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第19話 風の水晶 ~アグリサイド~
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北東部の丘の祠で助けたフォルトナと共にシルフィーネ村に戻った。
フォルトナがアウラさんのところへ行くと言うので、状況の報告も兼ねて向かった。
そこで聞かされた事実にビックリ。
アウラさんとフォルトナが母娘だったって……
「なぁ、ゾルダ。
フォルトナがアウラさんの娘だったってビックリしたな」
思わずゾルダに同意を求めてしまった。
「そうじゃのぅ。
同じシルフ族だとは思っていたが、親子だったとはのぅ」
親子だと言われれば確かに容姿は似ている。
でも、性格は全然違うので、微塵も思わなかった。
あのやさしそうでおっとりしたアウラさんから、この元気な娘さんが……
仰天の事実にしばらく呆気に取られていた。
するとアウラさんが不安そうな顔で話しかけてきた。
「あのー、お話を進めていいでしょうか……」
申し訳なさそうに俺のことを見ている。
「あっ……はい。
話を進めてもらって大丈夫です」
俺の言葉を聞いて安心したのか、アウラさんはにこやかな顔つきになる。
「風の水晶の材料が揃いましたので、早速制作にとりかかろうかと思います~。
勇者様も見ていかれますか?」
手伝えることもなさそうではあるけどどうしようかな。
考えていると、不機嫌そうにゾルダが顔を覗き込んできた。
「ワシはもう疲れたし、早く宿に帰ろうぞ」
早く終われと言わんばかりだ。
「ゾルダは早く酒が飲みたいだけだろ」
ここのところ毎晩のように酒を飲んでいる。
今まで封印されて飲めなかった分だと言って。
「そっ……そんなことはないぞ。
ちょっとだけは思っていたがのぅ」
ちょっとだけと言葉では言っているけど、それが本心だろう。
「ちょっとだけじゃないだろ。
気持ちはわかるけど、せっかくだから少しだけ見ていこうよ」
「仕方ないのぅ……」
ゾルダはシュンとした顔をして、渋々承知したようだった。
「アウラさん、少しだけ見させていただきます」
そう伝えるとアウラさんは嬉しそうに答えてくれた。
「わかりましたー。
じゃあ、こちらへ来てください。
あと、フォルトナも手伝って」
「えー、ボクもー?」
不満げな顔をするフォルトナに対して、アウラさんの厳しい視線が飛ぶ。
「もー、わかったよ。
まったく人使いが荒いんだから」
フォルトナも膨れた顔をしながらついてきた。
家の中に入り、連れてこられた部屋は薄暗く理科の実験室のような機材があちこちにおかれていた。
「なんか妖しい雰囲気だな」
思わず言葉が出てしまう。
「こういうことをするのは雰囲気は大事ですからねー」
アウラさんが俺の言葉に反応する。
「雰囲気ですか……」
妖しい雰囲気にあちこちを見回してしまう。
「おぬし、落ち着かんのぅ。
ワシはこういう雰囲気は好きじゃ」
ゾルダが俺の様子をみてニヤニヤしながらそう言ってきた。
「あら、おつきの方はわかってらっしゃるのね」
アウラさんがにこやかな顔でゾルダの方を見る。
「ワシはおつきではないぞ。
ワシはまお……」
ゾルダ!
何を口走りそうになるんだ。
俺は慌ててゾルダの口を押さえた。
「ゾルダ、しーっ。
それは言っちゃダメ」
ゾルダが口を押さえた手を掴み振り払う。
「ふん、言われなくてもわかっておるわ」
不思議そうな顔をしながらこちらを伺うアウラさんと目が合う。
「な……何でもないです。
早く、結晶作りましょう」
取り繕う俺。
聞かれていなければいいけど。
「そうですねー。
早速作りましょう」
アウラさんはそう言うと準備を始める。
何も聞こえていなかったようで、安心する。
アウラさんは風知草の根をすりつぶし、玻璃と呼ばれる粉と混ぜ合わせ始めた。
混ぜ合わせながら魔力を込めていくのだそうだ。
「フォルトナも魔力を貸して」
「わかったよー」
アウラさんの作業にフォルトナも加わり、魔力をさらに込めはじめる。
しばらくすると、水晶のような形の石が出来始める。
「すごいな」
そう感嘆すると、アウラさんは誇らしげに応える。
「まだもう1つの工程が残っていますー。
フォルトナ、『ゲイル』の魔法準備して」
「了解」
アウラさんに促されたフォルトナが呪文の準備をする。
「いつでもいいよ、母さん」
「じゃあ、この水晶に向かって『ゲイル』を放って」
フォルトナが構えて、呪文を唱える。
「ゲイル!」
部屋の中の空気が動きはじめ、台風並みの風が吹き出す。
そしてフォルトナから放たれる風の渦は、みるみるうちに水晶に吸い込まれていく。
しばらくすると、水晶が緑色に光り始めた。
「ありがとう、フォルトナ。
もう大丈夫よ」
どうやらこれで完成したようだ。
「ざっと、こんな感じですー。
あと残り3個作らないといけないですが、それはあとでやっておきますー」
出来た1個を俺に手渡してきた。
「いいんですか?
