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グラナダ3
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緑川との待ち合わせは「グラナダ」にした
どうしてって……、逃げやすそうだし音楽がうるさいから誤魔化せるかもしれない
「あらトール君いらっしゃい、今日は一人?」
押すだけで軽く開くバネ入りの扉を開けるとおカマ店長がニッコリ迎えてくれた
客に名前を聞かないかわりに勝手なあだ名をつけられ勝手に呼ばれる、佐鳥は背が高いのでトール君…………別にいいけどかなり気持ち悪くもある
平日の早い時間、食べ物を置いてないグラナダの店内はまだ閑散として鳴り響く音楽を遮るものが何も無く体にぶつかって来た
「何飲む?ビールでいい?」
「いや…連れが来てから頼むよ、それより何か食べ物ない?」
「サラミならあるわよ」
ニンマリ笑った店長からニュッと出て来たのは薄いビニールを被ったサラミ一本丸々……
「何だよ雑だな」
「文句があるならその先にある牛丼でも食べて来なさいよ、いるの?いらないの?」
「いる………」
長居するつもりはない、空きっ腹に飲むよりはいいとバナナのように先っちょのビニールを剥いたサラミを受け取りちょっとだけ噛じった
「うふ………うふふ……」
「何ですか……気持ち悪い笑い方して……」
「トール君がサラミを咥えるって萌えるわ……もっと太いのがあればいいんだけどね」
「え?……」
ニヤニヤしていると思ったらそういう魂胆?なるほど言われてみれば………昨日の雪斗との事を思い出して顔が熱くなってしまった、冷静になれば今でも信じられない
「やだあ……かわいいわね赤くなっちゃって……トール君ったら清潔そうな顔して実は影であんな事やこんな事してたりして、いやぁん想像しちゃった……いやぁん」
「変な事を言わないでください」
暇な時の店長はオカマっぷりはMAXで握られそうになった手をさっと避けた
開店から間もなく、閑散としていた店内は店長と面倒くさい雑談をしているうちにパラパラと客が増え始めていた
「ねえトールくん、誰と待ち合わせしてるの?男?女?」
「男です」
「彼氏だったりして」
「そんなわけ無いでしょ、ただの同僚です、変な事言ってないで仕事してください」
お客そっちのけで食いついてくる店長を追いやると丁度緑川が店に入って来た、ちょいっと手を上げるとすぐに気が付いて隅に行こうと顎で指した
「やだ………男前……」
「店長、余計な事言わないでいいから……ビール2つ」
「紹介してくれないのね……ケチ……」
モタモタビールを注いだ店長からグラスを受け取り緑川に渡すと、初対面の相手を観察するように視線を横断させ………いつもの笑顔が消えたままだった口元が困ったようにフッと緩んだ
「お前何を持ってんだ」
「ああ……サラミ?何かないかって店長に聞いたらこれ渡されたんだ」
いつ、どんな状況でも佐鳥は何故こうなのか……
15センチはある太いサラミを丸々握り、何も考えずに齧っている佐鳥は面白いぐらい天然を晒してる
そんなもん渡されて普通素直に食うか?
