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しばらくはドクドクと溢れるザーメンを注ぎ続けていたシルヴァンだったが、数分後、さすがに満足したのか。だらしのないアヘ顔でビクビク震える王子を見下ろし、ずるりと、そのデカマラを引き抜いた。
「……ふぅう♡ ヤバいな……、オナ禁してたから、歯止めが効かない……♡♡ セックスってこんな気持ちイイのか♡ 父上の言いつけ守って、童貞貫いてたのがバカみたいだな♡♡」
「んぁ……っ♡ やだぁ♡♡ 旦那様ぁっ、おチンポ抜かないでくれぇ……っ♡」
「あっは♡ 殿下も気持ち良かったんですね? こんなことになるんだったら、もっとはやくにチンポ見せときゃよかったな~♡♡」
婚約者を散々冷遇してきた挙げ句に、相手がデカマラだとわかるや否や掌を返して服従している王子もなかなか身勝手なクズだが、婚約者をハメ穴扱いしているシルヴァンもシルヴァンで最低であった。
もっとハメてほしいと甘えるヴィクトールをスルーすると、彼は、未だ床の上で気絶中のニコラスの元へと歩み寄る。
無論、相手を心配してなどではなく――今度はニコラスの穴を試してみたかったからである。完全にクズヤリチンの思考だ。
「……で? おまえはいつまで寝てるんだ、ニコラス?」
シルヴァンは、自分のせいで気絶したことは棚に上げて、さっさと起きろと言わんばかりに、チンポでぺちぺちとニコラスの頬を叩く。
情けなく体を震わせて、ニコラスの意識が浮上した。
「ふぐぅっ!? あ、あへ……っ♡ シルヴァン、さまぁ……っ?」
「さっさと起きろよ……、そんで、四つん這いになってケツ向けろ♡ ああ、せっかくだから殿下の上でヤろっか?」
「はぇっ!? な、なにを……」
ニコラスは、突然のことで状況が飲み込めていないようだった。
身勝手な発言に反応したのはニコラスだけではない。先ほど散々にブチ犯された挙げ句に放置されているヴィクトール王子も、慌てて身を起こすと抗議の声を上げる。
「旦那様ぁっ!? そんな、おチンポをシゴきたいならっ、そいつではなく婚約者の私を使ってくれっ♡♡ 私ならまだまだ大丈夫だからぁ……っ♡」
「……あ゛~っ!? まさか殿下、おれが気絶してる間にヤッたんすか!? そんなぁ、シルヴァン様の童貞がぁ~!! 初物チンポはおれがいただくハズだったのにっ!!」
ケツからザーメンを垂れ流しているヴィクトールの姿を見て、ニコラスも現状を理解する。気絶している隙に二人がセックスしていたと知り、シルヴァンの童貞を得られなかったことを心底悔しがっていた。
しかし、転んでもタダで起きないのがこのニコラスという男である。すかさず気持ちを切り替えると、シルヴァンに言われたとおり、ベッドの上に登るとヴィクトール王子を押し倒す形で四つん這いになり、デカケツを振って誘惑を試みる。
「……ぐぅうっ、ハジメテは取られても、お気に入りオナホの座は渡さねえっすよ!! シルヴァン様ぁ、おれの方があんな半端者の王子のマンコよりよっぽど良い穴だって、試してみればわかりますよ♡ ほらっ、オマンコ準備万端っすよ~♡♡」
「あっ!? 貴様っ、わ、私に跨がるなど不敬な……!」
