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何才?
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「健二さん!」
呼ばれたから返事しようと思ったらドスンと腹の上に衝撃が来た。
葵の頭突きか踵か……まあ、スイカだったりゴミ箱だったり、いつもの闇属性から来る何かだろうと思って「やれやれ」と目を開けると、葵が腹の上に抱きついていた。
嬉しいけどこれは色っぽい話じゃない。
「どうした……何かあったのか」
葵の頭に手を置くと頷いてるのか否定してるのか、グリグリって顔を押し付けてるそこはナニなんだけど……
ナニッて足の付け根に付いてるナニね。
「うん、葵、それはやめよう、どうした?」
「どうしたもこうしたも無いです。健二さんは邪魔でウザくて馬鹿だけど健二さんの方がいいです」
「何それ」
……告白?
朝の寝起きに強襲?
突然?って疑問と、やっと気付いたかって安堵と嬉しさで目眩がする。
朝の起き抜けに「では最後まで」とは出来ないから、体をちょっとだけズラして伏せた頭を抱きしめようとすると、いきなり顔を上げた葵の脳天が強かに顎を打ち付けた。
見事なアッパーカットだ。
「健二さん!そんな呑気に仰け反ってないで何とかしてください」
「……呑気に仰け反るって……そんな日本語聞いたことないぞ」
「漢字の読めない健二さんに日本語の何がわかるって言うんですか、ってか健二さんでいいです、健二さんで我慢します、だから何とかしてください!」
「おい葵、もうちょい暖かい告白の仕方は無いのか?」
「告白?告白って何?告白とは……1」
何してるのかと思えば葵は携帯を触ってる。
「ほら!」って
「秘密にしていたことや心の中で思っていたことをありのまま打ち明けること。また、その言葉。「罪を告白する」2.キリスト教で、自己の信仰を公に表明すること。また、自己の罪を神の前で打ち明け、罪の許しを求めること?!何それ?!」
「落ち着け落ち着け、何だ?何?」
"告白"を検索した携帯の画面を見せられても甘い雰囲気にはならない、何がどうなっているのかよくわからなかったが、せっかく体をズラしたのに再び股間をグリグリと顔で擦られて逃げる為に起き出すしかしなかった。
そして起き出して「健二でいい」の意味がやっとわかった。
「なあ、葵……あいつ……誰?」
ベッドのある部屋から事務所を除くと誰かいるのだ。
細面の顔。
自然なウェーブのかかったイケてる髪型。
切れ長で美しい目。
スゥッと通った鼻筋に薄く形のいい唇。
体にフィットした品のいいトレンチコートの下はカジュアルなセーターに黒のスキニーパンツ。
知っている人だと感覚ではわかるのに、起き抜けの脳味噌は正解をくれない。
「誰って……まだ寝てるんですか?銀二さんです」
「え?銀二さんって………何才?」
「健二さん、漢字はもういいから取り敢えず母国語を正しく学んでください。来日3日目になってます。カタコトになってます」
「だって……銀二さんってあんな顔だったか?」
事務所の窓際に凭れて、立ったままコーヒーを飲んでいる男は知っている銀二ではなかった。
「何で?銀二さんは何してんの?」
「昨日の夜に健二さんが寝た後に楓ちゃんから電話があって…」
葵によると楓ちゃんは「早く済ませたい」らしい。連日になるけど今日でもいいか?と連絡があったらしい。
「それを椎名さんに連絡したらこんな事になってます」
「銀二さんが来たって事?」
「そうです、銀二さんなら話とか行動に惑わされずに行動心理みたいなもんを冷静に読み取ってくれるから……使えって…」
「そうか……そういう事か…」
素直じゃ無い葵からの告白とかあるわけ無い。
無いと知ってるし、わかってるのに変な期待をして馬鹿だったと思うけど、恥ずかしくなる前にドアの隙間から覗き見た銀二の姿に驚いて全部吹っ飛んだ。
銀二とは3日に一度は会ってるし、もう6年以上前から知ってるのに銀二がどんな顔をしているのか今始めて知ったのだ。
超絶なイケメン?
いや、イケメンって言うより綺麗?
ってか何才?
銀二特有の変身能力は知っているが……いや、知っているつもりだったが今の銀二は20歳の女の子とデートしていても何ら年の差を感じる事が無い若者風味が滲み出ている。
多分だけど銀二は椎名より年上なのだと思っていた。
だって!