「……旨いか?」
「まあな……」
「それは良かった、遠慮なく食ってくれ、それにしても早かったんだな、もっと遅くなると思ってた」
「心配すんな、俺はちゃんと今の状況がわかってるし仕事は順調…」
チラチラと伺いを立てていたのは気づいていたが、視線を誤解され派手な化粧をした女がチューブトップからハミ出しそうな胸を押し付けて佐鳥の腕にぶら下がった
「イケメンくん……一緒に飲んでもいい?」
「いや……」
「うん、別にいいよ……」
「は?………」
佐鳥の呑気な返事に反射で作った社交辞令の笑顔がビキっと捻れて引きつった
何が「いいよ」だ、良くないだろ
「ごめんね今日はちょっと二人で飲みたいんだ」
「え~別にいいじゃない、飲むだけなんだから二人じゃなくても出来るでしょ?、それ以外でも……3人OKよ?」
佐鳥の態度は、押したら行けると思わせてしまったらしい、面倒くさい
「暁彦……」
「ん?………ん?!……んんっっ??!」
佐鳥の首をグッと引き寄せびっくりしている口に唇を押し付けた、舌をねじ込んでやろうかと思ったがさすがに同じくらいの体格がある男に力ずくは無理……
「こういう訳だから……ね?」
頬を押し返され、首がもげそうになったが皺になったジャケットをピンと伸ばして余裕有りげににっこり笑うと、女と佐鳥は黙ったがカウンターから見ていた店長がキャーキャーうるさくなった
「お前……やりすぎ……」
以前から佐鳥に迫ってみたら面白い反応が見れそうだと思っていたがやっぱり面白い、ワタワタと腕を振り回しているくせに握ったサラミは離さない
「何だよ今更だろ」
「いや…ふざけるにしても口にキスはないだろ」
「ふうん………ないんだ…………」
ドンッと頭の横に手をついて顔を近づけると、切れ長の目を真ん丸にして壁に張り付き逃げ場のない頭を引っ込める佐鳥は何もかも予想通りで、目的を忘れてちょっと楽しくなってきた
「男とのキスなんて今更なんだろう?」
耳に口を付けて囁くとサッと佐鳥の顔色が変わった
「……お前……何か今日は変だぞ」
何もこんな状況で目を見て話さなくていいのにグリンと顔を向けられ鼻先で睨まれても………もう一回キスをしてやろうかと思ったが遊んでる場合じゃない
「変なのはお前なんだよ……遊ぶなら相手を選べ」
「違うんだよ……遊びとは……そんなんじゃない」
「遊びだ」
言い捨てた言葉にムッと口を結んだ佐鳥は覆い被せた体を押し返しハイっと食べかけのサラミを手渡された
つい受け取ってしまったのは天然が伝染したからじゃない、話の進め方が逆効果でどうすればいいか考えて気を取られていたからだ
「帰る」
「暁彦……よく考えろ」
「何を?……」
「昨日の今日出会ってハイッ寝ましたってお前が男相手にないだろう、おかしいと思わないのか」
「言っとくけど雪斗から寄って来たり声をかけてきたりした事は今でも一切ないから」
「じゃあ何でだよ、何があったかちゃんと言え」
「……あいつ……目からビーム出すんだよ」
…………………は?
何を言ってる?
「何て言うか……こう……寂しいって言うか色っぽいと言うか……キレイと言うか……光線が目から出て来て……」
真面目に言ってる………佐鳥は大真面目………
フルっと体が震え真っ直ぐ立つのが難しい
クツクツと腹筋から湧き出た揺れが肩まで登り口から飛び出そうになったが頬を噛んで必死で止めた
面白いにも程がある、その馬鹿さ加減に爆発しそうになった笑いを我慢するのに腸がちぎれそうになった
「それで……」
面白過ぎて言葉が出ない
「別に騙されてもいないしお前が心配するような事は何もない」
「するよ」
「しなくていい」
じゃあなと言い残し店を出た佐鳥に目から出るビームより余程強烈な攻撃を浴びせられそのまま見送った
あの決意に満ちた目は何だ
言いたいことは山程あったが今何を言っても耳に入らないだろうと思うほど陥ってる
スラリと背の高い佐鳥はその身長のわりに顔が小さい、眉に近い切れ長の目は好みの差はあれど誰でも認めるハイスペックな容姿を持っている割にそれを誇張されるのを嫌がり必死に否定する
