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始まり
パーティ
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レナトに腕を引かれるまま連れてこられた俺は、だだっ広いコロシアムのようなところに立っていた。
目の前にはカナブンみたいな緑色の鎧に身を包んだレナトが、背中に背負っていた両刃の大剣を構えている。
俺は、今回この戦いの審判を務めることになったアクネルを見た。
「なあ、模擬戦なのに本物の剣を使うのか?こういう時は木刀とかじゃないのか?」
「まあ、本来は近接戦闘を得意とするなら木製の得意武器を使い、魔法使いなら的に魔法をぶつけてその威力を見て案段するんだが。お前の場合、木刀なんかでやってもすぐに折れて戦いにならんだろう。レナトも、本気ではいかないと言っていたからな。死ぬことはないだろう」
「そうだけど」
「でも、今回は別世界の人間と黒の冒険者が戦うということで、観客席は満席だ。もしかしたらレナトが張り切って、腕の一本が無くなるかもしれないな」
「それは、ほんと勘弁してほしい」
俺はそんな物騒なことを言うアクネルから、観客席へと視線を移す。
アクネルの言う通り会場を一周する観客席には、冒険者やそうでない一般の人間が男女問わず入っており、「いけー!」だの「頑張れー!」だのと言った歓声を上げている。中には、「レナト様ー!」とかいう黄色い声援も聞こえる。
どうやら、レナトは人気もあるようだ。
因みにレナンは、この会場の入場口付近で待機しており、「二人とも頑張れー」とひいき無しの歓声を飛ばしていた。
「さあ海人くん、準備は良いかな?」
レナトが余裕の笑みを浮かべる。
俺は、その笑みに答えるように頷く。
「そうだな。軽く頼むよ」
多分勝てないかも知れないが、こっちも何もできない状態で挑むわけじゃない。
お互い、何をするか分からない状態での勝負だ。
むしろ、戦い方という面ではレナトは大剣を使うと分かるが、俺の能力はアクネルとレナンの二人しか知らない。
そう言う面では、こちらの方が有利なんじゃないか?
なら、先手必勝でちょっと驚かせてやろう。
俺が構え、レナトが大剣を握る手に力が込められた時、アクネルの手刀が俺たちの間に振り下ろされた。
「はじめ!」
開始の合図を出したアクネルが、その場から素早く距離を取る。
俺はそれと同時に、イメージを具現化させた。
「何だ、それは……っ!」
その具現化された、まだ見ぬものを目の当たりにしたレナトが驚きの声をあげて固まる。
観客席からも「何あれ……?」「あれが別世界の人間の力か……」「彼はドラゴンテイマーだったのか……?」と言ったどよめきや、驚きの声が上がっていた
「さあ、やるか」
俺が具現化したものは、ゴーレムを抑えるときに使った大型のユンボだ。
俺は即座にそれに乗り込むと、レバーを操作しアームを持ち上げ、先端に取り付けられた4股の爪バケットを地面から浮かせる。
だがこのままだと、たとえ最大まで伸ばし切ってもレナトには届かない。
俺は正面の、下から伸びるキャタピラーを操作する2本のレバーに右足をかける。
本来ならこんな操作方法しないが、レバーから手を離せないんじゃしょうがない。
俺は右足にかけた2本のレバーを同時に倒し、ユンボを前進させた。
「さあ、勝負だ」
少し進めるとアームが届く距離に入り、俺は右足を放してすぐに両腕でレバーを操作し、アームを持ち上げて最大まで伸ばすとレナトの真上に振り下ろした。
だがその攻撃をレナトは、素早い身のこなしで右に避けたため、地面に爪バケットが食い込む。
攻撃をよけたレナンは即座に大剣を構え直し、こちらへむかって全速力で突っ込んでくる。
「成程。それが君の能力なんだね。確かに強力だ。でも遅いよ。それじゃあ、当たらない」
「まあ、そうだよな」
俺は向かってくるレナトに対抗しようと、急いでアームを引き付けるが間に合いそうにない。
ゴーレム戦では、ゴーレム自信がすべての攻撃を受けるという戦闘スタイルであったために、正直戦いやすかったところがある。
だが、今は対人戦だ。避けれる攻撃は避けられるわな。。
「もらった!」
操縦席から、目の前で飛び上がって大剣を振り上げるレナトと目が合う。
丁度その時、アームが完全に折りたたまれた。
「空中なら避けられないだろ」