「シルヴァン様のご命令ですもん♡ 粗チン殿下は黙っててくださ~い♡♡」
「く、クソッ……!」
シルヴァンの命令、と言われては迂闊に反抗もできず、王子はそのままおとなしく仰向けで寝ていることにしたようだ。
とはいえ悔しいものは悔しいらしく、恨みがましい視線がシルヴァンに向けられる。
「うぅ……、旦那様ぁ、どうしてこんなことをするのだ!? わ、私の何が不満だと……!?」
「はぁ? そもそも先に浮気したのは殿下でしょ。……婚約者が他の男とセックスしてるってどんな気持ちか、わからせてやろうかと思ってさぁ♡」
「ッッ……! そ、それは……、」
浮気のことを言われてしまうと、ヴィクトール王子は返す言葉がない。
彼に冷静な思考力があれば、シルヴァンが本気で浮気を怒っているのなら、浮気相手であるニコラスまで抱こうとしていることに疑問を覚えたかもしれないが――チンポを前にして馬鹿になっている今の彼は、その違和感に気づくことはなかった。
正直なところ、シルヴァンはそこまで浮気のことを気にしてはいない。
多少腹を立ててはいたものの、それ以上に、真実の愛などと抜かしていたカップルを二人まとめて自分のチンポで寝取るシチュエーションに興奮したので許すことにした。彼もたいがいアホである。
二人が全裸土下座で謝罪とハメ乞いをしてきたあたりで、とっくに許す気になっていたのだが、どうして今もねちっこくその話題で王子を責めるのかと言えば――単に、苦しむ彼の表情に興奮するから、という理由だった。
(あてつけみたいなこと言ったけど……本当は、単に寝取られプレイがしたいだけなんだよな~♡♡ この場合、殿下は僕とニコラスのどっちに嫉妬するんだろうな? あはっ、悔しそうな顔でマゾ勃起してる殿下、たまんね~♡)
なかなかゲスなことを考えている彼に、ニコラスが、媚びた視線を向けてくる。
「シルヴァンさまぁ♡ 殿下なんかほっといて、はやくヤりましょ♡♡ おれ、オマンコ疼いてやべぇっす……♡♡」
「……おまえはおまえで、反省する気あるのか?」
「えっ!? ひどぉい、反省してるっすよぉ!! シルヴァン様がこんなすっげえチンポ持ってるって知ってたら、殿下なんかにケツ貸したりしなかったっす!!」
へらりと笑うニコラスは、シルヴァンに屈服する意思こそあるものの、どこかまだ余裕があるように感じられた。
シルヴァンのデカすぎるチンポへの敗北を認めたのは確かなのだろうが、彼には、今まで散々ヤリまくってきたビッチとしての自負がある。
彼はなかなかに計算高いビッチなので、自分のテクニックでシルヴァンを虜にしてヴィクトール王子から寝取り、ちゃっかり玉の輿を狙う意図もあるのだろう。
そんな、どこか相手を品定めするかのような余裕を、陰険サドのシルヴァンが見逃すはずもなく。媚びた視線を向けるニコラスをあしらいつつも、この生意気なメスを躾けてやろうと、チンポをギンギンに硬くしていた。
(……さてはコイツ、本気で反省してないだろ? まだ心のどっかで僕のことナメてるんだろうけど……、こういう態度取られると、チンポイライラしてきちゃうなぁ♡ 絶ッ対にわからせてやる♡ 二度と僕に逆らえない体にしてやるからな……!)
