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18話目 戦闘終了後
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俺のダンジョンは無事2つの国から守られた。
防衛戦で難民の4分の1ほどがさらに亡くなってしまったが数倍にも及ぶ兵士を相手に善戦出来た方だろう……DPがその分増えた。
彼らの犠牲を無駄にはしない。
「あの数からこのダンジョンをよく守れたね。すごいと思うよ。それにこんな見た目だけでも立派なダンジョンを生まれたばかりの子が生み出すなんてね」
俺たちが苦労して戦っていた軍隊を一瞬で倒した相手がそう言う。
彼女はムーンの眷属であるセバスを倒したあとすぐに彼を担ぎながら俺の目の前に来た。
「地下への入り口が見つからずに済んだのが大きいでしょうね。彼らは雑魚なのでしょう?」
あっという間にこの地下に、俺の目の前にきたあなたとは違ってとは言わないが。
「まぁ、だだの兵士だからね。アカネならいくら集まっても倒せるかな。彼らにとっても使い捨てられるものだろうし、見てたでしょ?」
見ていたさ、それも気づかれてるのか。
眷属の天使族の能力を使ってこの地下にいながら外を見る事が出来た。
武者鎧に天使に2つの種類の眷属を生み出せる事は俺の大きなアドバンテージなのだろう。
だがあの強そうなムーンのセバスが手も足も出ていなかったなんてな。
眷属に期待しすぎてはいけないのかもしれない。
「俺の友人の眷属を殺さずにいてくれてありがとうございます。アカネさんと呼べばいいでしょうか」
セバスは俺の眷属である天使に治療を受けている。
魔力を纏った攻撃を受けると気絶する事があるらしい。
「アカネでいいと思うよ。それにそんな硬くならないでいいよ。君の名前は?」
「ユージだ」
自己紹介も終わったところで本題を切り出してきた。
「そう、ユージだね。さっそくだけどわたし達の仲間になってほしい。私達はアバタルといってこの世界を支配したいの。だから異世界の知識はとっても重要」
いきなり世界征服ときた。
それに他のクラスメイト達も加わっているらしい。
確かにあの力ある存在は世界をコントロール、支配せよと言っていたが。
「他のみんなも? それに支配?」
「うん、20人くらいかな。セイトカイだなんて言ってるね。今は契約でマーケットに書き込めないようにしてあるから連絡はつかないと思うけど。理由は契約しないと話せないよ。嫌なら敵にならないでいてくれればいいけど」
「契約?」
「魔法でお互いの行動を縛るの、マーケットみたいなものだと思ってくれればいいかな。返事を聞かせてほしいな」
マーケットのようなものか。
「敵になる事はないだろう。生徒会と話をして内容次第であれば仲間になってもいい。だが契約をする気は無い」
すぐに決められるわけがない。
生徒会なんて名乗って何をする気なのか。
クラスメイトの顔を思い浮かべて俺は少しこの先の大変さに頭が少し痛くなった。
「なら、それでいいかな。あんまり刺激しちゃダメだって言われてるし。また会えるといいんだけど、ムーンの方はアカネ達からも言っておくから心配しないでね。バイバイ」
あっという間にアカネは去っていった。
「あっという間だったな。他の2人になんと伝えるか……生徒会か」
「はいですぅ。怖かったですぅ」
今まで黙ってるというか眷属の武者鎧の陰に隠れていたルピスがそう言う。
「まぁ、これで一応は君たちを守れたのかな」
「ありがとうございますです! ユウジ様!!」
「あとはムーンが何と言うかだな」
一方ムーンでは。
「いやー、転送陣ってすごいね」
地面に描かれた魔法陣に向かって僕はそう言った。
これのおかげでエレベ君を新たに生み出す必要はなさそうだった。
「それほどでも、またいつ私のようなものが来るかわかりませんからその対策も兼ねて」
ハイエルフに備えての妨害も兼ねているらしい。
彼らが来れるのは転送陣の上のみになったらしい。
マクシオンは彼らの転移の妨害もやってくれるようだ。
それが本当なら対策が取りやすくなる。
「助かるよ」
「異世界の知識に比べればこのぐらいはしますよ」
うんうん、頼もしい仲間だね。
知識を交換した僕達は殺しあったとは思えないほど仲が良くなっていた。
エルフの宗教やこの世界における強さの階級について少し詳しくなって気になることが増えたけどそれについてはまた今度だ。
それにエルフ側の知識は大分脚色されているようだったしね。
「それは?」
そう問われたので僕は返事をする。
「お祈りかな。神様なんているかどうかもわからない存在だったけど一応魔法もない元の世界でもそういうのはあったから、死んだ眷属達にね」
「今思うと申し訳ないです。私も祈ります」
手を合わせてくれた。
眷属はだったら殺すなと思っているだろうか。
「ありがとう、マクシオン」
「さて、壊されたものはより良く作り直すだけだね」
僕は新たに眷属を生み出していく。
兵士改ウェイト君である。
接客プラス警備もできるようにしてある。
泥人形ではなく関節人形だ。
強さは人間の兵士級だね。
マクシオンが言うにはこの世界の強さは下から国民級、兵士級、英雄級、軍団級、伝説級、国家級、世界級、神話級となっているらしい。
まぁそんな事を聞いてもこの世界はまだまだよくわからないことだらけだ。
困った時にネットで検索なんて出来ないし、魔法やらダンジョンやらファンタジー世界があのアースで勝手に動いているのだ。
核シェルターに引きこもっていたいよ。
なんて考えながらバーフロアにちょっとした個室をつくる。
談話室かな?
