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第3話 車選びと事情
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案内しながら俺は気になった事を質問する事にした。
「ちなみに今乗られてる車は何という車でしょうか?」
そう、気になったのは彼女が乗って来た車だ。
前の世界で見覚えがあり、予想は立っているが念の為に聞いておこうと思ったのだ。
「あの車はミニのワンという車ですよ、結構そこら中走っている車だと思うんですが」
「いやー、暗くてよく見えなかったものですから」
(神様の言ってた事は本当みたいだな)
「すごいですね!MT仕様でしたよね、最近はMTに乗っている人が少なくなってATの車に乗っている人が多いのに」
「え?最近はレースが流行っている事もあってみんなMTの車に乗ってますよ、ATの車に乗っているのは男性くらいじゃないでしょうか?」
「あぁー、そうでしたね!いやー最近お客さんも来なかったもので忘れてましたよ!」
「ふーん?そうですか」
なんとか誤魔化したが神様から言われてた事を忘れてた、お客が来た事でテンションが上がり過ぎてしまったようだ。
(にしても、少し怪しまれたかもな)
そんな会話をしていると車置き場に到着した。
「どうぞウチの自慢の車たちです!じっくり見ていってください」
俺がそう声を掛けた時には彼女は既に車の方に歩いて行っていた。
それから僅か2~3分ほどで彼女は戻って来た。
「あのー」
「はい、どうされました?」
「どの車も見たこと無いメーカーの車みたいなんですが」
(そうだったー!ここにある車たちはこの世界に存在しない日本車メーカーの車ばかりだ!なんて説明すればいいんだ!?)
その時、天啓が舞い降りる。
(そうだ!)
「実はこの車たちは超極秘ルートで手に入れたパーツや自作したパーツで自作した車たちなんだ」
天啓の内容は日本車を自作した事にしてしまう事!
(日本車メーカーの方々には申し訳ないがこの世界には無い訳だし許してくれ)
それから色々な事を聞かれたが、
・亡くなった祖父が自作した車
・公道走行も当然可能
・たくさんある為誰かに乗って貰いたくて販売している
という事にして説明をする。
「すごいですね、お爺さんは日本の車を作り上げようとしたんですね」
「ええ、もしご希望に合えば是非乗ってもらえませんか?」
「もちろんです!それに世界で見てもここにしか無い車っていう事ですよね!?是非乗りたいです!」
「そうですか!それでは希望の車はありますか?クーペが良いとかセダンが良いとか何でもおっしゃって下さい!」
そこで彼女が真面目な顔になって口を開ける。
「実は私はとあるレースチームに所属していまして、レースに出てきても勝てる車をお願いします」
俺は再び頭を抱えてしまった。
「ちなみに今乗られてる車は何という車でしょうか?」
そう、気になったのは彼女が乗って来た車だ。
前の世界で見覚えがあり、予想は立っているが念の為に聞いておこうと思ったのだ。
「あの車はミニのワンという車ですよ、結構そこら中走っている車だと思うんですが」
「いやー、暗くてよく見えなかったものですから」
(神様の言ってた事は本当みたいだな)
「すごいですね!MT仕様でしたよね、最近はMTに乗っている人が少なくなってATの車に乗っている人が多いのに」
「え?最近はレースが流行っている事もあってみんなMTの車に乗ってますよ、ATの車に乗っているのは男性くらいじゃないでしょうか?」
「あぁー、そうでしたね!いやー最近お客さんも来なかったもので忘れてましたよ!」
「ふーん?そうですか」
なんとか誤魔化したが神様から言われてた事を忘れてた、お客が来た事でテンションが上がり過ぎてしまったようだ。
(にしても、少し怪しまれたかもな)
そんな会話をしていると車置き場に到着した。
「どうぞウチの自慢の車たちです!じっくり見ていってください」
俺がそう声を掛けた時には彼女は既に車の方に歩いて行っていた。
それから僅か2~3分ほどで彼女は戻って来た。
「あのー」
「はい、どうされました?」
「どの車も見たこと無いメーカーの車みたいなんですが」
(そうだったー!ここにある車たちはこの世界に存在しない日本車メーカーの車ばかりだ!なんて説明すればいいんだ!?)
その時、天啓が舞い降りる。
(そうだ!)
「実はこの車たちは超極秘ルートで手に入れたパーツや自作したパーツで自作した車たちなんだ」
天啓の内容は日本車を自作した事にしてしまう事!
(日本車メーカーの方々には申し訳ないがこの世界には無い訳だし許してくれ)
それから色々な事を聞かれたが、
・亡くなった祖父が自作した車
・公道走行も当然可能
・たくさんある為誰かに乗って貰いたくて販売している
という事にして説明をする。
「すごいですね、お爺さんは日本の車を作り上げようとしたんですね」
「ええ、もしご希望に合えば是非乗ってもらえませんか?」
「もちろんです!それに世界で見てもここにしか無い車っていう事ですよね!?是非乗りたいです!」
「そうですか!それでは希望の車はありますか?クーペが良いとかセダンが良いとか何でもおっしゃって下さい!」
そこで彼女が真面目な顔になって口を開ける。
「実は私はとあるレースチームに所属していまして、レースに出てきても勝てる車をお願いします」
俺は再び頭を抱えてしまった。
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