2 / 73
1話 1日目 異世界へ到着しましたが・・・
しおりを挟む
クロクは多様な要望作業も終わり、異世界へ到着した俊は周りを見渡し驚愕する。
「「え?」」
目の前に自分とうり二つの人物がいた。これは早速複製バグかと思った俊だが目の前の自分も現状の把握をしたようだ。
「「とりあえず、お約束は必要ですよね。」」
自分がもう一人いるとやってみたくなる行為。それはお互いに同じ行動をする事が出来るかの確認である。
「お約束はやはり大事ですね・・・・・。動く方向までやはり同じですか。さすが同一人物と言ったところでしょうか?では早速クロクさんに連絡をとりま・・・」
連絡をしようUIと念じようとした俊の手をもう一人の俊が掴み止めに入った。
「まて、待つんだ僕」
手を掴まれ何を言いたいのか察し、クロクへの連絡を辞める。
「僕達はどちらもコピーだろう?仲間加入からの一時脱退イベントスルーで、再加入後に増えてしまう分裂バグはRPGでは鉄則だが、この状況はどうなるんでしょう?」
「たしかに・・・無難なのは二人とも消滅するっといったところでしょうか?自分で体感ってさすがに嫌ですね。」
「このまま行けばバグ探しの効率は二倍ですが、自分がバグの原因というのは嫌ですし、とりあえず状況を説明と消滅だけは回避するようクロクさんに連絡してみましょうか」
「りょ」
UIと念じ、目の前に現れた画面にある連絡ボタンをタップすると画面に呼び出し中と表示された。
呼び出し音が鳴り響くが、クロクは世界作りの最終調整で疲れ果てており寝ていた。
「スヤァ・・・・もう・・・作業・・・嫌じゃん・・・」
しかし、呼び出し音は止まず鳴り響く。
「・・・のじゃ!?」
呼び出し音に気づき、飛び起きたクロクはUIを操作し応答した。
「ん~・・・なんじゃぁ・・・ ん~・・・」
「「なんと言うか、はい。早速ですが二人に増えました」」
画面に映る二人の俊を見て驚愕し、目を覚ます。
「な、な、なんじゃ!?俊が二人おる!?わしは何もしておらんぞ!」
「「貴方に何か出来るほどの力量があるとは思ってません。UIは簡易でしか見れないのでこちらでは原因不明なんです。そちらで調べてもらえます?」」
一人でも作業を色々させられ疲れているのに、二人に増えるとは嫌な予感しかせず眩暈がするクロク。
「うっ・・・、わかったのじゃ・・・」
タブレット端末T-K10を操作し俊の情報を調べる。
「なんじゃろ、怪しい所は見当たらぬが、ぬ~・・・あ、これかの?」
「「なんです??」」
「すまぬ、どちらか一人が喋ってもらえんか・・・?寝起きで響くんじゃが・・・」
「あぁ、では私が」
画面から見て右側の俊が出て、少しはましになったと話を続けるクロクだが、解決策をどうするかと考える。
「原因は多分、お主の魂に付与されておるコピーの特性じゃと思うんじゃけど・・・ただ二人に増えてしまっておるからどうしたものかと・・・」
「消去はやめてくださいね。」
「一番早いんじゃが・・・マニュアルにはまず記載はされておらぬし~そうじゃ、こちらから特性を増やして合体を付与したらどうじゃろ?」
「消滅よりは良さそうですね。ですがこの世界ってスキルはバグが増える原因に成りかねないと最低限しか導入しない事にしましたよね?」
そう、この世界はバグの懸念があった為、俊の要望により魔術、回復術以外は本人の技術に頼った技しか存在しないのだった。
「うむぅ・・・じゃがバグが増えるとは限らないのじゃ。やってみらんと分からぬ。」
「仕方ないんですかね?まぁ、増えてもかならず見つけますが」
「分かったのじゃ。早速追加作業じゃ!」
多少の問題に目を瞑る俊に安堵し、特性を追加しようと操作を開始した。
「えーと、合体の作成をしてぇ・・・のじゃ?これで良いんじゃろか?いんすとーる中と出たのじゃ」
「え、ちょ、待ってくだああぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・ぐおおぉぉぉぉぉぉぉ・・・・、うっ・・・」
「あ、一人になって倒れたのじゃ・・・・」
T-K10に呼び出し音がなる。 画面には【父様】と表示されており、折り返しだろうと出る事にした。
「おう、クロクか。連絡が着てたから折り返したんだがどうしたよ?」
「色々あるんじゃがとりあえず・・・俊の魂を新しい世界に送ったんじゃが、二人に増えおったから合体の特性を付与したら倒れたんじゃけど」
「あ?ん~?あ、それやべぇ、コピー特性同士が合わさって特性が対消滅してオリジナル扱いになるから地球に帰れなくなんぞ?あと、どれくらいの時間二人になってたかわかんねーが、二人分の記憶が渾沌して激しい痛みで倒れたんだろうな。」