小さな頃から容姿を武器にしてきた緑川には理解出来ないが佐鳥の天然は底が知れず、時々見せる「馬鹿」は純粋で視界が狭い
危なっかしくてどうしても面倒を見てしまう
今朝も男と寝た事をまさか素直に認めるとは思わなかった
会って間もないくせに入れ込んでいるのが駄々漏れでまるで周りが見えていない、相手を追っ払えば済むうちに対処した方が良さそうだ
何よりもプラベートと言い切るには何もかもが職場に近い
こんなことが知れたら会社を追い出される可能性もある、木下達が思うほど社長は甘い人じゃない
「黙ってあいつを遠ざけた方が良かったな……」
馬鹿みたいに素直なところがあるから知られたと気付いたら恥ずかしくなって引くだろうと簡単に考えていた
「それ食べる気?」
店に入ってきたカップルに佐鳥に渡された齧りかけのサラミを指差され笑われた
誰でも彼でも気安く話しかけてくるこの店はあまり好きではなかった
「佐鳥だから成立するんだよ……」
二人分のビールを飲み干して店を後にした
どうしてって……、逃げやすそうだし音楽がうるさいから誤魔化せるかもしれない
「あらトール君いらっしゃい、今日は一人?」
押すだけで軽く開くバネ入りの扉を開けるとおカマ店長がニッコリ迎えてくれた
客に名前を聞かないかわりに勝手なあだ名をつけられ勝手に呼ばれる、佐鳥は背が高いのでトール君…………別にいいけどかなり気持ち悪くもある
平日の早い時間、食べ物を置いてないグラナダの店内はまだ閑散として鳴り響く音楽を遮るものが何も無く体にぶつかって来た
「何飲む?ビールでいい?」
「いや…連れが来てから頼むよ、それより何か食べ物ない?」
「サラミならあるわよ」
ニンマリ笑った店長からニュッと出て来たのは薄いビニールを被ったサラミ一本丸々……
「何だよ雑だな」
「文句があるならその先にある牛丼でも食べて来なさいよ、いるの?いらないの?」
「いる………」
長居するつもりはない、空きっ腹に飲むよりはいいとバナナのように先っちょのビニールを剥いたサラミを受け取りちょっとだけ噛じった
「うふ………うふふ……」
「何ですか……気持ち悪い笑い方して……」
「トール君がサラミを咥えるって萌えるわ……もっと太いのがあればいいんだけどね」
「え?……」
ニヤニヤしていると思ったらそういう魂胆?なるほど言われてみれば………昨日の雪斗との事を思い出して顔が熱くなってしまった、冷静になれば今でも信じられない
「やだあ……かわいいわね赤くなっちゃって……トール君ったら清潔そうな顔して実は影であんな事やこんな事してたりして、いやぁん想像しちゃった……いやぁん」
「変な事を言わないでください」
暇な時の店長はオカマっぷりはMAXで握られそうになった手をさっと避けた
開店から間もなく、閑散としていた店内は店長と面倒くさい雑談をしているうちにパラパラと客が増え始めていた
「ねえトールくん、誰と待ち合わせしてるの?男?女?」
「男です」
「彼氏だったりして」
「そんなわけ無いでしょ、ただの同僚です、変な事言ってないで仕事してください」
お客そっちのけで食いついてくる店長を追いやると丁度緑川が店に入って来た、ちょいっと手を上げるとすぐに気が付いて隅に行こうと顎で指した
「やだ………男前……」
「店長、余計な事言わないでいいから……ビール2つ」
「紹介してくれないのね……ケチ……」
モタモタビールを注いだ店長からグラスを受け取り緑川に渡すと、初対面の相手を観察するように視線を横断させ………いつもの笑顔が消えたままだった口元が困ったようにフッと緩んだ
「お前何を持ってんだ」
「ああ……サラミ?何かないかって店長に聞いたらこれ渡されたんだ」
いつ、どんな状況でも佐鳥は何故こうなのか……
15センチはある太いサラミを丸々握り、何も考えずに齧っている佐鳥は面白いぐらい天然を晒してる
そんなもん渡されて普通素直に食うか?
