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いつかの日
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「な、何をするんだね」
「うちは本を買う場所ですので、とりあえず今日はお引き取りを」
うろたえる中年男性は、怒りのまま〝二度と来るか!こんな場所〝と吐き捨てながら店を追い出されていた。
「でも、良かったのかな。一応はお客様なんだし」
メイド服は店の仕事着なのか、ただの趣味なのかと聞かれれば、一拍も入れず即答で後者の答えを述べるメイドは、一応メイドらしくご主人様に聞いてみる。
「アオがセクハラまがいの事をされたんだから当然の報いじゃないかな?こんな古書店でナンパする様な奴はどのみちマトモじゃないでしょ」
「されてたんですか!分かりませんでした」
そりゃあ、貴方がまだこちらの世界に馴染んで無いからだと言えばまた話も長くなる為、そのまま聞き流すと荒らされてた店内を片付け始めた。
私は現世に戻った。そして、アオが異世界から追放される形でコッチについてきたのだった。理由としてはマッシブスピリッツを破壊するとアオが宣言し、それをナナが捕まえる形をとってのやり口であった。
現世に来てすぐに、ユルリは会社を辞めた。それは、新たな生活のためと約束を果たす為であった。
「でも、ご主人様は前の上司さんを殴ってましたよね」
「あれはあれ、って何で知ってるのよ」
「だってコッチに来て間も無く、不安だったから」
私は我慢をする事を忘れてしまった。生きていく上で、当然の様に出来ていたことが今は全く出来なくなったのだ。
それほどまでに異世界での体験は私自身を変えてしまったのである。そして、ナナとアオにこちらに来る際に約束したことがあった。
「まだまだ掛かりますかね。魂の結晶化」
「まぁ、待つしか無いんだよ。人殺しは嫌でしょ?それにマザーが言うには最低でも五年はかかるって話してたし」
「もう一度、あの世界に戻りたいと思えなくなりましたけどね。ご主人様は戻りたいんですか?」
約束とは、生きている間にもう一度あの世界に戻るとナナに伝えた事だった。それを決めた際、戻れるならついて行っても良いですよね?とアオがついて来る切っ掛けが出来たのもまた事実である。
「アンタら。働かせて頂いてる身分でよくサボれるね」
背筋が凍りつく。振り向くとあの冒険の書を売りつけて来た老婆がそこに立っていた。
ユルリ達はあの古書店に再び辿り着き、どうしてもあの世界に戻らないと行けないのだと泣きつき、半ば無理矢理にこの場所に雇って貰うことが出来たのであった。
「ちょっと目を離すと、すぐコレだ。給金もう少し絞ろうか?早く返済出来て嬉しいだろお前達も」
「これ以上生活費削ったら、死んじゃいますよ。スミマセンすぐに本の埃、上で払って来ます」
マザーと呼ばれた老婆こそ、この古書店のオーナーであり二人の雇い主である。自称〝現世最後の魔法使い〝だと話したマザーは本の石、つまりは賢者の石を作るために二人に費用と技術料。そして教育費を二人の給料からせしめたのであった。
「使いものになるのかねぇ、まぁなる様になるか」
魂の結晶化には長い年月を要する。作り方は秘術ゆえに秘匿とされているが、異世界であれば大量の命を奪い魂を凝縮させる事で賢者の石を生成するのがセオリーである。
故に現世では紛争地において浄化も兼ねながら、魔法使いは土地についた魂を沈める神父のフリをしながら集めるのが現世では一般的らしい。
しかし、マザーは違った。平和な日本においてそんな場所は皆無であったが魂の浄化される場所はあり、なおかつ集まった場所があるのでこれを利用しない訳にはいかないと実験を始めたと聞いていた。
「さて、小指の先くらいら出来てるかもね。ちょっと火葬場でも覗いてこよーっと」
コンビニでも行くかの様に火葬場にマザーは向かった。魔女の秘術を教えて貰えるわけもなく、時折こうしてきまぐれのように火葬場に向かう日があった。
火葬場に何を置いているのか?場所は一箇所では無いのか?どの場所の火葬場なのか等の賢者の石の生成方法にまつわる事は一切追求および教えない事も契約の中に入っていた為であった。
古書店の仕事は一般の仕事とさほど違いは無かった。販売と商品の管理、金銭の管理はレジ打ち以外はなかったので、アルバイトに近いのかもしれない。
「ご主人様、どうせ今日は帰って来ないだろうしご飯でも食べましょうか」
「うん、そうだね」
マザーは一度店を出るとその日は帰って来ない事が多かった。店にはお客があまりこず、時折車が買える様な金額の古書を買いに来る老人がやってくるだけである。
もし、それ以外のお客がやって来た場合はユルリの様にたまたま入って来る者である。しかし、この意図としてやって来ていないお客こそが難しいのであるとマザーは言っていた。
〝呼ばれてんだよ。この店に運命をね〝
そう教えて貰ったが、実感などないまま働いていた。ただ、ユルリのように性格が変わるほどの運命を変える本がこの店にあるのだと思えば、そんな気もした。