「のじゃ!?ど、どうすれば良いのじゃ!?このままじゃわしの生命の危機かもしれぬのじゃぁぁぁぁぁ!」
思ったよりとんでもない事になったと知ったクロクだが、もう遅い。俊が目覚めるまでに解決をしないと行けなくなったと焦りを隠せない。
焦るクロクを見て解決方法を思考するもすぐに出てこないスターブル。
「仕方ねぇな、こっちで探してみるがあまり期待はするなよ?てか、クロク。特性の注意事項マニュアルも魂と一緒に送ったはずだぜ?」
「そんなの来てないのじゃ!・・・・・・・!?」
そういえば俊に謝罪した時、部屋が散らかった事があったと脳裏に浮かぶ。
「もしかしてあの時かの・・・?あ、やばい、本当に終わってしまうのじゃ・・・」
「思い当たる事でもあったか?とりあえずこっちも調べておくからな。何かあればまた連絡すると良い。それとだな、その・・・なんだ。寝る時の恰好くらいもう少し落ち着いてもいいんじゃねぇーか?まぁ良いが・・・」
通話が切れ、自分の姿を思い出し、涙目で赤面するクロクは・・・ベビードールを着ていた。
「のじゃぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああ!!!!」
「「え?」」
目の前に自分とうり二つの人物がいた。これは早速複製バグかと思った俊だが目の前の自分も現状の把握をしたようだ。
「「とりあえず、お約束は必要ですよね。」」
自分がもう一人いるとやってみたくなる行為。それはお互いに同じ行動をする事が出来るかの確認である。
「お約束はやはり大事ですね・・・・・。動く方向までやはり同じですか。さすが同一人物と言ったところでしょうか?では早速クロクさんに連絡をとりま・・・」
連絡をしようUIと念じようとした俊の手をもう一人の俊が掴み止めに入った。
「まて、待つんだ僕」
手を掴まれ何を言いたいのか察し、クロクへの連絡を辞める。
「僕達はどちらもコピーだろう?仲間加入からの一時脱退イベントスルーで、再加入後に増えてしまう分裂バグはRPGでは鉄則だが、この状況はどうなるんでしょう?」
「たしかに・・・無難なのは二人とも消滅するっといったところでしょうか?自分で体感ってさすがに嫌ですね。」
「このまま行けばバグ探しの効率は二倍ですが、自分がバグの原因というのは嫌ですし、とりあえず状況を説明と消滅だけは回避するようクロクさんに連絡してみましょうか」
「りょ」
UIと念じ、目の前に現れた画面にある連絡ボタンをタップすると画面に呼び出し中と表示された。
呼び出し音が鳴り響くが、クロクは世界作りの最終調整で疲れ果てており寝ていた。
「スヤァ・・・・もう・・・作業・・・嫌じゃん・・・」
しかし、呼び出し音は止まず鳴り響く。
「・・・のじゃ!?」
呼び出し音に気づき、飛び起きたクロクはUIを操作し応答した。
「ん~・・・なんじゃぁ・・・ ん~・・・」
「「なんと言うか、はい。早速ですが二人に増えました」」
画面に映る二人の俊を見て驚愕し、目を覚ます。
「な、な、なんじゃ!?俊が二人おる!?わしは何もしておらんぞ!」
「「貴方に何か出来るほどの力量があるとは思ってません。UIは簡易でしか見れないのでこちらでは原因不明なんです。そちらで調べてもらえます?」」
一人でも作業を色々させられ疲れているのに、二人に増えるとは嫌な予感しかせず眩暈がするクロク。
「うっ・・・、わかったのじゃ・・・」
タブレット端末T-K10を操作し俊の情報を調べる。
「なんじゃろ、怪しい所は見当たらぬが、ぬ~・・・あ、これかの?」
「「なんです??」」
「すまぬ、どちらか一人が喋ってもらえんか・・・?寝起きで響くんじゃが・・・」
「あぁ、では私が」
画面から見て右側の俊が出て、少しはましになったと話を続けるクロクだが、解決策をどうするかと考える。
「原因は多分、お主の魂に付与されておるコピーの特性じゃと思うんじゃけど・・・ただ二人に増えてしまっておるからどうしたものかと・・・」
「消去はやめてくださいね。」
「一番早いんじゃが・・・マニュアルにはまず記載はされておらぬし~そうじゃ、こちらから特性を増やして合体を付与したらどうじゃろ?」
「消滅よりは良さそうですね。ですがこの世界ってスキルはバグが増える原因に成りかねないと最低限しか導入しない事にしましたよね?」
そう、この世界はバグの懸念があった為、俊の要望により魔術、回復術以外は本人の技術に頼った技しか存在しないのだった。