「……旨いか?」
「まあな……」
「それは良かった、遠慮なく食ってくれ、それにしても早かったんだな、もっと遅くなると思ってた」
「心配すんな、俺はちゃんと今の状況がわかってるし仕事は順調…」
チラチラと伺いを立てていたのは気づいていたが、視線を誤解され派手な化粧をした女がチューブトップからハミ出しそうな胸を押し付けて佐鳥の腕にぶら下がった
「イケメンくん……一緒に飲んでもいい?」
「いや……」
「うん、別にいいよ……」
「は?………」
佐鳥の呑気な返事に反射で作った社交辞令の笑顔がビキっと捻れて引きつった
何が「いいよ」だ、良くないだろ
「ごめんね今日はちょっと二人で飲みたいんだ」
「え~別にいいじゃない、飲むだけなんだから二人じゃなくても出来るでしょ?、それ以外でも……3人OKよ?」
佐鳥の態度は、押したら行けると思わせてしまったらしい、面倒くさい
「暁彦……」
「ん?………ん?!……んんっっ??!」
佐鳥の首をグッと引き寄せびっくりしている口に唇を押し付けた、舌をねじ込んでやろうかと思ったがさすがに同じくらいの体格がある男に力ずくは無理……
「こういう訳だから……ね?」
頬を押し返され、首がもげそうになったが皺になったジャケットをピンと伸ばして余裕有りげににっこり笑うと、女と佐鳥は黙ったがカウンターから見ていた店長がキャーキャーうるさくなった
「お前……やりすぎ……」
以前から佐鳥に迫ってみたら面白い反応が見れそうだと思っていたがやっぱり面白い、ワタワタと腕を振り回しているくせに握ったサラミは離さない
「何だよ今更だろ」
「いや…ふざけるにしても口にキスはないだろ」
「ふうん………ないんだ…………」
ドンッと頭の横に手をついて顔を近づけると、切れ長の目を真ん丸にして壁に張り付き逃げ場のない頭を引っ込める佐鳥は何もかも予想通りで、目的を忘れてちょっと楽しくなってきた
「男とのキスなんて今更なんだろう?」
耳に口を付けて囁くとサッと佐鳥の顔色が変わった
「……お前……何か今日は変だぞ」
何もこんな状況で目を見て話さなくていいのにグリンと顔を向けられ鼻先で睨まれても………もう一回キスをしてやろうかと思ったが遊んでる場合じゃない
「変なのはお前なんだよ……遊ぶなら相手を選べ」
「違うんだよ……遊びとは……そんなんじゃない」
「遊びだ」
言い捨てた言葉にムッと口を結んだ佐鳥は覆い被せた体を押し返しハイっと食べかけのサラミを手渡された
つい受け取ってしまったのは天然が伝染したからじゃない、話の進め方が逆効果でどうすればいいか考えて気を取られていたからだ
「帰る」
「暁彦……よく考えろ」
「何を?……」
「昨日の今日出会ってハイッ寝ましたってお前が男相手にないだろう、おかしいと思わないのか」
「言っとくけど雪斗から寄って来たり声をかけてきたりした事は今でも一切ないから」
「じゃあ何でだよ、何があったかちゃんと言え」
「……あいつ……目からビーム出すんだよ」
…………………は?
何を言ってる?
「何て言うか……こう……寂しいって言うか色っぽいと言うか……キレイと言うか……光線が目から出て来て……」
真面目に言ってる………佐鳥は大真面目………
フルっと体が震え真っ直ぐ立つのが難しい
クツクツと腹筋から湧き出た揺れが肩まで登り口から飛び出そうになったが頬を噛んで必死で止めた
面白いにも程がある、その馬鹿さ加減に爆発しそうになった笑いを我慢するのに腸がちぎれそうになった
「それで……」
面白過ぎて言葉が出ない
「別に騙されてもいないしお前が心配するような事は何もない」
「するよ」
「しなくていい」
じゃあなと言い残し店を出た佐鳥に目から出るビームより余程強烈な攻撃を浴びせられそのまま見送った
あの決意に満ちた目は何だ
言いたいことは山程あったが今何を言っても耳に入らないだろうと思うほど陥ってる
スラリと背の高い佐鳥はその身長のわりに顔が小さい、眉に近い切れ長の目は好みの差はあれど誰でも認めるハイスペックな容姿を持っている割にそれを誇張されるのを嫌がり必死に否定する
小さな頃から容姿を武器にしてきた緑川には理解出来ないが佐鳥の天然は底が知れず、時々見せる「馬鹿」は純粋で視界が狭い
危なっかしくてどうしても面倒を見てしまう
今朝も男と寝た事をまさか素直に認めるとは思わなかった
会って間もないくせに入れ込んでいるのが駄々漏れでまるで周りが見えていない、相手を追っ払えば済むうちに対処した方が良さそうだ
何よりもプラベートと言い切るには何もかもが職場に近い
こんなことが知れたら会社を追い出される可能性もある、木下達が思うほど社長は甘い人じゃない
「黙ってあいつを遠ざけた方が良かったな……」
馬鹿みたいに素直なところがあるから知られたと気付いたら恥ずかしくなって引くだろうと簡単に考えていた
「それ食べる気?」
店に入ってきたカップルに佐鳥に渡された齧りかけのサラミを指差され笑われた
誰でも彼でも気安く話しかけてくるこの店はあまり好きではなかった
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