おっさん役の時の銀二は立派なおっさんなのだ。
「銀二さんって……………何才?」
「健二さん!そんな事はどうでもいいです、銀二さんが影からこっそりと俺の事を観察してるなんて怖いです。銀二さんなら健二さんみたいに間抜けじゃ無いでしょう、馬鹿じゃ無いでしょう、怖いです嫌です」
「いやいや待て待て、葵待てよ」
銀二がこっそりとデートする2人を観察する気なら人目を引くイケメン装束はしないだろう、つまり楓ちゃんのリードを銀二さんがする気なのだと思う。
「銀二さんは観察される側に回れって指令を受けてんじゃ無いか?」
「え?そうかな……でも椎名さんはH.M.Kの仕事には表面上は手を出さないって言ってましたよ」
「まあな、でも銀二さんは組とは関係ない椎名の私物らしいからな」
「私物って……言い方」
そう、酷い言い方なのかもしれないけど銀二は椎名の私物なのだ。
椎名には秘密が多いけど銀二の事は何でも話してくれる。それは、銀二の全てを掌握してるって事で、何を漏らしても構わないくらい信頼を貰い、信頼を与えているのだろう。
その椎名によると、銀二が優秀なのは変身能力とか特筆すべき真面目さよりも人の観察が上手いという事だ。
感情の機微を瞬時に悟り気が効くなんてレベルでは語れないほど先回りをしてくる。
しかも正確に。
そういう意味では楓ちゃんの「何故友達が出来ないのか」という表面的な問題には囚われず、今の現状を冷静に可視化するにはピッタリなんだけど……、問題はそれが銀二であるって事だ。
安全に匿うための方便だったとの言い訳が付いたとしても「腎臓を寄越せ」と脅した銀二は葵にとっては恐ろしいヤクザのままなのだと思う。
銀二自身も椎名の指示が無ければ打ち解ける気配は見せてないし、暴走族に襲われた時も「別件だよ」って態度を貫いていたと聞いた。
今更仲良くペアを組めと言われても納得出来ないのはわかる。
呼ばれたから返事しようと思ったらドスンと腹の上に衝撃が来た。
葵の頭突きか踵か……まあ、スイカだったりゴミ箱だったり、いつもの闇属性から来る何かだろうと思って「やれやれ」と目を開けると、葵が腹の上に抱きついていた。
嬉しいけどこれは色っぽい話じゃない。
「どうした……何かあったのか」
葵の頭に手を置くと頷いてるのか否定してるのか、グリグリって顔を押し付けてるそこはナニなんだけど……
ナニッて足の付け根に付いてるナニね。
「うん、葵、それはやめよう、どうした?」
「どうしたもこうしたも無いです。健二さんは邪魔でウザくて馬鹿だけど健二さんの方がいいです」
「何それ」
……告白?
朝の寝起きに強襲?
突然?って疑問と、やっと気付いたかって安堵と嬉しさで目眩がする。
朝の起き抜けに「では最後まで」とは出来ないから、体をちょっとだけズラして伏せた頭を抱きしめようとすると、いきなり顔を上げた葵の脳天が強かに顎を打ち付けた。
見事なアッパーカットだ。
「健二さん!そんな呑気に仰け反ってないで何とかしてください」
「……呑気に仰け反るって……そんな日本語聞いたことないぞ」
「漢字の読めない健二さんに日本語の何がわかるって言うんですか、ってか健二さんでいいです、健二さんで我慢します、だから何とかしてください!」
「おい葵、もうちょい暖かい告白の仕方は無いのか?」
「告白?告白って何?告白とは……1」
何してるのかと思えば葵は携帯を触ってる。
「ほら!」って
「秘密にしていたことや心の中で思っていたことをありのまま打ち明けること。また、その言葉。「罪を告白する」2.キリスト教で、自己の信仰を公に表明すること。また、自己の罪を神の前で打ち明け、罪の許しを求めること?!何それ?!」
「落ち着け落ち着け、何だ?何?」
"告白"を検索した携帯の画面を見せられても甘い雰囲気にはならない、何がどうなっているのかよくわからなかったが、せっかく体をズラしたのに再び股間をグリグリと顔で擦られて逃げる為に起き出すしかしなかった。
そして起き出して「健二でいい」の意味がやっとわかった。