目の前のレナトは今にもその大剣を振り下ろして、操縦席ごと俺を一刀両断する勢いだった。
そうはさせない。
俺は咄嗟に、右レバーについたホーンスイッチを押した。
瞬間、会場に大音量のブザー音が鳴り響く。
会場の歓声は消え、レナトも振り下ろす途中で動きを止める。
猫だましは成功だ。
この一瞬を逃せば、もう勝機は無い。
俺は左のレバーを手前に倒し、重機本体を左に旋回させると、空中で動きを止めたレナトの身体に折りたたんだアームを横からぶち当てた。
レナトの身体は殴られた衝撃で真横に吹き飛び、やがて石造りの壁に衝突した。
レナトが手に持っていた大剣は、吹き飛ばされたときに手放しており、手の届きようのないところに転がっている。
「いたたっ、これは参ったね」
レナトが頭を押さえて起き上がる。
アクネルを見るが、続行可能と判断したようで止めるそぶりが無い。
「畳みかけるなら、今しかないか!」
俺はキャタピラーを操縦するレバーの左右それぞれを手に持ち、右レバーを奥に左レバーを手前に倒してレナトのいる方に正面を持ってくると、両レバーを右足で奥に倒して接近を開始した。
近づきながら両手ではアームのレバーを操作して、アームを前に伸ばして限界まで持ち上げる。
「これは、まずいね……」
レナトは避けようと脚を動かしたが、頭を打ったのか、脚をやったのかは分からないが、先ほど見せたあの俊敏さは発揮されなかった。
「いけるな」
そう確信した俺は、持ち上げたアームを躊躇いなく振り下ろした。
アームの先端についた爪バケットが、レナトの手前で爪を立てる。
こんなので頭から殴れば、いくら鎧で身を固めているとはいえ、頭は無防備だから即死だろう。
殺すのが目的じゃない。勝てばいい。
俺はレバーを操作し、アームを折りたたんだ。
「どうだ?」
俺の問いに、寸止めの一撃を貰ったレナトが、両手を挙げた。
「降参だ。これは、二人が認めるわけだね」
そのタイミングでアクネルが駆け寄ってくると、レナトの言葉を聞き届け右手を挙げた。
「勝負あり!!勝者、赤波江 海人!!」
アクネルの宣言に、会場から歓声が上がる。
俺はユンボの操縦席から降りると、入場口で観戦していたはずのレナンが抱きついてきた。
レナンは興奮した様子で、碧眼を輝かせながら俺を見上げる。
「バエちゃん、凄かったよ!かっこよかった!」
「そうだろう!」
俺とレナンがハイタッチをしているところに、アクネルも合流する。
「まさか勝つとは思わなかった。よくやったな」
「まあな。てか、ゴーレム戦の後にこれはきついわ!勝てたのが奇跡だからな、ほんと!」
「まあ、そう言うな。これから任務に出れば、強敵との連戦は当たり前になってくるんだからな。これぐらいで音を上げてたら、この先やっていけないぞ。私たちと共に行動するなら、そこのところ覚悟しておけよ?」
「そうだけども……え、これからもお前らと一緒に行動していいのか?」
俺のそんな言葉に、二人が笑う。
「何をいまさら。一緒に任務をこなして、一緒に食事をしたじゃないか。それに、別れる奴に推薦状を書いたりと面倒を見るわけないだろ?それか何か?私たちと一緒にいるのは嫌か?」
「いや、そんなことはないが。二人と俺は差がありすぎるというか……」
「そんなことは関係ないよ!バエちゃんのおかげで、今回のゴーレムだって倒せたんだから!もうバエちゃんとレナンたちは仲間だよ!分かった?」
俺の言葉に割り込むように、レナンが詰め寄ってくる。
俺は勝手に、今回二人と行動するのは能力が使えるようになるまでだと思っていた。
そこからは、別々に行動するものだと。
だってそうだろう?二人は王と呼ばれるほどの実力者だ。今回のゴーレム戦も、2人だけでも余裕で勝てたはずだ。
だが、そんな二人が俺を仲間だと認めてくれた。それがどれだけ力強いことか。まあ、同時に大変なんだけども。
「まだまだ、二人の足元にも及ばないけど、改めてよろしくな!」
俺は二人と、改めて握手を交わした。
「いいね。二人の王と一人の別世界の人のパーティか。これはもしかしたら、あの伝説の3人パーティ以上のパーティが誕生したかもしれないね」
「ん?」
後ろでレナトが何か言っていたが、良く聞き取れなかった。
と言うか、すっかり忘れてた。
「レナト、今回は不意打ちなところがったからな。今度は本気でやり合おう!」
「そうだね。僕も、惨敗で悔しいからね。次はもっと力をつけて、リベンジさせてもらうよ」
