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80.紫閃、レプリカ
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外が騒がしい、この感覚は体に記憶がない。
うるさいなぁといって起きた時にはツルギさんが格子の前に立っていて、ひたすら蹴り続けていた。
腕輪が二つに分離している。少し自由になった。
「起きたな。よく聞け、結界が破壊された。いまからギンジ救出を実行、どさくさに紛れてさっさとやるぞ!」
「……h……ァ、はい!」
理解に時間をかけないため、返事だけをして、後で頭の中で整理した。
それにしてもドアを蹴りだけで破るなんてできるのか?
僕も加勢しようとドアに近づくと、隣の牢屋の男から声がした。
「あんたら、結界が破壊されたって?やけに外が騒がしいと思ったら……今がチャンスだ」
「チャンス?」
「そうだ、結界が無いのなら魔術が使える。この牢獄を脱せるかもしれない。看守も外出て居ない」
今がチャンス?ならば、といって右手を格子に向けた。
体の内側の力を感じて……止めた。
そうはいっても予備のシステムがあったら?そう考えただけで動けなくなった。
「あ……あ……」
「どうしたオトメ?」
ツルギさんに僕の戸惑いがバレたようだ、でも、やらなくちゃ!
「まて」
「でもっツルギさんは魔術が」
「いや、エーテルステップは使える、俺が代わりにやる、その後に……いや、二人分なら」
ツルギさんは僕の襟を掴んだ。
迷いのない選択に焦った。
もしかしたらツルギさんの内部が破壊されるかもしれないのに。
体が浮くような感覚があった後、僕とツルギさんは格子の外に出ていた。
「ツ、ツルギさん!大丈夫ですか?」
「いけたな」
ツルギさんの魔術使用をみた囚人は各々脱走を図る。
「お前ら見たな!ここから出るぞ!」
ツルギさんに離してもらった。
「ヒノキを探すぞ」
「えっと、どんな人ですか?」
「そういえばお前は気絶していたな、そうだな……キリカに似てる、髪が」
「キリカに?」
僕らは走りながら会話を進めた。
髪がキリカに似ている、色か、髪型か、あの綺麗な髪している人間なんて他にいるのか?
牢屋の外に出ると、キョウスケが天井の結界が消滅していることを教えてくれた。
「結界の消滅を……」
「なんだあれ」
天を横切る一本の線、見たことのある色だった。UIにはエネルギー残像と記されていた。
「オトメ、奴を見つけたぞ」
「どこに?」
「あのデカいタワーへの道が見えるか?」
プリズンの中央に少しだけ高いタワーがある、あそこにお偉いさんがいるとか。
周りが水で囲まれていて、橋が一本のみ、囚人の噂ではあそこの地下に囚人の持ち物が保存されているらしい。
「あの橋に奴がいる」
「そういえば僕らの装備はヒノキが持ってるって」
「地下ではないだろうな、俺らの刀は量産型でも相当な凶器だ、奴が個人で管理しているだろう、ヒノキの首を落とす気で行くぞ」
橋の上に一人だけ突っ立ってる影が見えた、きっとそれは真っ白な気がした。
周りには看守もライヴもいないが囚人が数名見える。
きっと今から衝突が起こる。
ライブと囚人の闘い、それにしても看守の人数もっといたような。
ーーーーーー
橋。
幅広い。
長い。
きっとここなら100m走できる、20人くらいまとめて。
「ふふ、無様だね」
きっと彼がヒノキ、髪が真っ白い。
橋の中央で刀を抜いて待っていたのだろう、暇人だ。
「久しいな」
「ほんとだよツルギさん、腕輪重いでしょ?」
今ヒノキはツルギさんと言ったか?何故名前を知っているんだ?
ここからヒノキまでの距離は20m程。
僕もツルギさんも武器はない、どうやって戦うつもりだ、体術のみでいけるのか?
