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第一章  出会い

イザナギ、イザナミ   神の神殿編Ⅲ

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短くて、本当にすみません!



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『して、話は変わるがこれからは暫く我等の下で生活をしてほしい。すまぬが、これは決定だ。無論、そなたが生活できる場所が見つかればそちらへ行って貰っても、そのまま居て貰っても構わない。』

『そうですわね。急で混乱することばかりとは存じますが、これだけはお譲りすることが出来ない案件ですものね。私からも、お願いします。』

僕は少し考えた。どうしてかな、と。
そしたら、思い当たる節が1つだけあった。それは…

「抹殺したはずの僕、尚哉が死んだはずなのに未だに存在していること。」だ。
僕は本来殺されていた為、今ここにいること自体がまず、あってはならない。
つまり、二人が言いたいことは…

「僕を隠すためですか?」

『…。』

二人は固まってしまった。なにかを考えているのか思い更けっている。
すると、最初にイザナギが口を開く。

『そなた、なかなか鋭いな…。まあ、率直に言うとそなたがいった通りだな。』

「つまり、僕はイザナギ様と、イザナミ様の下で隠していただくことになると…」

『ああ』

『不満だとは思われますが、どうか…』

「あ、いえ。不満だとか憎しみとか、そんな感情は全くこの場に持ち合わせていませんよ。」

『『は?』』

二人はまたかたまってしまった。なんだか面白い人たちだな…。
と言うか、顔まで面白いことになっている。キョトーンとしたように口を大っぴらに開けて目をひんむいている。
どうしたものかと、こちらが困ってしまう。

「あのー。大丈夫ですか?」

『『はっ!』』

二人はようやく意識が正常化したようだ。
なんだか、世話がかかるなぁー。と思いつつ苦笑する。
失礼だとは思いつつ、見ているとなんだかほっとする。
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