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第49話 目覚めし力は…… ~アグリサイド~
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「危ない!」
思わず声を出し、体が反応してしまった。
気づけばマリーの前に立ち、氷壁の飛竜の攻撃を受け止めていた。
マリーはあっけにとられた顔をしている。
「うりゃーーーー」
さすがにアルゲオの攻撃は重たい。
なんとか受け止めて弾き返したが、まだ手がジンジンとする。
さて、この後どうするかな……
マリーの力はたぶんもっと凄いのだろう。
俺よりか遥かに。
ただ前にゾルダもそうだったけど、何かしらが原因で力を出し切れない状態なのだろう。
力を取り戻せるようになるまでは、俺もサポートしないと。
ゾルダに一喝されたマリーはゾルダの下へと走っていった。
涙がこぼれていたようだけど、力が出せないことがよっぽど堪えたのだろう。
考えなしにアルゲオの前に立ったけど、どうしたものかな。
さっきの感じだと、攻撃はなんとか受け止められそうだけど……
俺の力でアルゲオは倒せるだろうか……
手伝わせてよと見得を切った手前、やり切らないとな。
思わず苦笑いになる。
「おぬし、そいつを倒せるのか?
ワシはいつでも準備万端じゃぞ」
ゾルダはニヤリと笑いながら俺に言った。
「やるだけやってみるさ」
そう言うと俺は剣を構えて、アルゲオに向かっていった。
「グォッーーーーーー」
再び吠えるアルゲオ。
そして翼を振り切ってきた。
「ガーン」
重い一手が剣を捉える。
「ぐはっ」
さっきも受けたけどかなり重いな。
アルゲオの重みが一気に乗っかってくる。
さらにアルゲオが攻撃をしかけてくる。
翼をやみくもに振り回してくるが、すべて剣で受け止める。
手数が多くてなかなかこちらからは攻撃が仕掛けられない。
「大丈夫か、おぬし
受けてるだけでは倒せんぞ」
マリーを抱きしめながら、俺に対しては煽りをいれるゾルダ。
そんなことは俺でもわかっている。
でも受けるので手いっぱいで、反撃が出来ない。
「言われなくてもわかっているよ」
前の俺なら、この攻撃も受け止められなかったのかもしれないが、なんとか受け止められている。
そういう意味では成長出来ていると実感が出来る。
でもここでは、もう一歩先、反撃できる力が欲しい。
直接のダメージはないもののジリジリと追い詰められていく。
やっぱり俺ではダメなのか。
もっともっと強くならないと……
力が、力が欲しい……
そう強く願う。
その時だった。
剣と身に着けている兜が光だし共鳴をし始めた。
「なっ……なんじゃ
力が抜けていくぞ……」
「何、これー。
マリーも……」
剣と兜が光ると同時に、ゾルダやマリーにもなにやら異変が起きているようだ。
光が徐々に増幅されていく。
それとともに、力もみなぎってくる。
「力が……力が湧いてくる……」
まぶしい光が剣や兜を覆う頃には、ゾルダやマリーの姿は消えていた。
それと同時に、アルゲオの攻撃も止まっていた。
「今だ!」
そう叫ぶと、光っている剣を振りかざし、アルゲオを一刀両断する。
「グギャーーーー」
アルゲオの中心に閃光が走った。
そののちに、アルゲオは真っ二つに割れてしまった。
「はぁはぁはぁ……」
一振りだけだったが、かなりの力を使った感じがした。
その所為もあってか、その場にバタンと腰が落ち、座り込んでしまった。
すると剣からも兜からも光は消え、元に戻っていた。
それと同時にゾルダやマリーも姿を現した。
「おぬし!
ワシに何をしたんじゃ」
怒りに震えながら、俺にそう問いただすゾルダ。
「俺にもわからないよ。
もっと強い力が欲しいと思ったところで、剣が光りだして……」
強く強く念じたのだけは覚えている。
何かをしたかったわけじゃない。
目の前のアルゲオを倒したかっただけだ。
「なんじゃ、てっきりワシはおぬしが何か隠しているスキルを使ったのかと思ったぞ」
「そんなスキル持っていたらとっくに使っているよ」
自分でも何が何だかわからない。
無我夢中でやっていたなかで起きたことだった。
「もう一度やってみようか」
俺は剣を構えて、先ほどのように強く念じた。
「待て待て、やめてくれ
あんな風に力が抜けるのは嫌じゃ」
ゾルダは慌てて止めに来た。
それでもお構いなしに念じてみたが、先ほどのように剣や兜は光らなかった。
「あれ?