「一応忠告だぜツルギさんよ、結界が破壊された今でも、この堀の中じゃあ魔術を使わないほうがいいぜ。そのお得意の瞬間移動もな。高級な心臓が破裂するぜ」
「大切なところだけはセキュリティがいいんだな」
危なかった、今まさに先制攻撃をしかけるところだった。
僕はキョウスケに念じて話しかける。
「なぁキョウスケ、ストレージは使えるか?」
「申し訳ありません、ここではヒノキはスキャンできないどころか、ストレージも使用できません。いえ、使ってもいいですが、右腕が無くなる可能性が……」
「なら……ツルギさん、後は頼みました」
「どうしたオトメ」
僕は身を剣にすればいいのだ。
「僕が武器を用意します、ヒノキはお願いします」
「おやおや、ストレージは使用禁止なはずだぜオトメキョウスケ、カスな魔術じゃあ俺を倒せな……おやおや」
目線を堀に移して水に飛び込んだ。
水が囚人服に染み込んでいく、僕は目を開けて、魔力を放出し周囲を魔水に変えた。
「うああぁ!クソッ!」
「ペナルティが発動しました」
「知ってる!いくぞ、液体硬化!」
体のありったけの魔力で周囲の魔水を剣にした。
それを上に打ち上げて、橋の上に並べた。
意識は右手と共に失われていった。
「まるで剣山だな」
「そんな山はしらないけど、あんたの部下は命知らずで……無様だね」
「そう見えるか?ならその目は節穴だ」
ツルギは僕を無視して剣を掴む。
ヒノキはゆっくり加速しながら近づいてくる。
「歯ごたえある相手が居なくて困ってたぜ!」
右手にあるのは美しい刀、ECF量産型の白打の平均刀身よりも刃が長く、太刀より短い。
オトメが作りだした、硬化した水剣は持続時間が約5分、短期決戦は必至。
「成長したところを見せてみろ」
ツルギの剣光は武器が劣化しても変わらず、ヒノキに刺さる。
「いつまでも子供だと思うな」
「なに?」
剣が刺さったのはヒノキが抜け殻のように捨てた上着、白く白い綺麗な服に一刺し、ヒノキはツルギの左側へ回避しガラ空きの体へ攻撃をかける。
「どけ、カス」
しかし、数コンマで割り込んだのはオトメだった。
体当たりはヒノキに命中し、数メートル吹き飛ばした。
もちろんオトメ自身は体力の限界で倒れ込んだ。
先ほどまで気絶していたのだが、一瞬で目覚められて良かった。
だが橋に戻るのに全力ダッシュしすぎた、もう立てん。
感触的にもかなり良い当たりだった。
「ツルギさん……気を抜かないでください」
「いや、お前は邪魔だった」
「え?」
「脇に剣を刺してしまっただろ」
「そういえば痛いなー」
ツルギはヒノキの回避を前提で攻撃し、次の攻撃も仕掛けるつもりだったらしい、そこに割り込んだため僕がヒノキの代わりにツルギさんの剣を受けてしまった。
隊長を助けたと喜んでいたが、それは不本意的行動だった。
「そこで寝てろ、そろそろお前の相棒が来る、それまでだ」
起き上がったヒノキの顔は憤怒だった。
こちら(僕)を睨んだと思うと、すぐツルギと剣技を較べあった。
「そんな剣で俺に勝てると思うな!変な真似しやがって」
「……荒いぞ」
「無様なんだよ!」
時間がない、僕が命を賭して作り出した剣もそろそろ限界だ。
「もらい!」
ヒノキはついにツルギの剣を切り落とした。
驚愕したのは僕だけ、ツルギはやはり表情が変わらない。
その上台詞を吐く時間もある。
「そこだ、いけ」
「何言って……」
僕の目に、橋に現れ大きくなる影が見えた。
上を見上げる、だが、既に彼女は地面に着いていた。
ヒノキとツルギの間に境を作った、白い髪の少女、キリカだ。
「すみませんツルギさん、あと一歩で対象の……え、なんで」
「おやおや、お久しぶりだねキリカ」
僕は場の空気が分からず、硬直していた。
だけど少なくともここの三人は知り合いだと分かる。
髪の白い二人は数秒見つめあうと、キリカが嫌悪で刀を構えた。
「兄さん、なんでここにいるの!」
「知らなくていいよ、というか何年ぶりかな?まだよく分からない憎悪を持ってるようだけど……無様だね」
「キリカ、よく来てくれた、武器をよこせ」
「は、はい……」
キリカは腰にもう一振の刀をツルギに渡した。
「ありがとう……それとキリカ、ヒノキの相手はするな、俺がやる。お前はオトメを連れて逃げろ。治療が出来るのならさっさと済ませて目の前の塔を登ってぶっ壊せ」
「で、でも、この男は私の……!」
キリカがツルギに反抗すると、見たことのない怖い顔で睨まれた。
その表情には怒りと優しさが見えた。
「だめだ!お前はヒノキと戦ってはだめだ、いいか?ここは俺に任せろ、オトメの時間稼ぎとお前の刀があればどうにかできる、それと、お前ならこの場所でも自由に動ける、だからオトメに着いていてほしい」
「……分かりました」
キリカは承諾し、僕を担いで橋から撤退した。
「では、始めようか」
「さっきからやってるでしょ、でもこれで俺の夢が一つ叶うよ、ハンデ無しで」
「それは何だ?」
「あんたと真っ向からやり合ってぶっ殺すことだよ!この世で一番強いのは……この……」
ヒノキの右腕が紫色に光る何かに覆われていく。
覚えがある、まるで『青の剣閃』のようだ。
荒々しさよりも暖かさを感じる光、見惚れる。
「俺だ!」
「……来い、レプリカ」
うるさいなぁといって起きた時にはツルギさんが格子の前に立っていて、ひたすら蹴り続けていた。
腕輪が二つに分離している。少し自由になった。
「起きたな。よく聞け、結界が破壊された。いまからギンジ救出を実行、どさくさに紛れてさっさとやるぞ!」
「……h……ァ、はい!」
理解に時間をかけないため、返事だけをして、後で頭の中で整理した。
それにしてもドアを蹴りだけで破るなんてできるのか?