ここで仲良くなったダンジョンマスター同士が話す時にあると便利だと思ったんだ。
周囲に会話を聞かれたくない場合もあるだろうしね。
そしてマーケットに、このダンジョンで話した内容を聞いた場合も僕は他者に絶対に漏らさないと誓う事を書いておく。
マクシオンとの戦いでダンジョン内であれば色々知覚できる事に気付いてしまったからね。
実は漏らさないだけで僕はここに来るダンジョンマスターから色々盗み聞ける事を楽しみにしているよ。
マクシオンの件で情報不足をひしひしと感じたからね。
なんて事をしていると、セバスが帰ってくる前にアバタルのノバが展望フロアにやってきた。
なんとノバはアバタルとかいう世界征服を目論む団体の諜報員みたいな感じだったらしい。
彼女の言う世界征服の為の仲間探しやらクラメイトが何人か集まっているという生徒会の話にも驚いたけど。
話の本題は謝罪だった。
公然と世界征服を企むと宣言した上で謝罪とは一体。
敵が多そうなグループである。
なんだか自滅しそうだなと思ったしエリアスが言ってくれたダンジョンマスターが貶めあっているという話も本当なんだろうね。
今度お礼か何かをあの僕を神様だと思ってるらしい美少女狂信者には言っておこう。
ノバの話を聞いて、セバスが死んでたかもしれないと思うと一瞬ダークな気持ちになったけれど、そう簡単に僕は怒らない。
「本当に申し訳ないと思うなら僕達に戦い方を、あと情報を教えてほしい。ダメだというならそれでも構わないけれど、こちらに被害がないうちは敵対する気は無いとも改めて言っておく」
でも、怒ったふりをするのは有効だと思う。
こう言う時は強気で行かないとね。
「わかりました。ムーン様の温情に感謝いたします」
本当に通るとは思わなかった。
ノバとはもう少しじっくり話す必要があるね。
生徒会について、世界の支配とは、そもそもダンジョンマスターやハイマスターとは一体。
気になることが多い。
注意が必要そうだがこれまたエルフとは違った話が聞けるだろう。
「それなら許せそうだ。ではもう少し話をしよう」
防衛戦で難民の4分の1ほどがさらに亡くなってしまったが数倍にも及ぶ兵士を相手に善戦出来た方だろう……DPがその分増えた。
彼らの犠牲を無駄にはしない。
「あの数からこのダンジョンをよく守れたね。すごいと思うよ。それにこんな見た目だけでも立派なダンジョンを生まれたばかりの子が生み出すなんてね」
俺たちが苦労して戦っていた軍隊を一瞬で倒した相手がそう言う。
彼女はムーンの眷属であるセバスを倒したあとすぐに彼を担ぎながら俺の目の前に来た。
「地下への入り口が見つからずに済んだのが大きいでしょうね。彼らは雑魚なのでしょう?」
あっという間にこの地下に、俺の目の前にきたあなたとは違ってとは言わないが。
「まぁ、だだの兵士だからね。アカネならいくら集まっても倒せるかな。彼らにとっても使い捨てられるものだろうし、見てたでしょ?」
見ていたさ、それも気づかれてるのか。
眷属の天使族の能力を使ってこの地下にいながら外を見る事が出来た。
武者鎧に天使に2つの種類の眷属を生み出せる事は俺の大きなアドバンテージなのだろう。
だがあの強そうなムーンのセバスが手も足も出ていなかったなんてな。
眷属に期待しすぎてはいけないのかもしれない。
「俺の友人の眷属を殺さずにいてくれてありがとうございます。アカネさんと呼べばいいでしょうか」
セバスは俺の眷属である天使に治療を受けている。
魔力を纏った攻撃を受けると気絶する事があるらしい。
「アカネでいいと思うよ。それにそんな硬くならないでいいよ。君の名前は?」
「ユージだ」
自己紹介も終わったところで本題を切り出してきた。
「そう、ユージだね。さっそくだけどわたし達の仲間になってほしい。私達はアバタルといってこの世界を支配したいの。だから異世界の知識はとっても重要」
いきなり世界征服ときた。
それに他のクラスメイト達も加わっているらしい。
確かにあの力ある存在は世界をコントロール、支配せよと言っていたが。
「他のみんなも? それに支配?」
「うん、20人くらいかな。セイトカイだなんて言ってるね。今は契約でマーケットに書き込めないようにしてあるから連絡はつかないと思うけど。理由は契約しないと話せないよ。嫌なら敵にならないでいてくれればいいけど」
「契約?」
「魔法でお互いの行動を縛るの、マーケットみたいなものだと思ってくれればいいかな。返事を聞かせてほしいな」
マーケットのようなものか。
「敵になる事はないだろう。生徒会と話をして内容次第であれば仲間になってもいい。だが契約をする気は無い」
すぐに決められるわけがない。
生徒会なんて名乗って何をする気なのか。
クラスメイトの顔を思い浮かべて俺は少しこの先の大変さに頭が少し痛くなった。