何も起きないなぁ……」
ゾルダやマリーはホッとした様子をしている。
「頼むからやめてくれと言ったじゃろ」
「何がいけないんだろう」
いまいち発動するしないがわからない。
強く願うだけではダメなようだけど……
でも、こんなスキルあったのだろうか。
慌てて、ステータスの確認をする。
「えっと、えーっと……」
スクロールしたりあちこち確認する。
すると、????と書かれたスキルを発見した。
「これかな……」
アクセスしてみるが、ロックがかかって開かない。
????のままで、中身は不明だ。
「このスキルだと思うんだけど、見れないなぁ……」
何回も挑戦するが、キャンセル音が頭の中で鳴り響く。
この力はなんだったのだろうか。
「もうなんだったんろうって感じですわ。
力が抜けて、気を失って、気づけばアルゲオが倒れていて」
マリーも不思議がっている。
「おい、おぬし。
その技、今後禁止じゃ。
絶対に使うなよ」
よっぽど嫌だったのか、ゾルダは怒っている。
「使うにも使い方わからないし……
でも禁止と言われてもなぁ。
もしかしたら気づかないうちに使っちゃうかもしれないし、難しいよ」
「それでもじゃ。
ワシが禁止って言ったら禁止じゃ」
でもなんかこれチートっぽいスキルなのかな。
だけど、あの二人が関係しているのは確かだろうから、自分だけの力ではなさそうだ。
使いたいときに使えないスキルなんて持っていても、意味があるんだろうか……
「まぁ、わかったよ。
でも、とりあえずアルゲオは倒せたし、これでこの辺りの天気は良くなるかな」
雪に覆われた大地に陽の光が差し込んできた。
これでこの先のムルデまで問題なく行けそうだ。
思わず声を出し、体が反応してしまった。
気づけばマリーの前に立ち、氷壁の飛竜の攻撃を受け止めていた。
マリーはあっけにとられた顔をしている。
「うりゃーーーー」
さすがにアルゲオの攻撃は重たい。
なんとか受け止めて弾き返したが、まだ手がジンジンとする。
さて、この後どうするかな……
マリーの力はたぶんもっと凄いのだろう。
俺よりか遥かに。
ただ前にゾルダもそうだったけど、何かしらが原因で力を出し切れない状態なのだろう。
力を取り戻せるようになるまでは、俺もサポートしないと。
ゾルダに一喝されたマリーはゾルダの下へと走っていった。
涙がこぼれていたようだけど、力が出せないことがよっぽど堪えたのだろう。
考えなしにアルゲオの前に立ったけど、どうしたものかな。
さっきの感じだと、攻撃はなんとか受け止められそうだけど……
俺の力でアルゲオは倒せるだろうか……
手伝わせてよと見得を切った手前、やり切らないとな。
思わず苦笑いになる。
「おぬし、そいつを倒せるのか?