僕も加勢しようとドアに近づくと、隣の牢屋の男から声がした。
「あんたら、結界が破壊されたって?やけに外が騒がしいと思ったら……今がチャンスだ」
「チャンス?」
「そうだ、結界が無いのなら魔術が使える。この牢獄を脱せるかもしれない。看守も外出て居ない」
今がチャンス?ならば、といって右手を格子に向けた。
体の内側の力を感じて……止めた。
そうはいっても予備のシステムがあったら?そう考えただけで動けなくなった。
「あ……あ……」
「どうしたオトメ?」
ツルギさんに僕の戸惑いがバレたようだ、でも、やらなくちゃ!
「まて」
「でもっツルギさんは魔術が」
「いや、エーテルステップは使える、俺が代わりにやる、その後に……いや、二人分なら」
ツルギさんは僕の襟を掴んだ。
迷いのない選択に焦った。
もしかしたらツルギさんの内部が破壊されるかもしれないのに。
体が浮くような感覚があった後、僕とツルギさんは格子の外に出ていた。
「ツ、ツルギさん!大丈夫ですか?」
「いけたな」
ツルギさんの魔術使用をみた囚人は各々脱走を図る。
「お前ら見たな!ここから出るぞ!」
ツルギさんに離してもらった。
「ヒノキを探すぞ」
「えっと、どんな人ですか?」
「そういえばお前は気絶していたな、そうだな……キリカに似てる、髪が」
「キリカに?」
僕らは走りながら会話を進めた。
髪がキリカに似ている、色か、髪型か、あの綺麗な髪している人間なんて他にいるのか?
牢屋の外に出ると、キョウスケが天井の結界が消滅していることを教えてくれた。
「結界の消滅を……」
「なんだあれ」
天を横切る一本の線、見たことのある色だった。UIにはエネルギー残像と記されていた。
「オトメ、奴を見つけたぞ」
「どこに?」
「あのデカいタワーへの道が見えるか?」
プリズンの中央に少しだけ高いタワーがある、あそこにお偉いさんがいるとか。
周りが水で囲まれていて、橋が一本のみ、囚人の噂ではあそこの地下に囚人の持ち物が保存されているらしい。
「あの橋に奴がいる」
「そういえば僕らの装備はヒノキが持ってるって」
「地下ではないだろうな、俺らの刀は量産型でも相当な凶器だ、奴が個人で管理しているだろう、ヒノキの首を落とす気で行くぞ」
橋の上に一人だけ突っ立ってる影が見えた、きっとそれは真っ白な気がした。
周りには看守もライヴもいないが囚人が数名見える。
きっと今から衝突が起こる。
ライブと囚人の闘い、それにしても看守の人数もっといたような。
ーーーーーー
橋。
幅広い。
長い。
きっとここなら100m走できる、20人くらいまとめて。
「ふふ、無様だね」
きっと彼がヒノキ、髪が真っ白い。
橋の中央で刀を抜いて待っていたのだろう、暇人だ。
「久しいな」
「ほんとだよツルギさん、腕輪重いでしょ?」
今ヒノキはツルギさんと言ったか?何故名前を知っているんだ?
ここからヒノキまでの距離は20m程。
僕もツルギさんも武器はない、どうやって戦うつもりだ、体術のみでいけるのか?
