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ノンケ幼馴染・ヨージ編

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 ある日、世界がおかしくなった。異常に気づいているのは俺だけだ。まさか漫画やアニメにあるような、常識改変洗脳みたいなことが起こるなんて、どうして信じられるだろう?
 今日も俺が通う高校――とある男子校のとあるクラスでは、一見すると普通の会話が繰り広げられている。


「なあ、今年のバレンタインの予定、どーよ?」
「どーせ本命はもらえねえしなぁ……、いっそクラス全員で交換すっか!?」
「いいねえ~! あっ、コガせんせーも一緒にやろうぜ、バレンタイン!」

 去年も似たような会話があった。
 担任の古賀先生は、コエー顔した体育担当のおっさん教師。見かけに反して気さくで甘いもの好きだから、去年は、俺達がバレンタインにかこつけてチョコパーティーやるのを見逃してくれた。
 そして、今年は……。

「おう、もうそんな季節か。まったくおまえらは仕方ないなぁ……、他の先生たちには内緒だからな」
「やりぃ! 14日はパーティーだっ!」

 お調子者グループがワイワイ騒いでいる。これだけなら去年とおなじ、ごく普通の会話に聞こえるだろう。
 けど、今年は違う。皆がおかしくなってしまったから。

「聞いてたかおまえら! 14日は、バレンタインチンコパーティーだからなっ! ちゃんとオナ禁して、しばらく洗わないでくっせえチンコ育てとくんだぞ!」
「なあ、先生も俺らのチンコしゃぶる? ほら、見逃してくれるお礼ってことで!」
「ははは、仕方ないなぁ! 去年、俺がチンコに目がないってバレちまったからなぁ……」

 イカれた会話を楽しそうにしている、俺以外の全員。
 ある日――バレンタインチョコという概念は、バレンタインチンコに置き換わってしまった。馬鹿げたジョークだと思いたいが紛うことない現実だ。
 おかしくなってるのはうちのクラスメイトと担任の先生だけのようで、世間では普通にチョコの催事をやってたりするのだが、なにがどうしてこうなったのやら。

 わけがわからない、けれど俺は、異常を異常だと指摘できずにいる。だって、指摘したら皆が我に返ってしまうかも。
 このまま、皆がおかしくなってるなら、クラスメイトや先生のチンコをしゃぶれるかもしれない。俺のチンコだってしゃぶってもらえるかも。

 こんなの、皆の信頼を裏切る行為だとわかっているけれど――俺は、クラスメイトや先生たちのことを、ずっと性的な目で見ていた。ゲイだってバレるのが怖くてノンケのふりをしながら、こっそりズリネタにしてた卑怯者だ。
 性欲に負けるなんて駄目だとわかっていて、俺は、この異常に溺れることを選んでしまった。





「おはよー……って、うわぁ……!?」

 バレンタイン当日。クラスメイトに言われたようにちょっと早めに登校すれば、そこには、夢のような光景が待っていた。

 教室のドアを開けた瞬間漂うのは、ムワッ……♡ とした汗臭いオスの匂いと、むせ返るほどのザーメン臭。
 既に登校済みの連中は下半身を裸にして、あちこちでチンコをしゃぶりあっている。
 シックスナインの体勢でお互いにチンコを楽しんでいるやつもいれば、ひたすらしゃぶるのに専念して、何人もの相手を次々にフェラしながら両手で別のやつのチンコをしごいてる奴もいる。
 中にはアナルセックスまでシてる奴もいて、完全に乱交パーティーの様相だった。


「おはよー、遅かったじゃん! もうチンコパーティー始まってるぜ~?」
 幼馴染のヨージが、けらけらと笑ってブイサインをして、ブルンっ♡♡ と包茎デカマラを振っている。
 去年までは女子からのチョコがほしいと嘆いていたノンケが、こんな、ドエロイ格好で乱交パーティーに参加してるなんて……興奮で勃起が収まらない。

「おっ、早速勃起してるじゃねーか♡ 早く脱げよぉ、チヒロ! オレ、チヒロとチンコしゃぶりあいたくて待ってたんだぜ?」
「ッ……♡♡ は、はは……! マジかよ、おまえ、俺のこと好きすぎじゃん……?」
「えー、だって毎年、本命チンコ貰えなくておちこんでる俺に、おまえがチンコくれてたじゃん? 恒例行事っつーか、一番はおまえがいいっつーか……」

