けたいようにみえたから叩くならいまかなって~。」
「私もそう見えたわ。ミカゲの判断は間違ってない。そ、れ、よ、り、も!」
リルが勢いよく皐月の方に向き直る。皐月目の前までつかつかと歩いていくと、思慮深い顔でフムフムと唸りながら皐月の全身をペタペタ触った。
「ちょ、え、リル?」
「姉ちゃん、それはサツキも困るだろ。」
困る皐月とメリの言葉にもおかまいなしにリルは皐月の周りをクルクル周り眉をひそめ考える。
「尻もちついただけで無傷じゃない。サツキすごい防御魔法が使えるのね。」
「俺、防御魔法なんて使ってない!一瞬熱くて、後ろに吹っ飛んで驚いて、尻もちついて・・・よくわかんないけど炎が消えてたし。特に怪我も・・・」
皐月は自分に何が起きたのか考えても理解できなかった。3人の様子からして誰かが皐月を助けたわけでもなさそうだ。
「本当に何ともないんですか~?サツキさん。それならそれでいいんですけど~」
「あぁ、ほんとに特になんとも・・・ん、待って、あれ暑い・・・熱いっ!なんか内側からすごいあっつい!」
皐月の顔はみるみるうちに真っ赤に染まり大量の汗が流れ落ちた。耐え難い暑さに着ていた白衣を脱ぎ息を上がらせる。
「サツキ?大丈夫かよ!いきなりどうしたんだ。ーーあっつ!」
皐月の肩に手を置いたメリが反射的に手を離す。
「もしかしてさっきの攻撃は遅効性のものだったのかしら!?」
「いえ、それだとおかしいですよ~!だってさっきのあの子消し炭にしたはずなのにって驚いてましたから~!とにかくサツキさんどうしたら・・・」
皐月のただならぬ事態に全員が狼狽えていると、皐月の息は益々浅く早くなる。
「そうだわ、氷。氷魔法!」
そう言って皐月に向かいリルが構えた瞬間ーー
「ハッ・・・クッシュッン!」
「げっ!」
突然のくしゃみと共に皐月の全身から炎が噴き出す。その勢いは先程の少女の攻撃よりも増してみえた。
「アイ・・・ガレッドウォールっ!!」
リルは氷魔法を放とうとしていた構えから咄嗟に防御魔法の構えに変更し全力で防御に徹する。
皐月の全身から放たれた炎は皐月を中心に円状に広がり周囲の樹木を激しく燃やす。
1分ほどだろうか、激しい炎の噴出が終わるとその中心には気まずそうな顔をした皐月だけが残っていた。
「すっ・・・きりしたけど。なんか・・・ごめん。」
自分の周辺の焼け野原具合に驚き。森にもリル達にも被害を与えたことに 皐月の豆腐メンタルは罪悪感に押しつぶされそうになっていた。それ以上に何が自分の身に起こったのかわからずに疑問符ばかりが頭に浮かぶが・・・
「ふぅぅ。なんとか防げたわ。サツキ・・・大丈夫?かしら。」
「すっーーげえ!サツキ!無詠唱で上級魔法だせんのかよ!」
額に汗を浮かべ心配そうにこちらを伺うリルと。目をキラキラさせるメリに少しだけ皐月の心は軽くなる。ミカゲも心配そうにこちらを見ていた。
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