ワシはいつでも準備万端じゃぞ」
ゾルダはニヤリと笑いながら俺に言った。
「やるだけやってみるさ」
そう言うと俺は剣を構えて、アルゲオに向かっていった。
「グォッーーーーーー」
再び吠えるアルゲオ。
そして翼を振り切ってきた。
「ガーン」
重い一手が剣を捉える。
「ぐはっ」
さっきも受けたけどかなり重いな。
アルゲオの重みが一気に乗っかってくる。
さらにアルゲオが攻撃をしかけてくる。
翼をやみくもに振り回してくるが、すべて剣で受け止める。
手数が多くてなかなかこちらからは攻撃が仕掛けられない。
「大丈夫か、おぬし
受けてるだけでは倒せんぞ」
マリーを抱きしめながら、俺に対しては煽りをいれるゾルダ。
そんなことは俺でもわかっている。
でも受けるので手いっぱいで、反撃が出来ない。
「言われなくてもわかっているよ」
前の俺なら、この攻撃も受け止められなかったのかもしれないが、なんとか受け止められている。
そういう意味では成長出来ていると実感が出来る。
でもここでは、もう一歩先、反撃できる力が欲しい。
直接のダメージはないもののジリジリと追い詰められていく。
やっぱり俺ではダメなのか。
もっともっと強くならないと……
力が、力が欲しい……
そう強く願う。
その時だった。
剣と身に着けている兜が光だし共鳴をし始めた。
「なっ……なんじゃ
力が抜けていくぞ……」
「何、これー。
マリーも……」
剣と兜が光ると同時に、ゾルダやマリーにもなにやら異変が起きているようだ。
光が徐々に増幅されていく。
それとともに、力もみなぎってくる。
「力が……力が湧いてくる……」
まぶしい光が剣や兜を覆う頃には、ゾルダやマリーの姿は消えていた。
それと同時に、アルゲオの攻撃も止まっていた。
「今だ!」
そう叫ぶと、光っている剣を振りかざし、アルゲオを一刀両断する。
「グギャーーーー」
アルゲオの中心に閃光が走った。
そののちに、アルゲオは真っ二つに割れてしまった。
「はぁはぁはぁ……」
一振りだけだったが、かなりの力を使った感じがした。
その所為もあってか、その場にバタンと腰が落ち、座り込んでしまった。
すると剣からも兜からも光は消え、元に戻っていた。
それと同時にゾルダやマリーも姿を現した。
「おぬし!
ワシに何をしたんじゃ」
怒りに震えながら、俺にそう問いただすゾルダ。
「俺にもわからないよ。
もっと強い力が欲しいと思ったところで、剣が光りだして……」
強く強く念じたのだけは覚えている。
何かをしたかったわけじゃない。
目の前のアルゲオを倒したかっただけだ。
「なんじゃ、てっきりワシはおぬしが何か隠しているスキルを使ったのかと思ったぞ」
「そんなスキル持っていたらとっくに使っているよ」
自分でも何が何だかわからない。
無我夢中でやっていたなかで起きたことだった。
「もう一度やってみようか」
俺は剣を構えて、先ほどのように強く念じた。
「待て待て、やめてくれ
あんな風に力が抜けるのは嫌じゃ」
ゾルダは慌てて止めに来た。
それでもお構いなしに念じてみたが、先ほどのように剣や兜は光らなかった。
「あれ?
何も起きないなぁ……」
ゾルダやマリーはホッとした様子をしている。
「頼むからやめてくれと言ったじゃろ」
「何がいけないんだろう」
いまいち発動するしないがわからない。
強く願うだけではダメなようだけど……
でも、こんなスキルあったのだろうか。
慌てて、ステータスの確認をする。
「えっと、えーっと……」
スクロールしたりあちこち確認する。
すると、????と書かれたスキルを発見した。
「これかな……」
アクセスしてみるが、ロックがかかって開かない。
????のままで、中身は不明だ。
「このスキルだと思うんだけど、見れないなぁ……」
何回も挑戦するが、キャンセル音が頭の中で鳴り響く。
この力はなんだったのだろうか。
「もうなんだったんろうって感じですわ。
力が抜けて、気を失って、気づけばアルゲオが倒れていて」
マリーも不思議がっている。
「おい、おぬし。
その技、今後禁止じゃ。
絶対に使うなよ」
よっぽど嫌だったのか、ゾルダは怒っている。
「使うにも使い方わからないし……
でも禁止と言われてもなぁ。
もしかしたら気づかないうちに使っちゃうかもしれないし、難しいよ」
「それでもじゃ。
ワシが禁止って言ったら禁止じゃ」
でもなんかこれチートっぽいスキルなのかな。
だけど、あの二人が関係しているのは確かだろうから、自分だけの力ではなさそうだ。
使いたいときに使えないスキルなんて持っていても、意味があるんだろうか……
「まぁ、わかったよ。
でも、とりあえずアルゲオは倒せたし、これでこの辺りの天気は良くなるかな」
雪に覆われた大地に陽の光が差し込んできた。
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