 チヒロ、というのは俺の名だ。
 去年までは毎年友チョコ、と言い張ってヨージにチョコを渡してたんだが、どうやらこの異常は過去の記憶も改変してしまうらしい。

 ヨージにとってはバレンタインチョコの交換と同じ感覚なのだろうが、俺にとっては告白にも等しい言葉だった。
 動揺しているのを必死に隠し、皆のようにおかしくなったフリをしながら、俺はズボンと下着をまとめて下ろす。

「そ、そこまで言うなら仕方ねえなあ……♡ ほら、お望みのチンコだぞ……」
「おっ♡♡ いい具合に仕上がってんなぁ……♡」

 ヨージが、ずっとエロい目で見てきたノンケの幼馴染が、うっとりしながら俺のチンコの臭いをかいでいる。
 膝立ちになって、俺の股間に顔を埋めて、今にも食いつきたそうにハァハァ息を荒くしている。

 あまりにもエロすぎる光景にクラクラしながら、俺は、欲望のままヨージに声をかける。

「……俺だけじゃ不公平だろ? ヨージのチンコも嗅がせてくれよ」
「おう! じゃ、シックスナインと洒落こみますか~っ」
「っ……♡♡」

 けらけら笑ったヨージは、教室の床に寝っ転がって俺を誘う。我慢できず、俺は、彼の上にのしかかると、そのチンコめがけて顔を押し付けた。

「うぉっ!? チヒロぉ、くすぐってーぞ!」
「すぅう……っ♡ お゛ッ、くっせ♡♡ 何日洗ってねえんだよ、このチンコ……っ♡♡」
「ふっふっふ……今日のために3日間、風呂入らずにオナ禁してチンコ熟成させたからな!! どーだ!」
「あぁ……っ♡♡ サイコーのチンコだよ♡♡」

 息を吸い込むたび、汗とションベンとチンカスとカウパーの臭いが混じったような、強烈な雄臭がしてどうにかなりそうだった。
 くっせえけど、それ以上に興奮する……♡♡ 溜め込んだ雄の臭い、オナ禁してパンパンに張り詰めた金玉、その全てが俺を興奮させた。自分がこんな、臭いフェチの変態だったなんて知らなかった。

「へへっ、チヒロのチンコもうまそーだぞ♡ チンカスとカウパーのいいニオイがする……♡ ……なあ、もうしゃぶっていい?」
「はぁっ、はぁっ♡♡ いいぞ♡ 俺も……いただきます♡♡」
「やりぃ! いっただっきまーす!」

 それが当然のことのように、ヨージは俺のチンコにむしゃぶりつく。舌をねっとり♡ と絡ませて、チンカスを欠片も残さず掃除するようなドスケベなフェラに、あっという間にイきそうになってしまう。

 ヤられてばっかりではいられない、とばかりに、俺はヨージのチンコを舐めしゃぶる。
 溜め込んだくっせえチンカスの味、洗ってねえチンコのションベンくせえ味が口いっぱいに広がって、口の中まで臭いで犯されてるみたいで――やっべぇ♡♡ チンコ♡ チンコうめぇ♡♡ くっせえ雄チンコ美味すぎる♡♡ 脳ミソ馬鹿になっちまう♡♡♡

「ん゛ぉ゛♡♡ ヨージぃ♡ ヨージのチンコうめぇ♡♡ チンコしゃぶられるのもやべぇっ♡♡
「チヒロのチンコもうめーよ♡♡ ……ん゛ひっ♡ それぇ♡ そこ、レロレロすんの、やべぇえ……ッ♡♡」
「んむ……っ♡ ヨージは♡ ココがよえーんだな♡♡ ならたっぷりイジメてやるよ♡」
「お゛っ゛♡♡♡ お゛っほぉおお~~っっ♡♡」