「うむぅ・・・じゃがバグが増えるとは限らないのじゃ。やってみらんと分からぬ。」
「仕方ないんですかね?まぁ、増えてもかならず見つけますが」
「分かったのじゃ。早速追加作業じゃ!」
多少の問題に目を瞑る俊に安堵し、特性を追加しようと操作を開始した。
「えーと、合体の作成をしてぇ・・・のじゃ?これで良いんじゃろか?いんすとーる中と出たのじゃ」
「え、ちょ、待ってくだああぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・ぐおおぉぉぉぉぉぉぉ・・・・、うっ・・・」
「あ、一人になって倒れたのじゃ・・・・」
T-K10に呼び出し音がなる。 画面には【父様】と表示されており、折り返しだろうと出る事にした。
「おう、クロクか。連絡が着てたから折り返したんだがどうしたよ?」
「色々あるんじゃがとりあえず・・・俊の魂を新しい世界に送ったんじゃが、二人に増えおったから合体の特性を付与したら倒れたんじゃけど」
「あ?ん~?あ、それやべぇ、コピー特性同士が合わさって特性が対消滅してオリジナル扱いになるから地球に帰れなくなんぞ?あと、どれくらいの時間二人になってたかわかんねーが、二人分の記憶が渾沌して激しい痛みで倒れたんだろうな。」
「のじゃ!?ど、どうすれば良いのじゃ!?このままじゃわしの生命の危機かもしれぬのじゃぁぁぁぁぁ!」
思ったよりとんでもない事になったと知ったクロクだが、もう遅い。俊が目覚めるまでに解決をしないと行けなくなったと焦りを隠せない。
焦るクロクを見て解決方法を思考するもすぐに出てこないスターブル。
「仕方ねぇな、こっちで探してみるがあまり期待はするなよ?てか、クロク。特性の注意事項マニュアルも魂と一緒に送ったはずだぜ?」
「そんなの来てないのじゃ!・・・・・・・!?」
そういえば俊に謝罪した時、部屋が散らかった事があったと脳裏に浮かぶ。
「もしかしてあの時かの・・・?あ、やばい、本当に終わってしまうのじゃ・・・」
「思い当たる事でもあったか?とりあえずこっちも調べておくからな。何かあればまた連絡すると良い。それとだな、その・・・なんだ。寝る時の恰好くらいもう少し落ち着いてもいいんじゃねぇーか?まぁ良いが・・・」
通話が切れ、自分の姿を思い出し、涙目で赤面するクロクは・・・ベビードールを着ていた。
「のじゃぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああ!!!!」
11
お気に入りに追加
11
あなたにおすすめの小説
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。

勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。

大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。


ゲームの悪役パパに転生したけど、勇者になる息子が親離れしないので完全に詰んでる
街風
ファンタジー
「お前を追放する!」
ゲームの悪役貴族に転生したルドルフは、シナリオ通りに息子のハイネ(後に世界を救う勇者)を追放した。
しかし、前世では子煩悩な父親だったルドルフのこれまでの人生は、ゲームのシナリオに大きく影響を与えていた。旅にでるはずだった勇者は旅に出ず、悪人になる人は善人になっていた。勇者でもないただの中年ルドルフは魔人から世界を救えるのか。

テンプレな異世界を楽しんでね♪~元おっさんの異世界生活~【加筆修正版】
永倉伊織
ファンタジー
神の力によって異世界に転生した長倉真八(39歳)、転生した世界は彼のよく知る「異世界小説」のような世界だった。
転生した彼の身体は20歳の若者になったが、精神は何故か39歳のおっさんのままだった。
こうして元おっさんとして第2の人生を歩む事になった彼は異世界小説でよくある展開、いわゆるテンプレな出来事に巻き込まれながらも、出逢いや別れ、時には仲間とゆる~い冒険の旅に出たり
授かった能力を使いつつも普通に生きていこうとする、おっさんの物語である。
◇ ◇ ◇
本作は主人公が異世界で「生活」していく事がメインのお話しなので、派手な出来事は起こりません。
序盤は1話あたりの文字数が少なめですが
全体的には1話2000文字前後でサクッと読める内容を目指してます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる