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春臣
特別な存在
しおりを挟む男女間描写(未到達)があります。
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望んでもいなかったのに、中にちんこをはめられ快感で腰を振る。
ケツまんこの快楽に支配され女にされて喘がせられる。
不意に激しい嫌悪にかられた時、忘れたくて浴びるように酒を飲む。
気持ち良さはある。
けど、本来の自分を捻じ曲げられ屈服させられたような惨めさと鬱屈が付きまとっていた。
俺は男でいられているのだろうか。
ヨシに抱かれるまで邦陽を抱いていた。
きれいな邦陽を抱けば男に、以前の自分に戻れるような気がした。
邦陽の部屋のドアを開ける。
寝ている邦陽にのしかかる。
吸いつくような柔らかな肌。
白い胸元、さらさらの髪。
シャンプーと太陽の匂いが合わさったような邦陽の匂い。
自分の中で何かどくどくと沸き上がるものが、あった。身体が熱くなり血がだぎる。
ああ、求めていたのはこれだと思った。
無理やり口付け、服を脱がせる。
白い肌に舌を這わせる。
邦陽は酒臭さに嫌がる素振りをみせている。
久しぶりに邦陽に入れる思うとそれだけでイッちゃいそうだ。
指でぐりぐりして、簡単に舐め、つばを垂らして強引に入れる。
邦陽の中は熱くてちぎれそうなくらいきつい。
邦陽の口を押さえつけて絞られるように中に白濁をぶちまけた。
ケツで感じるようになった後、女に勃ちにくくなった。
関係した奴の繋がりでお持ち帰り合コンなんかに呼ばれたりする。
女にいろいろ誘われるけど躊躇していた。
「2人で抜けない? 」
透けるように白く綺麗な肌の女に誘われた。
目元がくっきり鮮やかでなんとなく邦陽を彷彿させた。
久しぶりにいけそうな気がして2人で合コンをばっくれた。
ホテルに向かうタクシーのなかから既にイチャつく。
彼女からいい匂いが漂ってきて、胸元から深い谷間がちらりと見えて凄くいい感じ。
シャワーを浴びて裸になってじゃれあう。
こんなの久しぶりだ。
なんだか楽しい。
彼女は色が白くて髪がとても綺麗だった。ノリも良さそう。
「あ、俺男とも寝るの知ってる? 」
「知ってる。話に出てたよ」
「途中で中折れしちゃうかもしれないからバイブとか使っていい?」
「いいよー。どこに入れるの? 」
「俺のケツ」
「まじ? ウケる~。3Pみたいでいいんじゃない」
彼女がシャワーを浴びている隙に、部屋備え付けの自販機で買っておいたディルド。筋や血管まで本物そっくりのやつ。包装から取り出しゴムを被せローションのボトルと一緒にベッドの上転がしといた。
彼女の口を味わう。
薄い唇を舌先で舐めあげる。
首筋から胸元に唇を落としていく。
華奢な骨格、強く抱きしめたら折れちゃいそうだ。
細めの体型からは想像も付かない豊満な胸。胴体から横にはみ出ている。
両手で持ちもみ上げ、久しぶりのたぷたぷの感触に感動する。
こんなにおっぱいって柔らかかったっけ。
玉袋みたいにふよふよだ。
セピア色の大きめの乳暈を持つ乳首を口に含み舌先で転がし押し潰す。
反対側も指でこねくりまわす。
脚の間に手を延ばし弾力のある太ももを開かせ、中の襞に口を付けた。
指でぷっくりした外陰を開き中をれろっと舐めあげた。
「ぁあっ……ぁあっ………」
中指をすでにぬるぬるの膣の中に入れた。
指でかき回しながら舌先で外側から内側に少しずつ寄せていく。
指で中の上側を責める。
女性器は受け入れやすいよう柔らかい。
しかも体液で濡れそぼっていて、ねろねろでぬるぬるだ。
もし自分だったら、そう思った瞬間ふと意識がそれてしまった。
自分の内部を指でかき回される感覚がふっと浮かび上がってきた。
やばい、中折れる。
「もう待てない。入れさせて」
ゴムを付けながらディルドを側に引き寄せた。
膣にちんこを入れるとねたっとした熱と圧に包まれる。
後ろと違って全体的に締め付けられるけど、入り口の締まりが尻と違ってややゆるく物足りなく感じてしまう。
パンパンと腰を打ち付ける中で摩擦や抵抗が徐々に減って来ている気がした。
やばい萎えてきてる。
「悪い。舐めてもらえる? 」
抜いてゴムを取った。
女の子はゴムくさいのに嫌がらずに舐めてくれた。
デカいおっぱいといい、なんていい子なんだ。
今更効かないだろうけど、入れる前に鞄の中にあった勃起薬を飲んでみた。
「外に出してくれるなら、ナマでいいよ」
お言葉に甘えて生で入れさせてもらう。
あったかくて、動かすとねろねろしたヒダがねちゃねちゃとまとわりついてくる。
柔らかくて緩い刺激は気持ちいいけど何だか物足りない。
自身を一旦抜きディルドにローションを塗りたくり、自分の後腔に力を入れて中に押し込んだ。
毎日、いじるか突っ込まれているのですんなり入る。
少しいいところに当たるけれど、それを維持する態勢が難しい。
そう思うと何となく気分が落ちてきて、角度も落ちてきた。
「それ、使わないなら私に使って」
結局、彼女を擬似ちんこと愛撫でイかせて終わりになった。
最後の最後まで態度を変えない本当にいい子だった。
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