 包皮に舌をつっこみ、カリに溜まったチンカスを舌先でこそげ落とすようにれろれろ♡♡ と舐めてやれば、ヨージがオホオホ♡ と下品な喘ぎ声を響かせる。

 あ゛~っ、チンカスうめぇ♡♡ しょっぱくてくっせえ雄の味♡ チンコアガる♡♡♡ おまけにヨージも気持ちよくできて、サイコーじゃんっ♡♡

「こ、このぉ……っ♡♡ お返ししてやるっ♡♡」
「ひ♡♡ ま、まてっ、ヨージ♡ 先っぽは駄目……んひぃいいいっっ♡♡♡」

 ヨージもヤられてばかりではいないようで、俺の亀頭にぴとっ♡♡ と舌を張り付かせて、そのままゴシゴシれろれろ♡♡ と小刻みに舌を動かして責め立てる……ッ♡♡

 これ♡ だめ♡♡♡ だめなやつ♡♡♡ チンコ気持ちよすぎて溶けちまう♡♡ 気持ちよすぎてフェラする動きも止まっちまう♡♡

「んほぉおおおおっっ♡♡♡ ヨージぃ♡ それ、反則……っ♡ お、おまえのチンコ、しゃぶれなくなる、からぁあ♡♡」
「んちゅ……っ♡♡ へへっ、参ったか!!」
「っ……、やられっぱなしだと思うなよ♡♡」
「オ゛ッ♡♡♡ ちょ、まっ……♡」

 俺たちは夢中になってチンコをしゃぶりあう。相手を気持ちよくするのも、自分が気持ちよくなるのもたまんねえ♡♡
 元々二人してオナ禁していたので、限界が来るのはあっという間だった♡

「チヒロぉ♡♡ オレっ、もー、イきそぉ♡♡」
「俺もっ♡♡ 俺もイきそーだ♡ なあ、ヨージのザーメン飲ませてくれよ♡♡ 俺もおまえの喉にぶちまけてえ♡♡」
「わかったぁ♡♡ ……んほっ、イグイグっ♡♡ チヒロの喉マンに、ザーメン中出しするぅ゛うっっ♡♡」
「ん゛ごぉ゛お゛っっ♡♡♡」

 射精のため、ヨージが腰を振る。下から喉マン突き上げられて間抜けな声が出ちまう♡♡
 お返しに俺も腰を振って、思いっきりヨージの喉マンを犯してやる♡♡

 あ゛ーやべッッ♡♡ チンコ気持ちいいッ♡ 喉マン犯されんのも気持ちいい♡♡♡ イク♡ イクイクッ♡♡

「ん゛ん゛ん゛~~ッッ♡♡♡」
「ん゛っ♡♡ ッッ~~♡♡♡」

 俺とヨージ、二人の声にならない喘ぎ声が重なって――どびゅるる~~~~ッッ♡♡♡ と、勢いよくザーメンが噴き出した。

 ヨージのチンコからもどくどくと新鮮なオナ禁ザーメンが溢れるのを、俺は夢中になって飲み干していく♡
 ヨージも俺のチンコに夢中みたいで、ずぞぞ~~っ♡♡ と下品な音を立ててチンコに吸い付いている♡

「んぐ……っ♡ ぷはっ♡♡ ごちそーさん♡ チヒロのチンコ、美味かったぜ♡♡」
「はぁっ、はぁっ、はぁっ……♡♡ ヨージのチンコも……ザーメンも美味かったよ♡♡ 俺……、出したのに、また勃起しちまった……♡」

 このイカれた空間なら、きっとおかわりをねだっても許されると思った。
 もう一度、あわよくば本番を願っての俺の言葉に、ヨージはニヤリと笑って返す。

「オレが食っちまってもいいけど……ヨージのチンコ、楽しみにしてたヤツは他にもいるぜ? それに、コガせんせーにも、バレンタインパーティー見逃してくれたお礼にチンコご馳走しねえと♡♡」
「っ!!」

 ヨージの言葉にハッとする。
 そうだ、ここにはクラスメイト全員がいる。それに、バレンタインチョコがチンコに置き換わってるこの空間なら、甘いもの好きの強面ガチムチ体育教師・古賀先生は、チンコ大好きな変態教師に改変されている、ってことだ。

 現に、ホームルーム前に俺たちの様子を見に来た古賀先生は、何人かの生徒のチンコをケツと口の両方で味わっており、全身ザーメンまみれになっている。


「せっかくのバレンタインパーティーなんだし、みんなで楽しもうぜ、チヒロ!!」

 爽やかな笑顔でチンコを勃起させるヨージ。乱交しまくるクラスメイト。生徒に犯されてアヘ顔を晒している古賀先生。

 最高に卑猥なバレンタインの始まりに、俺は、股間を熱くするのだった――。
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