「一応忠告だぜツルギさんよ、結界が破壊された今でも、この堀の中じゃあ魔術を使わないほうがいいぜ。そのお得意の瞬間移動もな。高級な心臓が破裂するぜ」
「大切なところだけはセキュリティがいいんだな」
危なかった、今まさに先制攻撃をしかけるところだった。
僕はキョウスケに念じて話しかける。
「なぁキョウスケ、ストレージは使えるか?」
「申し訳ありません、ここではヒノキはスキャンできないどころか、ストレージも使用できません。いえ、使ってもいいですが、右腕が無くなる可能性が……」
「なら……ツルギさん、後は頼みました」
「どうしたオトメ」
僕は身を剣にすればいいのだ。
「僕が武器を用意します、ヒノキはお願いします」
「おやおや、ストレージは使用禁止なはずだぜオトメキョウスケ、カスな魔術じゃあ俺を倒せな……おやおや」
目線を堀に移して水に飛び込んだ。
水が囚人服に染み込んでいく、僕は目を開けて、魔力を放出し周囲を魔水に変えた。
「うああぁ!クソッ!」
「ペナルティが発動しました」
「知ってる!いくぞ、液体硬化!」
体のありったけの魔力で周囲の魔水を剣にした。
それを上に打ち上げて、橋の上に並べた。
意識は右手と共に失われていった。
「まるで剣山だな」
「そんな山はしらないけど、あんたの部下は命知らずで……無様だね」
「そう見えるか?ならその目は節穴だ」
ツルギは僕を無視して剣を掴む。
ヒノキはゆっくり加速しながら近づいてくる。
「歯ごたえある相手が居なくて困ってたぜ!」
右手にあるのは美しい刀、ECF量産型の白打の平均刀身よりも刃が長く、太刀より短い。
オトメが作りだした、硬化した水剣は持続時間が約5分、短期決戦は必至。
「成長したところを見せてみろ」
ツルギの剣光は武器が劣化しても変わらず、ヒノキに刺さる。
「いつまでも子供だと思うな」
「なに?」
剣が刺さったのはヒノキが抜け殻のように捨てた上着、白く白い綺麗な服に一刺し、ヒノキはツルギの左側へ回避しガラ空きの体へ攻撃をかける。
「どけ、カス」
しかし、数コンマで割り込んだのはオトメだった。
体当たりはヒノキに命中し、数メートル吹き飛ばした。
もちろんオトメ自身は体力の限界で倒れ込んだ。
先ほどまで気絶していたのだが、一瞬で目覚められて良かった。
だが橋に戻るのに全力ダッシュしすぎた、もう立てん。
感触的にもかなり良い当たりだった。
「ツルギさん……気を抜かないでください」
「いや、お前は邪魔だった」
「え?」
「脇に剣を刺してしまっただろ」
「そういえば痛いなー」
ツルギはヒノキの回避を前提で攻撃し、次の攻撃も仕掛けるつもりだったらしい、そこに割り込んだため僕がヒノキの代わりにツルギさんの剣を受けてしまった。
隊長を助けたと喜んでいたが、それは不本意的行動だった。
「そこで寝てろ、そろそろお前の相棒が来る、それまでだ」
起き上がったヒノキの顔は憤怒だった。
こちら(僕)を睨んだと思うと、すぐツルギと剣技を較べあった。
「そんな剣で俺に勝てると思うな!変な真似しやがって」
「……荒いぞ」
「無様なんだよ!」
時間がない、僕が命を賭して作り出した剣もそろそろ限界だ。
「もらい!」
ヒノキはついにツルギの剣を切り落とした。
驚愕したのは僕だけ、ツルギはやはり表情が変わらない。
その上台詞を吐く時間もある。
「そこだ、いけ」
「何言って……」
僕の目に、橋に現れ大きくなる影が見えた。
上を見上げる、だが、既に彼女は地面に着いていた。
ヒノキとツルギの間に境を作った、白い髪の少女、キリカだ。
「すみませんツルギさん、あと一歩で対象の……え、なんで」
「おやおや、お久しぶりだねキリカ」
僕は場の空気が分からず、硬直していた。
だけど少なくともここの三人は知り合いだと分かる。
髪の白い二人は数秒見つめあうと、キリカが嫌悪で刀を構えた。
「兄さん、なんでここにいるの!」
「知らなくていいよ、というか何年ぶりかな?まだよく分からない憎悪を持ってるようだけど……無様だね」
「キリカ、よく来てくれた、武器をよこせ」
「は、はい……」
キリカは腰にもう一振の刀をツルギに渡した。
「ありがとう……それとキリカ、ヒノキの相手はするな、俺がやる。お前はオトメを連れて逃げろ。治療が出来るのならさっさと済ませて目の前の塔を登ってぶっ壊せ」
「で、でも、この男は私の……!」
キリカがツルギに反抗すると、見たことのない怖い顔で睨まれた。
その表情には怒りと優しさが見えた。
「だめだ!お前はヒノキと戦ってはだめだ、いいか?ここは俺に任せろ、オトメの時間稼ぎとお前の刀があればどうにかできる、それと、お前ならこの場所でも自由に動ける、だからオトメに着いていてほしい」
「……分かりました」
キリカは承諾し、僕を担いで橋から撤退した。
「では、始めようか」
「さっきからやってるでしょ、でもこれで俺の夢が一つ叶うよ、ハンデ無しで」
「それは何だ?」
「あんたと真っ向からやり合ってぶっ殺すことだよ!この世で一番強いのは……この……」
ヒノキの右腕が紫色に光る何かに覆われていく。
覚えがある、まるで『青の剣閃』のようだ。
荒々しさよりも暖かさを感じる光、見惚れる。
「俺だ!」
「……来い、レプリカ」
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