シルヴァンの内心など露知らず、ニコラスは、今まで他の男たちにしてきたように、甘えた声での誘惑を続ける。
「シルヴァンさまぁ♡ おれ、反省してるんスよ? シルヴァン様がこんなカッコいい雄の中の雄だって知ってたら、殿下なんかにケツ貸さなかったっす!! シルヴァン様のおチンポで、おれのバカマンコにお仕置きファックしてほしいっすぅ……♡♡」
「チッ……、そもそもおまえが僕と殿下の間に入ったりしなけりゃ、こんなことになってないんだけどなぁ!?」
シルヴァンの怒りと性欲は限界だった。
言うや否や、どちゅッッ!! と、ニコラスのケツマンコにデカすぎるチンポが突き立てられる。
「ん゛ぉ゛お゛お゛ッッ!?」
「お゛~……♡ 自慢するだけあって良い穴してんじゃん♡♡」
「ひぎっ……、うそ、こんな、深くにぃ……っ♡♡」
一発で結腸をブチ抜かれたニコラスは、今まで味わったこともないデカさのチンポに、目を見開いて息を荒くするしかできない。
一方のシルヴァンも、また、百戦錬磨のビッチであるニコラスの名器に、うっとりと表情をとろけさせて腰を振り始めた。
「……ふぅう♡ ヤバいな……、オナ禁してたから、歯止めが効かない……♡♡ セックスってこんな気持ちイイのか♡ 父上の言いつけ守って、童貞貫いてたのがバカみたいだな♡♡」
「んぁ……っ♡ やだぁ♡♡ 旦那様ぁっ、おチンポ抜かないでくれぇ……っ♡」
「あっは♡ 殿下も気持ち良かったんですね? こんなことになるんだったら、もっとはやくにチンポ見せときゃよかったな~♡♡」
婚約者を散々冷遇してきた挙げ句に、相手がデカマラだとわかるや否や掌を返して服従している王子もなかなか身勝手なクズだが、婚約者をハメ穴扱いしているシルヴァンもシルヴァンで最低であった。
もっとハメてほしいと甘えるヴィクトールをスルーすると、彼は、未だ床の上で気絶中のニコラスの元へと歩み寄る。
無論、相手を心配してなどではなく――今度はニコラスの穴を試してみたかったからである。完全にクズヤリチンの思考だ。
「……で? おまえはいつまで寝てるんだ、ニコラス?」
シルヴァンは、自分のせいで気絶したことは棚に上げて、さっさと起きろと言わんばかりに、チンポでぺちぺちとニコラスの頬を叩く。
情けなく体を震わせて、ニコラスの意識が浮上した。
「ふぐぅっ!? あ、あへ……っ♡ シルヴァン、さまぁ……っ?」
「さっさと起きろよ……、そんで、四つん這いになってケツ向けろ♡ ああ、せっかくだから殿下の上でヤろっか?」
「はぇっ!? な、なにを……」
ニコラスは、突然のことで状況が飲み込めていないようだった。
身勝手な発言に反応したのはニコラスだけではない。先ほど散々にブチ犯された挙げ句に放置されているヴィクトール王子も、慌てて身を起こすと抗議の声を上げる。
「旦那様ぁっ!? そんな、おチンポをシゴきたいならっ、そいつではなく婚約者の私を使ってくれっ♡♡ 私ならまだまだ大丈夫だからぁ……っ♡」
「……あ゛~っ!? まさか殿下、おれが気絶してる間にヤッたんすか!? そんなぁ、シルヴァン様の童貞がぁ~!! 初物チンポはおれがいただくハズだったのにっ!!」
ケツからザーメンを垂れ流しているヴィクトールの姿を見て、ニコラスも現状を理解する。気絶している隙に二人がセックスしていたと知り、シルヴァンの童貞を得られなかったことを心底悔しがっていた。
しかし、転んでもタダで起きないのがこのニコラスという男である。すかさず気持ちを切り替えると、シルヴァンに言われたとおり、ベッドの上に登るとヴィクトール王子を押し倒す形で四つん這いになり、デカケツを振って誘惑を試みる。
「……ぐぅうっ、ハジメテは取られても、お気に入りオナホの座は渡さねえっすよ!! シルヴァン様ぁ、おれの方があんな半端者の王子のマンコよりよっぽど良い穴だって、試してみればわかりますよ♡ ほらっ、オマンコ準備万端っすよ~♡♡」
「あっ!? 貴様っ、わ、私に跨がるなど不敬な……!」
「シルヴァン様のご命令ですもん♡ 粗チン殿下は黙っててくださ~い♡♡」
「く、クソッ……!」