「なあ、葵……あいつ……誰?」
ベッドのある部屋から事務所を除くと誰かいるのだ。
細面の顔。
自然なウェーブのかかったイケてる髪型。
切れ長で美しい目。
スゥッと通った鼻筋に薄く形のいい唇。
体にフィットした品のいいトレンチコートの下はカジュアルなセーターに黒のスキニーパンツ。
知っている人だと感覚ではわかるのに、起き抜けの脳味噌は正解をくれない。
「誰って……まだ寝てるんですか?銀二さんです」
「え?銀二さんって………何才?」
「健二さん、漢字はもういいから取り敢えず母国語を正しく学んでください。来日3日目になってます。カタコトになってます」
「だって……銀二さんってあんな顔だったか?」
事務所の窓際に凭れて、立ったままコーヒーを飲んでいる男は知っている銀二ではなかった。
「何で?銀二さんは何してんの?」
「昨日の夜に健二さんが寝た後に楓ちゃんから電話があって…」
葵によると楓ちゃんは「早く済ませたい」らしい。連日になるけど今日でもいいか?と連絡があったらしい。
「それを椎名さんに連絡したらこんな事になってます」
「銀二さんが来たって事?」
「そうです、銀二さんなら話とか行動に惑わされずに行動心理みたいなもんを冷静に読み取ってくれるから……使えって…」
「そうか……そういう事か…」
素直じゃ無い葵からの告白とかあるわけ無い。
無いと知ってるし、わかってるのに変な期待をして馬鹿だったと思うけど、恥ずかしくなる前にドアの隙間から覗き見た銀二の姿に驚いて全部吹っ飛んだ。
銀二とは3日に一度は会ってるし、もう6年以上前から知ってるのに銀二がどんな顔をしているのか今始めて知ったのだ。
超絶なイケメン?
いや、イケメンって言うより綺麗?
ってか何才?
銀二特有の変身能力は知っているが……いや、知っているつもりだったが今の銀二は20歳の女の子とデートしていても何ら年の差を感じる事が無い若者風味が滲み出ている。
多分だけど銀二は椎名より年上なのだと思っていた。
だって!
おっさん役の時の銀二は立派なおっさんなのだ。
「銀二さんって……………何才?」
「健二さん!そんな事はどうでもいいです、銀二さんが影からこっそりと俺の事を観察してるなんて怖いです。銀二さんなら健二さんみたいに間抜けじゃ無いでしょう、馬鹿じゃ無いでしょう、怖いです嫌です」
「いやいや待て待て、葵待てよ」
銀二がこっそりとデートする2人を観察する気なら人目を引くイケメン装束はしないだろう、つまり楓ちゃんのリードを銀二さんがする気なのだと思う。
「銀二さんは観察される側に回れって指令を受けてんじゃ無いか?」
「え?そうかな……でも椎名さんはH.M.Kの仕事には表面上は手を出さないって言ってましたよ」
「まあな、でも銀二さんは組とは関係ない椎名の私物らしいからな」
「私物って……言い方」
そう、酷い言い方なのかもしれないけど銀二は椎名の私物なのだ。
椎名には秘密が多いけど銀二の事は何でも話してくれる。それは、銀二の全てを掌握してるって事で、何を漏らしても構わないくらい信頼を貰い、信頼を与えているのだろう。
その椎名によると、銀二が優秀なのは変身能力とか特筆すべき真面目さよりも人の観察が上手いという事だ。
感情の機微を瞬時に悟り気が効くなんてレベルでは語れないほど先回りをしてくる。
しかも正確に。
そういう意味では楓ちゃんの「何故友達が出来ないのか」という表面的な問題には囚われず、今の現状を冷静に可視化するにはピッタリなんだけど……、問題はそれが銀二であるって事だ。
安全に匿うための方便だったとの言い訳が付いたとしても「腎臓を寄越せ」と脅した銀二は葵にとっては恐ろしいヤクザのままなのだと思う。
銀二自身も椎名の指示が無ければ打ち解ける気配は見せてないし、暴走族に襲われた時も「別件だよ」って態度を貫いていたと聞いた。
今更仲良くペアを組めと言われても納得出来ないのはわかる。
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