ありがとうございます」
風の水晶を受け取り、覗いてみたり、光を当ててみたりした。
「勇者様のことですから、北東部の丘の魔物も倒されたと思うので。
今度はこれを持って、北の洞窟へ行っていただけると助かりますー」
次の目的地に持って行ってくれということか。
「そのまま持っていけばいいんですね。
わかりました」
俺がそう返事をすると、少し言い淀みながら俺に話しかけてきた。
「それと……
フォルトナも一緒に連れて行ってもらえると」
えっ?
フォルトナも?
「はい?」
思わず確認をしてしまう。
「えーっ、ボクもー」
フォルトナもビックリしたのか大声を出していた。
「何かの役には立つと思うので、是非よろしくお願いします。
先ほど見ていただいたとおり、風の魔法であればそれなりに使えるはずですので」
確かにあの魔法が使えるなら戦力になる。
洞窟にはより上位の魔物がいるみたいなので、強者がいるのは助かる。
などと考えていると、ゾルダが不服そうに話しかけてきた。
「えーっ、あの小娘も行くのか。
ワシ一人で戦力は十分なのにのぅ」
戦力は十分なのはよくわかるけど、地の利というかいろいろ知っていることもあるはずだ。
「ゾルダ、ワガママ言わない。
アウラさんがそこまで言うなら、お言葉に甘えさせていただきます」
ゾルダを窘めてから、アウラさんの申し出を受けることにした。
「いえいえー
フォルトナも勇者様のお役にたてるようにね」
「わかったよ」
フォルトナも不服なようだが、返事をした。
「では、明日に北の洞窟にこれを持って行きます」
「よろしくお願いしまーす」
風の水晶を得て、結界への準備が進んでいく。
明日は北の洞窟だ。
今まで以上の強敵が出てきそうだが、フォルトナも加わったから心強い。
「おい、おぬし、ワシだけで大丈夫じゃ。
あんな小娘の力を借りんでも」
ゾルダはフォルトナが一緒に行くのがかなり不満らしい。
「わかったわかった。
ゾルダにも期待しているよ」
「わかればよろしい。
さてと……
この後は、酒じゃ酒じゃ酒じゃーーーー!!!」
ゾルダは満面の笑みで宿屋に向かっていく。
ゾルダの頭の中はもうお酒の事ばかりになっているようだ。
飲んでもいいけど、明日に響かなければいいけど……
フォルトナがアウラさんのところへ行くと言うので、状況の報告も兼ねて向かった。
そこで聞かされた事実にビックリ。
アウラさんとフォルトナが母娘だったって……
「なぁ、ゾルダ。
フォルトナがアウラさんの娘だったってビックリしたな」
思わずゾルダに同意を求めてしまった。
「そうじゃのぅ。
同じシルフ族だとは思っていたが、親子だったとはのぅ」
親子だと言われれば確かに容姿は似ている。
でも、性格は全然違うので、微塵も思わなかった。
あのやさしそうでおっとりしたアウラさんから、この元気な娘さんが……
仰天の事実にしばらく呆気に取られていた。
するとアウラさんが不安そうな顔で話しかけてきた。
「あのー、お話を進めていいでしょうか……」
申し訳なさそうに俺のことを見ている。
「あっ……はい。
話を進めてもらって大丈夫です」
俺の言葉を聞いて安心したのか、アウラさんはにこやかな顔つきになる。
「風の水晶の材料が揃いましたので、早速制作にとりかかろうかと思います~。
勇者様も見ていかれますか?」
手伝えることもなさそうではあるけどどうしようかな。
考えていると、不機嫌そうにゾルダが顔を覗き込んできた。
「ワシはもう疲れたし、早く宿に帰ろうぞ」
早く終われと言わんばかりだ。
「ゾルダは早く酒が飲みたいだけだろ」
ここのところ毎晩のように酒を飲んでいる。
今まで封印されて飲めなかった分だと言って。
「そっ……そんなことはないぞ。
ちょっとだけは思っていたがのぅ」
ちょっとだけと言葉では言っているけど、それが本心だろう。
「ちょっとだけじゃないだろ。
気持ちはわかるけど、せっかくだから少しだけ見ていこうよ」
「仕方ないのぅ……」
ゾルダはシュンとした顔をして、渋々承知したようだった。
「アウラさん、少しだけ見させていただきます」
そう伝えるとアウラさんは嬉しそうに答えてくれた。
「わかりましたー。
じゃあ、こちらへ来てください。
あと、フォルトナも手伝って」
「えー、ボクもー?」
不満げな顔をするフォルトナに対して、アウラさんの厳しい視線が飛ぶ。
「もー、わかったよ。
まったく人使いが荒いんだから」
フォルトナも膨れた顔をしながらついてきた。
家の中に入り、連れてこられた部屋は薄暗く理科の実験室のような機材があちこちにおかれていた。
「なんか妖しい雰囲気だな」
思わず言葉が出てしまう。
「こういうことをするのは雰囲気は大事ですからねー」
アウラさんが俺の言葉に反応する。
「雰囲気ですか……」
妖しい雰囲気にあちこちを見回してしまう。
「おぬし、落ち着かんのぅ。
ワシはこういう雰囲気は好きじゃ」
ゾルダが俺の様子をみてニヤニヤしながらそう言ってきた。
「あら、おつきの方はわかってらっしゃるのね」
アウラさんがにこやかな顔でゾルダの方を見る。
「ワシはおつきではないぞ。
ワシはまお……」
ゾルダ!