「おう」
俺とレナトも、互いを称え合っての握手を交わす。
それと同時に、会場では更なる歓声が上がった。
目の前にはカナブンみたいな緑色の鎧に身を包んだレナトが、背中に背負っていた両刃の大剣を構えている。
俺は、今回この戦いの審判を務めることになったアクネルを見た。
「なあ、模擬戦なのに本物の剣を使うのか?こういう時は木刀とかじゃないのか?」
「まあ、本来は近接戦闘を得意とするなら木製の得意武器を使い、魔法使いなら的に魔法をぶつけてその威力を見て案段するんだが。お前の場合、木刀なんかでやってもすぐに折れて戦いにならんだろう。レナトも、本気ではいかないと言っていたからな。死ぬことはないだろう」
「そうだけど」
「でも、今回は別世界の人間と黒の冒険者が戦うということで、観客席は満席だ。もしかしたらレナトが張り切って、腕の一本が無くなるかもしれないな」
「それは、ほんと勘弁してほしい」
俺はそんな物騒なことを言うアクネルから、観客席へと視線を移す。
アクネルの言う通り会場を一周する観客席には、冒険者やそうでない一般の人間が男女問わず入っており、「いけー!」だの「頑張れー!」だのと言った歓声を上げている。中には、「レナト様ー!」とかいう黄色い声援も聞こえる。
どうやら、レナトは人気もあるようだ。
因みにレナンは、この会場の入場口付近で待機しており、「二人とも頑張れー」とひいき無しの歓声を飛ばしていた。
「さあ海人くん、準備は良いかな?」
レナトが余裕の笑みを浮かべる。
俺は、その笑みに答えるように頷く。
「そうだな。軽く頼むよ」
多分勝てないかも知れないが、こっちも何もできない状態で挑むわけじゃない。
お互い、何をするか分からない状態での勝負だ。
むしろ、戦い方という面ではレナトは大剣を使うと分かるが、俺の能力はアクネルとレナンの二人しか知らない。
そう言う面では、こちらの方が有利なんじゃないか?
なら、先手必勝でちょっと驚かせてやろう。
俺が構え、レナトが大剣を握る手に力が込められた時、アクネルの手刀が俺たちの間に振り下ろされた。
「はじめ!」
開始の合図を出したアクネルが、その場から素早く距離を取る。
俺はそれと同時に、イメージを具現化させた。
「何だ、それは……っ!」
その具現化された、まだ見ぬものを目の当たりにしたレナトが驚きの声をあげて固まる。
観客席からも「何あれ……?」「あれが別世界の人間の力か……」「彼はドラゴンテイマーだったのか……?」と言ったどよめきや、驚きの声が上がっていた
「さあ、やるか」
俺が具現化したものは、ゴーレムを抑えるときに使った大型のユンボだ。
俺は即座にそれに乗り込むと、レバーを操作しアームを持ち上げ、先端に取り付けられた4股の爪バケットを地面から浮かせる。
だがこのままだと、たとえ最大まで伸ばし切ってもレナトには届かない。
俺は正面の、下から伸びるキャタピラーを操作する2本のレバーに右足をかける。
本来ならこんな操作方法しないが、レバーから手を離せないんじゃしょうがない。
俺は右足にかけた2本のレバーを同時に倒し、ユンボを前進させた。
「さあ、勝負だ」
少し進めるとアームが届く距離に入り、俺は右足を放してすぐに両腕でレバーを操作し、アームを持ち上げて最大まで伸ばすとレナトの真上に振り下ろした。
だがその攻撃をレナトは、素早い身のこなしで右に避けたため、地面に爪バケットが食い込む。
攻撃をよけたレナンは即座に大剣を構え直し、こちらへむかって全速力で突っ込んでくる。
「成程。それが君の能力なんだね。確かに強力だ。でも遅いよ。それじゃあ、当たらない」
「まあ、そうだよな」
俺は向かってくるレナトに対抗しようと、急いでアームを引き付けるが間に合いそうにない。
ゴーレム戦では、ゴーレム自信がすべての攻撃を受けるという戦闘スタイルであったために、正直戦いやすかったところがある。
だが、今は対人戦だ。避けれる攻撃は避けられるわな。。
「もらった!」
操縦席から、目の前で飛び上がって大剣を振り上げるレナトと目が合う。
丁度その時、アームが完全に折りたたまれた。
「空中なら避けられないだろ」
目の前のレナトは今にもその大剣を振り下ろして、操縦席ごと俺を一刀両断する勢いだった。
そうはさせない。
俺は咄嗟に、右レバーについたホーンスイッチを押した。
瞬間、会場に大音量のブザー音が鳴り響く。
