人参。

kuu
人参。死神。類語だ。
人参は人の人生を見る。
死神は人の最後を見る。

人参。死神。対語かも。

だが人参も死神も
同じ見えない存在だ。
人参に好きなものはなく。
死神は音楽を好む。
似ても似つかぬが
人参。死神。類語なのだ。
24h.ポイント 0pt
0
小説 194,042 位 / 194,042件 ミステリー 4,320 位 / 4,320件

あなたにおすすめの小説

クラウディアのノート

Olivia
ミステリー
短編集

人形島(にんぎょうじま)

隅田川一
ミステリー
稲荷千太郎は、村越警部から紹介を受けて、ある島に行くことになった。その島の名前は瀬戸内海の「奥島」、別名「人形島」と呼ばれていた。この島には、人形を供養する寺がある。その寺に東京から奇妙な手紙と人形4体が送られてきた。送り主が不明であり、手紙の内容が不気味だったため、寺の住職が村越警部を通じて、探偵稲荷千太郎へその調査を依頼した。稲荷千太郎は、この「人形島」で連続殺人事件に巻き込まれる。 「白船亭事件考」続く、昭和の名探偵「稲荷千太郎シリーズ」第2作目。

リフレイン・ストリート―もう一度、美しい愛を弾いて―

風久 晶
BL
運命の輪は回ってあなたに巡り会う――ジャズ音楽BL。端正なサックス奏者×謎めいた微笑の青年ピアニストの孤独な生と愛。  注目され始めた28歳の青年ジャズピアニスト・高澤文彦。優しい物憂げな姿の奥に、人に見せない暗い心を抱えている。  恵まれない環境、厳しい人生ーー顔を上げ、微笑に変え、今夜もピアノを弾く。ジャズ仲間の竜野、セイとともに。  フェスの夜に、新進気鋭のサックス奏者・萩尾淳史と出会い、運命は回っていく。  天才、根なし草、色売り、様々な噂と嫉妬の中を、文彦は軽い微笑で通り過ぎていた。  しかし、端正な顔と冷たい眼をした淳史の、思いがけない魂に触れて、文彦は黒い過去を思い出していく。  交わることのないはずだった音楽の扉が、封印された過去の扉をひらく。  見守るように傍らにいる、武藤領一朗。彼が文彦の隣にいる理由とは?  文彦が手離せないリングは、誰からのものなのか?  貧困、崩壊した親、それゆえに文彦がたどった人生をめぐる。  絡まってもつれていく運命。紐解いて、ほどいて、そして必ず出会う。  愛は静謐なようでいて狂おしく、それでもなお、美しい。  大人のセンシティブストーリー。  自分史上、最も格好良い物語にできればと思います。

特殊捜査官・天城宿禰の事件簿~乙女の告発

斑鳩陽菜
ミステリー
 K県警捜査一課特殊捜査室――、そこにたった一人だけ特殊捜査官の肩書をもつ男、天城宿禰が在籍している。  遺留品や現場にある物が残留思念を読み取り、犯人を導くという。  そんな県警管轄内で、美術評論家が何者かに殺害された。  遺体の周りには、大量のガラス片が飛散。  臨場した天城は、さっそく残留思念を読み取るのだが――。

アタル

桐野 時阿
ミステリー
自称、全国一の進学率を大々的に掲げる私立、教徳高校。 文武両道、泰然自若を校訓とし、国内全ての学校、生徒の模範として君臨していた。 その、国を代表する教徳高校のトップ、17歳にして絶対君主・藤間中流は、自らの理想を校内に敷き、思うがままに学校を作り上げていた。 生徒も教員も校長も教育委員会すらも力の及ばない彼を、人は「神の高校生」と陰で呼び、崇拝と畏敬を以て他者の干渉を悉く禁じていた。 しかし、彼の威厳が損なわれ、日本の歯車が狂った時、人々は深淵に潜む怪物を目の当たりにする。 果たして、彼は人か、神か……。

ミノタウロスの森とアリアドネの嘘

鬼霧宗作
ミステリー
過去の記録、過去の記憶、過去の事実。  新聞社で働く彼女の元に、ある時8ミリのビデオテープが届いた。再生してみると、それは地元で有名なミノタウロスの森と呼ばれる場所で撮影されたものらしく――それは次第に、スプラッター映画顔負けの惨殺映像へと変貌を遂げる。  現在と過去をつなぐのは8ミリのビデオテープのみ。  過去の謎を、現代でなぞりながらたどり着く答えとは――。  ――アリアドネは嘘をつく。 (過去に別サイトにて掲載していた【拝啓、15年前より】という作品を、時代背景や登場人物などを一新してフルリメイクしました)

外偵 結城杏子の事件簿ーロワールの殺人ー

秋樹
ミステリー
海を渡る女探偵、世界の事件に挑む―― フランスの古都を流れるロワール川で、東洋人の男性死体が発見された。 死体に身元を示す所持品がなく、自殺か他殺かも判明しないまま捜査に行き詰った地元警察のランドロー警部補のもとに、日本から派遣された探偵事務所調査員、結城杏子が訪れる。 被害者は、依頼によって彼女が捜していた日本人失踪者だと言うのだ。 警察や現地の相棒探偵と事件の手がかりを探す杏子は、やがて事件の背後に第二次世界大戦時ナチス・ドイツによって支配された、フランスの知られざる闇の歴史が横たわっていることを知る。 そしてすべての謎を解くカギは、フランスの庭園と呼ばれるロワール地方の美しい古城にあった―― インターポール長官の娘であり、元警察庁エリートでありながら、現在は三流探偵社に勤める結城杏子が、日本人が巻き込まれた国際事件に挑む旅情ミステリー。

量産型幸福販売所

しばまる
ミステリー
人が並んで二人しか通れないようなほど細い路地に、佇む昭和感の抜けない建物。 本当の目的を忘れたまま踏み込んだその店は 『量産型幸福販売所』 だった。

処理中です...