「なら、それでいいかな。あんまり刺激しちゃダメだって言われてるし。また会えるといいんだけど、ムーンの方はアカネ達からも言っておくから心配しないでね。バイバイ」
あっという間にアカネは去っていった。
「あっという間だったな。他の2人になんと伝えるか……生徒会か」
「はいですぅ。怖かったですぅ」
今まで黙ってるというか眷属の武者鎧の陰に隠れていたルピスがそう言う。
「まぁ、これで一応は君たちを守れたのかな」
「ありがとうございますです! ユウジ様!!」
「あとはムーンが何と言うかだな」
一方ムーンでは。
「いやー、転送陣ってすごいね」
地面に描かれた魔法陣に向かって僕はそう言った。
これのおかげでエレベ君を新たに生み出す必要はなさそうだった。
「それほどでも、またいつ私のようなものが来るかわかりませんからその対策も兼ねて」
ハイエルフに備えての妨害も兼ねているらしい。
彼らが来れるのは転送陣の上のみになったらしい。
マクシオンは彼らの転移の妨害もやってくれるようだ。
それが本当なら対策が取りやすくなる。
「助かるよ」
「異世界の知識に比べればこのぐらいはしますよ」
うんうん、頼もしい仲間だね。
知識を交換した僕達は殺しあったとは思えないほど仲が良くなっていた。
エルフの宗教やこの世界における強さの階級について少し詳しくなって気になることが増えたけどそれについてはまた今度だ。
それにエルフ側の知識は大分脚色されているようだったしね。
「それは?」
そう問われたので僕は返事をする。
「お祈りかな。神様なんているかどうかもわからない存在だったけど一応魔法もない元の世界でもそういうのはあったから、死んだ眷属達にね」
「今思うと申し訳ないです。私も祈ります」
手を合わせてくれた。
眷属はだったら殺すなと思っているだろうか。
「ありがとう、マクシオン」
「さて、壊されたものはより良く作り直すだけだね」
僕は新たに眷属を生み出していく。
兵士改ウェイト君である。
接客プラス警備もできるようにしてある。
泥人形ではなく関節人形だ。
強さは人間の兵士級だね。
マクシオンが言うにはこの世界の強さは下から国民級、兵士級、英雄級、軍団級、伝説級、国家級、世界級、神話級となっているらしい。
まぁそんな事を聞いてもこの世界はまだまだよくわからないことだらけだ。
困った時にネットで検索なんて出来ないし、魔法やらダンジョンやらファンタジー世界があのアースで勝手に動いているのだ。
核シェルターに引きこもっていたいよ。
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談話室かな?
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周囲に会話を聞かれたくない場合もあるだろうしね。
そしてマーケットに、このダンジョンで話した内容を聞いた場合も僕は他者に絶対に漏らさないと誓う事を書いておく。
マクシオンとの戦いでダンジョン内であれば色々知覚できる事に気付いてしまったからね。
実は漏らさないだけで僕はここに来るダンジョンマスターから色々盗み聞ける事を楽しみにしているよ。
マクシオンの件で情報不足をひしひしと感じたからね。
なんて事をしていると、セバスが帰ってくる前にアバタルのノバが展望フロアにやってきた。
なんとノバはアバタルとかいう世界征服を目論む団体の諜報員みたいな感じだったらしい。
彼女の言う世界征服の為の仲間探しやらクラメイトが何人か集まっているという生徒会の話にも驚いたけど。
話の本題は謝罪だった。
公然と世界征服を企むと宣言した上で謝罪とは一体。
敵が多そうなグループである。
なんだか自滅しそうだなと思ったしエリアスが言ってくれたダンジョンマスターが貶めあっているという話も本当なんだろうね。
今度お礼か何かをあの僕を神様だと思ってるらしい美少女狂信者には言っておこう。
ノバの話を聞いて、セバスが死んでたかもしれないと思うと一瞬ダークな気持ちになったけれど、そう簡単に僕は怒らない。
「本当に申し訳ないと思うなら僕達に戦い方を、あと情報を教えてほしい。ダメだというならそれでも構わないけれど、こちらに被害がないうちは敵対する気は無いとも改めて言っておく」
でも、怒ったふりをするのは有効だと思う。
こう言う時は強気で行かないとね。
「わかりました。ムーン様の温情に感謝いたします」
本当に通るとは思わなかった。
ノバとはもう少しじっくり話す必要があるね。
生徒会について、世界の支配とは、そもそもダンジョンマスターやハイマスターとは一体。
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