本当にあと五年で異世界に戻れるのかは、分からなかったが私達は今この瞬間にまだ生きており、物語の続きは紡がれているのであった。
「うちは本を買う場所ですので、とりあえず今日はお引き取りを」
うろたえる中年男性は、怒りのまま〝二度と来るか!こんな場所〝と吐き捨てながら店を追い出されていた。
「でも、良かったのかな。一応はお客様なんだし」
メイド服は店の仕事着なのか、ただの趣味なのかと聞かれれば、一拍も入れず即答で後者の答えを述べるメイドは、一応メイドらしくご主人様に聞いてみる。
「アオがセクハラまがいの事をされたんだから当然の報いじゃないかな?こんな古書店でナンパする様な奴はどのみちマトモじゃないでしょ」
「されてたんですか!分かりませんでした」
そりゃあ、貴方がまだこちらの世界に馴染んで無いからだと言えばまた話も長くなる為、そのまま聞き流すと荒らされてた店内を片付け始めた。
私は現世に戻った。そして、アオが異世界から追放される形でコッチについてきたのだった。理由としてはマッシブスピリッツを破壊するとアオが宣言し、それをナナが捕まえる形をとってのやり口であった。
現世に来てすぐに、ユルリは会社を辞めた。それは、新たな生活のためと約束を果たす為であった。
「でも、ご主人様は前の上司さんを殴ってましたよね」
「あれはあれ、って何で知ってるのよ」
「だってコッチに来て間も無く、不安だったから」
私は我慢をする事を忘れてしまった。生きていく上で、当然の様に出来ていたことが今は全く出来なくなったのだ。
それほどまでに異世界での体験は私自身を変えてしまったのである。そして、ナナとアオにこちらに来る際に約束したことがあった。
「まだまだ掛かりますかね。魂の結晶化」
「まぁ、待つしか無いんだよ。人殺しは嫌でしょ?それにマザーが言うには最低でも五年はかかるって話してたし」
「もう一度、あの世界に戻りたいと思えなくなりましたけどね。ご主人様は戻りたいんですか?」
約束とは、生きている間にもう一度あの世界に戻るとナナに伝えた事だった。それを決めた際、戻れるならついて行っても良いですよね?とアオがついて来る切っ掛けが出来たのもまた事実である。
「アンタら。働かせて頂いてる身分でよくサボれるね」
背筋が凍りつく。振り向くとあの冒険の書を売りつけて来た老婆がそこに立っていた。
ユルリ達はあの古書店に再び辿り着き、どうしてもあの世界に戻らないと行けないのだと泣きつき、半ば無理矢理にこの場所に雇って貰うことが出来たのであった。
「ちょっと目を離すと、すぐコレだ。給金もう少し絞ろうか?早く返済出来て嬉しいだろお前達も」
「これ以上生活費削ったら、死んじゃいますよ。スミマセンすぐに本の埃、上で払って来ます」
マザーと呼ばれた老婆こそ、この古書店のオーナーであり二人の雇い主である。自称〝現世最後の魔法使い〝だと話したマザーは本の石、つまりは賢者の石を作るために二人に費用と技術料。そして教育費を二人の給料からせしめたのであった。
「使いものになるのかねぇ、まぁなる様になるか」
魂の結晶化には長い年月を要する。作り方は秘術ゆえに秘匿とされているが、異世界であれば大量の命を奪い魂を凝縮させる事で賢者の石を生成するのがセオリーである。
故に現世では紛争地において浄化も兼ねながら、魔法使いは土地についた魂を沈める神父のフリをしながら集めるのが現世では一般的らしい。
しかし、マザーは違った。平和な日本においてそんな場所は皆無であったが魂の浄化される場所はあり、なおかつ集まった場所があるのでこれを利用しない訳にはいかないと実験を始めたと聞いていた。
「さて、小指の先くらいら出来てるかもね。ちょっと火葬場でも覗いてこよーっと」
コンビニでも行くかの様に火葬場にマザーは向かった。魔女の秘術を教えて貰えるわけもなく、時折こうしてきまぐれのように火葬場に向かう日があった。
火葬場に何を置いているのか?場所は一箇所では無いのか?どの場所の火葬場なのか等の賢者の石の生成方法にまつわる事は一切追求および教えない事も契約の中に入っていた為であった。
古書店の仕事は一般の仕事とさほど違いは無かった。販売と商品の管理、金銭の管理はレジ打ち以外はなかったので、アルバイトに近いのかもしれない。
「ご主人様、どうせ今日は帰って来ないだろうしご飯でも食べましょうか」
「うん、そうだね」
マザーは一度店を出るとその日は帰って来ない事が多かった。店にはお客があまりこず、時折車が買える様な金額の古書を買いに来る老人がやってくるだけである。
もし、それ以外のお客がやって来た場合はユルリの様にたまたま入って来る者である。しかし、この意図としてやって来ていないお客こそが難しいのであるとマザーは言っていた。
〝呼ばれてんだよ。この店に運命をね〝
そう教えて貰ったが、実感などないまま働いていた。ただ、ユルリのように性格が変わるほどの運命を変える本がこの店にあるのだと思えば、そんな気もした。
本当にあと五年で異世界に戻れるのかは、分からなかったが私達は今この瞬間にまだ生きており、物語の続きは紡がれているのであった。
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