シルヴァンの命令、と言われては迂闊に反抗もできず、王子はそのままおとなしく仰向けで寝ていることにしたようだ。
とはいえ悔しいものは悔しいらしく、恨みがましい視線がシルヴァンに向けられる。
「うぅ……、旦那様ぁ、どうしてこんなことをするのだ!? わ、私の何が不満だと……!?」
「はぁ? そもそも先に浮気したのは殿下でしょ。……婚約者が他の男とセックスしてるってどんな気持ちか、わからせてやろうかと思ってさぁ♡」
「ッッ……! そ、それは……、」
浮気のことを言われてしまうと、ヴィクトール王子は返す言葉がない。
彼に冷静な思考力があれば、シルヴァンが本気で浮気を怒っているのなら、浮気相手であるニコラスまで抱こうとしていることに疑問を覚えたかもしれないが――チンポを前にして馬鹿になっている今の彼は、その違和感に気づくことはなかった。
正直なところ、シルヴァンはそこまで浮気のことを気にしてはいない。
多少腹を立ててはいたものの、それ以上に、真実の愛などと抜かしていたカップルを二人まとめて自分のチンポで寝取るシチュエーションに興奮したので許すことにした。彼もたいがいアホである。
二人が全裸土下座で謝罪とハメ乞いをしてきたあたりで、とっくに許す気になっていたのだが、どうして今もねちっこくその話題で王子を責めるのかと言えば――単に、苦しむ彼の表情に興奮するから、という理由だった。
(あてつけみたいなこと言ったけど……本当は、単に寝取られプレイがしたいだけなんだよな~♡♡ この場合、殿下は僕とニコラスのどっちに嫉妬するんだろうな? あはっ、悔しそうな顔でマゾ勃起してる殿下、たまんね~♡)
なかなかゲスなことを考えている彼に、ニコラスが、媚びた視線を向けてくる。
「シルヴァンさまぁ♡ 殿下なんかほっといて、はやくヤりましょ♡♡ おれ、オマンコ疼いてやべぇっす……♡♡」
「……おまえはおまえで、反省する気あるのか?」
「えっ!? ひどぉい、反省してるっすよぉ!! シルヴァン様がこんなすっげえチンポ持ってるって知ってたら、殿下なんかにケツ貸したりしなかったっす!!」
へらりと笑うニコラスは、シルヴァンに屈服する意思こそあるものの、どこかまだ余裕があるように感じられた。
シルヴァンのデカすぎるチンポへの敗北を認めたのは確かなのだろうが、彼には、今まで散々ヤリまくってきたビッチとしての自負がある。
彼はなかなかに計算高いビッチなので、自分のテクニックでシルヴァンを虜にしてヴィクトール王子から寝取り、ちゃっかり玉の輿を狙う意図もあるのだろう。
そんな、どこか相手を品定めするかのような余裕を、陰険サドのシルヴァンが見逃すはずもなく。媚びた視線を向けるニコラスをあしらいつつも、この生意気なメスを躾けてやろうと、チンポをギンギンに硬くしていた。
(……さてはコイツ、本気で反省してないだろ? まだ心のどっかで僕のことナメてるんだろうけど……、こういう態度取られると、チンポイライラしてきちゃうなぁ♡ 絶ッ対にわからせてやる♡ 二度と僕に逆らえない体にしてやるからな……!)
シルヴァンの内心など露知らず、ニコラスは、今まで他の男たちにしてきたように、甘えた声での誘惑を続ける。
「シルヴァンさまぁ♡ おれ、反省してるんスよ? シルヴァン様がこんなカッコいい雄の中の雄だって知ってたら、殿下なんかにケツ貸さなかったっす!! シルヴァン様のおチンポで、おれのバカマンコにお仕置きファックしてほしいっすぅ……♡♡」
「チッ……、そもそもおまえが僕と殿下の間に入ったりしなけりゃ、こんなことになってないんだけどなぁ!?」
シルヴァンの怒りと性欲は限界だった。
言うや否や、どちゅッッ!! と、ニコラスのケツマンコにデカすぎるチンポが突き立てられる。
「ん゛ぉ゛お゛お゛ッッ!?」
「お゛~……♡ 自慢するだけあって良い穴してんじゃん♡♡」
「ひぎっ……、うそ、こんな、深くにぃ……っ♡♡」
一発で結腸をブチ抜かれたニコラスは、今まで味わったこともないデカさのチンポに、目を見開いて息を荒くするしかできない。
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