何を口走りそうになるんだ。
俺は慌ててゾルダの口を押さえた。
「ゾルダ、しーっ。
それは言っちゃダメ」
ゾルダが口を押さえた手を掴み振り払う。
「ふん、言われなくてもわかっておるわ」
不思議そうな顔をしながらこちらを伺うアウラさんと目が合う。
「な……何でもないです。
早く、結晶作りましょう」
取り繕う俺。
聞かれていなければいいけど。
「そうですねー。
早速作りましょう」
アウラさんはそう言うと準備を始める。
何も聞こえていなかったようで、安心する。
アウラさんは風知草の根をすりつぶし、玻璃と呼ばれる粉と混ぜ合わせ始めた。
混ぜ合わせながら魔力を込めていくのだそうだ。
「フォルトナも魔力を貸して」
「わかったよー」
アウラさんの作業にフォルトナも加わり、魔力をさらに込めはじめる。
しばらくすると、水晶のような形の石が出来始める。
「すごいな」
そう感嘆すると、アウラさんは誇らしげに応える。
「まだもう1つの工程が残っていますー。
フォルトナ、『ゲイル』の魔法準備して」
「了解」
アウラさんに促されたフォルトナが呪文の準備をする。
「いつでもいいよ、母さん」
「じゃあ、この水晶に向かって『ゲイル』を放って」
フォルトナが構えて、呪文を唱える。
「ゲイル!」
部屋の中の空気が動きはじめ、台風並みの風が吹き出す。
そしてフォルトナから放たれる風の渦は、みるみるうちに水晶に吸い込まれていく。
しばらくすると、水晶が緑色に光り始めた。
「ありがとう、フォルトナ。
もう大丈夫よ」
どうやらこれで完成したようだ。
「ざっと、こんな感じですー。
あと残り3個作らないといけないですが、それはあとでやっておきますー」
出来た1個を俺に手渡してきた。
「いいんですか?
ありがとうございます」
風の水晶を受け取り、覗いてみたり、光を当ててみたりした。
「勇者様のことですから、北東部の丘の魔物も倒されたと思うので。
今度はこれを持って、北の洞窟へ行っていただけると助かりますー」
次の目的地に持って行ってくれということか。
「そのまま持っていけばいいんですね。
わかりました」
俺がそう返事をすると、少し言い淀みながら俺に話しかけてきた。
「それと……
フォルトナも一緒に連れて行ってもらえると」
えっ?
フォルトナも?
「はい?」
思わず確認をしてしまう。
「えーっ、ボクもー」
フォルトナもビックリしたのか大声を出していた。
「何かの役には立つと思うので、是非よろしくお願いします。
先ほど見ていただいたとおり、風の魔法であればそれなりに使えるはずですので」
確かにあの魔法が使えるなら戦力になる。
洞窟にはより上位の魔物がいるみたいなので、強者がいるのは助かる。
などと考えていると、ゾルダが不服そうに話しかけてきた。
「えーっ、あの小娘も行くのか。
ワシ一人で戦力は十分なのにのぅ」
戦力は十分なのはよくわかるけど、地の利というかいろいろ知っていることもあるはずだ。
「ゾルダ、ワガママ言わない。
アウラさんがそこまで言うなら、お言葉に甘えさせていただきます」
ゾルダを窘めてから、アウラさんの申し出を受けることにした。
「いえいえー
フォルトナも勇者様のお役にたてるようにね」
「わかったよ」
フォルトナも不服なようだが、返事をした。
「では、明日に北の洞窟にこれを持って行きます」
「よろしくお願いしまーす」
風の水晶を得て、結界への準備が進んでいく。
明日は北の洞窟だ。
今まで以上の強敵が出てきそうだが、フォルトナも加わったから心強い。
「おい、おぬし、ワシだけで大丈夫じゃ。
あんな小娘の力を借りんでも」
ゾルダはフォルトナが一緒に行くのがかなり不満らしい。
「わかったわかった。
ゾルダにも期待しているよ」
「わかればよろしい。
さてと……
この後は、酒じゃ酒じゃ酒じゃーーーー!!!」
ゾルダは満面の笑みで宿屋に向かっていく。
ゾルダの頭の中はもうお酒の事ばかりになっているようだ。
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