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35話 6日目 猫獣人と出会う
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日が登り目覚めた俊にメッセージが来ていた。
「腕力上昇の修正ですか。 今まで効果0って・・・プラシーボ効果でしったっけ? 魔法にも効果あるんですかね。 腕力上昇はノベールさんも使ってるんでしょうか?確認してときますか。」
ノベールに内容を共有し、宿を後にした。
「ここから出すでありますー!」
アンティコーヌの声が聞こえてきた。
「捕まったみたいですね。」
「ですわね・・・。 そういえば、トオル様?白銀猫は調べませんの?」
「白銀猫ですか・・・昨日も言いましたが、そういう生き物の場合もありますよ? 探すにしても今日ここを発ちますし、まぁ・・・馬車に乗って出会えばですね。 生体関係はメルトスライムで身に染みましたし。」
「そうですわね。 メルトスライムは余計な事のようにも見えますわ・・・。 私は出会わない事を願いますの。」
乗合い所まで来た二人は獣人に出会った。
「おや?貴方はたしか・・・カニャン?さんでしたっけ。」
昨日、アンティコーヌに盛大にモフられていた猫型獣人だった。
「そうにゃ。」
「昨日はお疲れ様でした。」
「本当にゃ!あいつまじ危ないのにゃ! 身の危険感じるかにゃ、王都に行く事にしたにゃ!」
「行先は一緒ですね。 良ければお話でも」
「良いにゃよ? でもモフは勘弁にゃ。」
昨日のアンティコーヌを思い出し首を横に振る。
「なら良いにゃ。 それでおみゃい名前なんて言うにゃ? にゃにか変わった感じがするにゃ」
「僕は俊と言います。 人族ですよ。 あ、アンティコーヌさんみたいなのはごく一部だと言っておきますね。」
「あんにゃのが沢山いたら人族もしまいにゃ!」
猫型獣人のカニャンも一緒に馬車に乗り込み村を出た。
「それで、なんであの人はあそこまでカニャンさんに執着を?」
「良くは知らにゃいにゃ。 出会って早々、抱き着かれて酷い目にあったにゃ。」
うーん、獣好きは一定数はいますが、そこまで出会い様にする人いますかね? NPCと考えた場合はAIバグだとか言えますが、生きた人にそれは・・・あぁ、元々バグった人もたまにいますね。
俊はアンティコーヌの事で考えるのをやめた。
「そういえば、カニャンさん。 獣人族って身体強化魔法とか、得意だったりしますか?」
「にゃ? 獣人は普段から使ってるにゃよ? どうかしたかにゃ?」
「ノベールさんも使えますか?」
「使えますわよ? あぁ・・・把握したのですわ。」
ノベールの元にメッセージが届いた。
トオル:ノベールさん、良かったらカニャンさんに教わるといった形で調べれませんか?
ノベール:わかりましたわ
ノベールがカニャンに腕力上昇《パワーアップ》の実験をしたいと、申し出た。
「使えるにょに腕力上昇《パワーアップ》を練習をするのかにゃ? 誰が使っても同じと思うにゃけど。 まぁ良いにゃ! いつするにゃ?」
「ありがとうございますの! トオル様? 馬車の休憩時にしてもよろしくて?」
「えぇ、大丈夫です。」
トオル:すいませんね。新しい腕力上昇の方法といって試してくれれば大丈夫ですので。
ノベール:わかりましたわ。それよりトオル様?神様とはラフな話に見えましたけれど、私《わたくし》には、してくださりませんの?
トオル;メッセージだけで良ければ?
メッセージを閉じて、休憩までカニャンと雑談を楽しむ事にした。
-----現在のバグ一覧-----
-----バグ?不明-----
-----調査-----
魔法の威力について
「腕力上昇の修正ですか。 今まで効果0って・・・プラシーボ効果でしったっけ? 魔法にも効果あるんですかね。 腕力上昇はノベールさんも使ってるんでしょうか?確認してときますか。」
ノベールに内容を共有し、宿を後にした。
「ここから出すでありますー!」
アンティコーヌの声が聞こえてきた。
「捕まったみたいですね。」
「ですわね・・・。 そういえば、トオル様?白銀猫は調べませんの?」
「白銀猫ですか・・・昨日も言いましたが、そういう生き物の場合もありますよ? 探すにしても今日ここを発ちますし、まぁ・・・馬車に乗って出会えばですね。 生体関係はメルトスライムで身に染みましたし。」
「そうですわね。 メルトスライムは余計な事のようにも見えますわ・・・。 私は出会わない事を願いますの。」
乗合い所まで来た二人は獣人に出会った。
「おや?貴方はたしか・・・カニャン?さんでしたっけ。」
昨日、アンティコーヌに盛大にモフられていた猫型獣人だった。
「そうにゃ。」
「昨日はお疲れ様でした。」
「本当にゃ!あいつまじ危ないのにゃ! 身の危険感じるかにゃ、王都に行く事にしたにゃ!」
「行先は一緒ですね。 良ければお話でも」
「良いにゃよ? でもモフは勘弁にゃ。」
昨日のアンティコーヌを思い出し首を横に振る。
「なら良いにゃ。 それでおみゃい名前なんて言うにゃ? にゃにか変わった感じがするにゃ」
「僕は俊と言います。 人族ですよ。 あ、アンティコーヌさんみたいなのはごく一部だと言っておきますね。」
「あんにゃのが沢山いたら人族もしまいにゃ!」
猫型獣人のカニャンも一緒に馬車に乗り込み村を出た。
「それで、なんであの人はあそこまでカニャンさんに執着を?」
「良くは知らにゃいにゃ。 出会って早々、抱き着かれて酷い目にあったにゃ。」
うーん、獣好きは一定数はいますが、そこまで出会い様にする人いますかね? NPCと考えた場合はAIバグだとか言えますが、生きた人にそれは・・・あぁ、元々バグった人もたまにいますね。
俊はアンティコーヌの事で考えるのをやめた。
「そういえば、カニャンさん。 獣人族って身体強化魔法とか、得意だったりしますか?」
「にゃ? 獣人は普段から使ってるにゃよ? どうかしたかにゃ?」
「ノベールさんも使えますか?」
「使えますわよ? あぁ・・・把握したのですわ。」
ノベールの元にメッセージが届いた。
トオル:ノベールさん、良かったらカニャンさんに教わるといった形で調べれませんか?
ノベール:わかりましたわ
ノベールがカニャンに腕力上昇《パワーアップ》の実験をしたいと、申し出た。
「使えるにょに腕力上昇《パワーアップ》を練習をするのかにゃ? 誰が使っても同じと思うにゃけど。 まぁ良いにゃ! いつするにゃ?」
「ありがとうございますの! トオル様? 馬車の休憩時にしてもよろしくて?」
「えぇ、大丈夫です。」
トオル:すいませんね。新しい腕力上昇の方法といって試してくれれば大丈夫ですので。
ノベール:わかりましたわ。それよりトオル様?神様とはラフな話に見えましたけれど、私《わたくし》には、してくださりませんの?
トオル;メッセージだけで良ければ?
メッセージを閉じて、休憩までカニャンと雑談を楽しむ事にした。
-----現在のバグ一覧-----
-----バグ?不明-----
-----調査-----
魔法の威力について
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