会場の歓声は消え、レナトも振り下ろす途中で動きを止める。
猫だましは成功だ。
この一瞬を逃せば、もう勝機は無い。
俺は左のレバーを手前に倒し、重機本体を左に旋回させると、空中で動きを止めたレナトの身体に折りたたんだアームを横からぶち当てた。
レナトの身体は殴られた衝撃で真横に吹き飛び、やがて石造りの壁に衝突した。
レナトが手に持っていた大剣は、吹き飛ばされたときに手放しており、手の届きようのないところに転がっている。
「いたたっ、これは参ったね」
レナトが頭を押さえて起き上がる。
アクネルを見るが、続行可能と判断したようで止めるそぶりが無い。
「畳みかけるなら、今しかないか!」
俺はキャタピラーを操縦するレバーの左右それぞれを手に持ち、右レバーを奥に左レバーを手前に倒してレナトのいる方に正面を持ってくると、両レバーを右足で奥に倒して接近を開始した。
近づきながら両手ではアームのレバーを操作して、アームを前に伸ばして限界まで持ち上げる。
「これは、まずいね……」
レナトは避けようと脚を動かしたが、頭を打ったのか、脚をやったのかは分からないが、先ほど見せたあの俊敏さは発揮されなかった。
「いけるな」
そう確信した俺は、持ち上げたアームを躊躇いなく振り下ろした。
アームの先端についた爪バケットが、レナトの手前で爪を立てる。
こんなので頭から殴れば、いくら鎧で身を固めているとはいえ、頭は無防備だから即死だろう。
殺すのが目的じゃない。勝てばいい。
俺はレバーを操作し、アームを折りたたんだ。
「どうだ?」
俺の問いに、寸止めの一撃を貰ったレナトが、両手を挙げた。
「降参だ。これは、二人が認めるわけだね」
そのタイミングでアクネルが駆け寄ってくると、レナトの言葉を聞き届け右手を挙げた。
「勝負あり!!勝者、赤波江 海人!!」
アクネルの宣言に、会場から歓声が上がる。
俺はユンボの操縦席から降りると、入場口で観戦していたはずのレナンが抱きついてきた。
レナンは興奮した様子で、碧眼を輝かせながら俺を見上げる。
「バエちゃん、凄かったよ!かっこよかった!」
「そうだろう!」
俺とレナンがハイタッチをしているところに、アクネルも合流する。
「まさか勝つとは思わなかった。よくやったな」
「まあな。てか、ゴーレム戦の後にこれはきついわ!勝てたのが奇跡だからな、ほんと!」
「まあ、そう言うな。これから任務に出れば、強敵との連戦は当たり前になってくるんだからな。これぐらいで音を上げてたら、この先やっていけないぞ。私たちと共に行動するなら、そこのところ覚悟しておけよ?」
「そうだけども……え、これからもお前らと一緒に行動していいのか?」
俺のそんな言葉に、二人が笑う。
「何をいまさら。一緒に任務をこなして、一緒に食事をしたじゃないか。それに、別れる奴に推薦状を書いたりと面倒を見るわけないだろ?それか何か?私たちと一緒にいるのは嫌か?」
「いや、そんなことはないが。二人と俺は差がありすぎるというか……」
「そんなことは関係ないよ!バエちゃんのおかげで、今回のゴーレムだって倒せたんだから!もうバエちゃんとレナンたちは仲間だよ!分かった?」
俺の言葉に割り込むように、レナンが詰め寄ってくる。
俺は勝手に、今回二人と行動するのは能力が使えるようになるまでだと思っていた。
そこからは、別々に行動するものだと。
だってそうだろう?二人は王と呼ばれるほどの実力者だ。今回のゴーレム戦も、2人だけでも余裕で勝てたはずだ。
だが、そんな二人が俺を仲間だと認めてくれた。それがどれだけ力強いことか。まあ、同時に大変なんだけども。
「まだまだ、二人の足元にも及ばないけど、改めてよろしくな!」
俺は二人と、改めて握手を交わした。
「いいね。二人の王と一人の別世界の人のパーティか。これはもしかしたら、あの伝説の3人パーティ以上のパーティが誕生したかもしれないね」
「ん?」
後ろでレナトが何か言っていたが、良く聞き取れなかった。
と言うか、すっかり忘れてた。
「レナト、今回は不意打ちなところがったからな。今度は本気でやり合おう!」
「そうだね。僕も、惨敗で悔しいからね。次はもっと力をつけて、リベンジさせてもらうよ」
「おう」
俺とレナトも、互いを称え合っての握手を交わす。
それと同時に、会場では更なる歓声が上がった。
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